ヘキュバとの学園性活2 ―ヘキュバのいる休日― 作:黒瀬夜明 リベイク
そして時間はあっという間に過ぎ、夜の21時となった。瑠斗は朝と同じ私服姿で、稲葉山高校の裏門に来ていた。すると、裏門の近くの木陰にぬいを見つけた。瑠斗はゆっくりと歩み寄った。
「お待たせ、姫崎さん」
「時間通りだな、瑠斗」
瑠斗は挨拶を交わしながら、ぬいを一弁した。すると、ぬいが朝の内に買った白いオフショルダーワンピースを着ていることに気づいた。胸元が強調され、太腿の真ん中辺りまでしかない、絶対領域が見えかねない裾。瑠斗は思わず呟いた。
「あ、その服…」
「クスクス、もう気づいたか。流石エッチに瑠斗だな♡」
「それって褒めてるのかぁ?」
瑠斗は少し呆れた表情で呟いた。だがそれが演技であることは、ぬいは一瞬で見抜き、いつも通り、クスクスと笑って返事をした。
「最高の誉め言葉、でしょ?」
「フッ、だなッ」
瑠斗もぬいに釣られて笑った。そして2人は裏門の横にある隙間から、学校構内へと足を踏み入れた。
2人はまず、ぬいの力で鍵が開くように細工された扉を目指した。稲葉山高校は南から北に向かって四角形状に校舎が立っており、東側に正門がある。瑠斗とぬいはその南側にある校内へと入れる扉へと向かった。虫の音が鳴り響く構内をしばらく歩いていると、ぬいの着ているワンピースがひらひらとなびき、今にもぬいの秘所が見えてしまいそうだった。
(改めて、ヤバい服だ)
瑠斗は内心で唾を飲み込んだ。やがて、5分もしない内に2人はその扉の前に辿り着いた。
「少し待て」
ぬいは眼前の閉まっている扉に手をかざすと、ぶつぶつと何かを呟いた。かと思った直後、扉がカチャッ!と音を立てた。ぬいは静かにドアノブに手を掛け、回した。すると、鍵がかかっていた扉は、ゆっくりと開いた。
「スゴッ」
「このくらい造作もない。行くぞ、瑠斗」
2人は校内へ足を踏み入れた。校内は静まり返っていて、ひんやりとしている。廊下を歩く瑠斗とぬいの足音が、いつも以上に大きくこだましているようだった。2人は無言のまま、足音を忍ばせて警備員の詰めている警備室へと向かった。警備室の面する廊下に出ると、警備室の部屋から明かりが漏れていた。近づいて耳を澄ますと、奥からはバラエティ番組の音に交じって警備員の笑い声が聞こえてきた。
「悪気はないが、少しおねんねしてもらうわ」
ぬいが小さく呟いてドアに手をかざし、またぶつぶつと何かを呟いた。今度は先程よりも少し長かった。やがて、ハァッ。と小さく力を込めて声をあげたぬいは、その場でしばらく立ち止まっていた。そして徐に瑠斗の方を振り返った。
「これで完了ね。1分もしたら、警備員の奴は眠りに落ちる筈だわ」
「確認はしなくていいのか?」
瑠斗が率直な質問を投げかけた。ぬいは少しだけ呆れた表情を見せたが、やがて口を開いた。
「……もう笑い声はしなくなってるでしょ?」
「え?」
瑠斗が耳を澄ますと、確かに先程まで聞こえていた警備員の笑い声は聞こえなくなっていた。瑠斗はまた、スゴッ。と呟くと、ぬいはため息を吐いたが、やがて淫靡な笑みを浮かべた。
「さて、何処に行く?瑠斗♡」
「そうだなぁ……」
やがて瑠斗とぬいは、警備室を後にした。そして向かった先は―――
ガラガラガラ!と引き戸が開かれると、2人の目の前には静まり返った「いつもの教室」が広がっていた。規則正しく並べられた机と教卓、何も書かれていない黒板。誰もいない月明かりに照らされた教室は、静かにそこにあった。
「教室を選ぶなんて、瑠斗は悪い性格をしているな♡」
「体育館も良いけどさ、教室ってなんか面白そうだろ?」
「クスクス、そうだな♡」
教室内に入った2人は、引き戸を閉めた。すると瑠斗は、徐に机を教室の隅へ移動させ始めた。
