【インフィニット・ストラトス】
・凰鈴音
【ぼっち・ざ・ろっく!】
・喜多郁代
休日のデパート。多くの人々でにぎわうそこに陽月は凰鈴音、喜多郁代とともにいた。先日、鈴と喜多は今日出かけないかという約束を陽月に取り付けた。そこまではよかったのだが、肝心のどこに行くかが決まっていなかった。どうするか3人で考えながら街を歩いていたところ、喜多が買いたいものがあったことを思い出した。そこからショッピングしようという流れになり、あらゆる店が集合しているここにやってきたというわけだ。
「喜多ちゃんはなに買うの?」
「化粧品です。今使ってるやつがもうすぐなくなるのを思い出しちゃって。あ、あと布生地とか」
「布生地って……衣装でも作るの?」
「いえ、私じゃなくてバンドメンバーの先輩に買ってくるよう頼まれてるんです。今度のライブで着る衣装を作らないといけないので」
喜多はガールズロックバンド“結束バンド”のメンバーで、ギターボーカルを担当している。最近結成したばかりではあるが、陽月はこのバンドを推している。特に“青春コンプレックス”なんかは一番のお気に入りだ。
「へぇ、あんたバンドやってんだ」
「はい!凰先輩は知ってますか?結束バンド」
「ごめん、知らないわ」
「……そうですか」
ガックリと項垂れる喜多。と思いきや、すぐに顔を上げた。
「じゃあ、有名になれるようもっとがんばらないとですね!」
キターン!という効果音を発しながら、喜多が笑顔を作る。それがあまりにもまぶしくて、陽月も鈴も思わず片目を閉じる。
「ポジティブなヤツね……」
「それが喜多ちゃんだから」
「あ!あれは!!」
喜多の視線の先を見ると、そこにはペンギンのキャラクターが描かれた店があった。安い。品ぞろえ豊富。品質よし。それら3拍子がそろったその店はクロスディア出身の者なら誰もが利用したことある超有名店―――ドンキー・ホウテである。陽月は前世で似たような名前の店を見たことがあった。しかし存在しない店のことを言っても喜多と鈴には通じない。なので、ここら辺はスルーすることにした。
「ドンキー・ホウテ、ここにもあったのね……陽月先輩!凰先輩!お買い物はあそこでしましょう!」
特に断る理由はないので、陽月も鈴もこの提案に乗ることに。外観同様、独特な内装。だが、陽月がそれ以上に注目したのは広さだった。商品の種類ごとに分けられていたとしても、ここまでの広さは必要なのかと思うくらいには。おかげで店内は人でごった返していた。
「初めて来たけど、けっこう広いね……迷子になりそうだ……」
陽月が言うと、右手が握られる感覚がしたので右をむく。手を握ってきたのは鈴だった。しかしはずかしいのか、顔を赤くしている。
「鈴?」
「し、しかたないから手つないでてあげる。こうすればはぐれないでしょ?」
「凰先輩名案です!じゃあ、私も♪」
鈴に乗っかり、喜多が左手を握ってくる。両手に花と言っても過言じゃないこの状況。照れくささはあるものの、陽月はこの状況を受け入れた。そして歩くこと数分、彼女たちが足を止めた。下着売り場の前で。
「なんで下着売り場なの?」
色とりどりの下着が並べられているそこは陽月にとっては非常にいづらい場所だ。だが、女性陣はそんなこと気にしてない様子だった。それもそのはず。ここには陽月が好む下着を買いに来たのだから。
「だって、可愛い下着があったら欲しくなりません?」
「そういうものかな……」
よくわかっていない陽月に喜多は“そういうものです♪”と笑顔で答える。一方、下着を漁っていた鈴は1着の下着に目が留まっていた。
「これ、陽月とか好きそうじゃない?」
そう言って、鈴が見せてきたのは純白のブラとショーツ。たしかにこういうシンプルなのは陽月の好みではあるが……。
「たしかにいいと思うけどさ……ここで堂々と見るのはちょっと恥ずかしいかも」
「そう?別に平気だと思うけど」
「そうですよ。実際周りの人たちはこっちに見向きもしてませんし」
言われて周りを見てみる。たしかに客たちはこちらなど気にせずショッピングを楽しんでいる。こちらのことなど興味ないと言わんばかりに。この世界では重婚が認められている。故に男子が複数の女子といっしょにいてもなんとも思わないのだろう。
「ねぇ、陽月」
「なに?」
「最後にちょっと行きたいとこがあるんだけど……いい?」
「ああ、いいけど?」
ちなみにどこに行くのか聞いても鈴は秘密と言って教えてくれなかった。秘密にするようなところがこの店にあったかと首をかしげながら、それ以上の詮索しないことに。
(どうする?あんたも来る?)
