※この作品はR-18です。

とある青年呪具屋の性遊戯記録《ドスケベレコード》   作:サマーオイル悟

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第6話:春夏のチン道中♡ 〜in豊橋〜

 

「おっ。イイ感じのホテルあるな。今夜はあそこのホテルにしよーぜ」

 

『ここ豊橋よ? 1日で全然進んでないじゃない』

 

「流石に無理。昨日はマコに搾られすぎた。こんな状態でチャリでの移動は普通に自殺行為だと思う」

 

『マコちゃんを焚き付けた春夏の自業自得よ……』

 

 ホテル・ラフィーナ豊橋。同じ色のピースを4つ繋げて消して遊ぶパズルゲームに登場するキャラのような名前のホテルだ──と思いつつ、まだ太陽が落ちる気配もないのにチェックイン。

 

「あ〜……カラオケある部屋、埋まってんじゃん」

 

『あら残念。また次の機会にしましょ』

 

『カラオケってなぁに?』

 

「歌を歌って遊ぶ施設さ。今度、時間ある時にでも行ってみような」

 

『うんっ!』

 

 適当に荷物を下ろし、コンビニで購入した食料をテーブルに広げる。呪霊も式神も原則として食事は必要ない。今ここにいる存在で食事を要するのは、春夏ただ1人だ。

 

「……こんなちっこいサンドイッチが400円か」

 

『物価高ってヤツを実感させられるわよね』

 

「この2Lのスポドリが400円超えてないことに感謝するべきかな?」

 

『そうね、違いないわ』

 

 ひとまずやる事を終えて、休憩フェーズに入ったからか、茨木童子は普段のように春夏の中に解けるように消えていく。場には春夏だけが残る──かと思いきや。

 

『……♪』

 

『……♡』

 

「……なんで揃いも揃って俺を見てるんだお前ら」

 

『ご主人の貴重な食事シーンだから……?』

 

『澄ました顔でご飯食べてるみたいだけど、昨日はマコがヒィヒィ言わせてたんだな〜って♡』

 

「俺の食事シーンなんて貴重でも何でもないだろ? 昨日も適当に食べたし、憂太から逃げてる時だってキャンプみたいにして食べてたろうに。──マコ、後半は確かに俺が押され気味だったが、前半はお前かなりヒィヒィ言ってたろ。俺のこと言えた口か? また、わからされたいのか?」

 

『いやーん♡ わからされちゃーう♡ ──まぁ、今日はいいや。昨日、散々楽しんだもん。だから、ゆっくり休んでね、ご主人♡』

 

「!」

 

 ツンッ、と春夏の唇に人差し指を当てたマコは、可愛らしくウインクして彼の影へと潜って行った。それにより、場には春夏とマコラだけが残る。

 

『……///』

 

 つい昨日、マコと春夏のプレイを見ながら春夏にオナニーを披露したマコラは、彼同様に昨日の事を思い出したのか、ボッと顔を赤くさせて、頭の羽を伸ばして顔を覆い隠した。

 

「あー……マコラ」

 

『な……なぁに? ご主人……』

 

「なんか、ごめんな。俺に『適応』させたせいで、不要なハズの性欲まで芽生えさせちまった……」

 

『っ……!』

 

「マコラ、いや『魔虚羅』という式神の性質とかをちゃんと理解してなかったとはいえ、余計なことをしてしまった。……本当にごめんな」

 

『やだっ……謝らないで……ご主人は悪くない……』

 

「マコの言う通り、俺は多分ロリコンかもしれん。あと秋冬が男の娘だったから、そっちのケもある。だから、マコラはそのように『適応』しちまった。俺のせいなんだよ、マコラがそうなったのは」

 

『違うのっ、謝らないで、ご主人! マコラはね、魔虚羅の「適応」能力で好きに作り替えられるの。攻撃能力も、防御能力も、見た目も、性格とかも。マコラは、マコラが望んでこうなったの。だから、これはご主人のせいじゃないのっ……!』

