とある青年呪具屋の性遊戯記録《ドスケベレコード》 作:サマーオイル悟
「うーん。どうしたものかな……」
『……』
荒れ果てた野球場の片付けが済んで、手が空いた春夏は、小学校低学年程度の背丈の幼女と一緒に、自室に引き篭っていた。
というのも、事の発端は深夜まで遡る────。
◆
10月末に行われる予定の「仮称:渋谷事変」に備える為に、伏黒恵は、十種影法術における最強の式神、八握剣異戒神将魔虚羅を調伏しようとした。
しかしこの式神は歴代の十種影法術の術者でさえ調伏できたことがない文字通り最強の式神だった。なので伏黒は「勝てないヤツが居たら一度だけ手を貸してやる」という春夏との約束を利用し、まずは魔虚羅を調伏する為の予行練習をしよう、と発案。
しかし、そんな春夏も魔虚羅には敵わず、結局、予行練習をするという計画は破綻。なりふり構わず魔虚羅を破壊・または解除しよう──という話に。
そして春夏は、領域を展開。
春夏の領域は「領域内の全ての呪力を帯びた物は春夏の所有物になる」といった効果を持つ、必殺を除いた「必中」のみの領域である。
繰り返しになるが、領域効果は「強制的に春夏の所有物にする」というものである。魔虚羅は、まだ調伏されていないものの、十種影法術の術式により召喚されたことから「伏黒恵の式神」という前提を抱えている。
しかし彼が領域を展開した事により「渡辺春夏の所有物」と「伏黒恵の式神」といった2つの状態が同時に魔虚羅に付与される事になった。
春夏と伏黒は別人なので、この2つの状態が共に魔虚羅に付与される事は有り得ない。つまり矛盾。
魔虚羅は、己の身に起きたこの重大な矛盾を解消する為に、術師として伏黒よりも上のレベルである春夏の領域に「適応」する事にした。
春夏の所有物になるように「適応」する────これにより春夏は十種影法術を持たずして、そして魔虚羅を倒す事もなく「渡辺春夏の所有物となった魔虚羅」を何故か獲得する事になったのであった。
◆
時は戻り現在────自室に幼女化した魔虚羅を迎え、春夏は頭を抱えていた。六眼を持つ五条悟はこうなった魔虚羅の状態をある程度見抜き、春夏に分かりやすく説明はしてくれたものの。
頭では理解できても心では理解できない──大体そんな状態に陥っていた。
「────ったく、魔虚羅ってば、なーんでロリ化しちゃったんだか……」
『ろ、り……? って、なに?』
「女児……あー、つまり、小さな女の子ってこと」
『マコラ、女の子なのかな?』
「そうじゃん?」
何なら、彼女の服装も、白のワンピースとかいう女の子らしい服装であった。魔虚羅のあの装飾からワンピースが出てくるとは、夢にも思わなかった。
「声とかも普通に幼い女の子だろ」
『でも、マコラ……
ピラッと恥ずかしげも無く捲り上げられる、白いワンピース。しかしパンツは履いておらず、しかも小さいながらも確かに「男の象徴」が付いていた。
「ファッ!?」
『あ、でも、女の子のも
男の
「見た目は普通に女児なんだよなぁ……なんでこんな妙ちくりんな『適応』しちまったんだ……」
『だ、だって……ご主人が、マコラに痛いの、全然、やめてくれないから……』
「へ??」
『「ご主人が攻撃を嫌がる姿」に適応しようって、マコラ、思ったの。途中でやめてくれたけどね!』
「あ……」
声が枯れた男児のような声の時には、刀から手を離さなかった。しかし女児のような声になった時、まるで妹を虐めているような錯覚に陥って、つい、春夏は攻撃を中断してしまった。
あの「声の移り変わり」は、彼が攻撃を中断するであろう適応先を模索していた、という事らしい。
そして春夏は、まんまと女児ボイスの時に攻撃を中断した。それにより魔虚羅はその形で適応を終えそれに合う姿を形成し──
そして春夏は、茨木童子のような背と胸とお尻が大きな女性の他にも「男の娘」が性癖でもあった。魔虚羅は、春夏の領域にて心象風景、つまりは心に触れた。そして、彼の性癖にも「適応」したのだ。
そうして魔虚羅はどちらにも対応できるようにと男女両方の機能を備えた肉体を構築して、魔虚羅はマコラに成ったのだ。
「……マジでチンコあるなぁ……マンコも……」
『わっ……急に触ったらビックリするよぉ……』
「……おぉ……」
『ご、ご主人……? ひゃっ、ちょっと……っ』
マコラの「幼き陰部」にどこか見覚えがあって、春夏は、マコラの男の象徴を指でつまんで持ち上げながら、ピッチリ閉ざされたツルツルの陰部を注視していた。
春夏はこれまで、茨木童子一筋だった。春夏には妹(性自認が「女」である天与呪縛を抱える弟)が居たものの、肉体的には男であった為、このようにツルツルの陰部を見る機会は無かった。茨木童子はそれなりに生えているので、尚更だ。