(行きます!行かせてください!)
エレベーターで鈴が喜多に耳打ちしている。喜多にだけはこれからどこへ行くか教えているのだ。彼女は場所を聞いて顔を赤くさせるが、それはまちがいなく彼女が興味を示すに値する場所だった。そんな2人を陽月は少し離れたところから見ていた。なにを話しているのか気にはなる。だが、聞いても教えてもらえないことは先ほどの会話で察している。なので、陽月は黙っていることにした。
(あ、そうだ)
次の階で目的のフロアに着くってところで、陽月も買いたいものがあったことを思い出す。その買いたいものがあるのはちょうど目的のフロア。それに鈴はきっとこの後別行動を提案してくる。なら、こちらからその状況を作ってもいいだろう。
「2人とも、ここからは別行動にしない?」
「それはいいけど、なにか買いたいのがあるの?」
「そんなところ。買い物が終わったらエレベーターの前に集合でいいよね?」
「わかりました!じゃあ陽月先輩、またあとで♪」
鈴と喜多の目的地とは逆の方向に歩いていく陽月を見送る。予想外の展開ではあるものの、2人にとってこれは都合のいい展開だった。なぜそう思うのか。答えは単純明快。これから行くところを陽月に知られたくないからだ。
「じゃあ、早速……」
「行きますか」
『アダルトショップに!』
そう。彼女らの目的地はアダルトショップ。大人のアレらが多く売られている店である。
―――――
「お、あったあった!」
鈴と喜多がアダルトショップにむかっているころ、陽月はゲームショップに来ていた。彼が手に取っているのは“オニムナイト”。以前から欲しいと思っていたRPGだ。しかも今この店では大規模なセールが行われている。それは“オムニナイト”を含めた中古ゲームが定価より半分の価格で販売されるというもの。この機会を逃せばきっと二度と買えない。そう思い、陽月はこのソフトを手に取ったのだ。
「以前、銀狼にやらせてもらったけど、けっこう面白かったんだよね」
このゲームが発売されたのは数年前。だが、人気故にゲームショップを何件はしごしても手に入らなかった。なのでここにも一縷の望みをかけて訪れたのだが、幸運なことに1本だけ残っていたのだ。
「今日はツイてたな。帰ったら早速やろう。……それにしても」
鈴と喜多のことが気になる。自分に内緒でどこに買い物に行ったのか。いっしょにいたときは聞かなかったが、秘密にされると余計に気になってしょうがなくなる。
「……そういえば」
今思い出したが、このデパートにはアダルトショップがあると聞いたことがある。もし、鈴と喜多が内緒で買いたいものがアダルト関係だとしたら納得がいく。まあこれはあくまで陽月の勘であって、確信があるわけではないのだが……。
「とりあえず行ってみよう」
いざとなれば連絡を取ればいいと考え、陽月はアダルトショップへ。そこはこの階の端という少し見つけづらいところにあった。これが扱っているものが成人向けなので、あえてそうしているのだろう。ちなみに陽月はこういう店に入ること自体に抵抗はない。なぜなら前世でアダルトマニアの友人に似たような店に無理やり連れてこられたことがあったからだ。
「……」
鈴と喜多は店に入ってすぐ見つかった。しかし……。
「これが、アナルビーズ……」
アナルビーズを手に取って、鈴が顔を赤くさせている。使っている姿を想像しているのだろう。
「ローター……これをアソコに……」
使っている姿を想像しているのだろう。喜多の顔が真っ赤になっている。陽月は納得した。アダルトショップに行くなんてとても言えるものじゃない。そうやって自分の中で完結させつつ、陽月は2人に近づく。鈴と喜多が彼に気づくと、ビクッと肩を震わせた。
「陽月!?なんでここに……?」
「偶然会った知り合いにキミたちのことを聞いたらここに入ったって聞いてね。それ買うの?」
「えっと……その……」
喜多は言い訳しようとするも、言葉が出てこない。鈴も持っていたものを慌てて後ろに隠すが、見られたのでもう手遅れだ。