 

「……と、言われてもな……」

 

『そ、それにねっ? マコラね、気に入ってるよ。だってこれは、マコラとマコのアイデンティティ。もしも、伏黒恵(パパ)が魔虚羅を調伏して、その魔虚羅が本人に「適応」したとしても、マコラやマコとかの見た目にはならないもんっ……!』

 

「そりゃ……伏黒ってロリコンのケも無いし」

 

『違うのっ!! マコラとマコのコレは、ご主人が特別に与えてくれた個性(・・)! 他の魔虚羅には絶対に見られない、マコラと(・・・・)マコだけの(・・・・・)個性なのっ(・・・・・)!!』

 

「マコラ……」

 

『だから謝らないで。後悔もしないで。マコラ達に

「欲(個性)」を──「ご主人」をくれてありがとうって、マコラも、マコも、感謝してるから……っ!』

 

「……ん……」

 

『だからっ……マコラの感謝(ダイスキ)、受け取って……?』

 

 上目遣いで春夏を見る。先程まで目を覆っていた羽は、もう、彼女の目を覆い隠してはいない。

 白くサラサラの前髪を指で退かして、可愛らしい丸い目を露出させる。ピクッと震え目を逸らすも、おずおずと再び彼と目を合わせる。

 

 ぷくぷくの丸い頬はマコラの有する幼女らしさをこの上なく引き立ててくれる。無言のまま頬に手を添えると、飼い主に甘える猫のように、目を閉じて気持ち良さげにスリスリと頬擦りをしてくれる。

 

 その頬は、湿っているワケでもないのに彼の手にピッタリとフィットして、マコラが頬擦りする度に春夏の手まで、頬で押されるように動いてしまう。もし乾燥肌だったら起こりえない摩擦の強さだ。

 よく、化粧水のコマーシャル等で「タマゴ肌」と表現することがある。彼女の肌はまさにその通りの質感の肌をしていた。

 

「マコラ……」

 

『ご主人……っ♡』

 

 目を瞑り、唇をほんのり突き出すマコラ。彼女が何を求めているのかは一目瞭然。どんなニブチンもこれはキス待ち顔だと察するだろう。

 ましてや、そこまで鈍くない春夏は尚更だった。小ぶりで丸みを帯びたお尻のように、硬めの弾力とモチモチ感のある頬に手を添えたまま──ちゅ、と優しく唇を重ねた。

 

『ご主人……マコラね、ずっと、好きだよ……♡』

 

「……ああ。俺の式神になってくれてありがとう」

 

『っ! ご主人……!』

 

 明らかに彼女の瞳が涙に濡れた。声を震わせて、春夏の胸に飛び込んでくる。グスッ、グスッ──と鼻を啜るような音まで聞こえる。

 

『ご主人、もうね、謝らないでね。ダメだからね? マコラ達はこうなりたくて、こう「適応」したの。ご主人の式神だから。──だから、謝らないでね。ご主人は何も悪くないの。全部、マコラ達が決めて実行しただけなんだから……』

 

「……そうだな。マコラ本人がそう言うんだから」

 

 実際の子供ならば苦しさに泣き出すかもしれないくらいの力で、マコラを抱き締めた。しかし彼女は持ち前の耐久力にて「適応」するまでもなくそれを耐え、満面の笑みで春夏を抱き締め返していた。

 しばらくそうやって黙って抱き合っていたが──マコラのいじらしさと可愛らしさに脳が焼き切れた春夏は、彼女を抱き上げ、ベッドへと運ぶ。

 

ガコンッ

 

『ご主人……♡』

 

「……脱がすぞ」

 

『ん……。もう、おまんこ、濡れてるよ……♡』

 

「あれっチンコが無い」

 

『今日は……女の子としてえっちしたいなって……。ダメ、かなぁ……?』

 

「……そうしたいのなら、そのままでいいさ」

 

『えへへっ♪ じゃあ、そうするっ!』

 