それなのに、何故か、ツルツルの陰部に既視感がある事に気付き──それと同時に、コレに対しての一種の憧れ、羨望のようなものがあることもまた、同時に思い出していた。
「……羅喜」
『なぁに?』
「俺、ロリとヤッたことねーよな……?」
『無いわね、私一筋だったもの』
「だよな? 俺もそう記憶してる。なのに何故か、マコラのツルツルのマンコに見覚えあるんだけど。既視感がある。初見の気がしない。まるでロリ系のエロ画像やエロ漫画を見漁った過去があるような、もしくは、ロリ形態の羅喜とセックスしてた時期があるかのような……」
『まだ一度も無いわね』
「何なんだ、これ。どーして俺は……」
『……あ。ご主人のおちんちん、膨らんでる……』
「ッ!!」
ズボンの上からでも分かるほど、堂々とテントを張っていた。幼き門に思いを馳せ、記憶を巡る中で何か見付けたワケでもないというのに、春夏の棒は本能的に、生殖する為の穴だと感じ取って、本人に痛みすら感じさせるほど大きく硬く怒張していた。
『……ど、どうしよっか……?』
「どーするって、そりゃ……適当に処理するさ」
『マコラちゃんとヤッちゃえば?』
『!』
「はぁ!?」
『所詮は式神──オナホと変わらないわ。オナホを相手に「浮気だ」と騒ぐほど、私は愚かではない。でも、オナホ相手に興奮したのを私にぶつけられて心から楽しめるほど、寛容でもないのよ』
「『……』」
『見ないでおいてあげるから、ヤッちゃいなさい。どうせ春夏もムラムラしてるんでしょ?』
「そ、そりゃまあ……こんな綺麗なロリマン……」
ロリコンじゃなくても興奮するぞ、と言いそうになったその時。
「? ……ッ!」
マコラの頭上に浮かぶ法陣が回転。今の流れで、一体何に「適応」したのか全く分からなかったが、欲望に流されるがままに彼女の陰部に目を戻すと。
ウインナーの如き可愛らしいペニスからは透明なカウパーが──幼子の唇のように小さな陰唇からはトロトロの愛液が分泌され、細めの太ももにまで、垂れ落ちてきていた。
『えへ……エッチできるようにしたよ、ご主人♡』
「!!」
そういう風に「適応」したのだろう、顔を赤らめ腰をくねらせ、恥じらいを表現するようにモジモジするようになった。
春夏が捲り上げたままのスカートを手から奪い、ギュッと股間に押し付け──手を離す。
するとペニスが押し付けられていた部分は小さなシミができていて、膣口に触れた部分は、我慢汁が付着した部分よりも大きなシミができていて、膣のヌルヌル具合を想像させる。
「ッ……!」
『ご主人はぁ……どっちがい〜い……?♡』
再び彼女の手によりスカートが持ち上げられる。ペニスとスカート、膣周辺とスカートはそれぞれがトロトロの糸で結ばれて、淫らな橋をかけていた。
それを見た春夏は、ゴクリと喉を鳴らすと──。
「マコラ!」
『んむ……んっ♡』
『ごひゅりん……んぁっ♡』
ガバリと抱き締めるなり、マコラに唇を重ねる。初めは唇だけのキスだったが、法陣が回転すると、その小さな舌を唇の隙間から覗かせ、舌でのキスを春夏に求める。
彼は何も言わずそれに応じ、彼女の頭を逃がさぬようにと押さえ込みながら、幼女化した魔虚羅──マコラの舌を、ジュルジュルと吸う。
すっかり最大値と言えるほどに勃起し終えた彼のペニスは、同じようにカウパーを垂れ流しながら、マコラの幼いイカ腹を、ツンツンと刺激している。
「ッ!」
『んへへ♡ ごしゅじんのおちんちん♡ マコラのおちんちんより、おっきぃね……♡♡』
「マコラ……」
『じゅるるっ♡ ちゅっ、んっ♡ んぁ♡ はぁ♡ もぉ……どっちも、トロトロだからさ……♡』
「!!」
『マコラのおまんこに、挿れてみる……?♡』
前髪に隠れて彼女の目は見えない。しかし興奮に身体を震わせ、アツくて甘い息を吐いて主人を誘惑している目の前の幼女は、漫画などで例えるなら、ハート目になっている事は間違いなかった。
2人のアツイ吐息によって、マコラと春夏の舌を結んでいた一本の橋が、ロンドン橋のように落ちたその時……。
遂に理性の限界を迎えた春夏は、小柄なマコラを抱き上げて、だらしなくヨダレを垂らす彼女の下の口と、自身の上に控える餌を求めて首を持ち上げる亀の口で、チュプッ──とキスをさせる。
『はーっ……はーっ……ごしゅ、じん……♡』
「本当に挿れるぞ……いいんだな?」
『うんっ、イイよっ♡ じゅぷぷ〜って挿れてぇ♡ マコラの
「ッ……」
『大丈夫だよ、マコラはご主人のモノなんだから♡ 上でも下でも、もう、ちゅーしちゃったんだから♡ あとは、エッチするだけだよ……♡』
「マコラ……ッ!」