「でも意外だったよ。喜多ちゃんがそういうのに興味あったなんて」
「……実は以前から興味あったんですけど、1人で行く勇気がなくて、この機会を逃したら一生行けない気がして……幻滅しましたか……?」
不安げに聞いてくる喜多。全然そんなことはない。普段とのギャップがすごいのは正直ある。だが、喜多が年頃の女性であることを考えれば、興味を持つのは当然のことなのだから。思ったことを正直に言うと、安堵する喜多。だが、彼女の中には不安要素がもう1つあった。
「あの……このことは結束バンドのみんなには言わないでもらえると……特にリョウ先輩には……」
リョウは幻滅こそしないだろうが、性格を考えればからかわれることは目に見えている。一目惚れした相手にそういうことをされるのは喜多には耐えられないのだろう。
「わかってる。結束バンドのみんなには言わないから」
「ありがとうございます……」
「で、買うの?それ」
『ひぁっ!?』
唐突に聞かれた2人はふたたび驚きの声を上げる。そのせいで店内にいた人たちが何事かと陽月たちを見る。だがすぐに興味をなくし、自分の買い物にもどった。
「か、買うわよ!そのために来たんだから!」
「私も買います!ここで買わなかったら一生買えない気がしますし!」
喜多の発言は流石に大げさだと思うが、本人からしたらそれほどのものなのだろう。
「本当に買うの?ムリしてない?」
「む、ムリなんてしてないわよ!今から買ってくるから待ってなさい!」
「私も行きます!」
あからさまな見栄を張って会計にむかっていく鈴と喜多。そんな2人が買ったのは鈴がノーパンヘソだしのセーラー服とアナルビーズ。喜多が白のベビードールと複数の遠隔ローターだった。2人は会計からもどってくると、陽月の手をそれぞれ握った。
「え、なに?」
「陽月、ホテル行くわよ!!」
「なんでホテル!?」
「買ったものを使うためです!買っても使わないと意味ないですから!」
「……今から?」
『今から(よ!)です!』
声を揃えて言ってくる鈴と喜多に押され、半ば強引にホテルに連行される陽月。そこで指定された部屋に入室するや否や、彼をベッドのほうへ引っ張っていく。そして――。
「それじゃあ陽月先輩は目を閉じててくださいね~」
「え?ちょっ……」
目を閉じるように指示した喜多が陽月の目を手で隠す。急なことで思考停止になる一方で、喜多の言うことを聞いた鈴は脱衣場で服を脱ぎ捨てていく。パンツも脱いで完全に全裸になった鈴は自身が買ってきた服に袖を通す。
「終わったわよ」
「よし。それじゃあ……目を開けていいですよ♪」
手をどけられ、目を開ける。すると目の前には先ほど購入した鈴が立っていた。ちなみにイメチェンなのか、髪型はいつものツインテールではない。サイドポニーだ。
「ど、どう……似合うかしら……?」
少し恥ずかしそうにしながらポーズを決める鈴。陽月は思わず“かわいい”と漏らしてしまう。でも、そうなるくらい似合っているのだ。ただ1つ問題点をあげるなら、ノーパンなのでスカートの奥から具が見えてしまっているくらいだろう。
「ありがと……でも……ちょっと恥ずかしいわね。これ……」
セーラー服というのは一般的には学校の制服として認識されている。それを着て行為を行うことに少なからぬ抵抗があるようだ。しかもこれはアダルトショップで購入したもの。だからか、生地も薄く体のラインもくっきり浮き出てしまっている。
「あ……陽月が……見てる……私の……アソコ……」
陽月に見られているというシチュエーションに興奮しているのだろう。鈴の秘部から愛液があふれ出す。それが伝って床に落ちたとき、フラッシュがたかれた。音がしたほうを見ると、喜多がスマホのカメラで捉えていた。
「喜多!あんたなにしてんのよ!?」
「凰先輩があまりにも可愛かったので♪それに先輩、あそこで会計するときに言ってたじゃないですか。こういうのがしたいって」
「ちょっと!バラしてんじゃないわよ!!」