 今の謎の「適応」は、ペニスを引っ込ませる為のものだったらしい。何を思ってマコラがそうしたか理解はできない春夏だったが、両性具有という男女両方の特徴を手にするより、女の方だけを選び取るように、彼女なりに覚悟を決めたのかもしれないと思うと、その成長が嬉しいやら悲しいやら──少し複雑な気持ちに襲われるのであった。

 

「……胸、少し膨らんだか……?」

 

『! ……気付いた? ほとんど変わらないのに』

 

「ほぼペタンコだったろ。なのに、ほんのり厚みを感じる……」

 

『んっ♡ 完全なペタンコより、少しだけある方がえっちかなって……ひゃんっ♡』

 

 彼女の胸には、大地で言うなら地形と呼べるものなんか全く無かった。どこまでも続く平野。そして例外として、両方の乳首だけがポツンと可愛らしく存在を主張している──そんな環境だった。

 それがどうだろう、昨日のマコと春夏のプレイを見ていて「適応」したのか、彼女の平野には丘陵がほんのりと誕生していたのだ。

 厚みとしては──例えるならハンバーガーのパテ程度の、本当にほんのりとした厚みでしかないが、春夏はマコラの胸に触るなりその変化に気付いた。見た目だけでは非常に分かりづらい変化だ。

 

「……まぁ、確かにな。少しあるのもまたイイな」

 

『ご主人……!』

 

 ただそうなると、春夏は本格的にロリコンを自覚するべきかもしれない。ペニスが無く純粋な女児と化しているマコラにさえ、ペニスが涎を垂らすほど酷く興奮しているのだから……。

 

「……舐めるぞ」

 

『えっ!? そっ、そんなとこ汚いよぅ……』

 

「本物の(・・・)は排泄しないのになんで汚いんだよ」

 

『えへへ、言ってみた♡』

 

「ったく……」

 

 厳密に言えば、彼女も排泄はする。昨日、マコが春夏に尿を浴びせたというチン事件があったが──しかし彼女達から出る尿は少し温くて薄黄色っぽいだけの水。ちょっと独特な匂いと味付けがしてあるだけの、ただの水なのだ。

 老廃物や不要なものを排出する為の尿ではなく、ただ純粋に、彼を喜ばせる為に「適応」した結果。そこが生物と彼女達式神の大きな違いと言える。

 

『んっ♡ んぁ……ひぁぁっ♡ ご主人のベロが……マコラのおまんこにっ……入ってるぅっ……♡』

 

 余計な凹凸も、余計な装飾も無いツルツルの幼き門は──幼女らしい甘ったるい匂いと、とろとろの愛液だけをそこから零している。

 上の口からは熱い吐息に甘い声を、下の口からは彼との性交を望むようにローション代わりの愛液を膣奥から溢れさせている。

 春夏はそれを舌で掬い取り、生暖かいそれで喉を癒す。

 

 じゅるるるっ──と、わざとらしく下品な水音を室内に響かせる。マコラの細めの太ももを掴んで、そのスジのような割れ目に舌を強引に捩じ込んで、膣そのものをストローにして愛液を飲むかのように彼女の秘部をひたすら貪る。

 

『あぅ♡ んっ、んあぁっ♡♡ ごしゅ、じんっ♡ そんにゃ、ぺろぺろしにゃいれぇ♡ んぁ、あん♡ マコラのおまんこ、じんじんすりゅ……♡』

 

「クリ開発もしとくか?」

 

『ふぇっ!? そ、そこはらめぇっ! 敏感だからあんまり触っちゃ──ひぐぅっ♡♡』

 

ガコンッ

 

『ああぁっ♡ しゅごいっ♡ あん♡ そこれも、感じるよーに、なっちゃっ、たぁ♡♡ あ゙っ♡』

 

「式神にもクリトリスあるんだな。いや、違うか。こういう細部まで……再現してくれてるんだな」

 