「何をしている瑠斗?」
「教室でやるんだ。散らかった室内を見られて、クラスの奴らにバレたら面倒だろ?」
「……それもそうだな。手伝うわ」
ぬいも納得を示したようで、瑠斗を手伝い始めた。2人で協力して、クラスメイト全員の机と教卓を隅の方へ移動させていく。30人分の机と教卓を隅の方へ移動させるのに、5分ほどかかったが、やがて教室内に広々とした空間が出来上がった。2人は黒板を背にして、ふぅ。と息をついた。
「これだけ広けりゃ、姫崎さんがヘキュバになっても安心だな」
「フフッ、流石瑠斗。話が早いな♡」
クスクスと笑いながら、ぬいは自分の着ているオフショルダーワンピースの胸元に両手を掛けた。そしてそのワンピースを頭の方へ持ち上げ、脱いでしまった。ぼんやりした月明かりが、ぬいの身体を照らし出した。
「わぉ…姫崎さん、下着付けてこなかったんだ」
ワンピースを脱ぎ捨てたぬいは、一瞬で一糸纏わぬ姿になった。全裸となったぬいは瑠斗を見上げるようにして、口を開いた。
「興奮したか?♡」
「最高に」
「クスクス、瑠斗のエッチ♡」
ぬいは淫靡に笑ってみせると、瑠斗から少し離れた場所へ歩いていった。そして瑠斗の方へ振り返ると、その場にM字開脚をして座り込んだ。何度も見てきた、ぬいの無毛の秘所が、瑠斗の目線を射抜く。
「では、変身するぞ♡…… はぁぁ…」
ぬいが大きく息を吐いた直後、グニュゥという音がした。 ぬいの開いていた脚が、更に外側へと開かれる。
「アアッ♡… はぁ♡」
ぬいは瞳をゆっくりと閉じた。
「んあっ、アアッ♡」
すると瞳の部分から、赤色のブツブツした物が生えてきた。 それは顔の上半分を覆うように伸びていきながら、ブチュ! ブチュチュ! という音を立てる。
「ンンッ♡アアッ♡」
直後、ぬいの秘所から、巨大な蜂の腹部が飛び出してきた。 バシュッ! という水が弾ける様な音を立て、蜂の腹部を全て秘所からひり出したぬいは、両手両足を床に着けるブリッジの姿勢となった。
「ンンッ♡あああぁぁ♡」
目元から現れた赤いブツブツは彼女の黒髪と合わさり、黒い髪は段々と硬質化していったが、ぬいは床に突き刺さらないように顔を上げた。 人間の形をしていたぬいの身体も、段々変異していった。 両脚は彼女の胸元へと移動していき、人間としてのお腹は、ドンドン細く括れていく。 人間の足だった物も細くなっていき、やがて昆虫の足の様に黒と黄色の甲殻で覆われていく。
「はぁ♡はぁぁん♡」
両肩は大きく形を変えていく。 肩の付け根の部分はキノコの傘の様になり、両腕も細くなっていく。 やがては指先も鎌状のものへと姿を変えた。 ぬいの頬らかな乳房の下乳を、硬い甲殻で覆われた。
「ああ♡はぁぁん♡」
そして完全に人の姿ではなくなったぬいは、昆虫のようになった両脚を床に着き、身体をくねらせながら状態を起こした。
「ふぅ… ふぅ…♡」
ぬいは呼吸を整えるように息を衝く。 人間だった身体は、完全に蜂のような姿に置き換わっていた。
「いつ見ても、姫崎さんがヘキュバに変身する姿は、エロくて堪らないなぁ」
「…クスクス。瑠斗、お前は本当に物好きだな♡」
瑠斗はヘキュバとなったぬいの元へと歩いていった。そして、初めてヘキュバと身体を重ねた時と同じように、ぬいは両手と、4本ある脚を使って瑠斗を持ち上げ、蜂の腹部の上へと乗せた。蜂の腹部と、身体の付け根に馬乗りになった瑠斗は、目の前のぬいに視線を向けた。初めての時と同じ、ヘキュバとなって人の目よりも大きくなったぬいの目と、視線が重なったような気がした。そして瑠斗も、身に着けていた服を全て脱ぎ捨て、全裸になる。瑠斗の肉棒が、ぬいの秘所を求めるようにそそり立った。