鈴と喜多が言っているのは“援交ごっこ”に関すること。撮影をすることでよりリアリティが増すと考えた結果、“鈴に援助交際をする女の子になってもらう”ということになったのだ。2人の中では陽月がその相手役になるということになっているが、陽月からしたら援交ごっこ自体初耳である。
「鈴、援交ごっこって……?」
「あたしはお金に困ってる女子高生の役で、陽月は私みたいな女の子に金を払ってセックスを要求する変態オヤジの役……喜多は私たちのハメ撮りをしてネットで売ろうとしてる裏サイトの管理人よ。ちなみにこの設定を考えたのは喜多よ」
「喜多ちゃんが……?」
喜多に目を向ける陽月。彼女はいつも通りの屈託のない笑顔を見せているが、まさか喜多にこんな趣味があったとは思いもよらなかった。しかもカメラで撮られているという状況から、陽月のナカに1つの不安要素が生まれた。
「……1つだけ聞きたいことがあるんだけど……」
「なんです?」
「今撮ってるそれ……アップしたりしないよね?」
もしこんなものが世に出たら全世界に恥をさらすことになる。そんなこと、絶対にあってはならない。
「安心してください。私たちしか知らない場所に保存しておくだけですから。誰の手にも渡らない場所に。流出する危険性もないですよ」
「それならよかった」
安心したと同時にこのご時世にはありがちなことをするものだと陽月は思う。でも、それほどにまでこの行為に熱中しているのだろうか。そう思いつつ、鈴に目をむける。彼女は顔を紅潮させて股間を指で押し広げていた。
「鈴、なにしてるの……?」
「オカズ……提供してるの……喜多が撮ってる動画をネットに売るつもりなんでしょ?だったらこれくらいしないとお金にならないでしょ?」
鈴なりの配慮らしいが、それをしているうちに興奮がさらに高まったのか、彼女の腰が動きはじめる。このままいったら陽月との行為が始まってしまいそうだ。
「あ、あの……そろそろはじめてもいいですか?」
このままでは自分が蚊帳の外になってしまう。そう考えた喜多が撮影を再開していいか陽月に確認する。彼も2人に任せっぱなしもアレだと思ったので、まずはセーラー服の隙間から見える鈴のおっぱいに手を伸ばす。そしてゆっくりと揉みはじめた。
「あっ……はぅ……お兄さん……気持ちいいですぅ……♪」
おっぱいを揉まれ、頬を染めながら甘い声を出す鈴。まるで別人のような態度だが、これも彼女なりの配慮なのだろう。それならばこっちも相応の演技で応えるべきだろう。陽月はそう考えて演技をはじめた。
「もっと揉んでほしいかい?それとも……こっちを触ってほしいのかなぁ?」
「両方ぉ……どっちも……お願い……♡」
“早く……”と催促する鈴に対して陽月は“はいはい”と言って右手を秘部に添える。鈴は嬉しそうな表情を浮かべて腰をさらに強く振った。それによって陽月の指が鈴の秘部に入り、彼女の口からさらに大きな喘ぎ声が上がる。
「お兄さんの……指…中に入ってきてる……これだけでもう……イッちゃいそう……♡」
そう思うほどに気持ちいいらしい。だが本番はここからだ。とでも言うように陽月は左手を秘部に入れ、優しく撫でまわした。
「あ……はぁ……♡」
あまりに気持ちよさからか、我慢できずに声を出す鈴。陽月の指が膣壁に触れるたびに快感を感じてしまうが、アナルビーズの存在も忘れていなかった。
「ねぇ、陽月……これ……使ってくれない?」
そう言って、アナルビーズを差し出す鈴。購入したものの使い方が全くわからないため、陽月にお願いするしかない。彼は普段こういうのは使わない。だが、鈴の頼みならとそれを受け取った。
「じゃあ……使うよ?」
「うん……やって……♡」
四つん這いになった鈴のお尻を持ち上げると、陽月はローションをビーズ全体に塗りたくる。その様子をカメラ越しに見ていた喜多は思わずゴクリと唾を飲み込む。
「あぁ……ついにアナルビーズを使われるんですね……凰先輩……」
そんな彼女の顔は紅潮していたが、瞳から興奮していることがうかがえる。そんな彼女をよそに陽月はゆっくりとアナルビーズを鈴のアヌスに入れ始めた。