『────っっ♡♡♡』

 

 カリッ、と歯で軽く挟んでみる。するとより一層大きく腰を震わせたマコラは、絶頂。

 プシッ、プシャッ──と、断続的に透明の液体を彼の顔に撒き散らして、ガクガクと腰を震わせる。

 

『はーっ……はーっ……♡』

 

「派手なイキッぷりだったな」

 

『えへへ……♡ だって、きもちぃもん……♡♡』

 

「……こんな可愛い式神を迎えられて幸せモンだよ、俺は……」

 

『!!』

 

 彼女の目を覆い隠す髪をサラリと指で退かして、改めてキス。クンニした口でキスだなんて人間なら文句を言う人も居るかもしれないが──彼女達にはそれは無い。

 唇に残る愛液のヌメリだけを軽く舐め取り、指でピッと撫でるように拭き取り、そのままキスする。マコラはそれを当然のように受け入れ──そして、この日初めての、舌を触れ合わせるキスをする。

 

 マコは、生意気なようで実はかなりの照れ屋だ。トランス状態とすら言えるほど気分が盛り上がり、ノリノリになった時でなければ、まともにはキスができないくらいだ。

 

 しかしマコラは違う。マコラも照れ屋ではある。けれども、キスという行為を愛情表現の一つとして彼に実行できるのだ。

 なんなら、このように性行為中ですらないただの日常の中でさえ、唐突に影の中から現れ、彼の頬にスタンプを押すかのように、チュッ、とキスをしてそのまま影に潜る──なんて事すらも数日に1回はあるくらいだ。

 

 高専に居た頃からマコラは既にそんな子だった。だからか、春夏がマコラに向ける感情というものはもはや式神に向けるものではなく、それでいてただ性欲を発散するオナホール扱いするのとも違う──どうにも形容し難い感情に苛まれていた……。

 

「……そろそろ挿れるぞ」

 

『えへへ……正常位、初めてだね……♡』

 

「だな。……なんで体位の名前を知ってるんだ?」

 

『影の中で、マコと一緒にご主人のえっちなマンガ読んでるからねっ!』

 

「……なるほどね?」

 

 それなら、色々と合点が行く。ここ最近はマコもマコラも妙にエロ知識を身に付けつつある。これは恐らく「適応」では説明が付かないだろう、自分と茨木童子の行為を見て覚えているのかも──などと思案していた春夏だが、そういう漫画を読んでいるというのなら、納得しか無かった。

 

 だとすれば、マコはさっさとメスガキを卒業して普通のロリになってもらいたいものだが。しかし、彼女はそれをアイデンティティにしているだろう、メスガキからの卒業は見込めそうにない。

 

 それはそれとして──と彼女に目を戻す。期待に目を輝かせて、はぁはぁと浅い呼吸を繰り返して、膣内への春夏の到来を今か今かと待ち侘びていた。

 彼の唾液と愛液が混ざり合い、太もも、肛門までトロトロの粘液が垂れ落ちていくのを見て、春夏は生唾を飲み込む。

 

『あっ……ん♡ ふあぁ……♡』

 

 くちゅ、ぐちゅっ、とペニスを押し当てるなり、挿入を開始する。先日の彼女とのハジメテは駅弁になってしまったが、今回は王道中の王道、正常位で行為に至る……。

 

「ッ、今回は、ふわとろだな……気持ちイイ……」

 

『キツいのは昨日、マコで味わったもんね……♡』

 

「差別化を図ろうとしてるのか? 別にいいのに。マコラにはマコラの、マコにはマコの良さがあるんだから……」

 

『マコラがヤなのっ。見た目と性格が違くたって、感触が同じだったら、つまんないと思うもんっ』

 

 ぷっくり頬を膨らませてみせた彼女を見て、深く考えるのをやめた。春夏はそう思わないが、彼女はそう思うのだろう。マコへの対抗心なのだろうか? 