『んぎっ♡ んあぁっ……あぁああ゙ぁっ♡♡』
抱き上げる力を緩め、重力に任せるようにして、マコラに挿入。まさか駅弁が彼女との初めてになるなんて、誰が思っただろうか。
マコラが春夏に抱きついたので、持ち上げる手の位置を変え、持ち上げやすく、動かしやすくする。
元来、春夏はパワー系ではないので、呪力によりちょっぴり身体強化をしつつ、マコラにピストンをしてやる。
「!」
『ちょっと軽くしてみた♡ 動かしやすい……?』
「動かしやす過ぎて……早く動いちまいそう……」
『んッ♡ イイよ、それでも♡ 大丈夫、マコラは最強の式神なんだから♡ 壊れないから……♡』
春夏の動かしやすい重さになるように「適応」を終えたのだろう。春夏にマッチした重さとなって、ちろちろと舌を触れ合わせながらでも、ピストンは良いペースを保てていた。
『んあ♡ あんっ、ごしゅ、じん♡ おちんちん、きもちぃよぉっ♡♡ マコラのおなかと、ご主人のおなかで、マコラのおちんちん、潰されてりゅっ♡ マコラのおちんちんも、ご主人のおちんちんもっ、おまんこも♡ ぜんぶっ♡ きもちぃよぉっ♡』
マコラのペニスは、春夏の腹に擦られることで、実質的に床オナ状態になっていた。春夏とマコラが抱き合う度に、彼女のペニスは潰され、それなりに強めの刺激を送っている。
ピンッと可愛らしく勃起した彼女の小さな乳首はコリコリと彼の皮膚を擦ることで両者に甘い刺激を与えていた。
「ッ、マコラ、もうイクぞッ……
『うんッ♡ いーよっ、
「────ッ」
強く抱き締めると同時に、カツンと歯がぶつかるような勢いで唇を重ねる。れろ、と滑り込む彼女の小さな舌と春夏の大きな舌が春夏優勢で絡み合い、マコラが膣の締め付けをほんのり強めた瞬間……。
「ぐっ……!!」
『イクッ、イッちゃ……んあぁぁぁ〜ッ♡♡』
2人は同時に絶頂を迎え──ガクガクと足が震え力が抜けた彼は、マコラを抱き締めたままベッドに寝転がる……。
彼女を動かしてペニスを抜いてみれば、ドロリと零れた精液が、彼女の膣、太ももを通して彼にまで時間を掛けて垂れ落ちてくる。
『はーっ……はーっ……あうぅ……ご主人……♡』
彼の腹の上では、彼女の小さなペニスが潰され、こちらもまた、ビクビクと精液を吐き出していた。玉が無いのにどうやって射精しているのかはこの際どうでもいい。彼女もイけたようで何よりだ──と彼は自身の身体の上に寝転がる、汗ばむ彼女の頭を撫で回す。
『ご主人……?』
「なんか、ごめんな。痛かったろ?」
『痛かった……でもすぐ治るからヘーキだよっ♡』
「……そか……」
『マコラね、これからずっと、ず〜っと、ご主人のためにガンバるから! だから、よろしくねっ♡』
「ん……よろしくな」
精液と愛液と汗にてヌルヌルで、身体を滑らせるようにして距離を詰めたマコラは、ちゅっ、と彼の唇に優しくキスをした。
白くて長い前髪の隙間から、金色の目が覗いた。その幼くも艶やかな視線にドキリと胸が高鳴る春夏だったが、いきなり「もう1回」はまずいかな、と満面の笑みを浮かべるマコラの頭を優しく撫でて、頬を擦り合わせて、優しく抱き締めた。
◆
その頃、春夏の部屋の外では。
「うわぁ〜……春夏……マジで……?」
「先輩……ウソですよね……??」
幼児化した魔虚羅の様子を見に来た、悟と伏黒。しかし部屋のドアをノックする前に2人の「声」を聞いてしまい、色々と、察してしまったようだ。
「いやー、ビックリしたねぇ。どーすんの、恵ぃ。魔虚羅、春夏に寝盗られちゃったよ?」
「寝盗られもクソも無いでしょ、俺と魔虚羅は別に寝てないんですから……!!」
「つーか春夏、色々と奔放すぎ。ハハッ、ちょっと先が思いやられるね」
「もう戻りましょう、先生。流石に男女の交わりに割り込む勇気は……俺にはありません」
「そだね、そーしよっか。魔虚羅の様子見なんて、後日でも構わないし。──うわ、2回戦始まった。春夏も魔虚羅も性欲旺盛すぎるっしょ。というか、初対面なのにラブラブ過ぎない……?」
「先生ッ!」
「はいはい、戻りますよ〜っと」
そしてこの日から、小学生の娘を連れ歩く父親、または兄のように、連れて歩いたり、肩車だったりおんぶしたり、マコラと遊ぶ春夏の姿が、高専内で目撃されるようになった────。
次回、2月16日に更新。
渋谷事変の前夜、春夏はナニを想う……。
コッチは本編に連動させる形で更新していくので、本編の最新話を見てからコッチに来てください。
本編の後書きにだけリンクを置くのは、
本編→外伝
という流れを作りたいからなのです。
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