「ん……んぐっ!」
最初は異物感があったのか、苦悶の表情を浮かべていた鈴。だが時間がたてば慣れてきたようで、だんだんと落ち着いてきた。
「ねぇ……もっと動かしてぇ……あたしの中に……陽月のが欲しいの……♡」
甘い声で言う鈴。だが、それはまだ早い。そう考えた陽月はあえて肉棒を入れるのではなく、ビーズの出し入れを始めた。
「え……?あ……やっ……ダメェッ!!」
「おやおや、どうしたのかな~?こんなにもヒクつかせちゃって」
ビーズを出し入れする速度を上げるにつれ、鈴の体の震えが大きくなる。それに比例して多くなる愛液の量。それを見た喜多は我慢できなくなったのだろう。鈴の乳首をいじくりはじめた。
「あ……やっ!ダメだってばぁ!!」
体を跳ねさせる鈴に対し、喜多は“私も混ざりたくなりまして♡”と言いながら、乳首への攻撃を続ける。だが、そろそろ限界に達してきた。ということでラストスパートをかけようと、陽月は指とアナルビーズの動きをさらに早めた。
「やっ……!ダメッ……!!もう……イッちゃう……♡!!」
2人から与えられる刺激に耐えられなくなったのか、鈴は腰をガクガクさせる。絶頂を迎える寸前なのだろう。それを察した喜多は乳首から手を放し、録画を開始。直後、陽月が鈴にアナルにビーズを全てぶち込む。それがギリギリ耐えていた彼女にトドメを刺すこととなった。
「あぁっ!!イグゥウウッ♡!!」
絶叫とともに盛大に潮吹きをする鈴。同時にスマホからシャッター音が鳴り響き、それに至るまでのシーンはすべて記録された。その後も鈴はしばらく痙攣し続けていたが、やがて力尽きたように倒れ込んだ。すやすやと寝息を立てている。寝てしまったようだ。
(終わった……)
陽月が安堵したのも束の間、スマホを置いた喜多が彼の下腹部に頭を乗せる。いわゆる膝枕というものであるが、彼女はその状態で陽月の肉棒をしごきはじめた。
「あっ……ちょっ……」
「次は私の番です♡」
そう言って、手を動かしていく喜多。やがて彼女の愛撫により大きくなった肉棒を見てニヤリと微笑むと、それを口に含んだ。
「んふぅ……!おっきぃ……♪」
喉奥までくわえ込んでから舌を使い、舐めまわしていく。その刺激は強烈であり、口をすぼめて吸い上げたりしながら肉棒を責め立てていった。
「あ……もう出る……!」
射精寸前となったところで喜多は一度口を離す。と思えば亀頭部分だけをしゃぶりつづけた。その行動により余計に感じやすくなってしまったのだろう。陽月の息が乱れている。だが、そんな彼に慈悲を与えることはなく、喜多はフェラのスピードをさらに上げた。まるで陽月がいつまで耐えれるか試すかのように。
(ヤバい……そろそろ……)
イキそう、となったところで喜多はフェラチオを中断。顔を上げた彼女は“まだ終わってませんよ?”とでも言うような視線を送りつつ、唇が触れるだけのキスを交わす。
「イク時は一緒にイきましょうね♡」
その言葉とともに喜多はふたたび陽月の下半身へ潜り込む。続けて陰嚢の方に向かって顔を埋めると、袋を丁寧に舐め始める。しかもそれだけじゃない。竿の方にも舌を伸ばしてきた。
「んっ……♡ぺろ……れろ……♡」
丹念に舐められていくうちにまたしても限界を迎えそうになるが、陽月は歯を食いしばって耐える。そんな状態がしばらく続くと、突如として襲ってきた快楽の波。それは今までとは比べものにならないくらいのものだった。
「あっ……!」
思わず声が出てしまう程の衝撃。どうやら喜多の舌が尿道口に入り込んできたらしい。そのままジュルジュルという音を立てながら、尿道の中をかき回されていく。
「喜多、ちゃん……!もう……!」
「ぷは……いいんですよ?出させてあげますね♡」