 

 それはそれとして、ペニス全体を包み込むような優しくて温かな膣内の感触に、まだゆっくりと腰を動かしているだけだというのに、射精感がジワジワ高まってくるのを感じていた。

 

『あっ♡ んぁ、ひあぁっ♡ あん♡ ご主人っ♡ おまんこの奥、届いてるっ……イイよぉっ♡♡』

 

 ぱちゅ、ぱちゅ、ぱんっ、ぱんっ──彼女に腰を打ち付ける度に、溢れた愛液でネットリと何本もの吊り橋を作り上げる。

 小学生の如き幼い肉体に、ほぼ成人の春夏が腰を打ち付けるだなんて、普通に考えれば、犯罪以外の何物でもない。

 しかし彼女は人間ではない。式神。術者に従う、それこそが存在意義。──そう自分に言い聞かせ、性欲に身を預けて、ぱちゅぱちゅぱちゅ──段々とピストンのテンポを上げていく。

 

「マコラ、舌出してっ……」

 

『ん♡ ちゅるっ……ぢゅっ♡ れる……はぷ♡』

 

 息継ぎはまだあまり上手くないらしい。けれどもそれが逆に唆る。マコラも薄々春夏のその気持ちに気が付いているのだろう、舌を絡めるキスの最中にはふはふと情けない息継ぎをしているというのに、それを修正する「適応」が始まる事は無かった。

 

「ッ……マコラ、射精(だ)すよっ……」

 

『うん♡ いーよ、いつでも射精して♡ マコラのおこさまおまんこにぃ、ご主人の、せーえきっ♡♡ ゴクゴク〜って……い〜っぱい、飲ませてっ♡♡』

 

 射精を促す、脳がとろけるような甘ロリボイス。尿道が今にも破裂せんばかりに精液が溜まってくるというのが春夏本人はもちろん、ペニスの膨らみでマコラにも伝わっていた。

 ピストンを加速させる必要など、存在しない。

 

 唇を触れ合わせ──小さな舌を絡め取り、吸い、唾液を貪り。砂糖とは違う、ほんのりとした甘味を味わい尽くしながら、彼女を激しく抱き締め。

 純白の欲望は精液という形で具現化し、包み込む柔らかさを持つ彼女の膣内に一息に解き放たれた。

 

『はぁ、はぁ♡ んっ……はぁ♡ んぁっ……♡』

 

 愛液と精液に濡れたペニスを抜くと、極狭の膣に塗り広げられて行き場を無くした精液が、とぽとぽ溢れ始めた。

 

「うわー……めっちゃ射精(で)たな……」

 

『マコラのおまんこ、キモチよかった……?』

 

「ああ。スゴくよかったよ」

 

『えへへっ♡ よかったぁ♡ マコラも、ご主人のおちんちん、きもちよかったっ♡♡』

 

 足を開いたまま、にぱっと輝くような笑顔を彼に見せる。その可愛らしい足の間──その中央からは相も変わらず粘りを帯びた精液が零れてきている。

 

ガコンッ

 

『あっ……ご主人のせーえき、溢れて……』

 

 マコラはその事に気付くなり、溢れた精液を指で掬い取り、ちゅぷ……ちゅぷっ……と舐め始めた。

 それを見た春夏のペニスは、領域展開後に術式の焼き切れが治るが如く、瞬時に硬度を取り戻した。

 

「術式解放──『霊装呪法』ッ……!!」

 

『? どしたのご主人? 次はオモチャ使うの?』

 

「使わん。マコラにはローターもバイブも使わん。マコラには俺のチンコだけを使うって決めてんだ。オモチャは、マコをわからせる時だけだ」

 

『ご主人……♡』

 

「覚悟しろ、マコラ。俺の肉体自身を、強化した。次の射精は──さっきより大量に射精(で)るぞ」

 

『〜〜〜〜っっ♡♡ うん♡ いっぱいキてっ♡』

 

 するりと彼の首に手を回す。彼の頭を抱き寄せ、ちゅっ、ちゅっ──と何度もその柔らかな唇を彼と触れ合わせる。

 舌を絡めるキスも好きだ、しかし春夏はこういう少しばかり子供っぽいキスが更に好きなのだと──マコラは既に「適応」している。

 

 その小悪魔的、否、天使のような微笑みとキスに襲われた春夏のペニスは、精液の濁流に襲われて、断末魔にも近い悲鳴を上げていた。

 今にも溢れそう、今にも精液が逆流し睾丸を破壊せんばかりに、彼のペニスを苦しませていた。

 

「やばい、さっきの倍は射精(で)るっ……!!」

 

『ん♡ うんっ♡ いっぱい、いっぱい射精して♡ でも、そ、そんなに射精されちゃったら、マコラ、妊婦さんみたいに、ぽっこりしちゃうねっ……♡』

 

「…………ッッ!?」

 

 甘ロリの精液ボテ──凄まじい属性の盛り具合を感じ取り、春夏はそれを、実際に拝みたくなった。しかし残念な事に、精液ボテを作れるほど大量には射精できない。人体の構造上、無理だ。そんなのはマンガの中だけの事象だ。

 ────しかしだ。方法はある。春夏はそういう術式を持っている。自身の肉体強度、性能(・・)を高めるという術式を持っている。

 というより今その術式を利用しているが。それを更に高める技術を、春夏は有している。

 

「りょ、領域、展開ッ……!!」

 

『ご、ご主人……? ど、どうして領域……』

 

「待ってろマコラ、待ってろ。ボテ腹にしてやる、俺のザーメンだけで、ボテ腹にしてやるッ……!」

 

『っ! うんっ♡ じゃあね、マコラも、ご主人がい〜っぱいビュルビュルできるよう、頑張るね♡』

 

ガコンッ

 

『……んっ♡ なんとなく、わかった気がする♡』

 

「ま、マコラ……?」

 

『ご主人も気付いてない、ご主人が興奮する要素(とこ)♡ 多分ご主人は…………もちもちのほっぺフェチ♡』

 

「…………ッ!!」

 

 にへら、と笑いながら、しっとりと汗ばんだ頬に彼の手を乗せる。もちもち、むにむに──春夏は、性行為中も日常の中でも、事ある毎にマコラの頬を触っていた。その柔らかさに癒しを求めての事だが彼女はそれを「ほっぺフェチ」と解釈し「適応」。

 

 しかしそれは間違いではなかった。春夏は確かにそのケがある。そしてこれは、マコラがロリだからだとか、そういう事ではない。茨木童子に対しても同じように接している事からも、マコラは、春夏はそのフェチを有しているのだと推理した。

 

「あっ……や、ばい……っ!」

 

『ちゅーして、ご主人っ♡ ちゅーしながらイこ♡ その方が絶対、きもちいいもんっ……♡♡』

 

「ッ……」

 

 ────そして。

 性欲に脳内を冒され、主人に犯されて赤く火照る甘ロリマコラに、まんまと性癖(フェチ)を刺激された彼は。秘孔を突かれて爆散する敵キャラのように、春夏のペニスは爆発的な射精を遂げた。

 

「ん……ぐっ……!」

 

『んぐ♡ ひぎっ♡ こんにゃに♡ らめっ、あ、溢れちゃ……んあ゙ぁッ♡♡』

 

ガコンッ

 

 爆発的に膣内射精された彼の精液を逃すまいと、マコラは新たな「適応」を開始。奇しくもそれは、つい昨日、快楽の為だけにマコが「適応」したのと同じような内容であった。

 

『ひぐっ♡ あぎっ♡ おにゃか、ふぐれりゅッ♡ いくぅ……これ、らめぇ♡……イクぅッ……♡♡』

 

「やべっ、射精マジで止まんねぇ! 小便みたいに出続けてるッ……!? まだ、まだイクッ……!」

 