そう宣言するなり、再度フェラを始める喜多。亀頭を中心に責め立てる喜多の舌遣いに翻弄され、陽月はついに大量の精子が放出。喜多は口で受け止めようとしたが間に合わず、顔中にかかってしまう。だが、それでもなお溢れ出る白濁汁を必死になって口で受け止めた。彼女がそれができて満足したのだろう。陽月をようやく解放し、口に入った精子を飲み込んだ。舌なめずりも添えて。
(喜多ちゃんが大人っぽく見える……)
初めて見る喜多の姿にドキッとしてしまう。いつも明るく元気な彼女。だが、今の彼女はそれとは明らかに異なる姿だった。
「まだ終わりじゃないですよ?」
そう言ってほほ笑むと、そのままベッドの上で仰向けになる。続けて自ら両脚を持ち上げ、お尻を天井に向ける体勢―いわゆるマングリ返しの姿勢をとった。
「見てください……これが今の喜多喜多です……♡」
白いベビードール越しに見える喜多の秘部からは既に愛液が滲み出ていた。先ほどの鈴との行為で興奮が冷めやらぬまま、彼女は陽月におねだりする準備を整えていたのだ。
「先輩……喜多のここ……こんなに濡れちゃってます……」
自分で股間を広げる喜多。そこは確かに濡れており、小さな水滴が太腿を伝っていた。そして内側からはピンク色の花弁が覗いている。さらにその中心部分からは透明な液体が溢れ出し続けていた。
「……ねぇ……先輩……早く……ください……♡」
甘く蕩けるような声で懇願する喜多。普段の明るい彼女とはまったく違う雰囲気に圧倒されながらも、陽月はゆっくりと身を乗り出す。続けて顔を近づけると、息を吹きかけた。
「ああんっ♡」
短い悲鳴とともに身体を大きく反らせる喜多。しかしすぐに体勢を整えるとふたたび両手を股間に当て広げ、こちらを見つめてきた。今にも泣きそうな潤んだ瞳で。
「先輩……どうですか?喜多のおまんこ……美味しそうでしょう……?」
挑発的に問いかける喜多。たしかに彼女のそこは綺麗な色合いをしていた。食べてしまいたくなるほど魅力的なそこだが、陽月にはわかっていた。これは喜多による誘導で彼女は陽月を焦らせたいのだと。
(やっぱり喜多ちゃん……僕のこと誘ってるんだ)
確信を持ちながらも、無理強いはしない。むしろ逆に焦らすようにゆっくりと唇を近づける。すると案の定、焦れた様子を見せてきたので一気にしゃぶりついた。
「ひゃうんっ!」
甲高い嬌声を上げるとともに喜多の背筋が伸びる。そのまま舌先を尖らせて穴の入口辺りを集中的に舐め回すと、徐々に快楽の度合いを上げていく。それがちょうどいい快感になったのだろう。喜多は絶頂を迎えた。
「イ……っちゃいましたぁ……♡」
陶酔した声で告げる喜多。だが、もちろんこれで終わりではない。陽月はお返しとでも言うように彼女に肉棒をナカに挿入した。
「んっ……ふぅっ♡先輩……ダメッ……そこぉおっ♡」
拒むような台詞を吐きつつも、その表情は快感に染まっていた。同時に膣内の締め付けも強くなっており、もう限界が近い事を示している。しかし、陽月は容赦なく責め立て続けた。
「あぁっ……もう……本当に……イクゥウウッ♡!!!」
絶叫とともに喜多の全身が小刻みに痙攣する。だが、陽月は舌の動きを止めない。むしろ激しさを増し、Gスポットに当たる部分を狙って擦るようにして刺激を与えていく。
「あぁ……ダメ……おかしくなるぅ……♡」
涙を流し始め、涎までも垂らしながら喘ぐ喜多。その姿はとても淫猥なもので、見ているだけで興奮してしまうほどだった。そして遂には堪らず叫びながら盛大に潮吹き。直後は力を使い果たしたかのようにぐったりと倒れこんだ。
「今日はこのまま、泊まっていきましょうね♡」
「それならちゃんと親に連絡を―――」
「友達の家に泊まると言ってあるから大丈夫です♡」
笑顔で舌を出しながら言う喜多。喜多は周りからいい子だと思われがちで、喜多もそれに応えようといい子のように振舞っている。だが、そういう彼女も裏ではこういうこともしている。これは喜多がほんの一部の人にしか見せない裏の顔といっていいだろう。
「あ、あたしも泊まるからね!」
「陽月さん、構いませんか?」
「ああ、もちろんだよ」
こうして、陽月は彼女らに独り占め―――否、2人占めされるのだった。