 マコラは子宮口を開き、その中に直接的に精液を受け入れるようにと「適応」したのだ。その上で、その精液量に応じた拡張性を子宮に与える。

 そうする事によって、マコラは──小学生程度の小柄な体躯でありながら、出産間近と思われる妊婦くらいに、ボテッとした腹になってしまった。

 

「な、なんでこんなに射精(で)たんだ……?」

 

 射精が収まってもなお、春夏はペニスをマコラの膣内に納めていた。もし抜けば、マコラのボテ腹を形作る精液が一気に噴出する──確信は無いものの何となくそんな気がしたからだ。

 

『えへへぇ♡ ご主人……「縛り」結んだから♡』

 

「え? …………あぁッ!?」

 

 今の春夏は、霊装呪法にて肉体を強化している。しかも領域を使い、強化倍率を数倍に上げている。

 しかし今、強化しているのは「肉体」ではない。そう──その中でも精液の生産能力だけに集中して強化しまくっている。

 マコラを、精液だけでボテ腹にする為に……。

 春夏の中に渦巻くドス黒いその欲望が、無意識の内に「肉体全体ではなく、精液の生産能力だけ強化して向上させる」という「縛り」として機能した。

 その「縛り」が、フィクションを超える凄まじく爆発的な射精量を実現したのだ。

 

『ねぇ、ご主人? ボテ腹のマコラ……可愛い?』

 

「ッ……」

 

『ふふっ♡ 聞くまでもなかったね……♡』

 

 幼児体型とはいえど、彼女をボテ腹にするほどの圧倒的な射精をしておきながら、春夏のペニスは、未だに高硬度を保っている。それは即ち、マコラのボテ腹に興奮しているからに他ならない。

 自身の膣内で、挙手するかのようにピクンと上に跳ねた春夏のペニスの動きで、マコラは察した。

 

『もぉ♡ ロリのマコラのぽっこりお腹で興奮するなんて……ご主人ってば、ほんとにえっち……♡』

 

「ッッ」

 

『膣内(ナカ)でぴくぴく跳ねてるのわかるよ♡ ご主人はえっちだから……まだ、射精(だ)し足りないよね♡』

 

「……いいか?」

 

『うん♡ だってマコラは、ご主人だけの、最強で最高の、えっちな式神なんだから……♡♡』

 

「……悪い。頼む」

 

『だいじょーぶっ♡ ご主人がえっちなのは、今に始まった事じゃないもん♡』

 

「それを言われちゃおしまいだが……」

 

『マコラはね、ご主人のぜ〜んぶに「適応」して、ご主人にとって最高の式神になるって決めてるの♡ だからね、戦いも、えっちも、い〜っぱいシよう? そしたらマコラのこと、どんどん、ご主人の好みに育成デキちゃうから……♡♡』

 

「育、成……」

 

『だからね、もっともっとびゅるびゅる射精して♡ ご主人好みに、マコラのこと「適応」させてっ♡♡ ぽっこりボテ腹でも、授乳プレイでも、マコラならなんでもデキちゃうからっ♡♡』

 

「……ボテ腹のまま……ズッてくれるか……?」

 

ガコンッ

 

『ふふ♡ ボテ腹ズリなんて、ご主人のえっち〜♡ イク時はどーする? マコラ、飲んじゃおっか♡』

 

「…………そのままぶっかける」

 

ガコンッ

 

『わかったっ♡ いーよ、いつでもキてね♡♡♡』

 

 子宮内に射精された精液を零さないよう子宮口をキツく締め上げる。

 春夏はペニスを抜くなり、ぽっこり膨れた彼女の丸い腹に、裏筋を擦り付け始める。そしてマコラの腹にある臍の穴(を模したそれっぽい穴)を見付け目の色を変える。

 その穴を狙うかのようにその段差を狙って裏筋をスリスリ、ヌルヌル──と擦り付ける。

 

「ッ」

 

ガコンッ

 

『マコラのおへそ……挿れたい?♡』

 

「……挿れていいか?」

 

ガコンッ

 

『はい、どーぞ♡』

 

「……おっ? おっ、うお……っ!!」

 

 膣とはまるで違う。皮膚らしき層を超えれば殆ど抵抗の無い謎の空間、ただしグチュグチュと液体を混ぜ合わせるような感触が……。

 

「あっ、これ……」

 

『子宮内に直接♡ おちんちんお迎えしたよぉ♡』

 

「…………っ!!」

 

 甘ロリ精液ボテwith臍姦。

 その事実に気が付き、春夏の脳は焼き切れそうなくらいに激しく興奮していた。彼女の言葉を聞くと同時にもう何度目かの射精、ただし膣ほどの強烈な締め付けが無いからなのか、ヘソ穴の結合部から、ぶぴっ、とぷっ、ごぷっ──と、精液がほんの少し溢れる。

 

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ぶっかけるつもりが、とんでもねーこと、しちまった……」

 

『マコラだからデキるえっちだよ……ご主人♡』

 

「マコラとなら、どこまでもイケる気がするよ」

 

 甘くてとろけるような、イチャつきから始まったハズなのに──何故だか最後の方は、思い付く限り変態的なプレイを楽しんだ。

 それにより春夏が学習した事は、1つ。

 マコラとは、沼。一度ハマッてしまえば、容易に抜け出すことのできない……沼だ。

 どんな欲望にも、どんなプレイにも、嫌な顔一つせずに応じてくれる。

 いつもの、天使のような煌めく笑顔で……。

 

 ◆

 

「はふぅ……今日は、楽しんだね……」

 

『そーだね、ご主人っ♡ お風呂でも、い〜っぱいえっち♡ シちゃったもんね♡』

 

 シーツを取り替えベッドに寝転がる全裸の2人。マコラはウキウキした様子で春夏の胸に飛び込み、足を絡めつつ……春夏を見上げると同時に、キス。

 マコはデレが極まった時くらいしか素直にキスをしてくれないが、マコラはほんのちょっとした愛情表現としてもキスをしてくれるので、いじらしい。

 春夏からもマコラにキスを返し、イカ腹に戻った彼女の腹を撫でつつ……密着するよう抱き寄せた。

 

「マコラ、思ったよりえっちな子になったなぁ」

 

『そーお? でも、マコほどじゃないよね?』

 

「マコは……朝とか、朝方まで続けるからな……」

 

『ちなみにね、マコがマコラよりえっちな魔虚羅になったのは、ご主人のせいだからね?』

 

「え?」

 

『魔虚羅をマコにする時、ご主人、心のどこかでは少し、期待してたでしょ? 今度の魔虚羅はどんな子供にしようかな〜……みたいにさ?』

 

「う……」

 

『マコラを迎えた日のうちに、えっち、シたよね。多分、その時の記憶が影響してるんじゃないかな。だから、マコはマコラよりえっちな子になったの。多分だけどね?』

 

「なんちゅー仮説だよ……」

 

『でもね、でもね? ──マコとえっちするのも、もちろん、いいけどね。マコラも……構ってね?』

 

 金の瞳を潤ませ、きゅ、と優しく抱きついてくるマコラ。マコとはまるで違う方向性の可愛らしさに春夏の心の中で色んな感情が渦巻く。

 潰してしまう程に強く抱き締めたい──。そんなキュートアグレッションのような攻撃的な感情にも襲われながら、どうにか理性で耐える。そんな彼がどうにか絞り出した言葉は……。

 

「……もちろん、構うさ。マコラですらしつこいって言いそうなくらい……めちゃくちゃに構うよ」

 

『うん! ありがと、ご主人♪ ……大好きっ♡』

 

 ────こうして、マコラと甘い一時を過ごした春夏は、身体よりも心を癒すことになった。そして翌日、豊橋から京都までの区間を1時間半で走破し死滅回游・京都結界(コロニー)への参加を果たしたのだった。

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