【プリキュアシリーズ】
・朝日奈みらい
・十六夜リコ
【崩壊:スターレイル】
・ホタル
「陽月さん!これ見て!」
窓が勢いよく開き、朝日奈みらいと十六夜リコが息を弾ませて飛び込んできた。みらいの手には小さな小瓶があり、中に淡い青い液体が揺れている。
「2人とも、どこから入ってきてるのさ……」
「ごめんなさい……みらいが陽月さんに見せるんだって聞かなくて……」
「まあ、これにも慣れたからいいけど……」
と自分で言ってておかしいと感じてしまう。そりゃそうだ。窓から人が入ってくるところを目にすることなんてそうない。だが、陽月からしたらそれは日常茶飯事なのでおかしいとは感じても慣れてしまった変わらないのだ。悲しいことではあるが。
「で、それはなに……?」
「一時的に大人になれる薬だって!魔法学校の先生からもらったんだ!」
「先生はそう言ってたけど、本当に効くのかしら……?」
リコは半信半疑といった表情だったが、それでも好奇心には勝てないようだ。2人は陽月の目の前で小瓶を開けた。中の液体が不思議な輝きを放っている。そんないかにも怪しい雰囲気を漂わせている薬をみたいとリコは躊躇うことなく飲み干す。直後はなにも変化はなかったが、5分くらいたったところで……。
「うわああああ!!」
「ちょっ……なんなのよこれえ!!」
みらいとリコの身体が光に包まれ、それが消えたとともに20歳前後の姿をした2人が現れた。過去にエルフナインが手違いで大人になる飴玉を作ったことがあるが、ほかにも作れる人がいたとは驚きだ。
「ほ……本当になった……!!」
「信じられないわ……!まさか本当にこんなことが起こるなんて……」
背丈が伸び、声も大人びたものとなったみらいとリコは明らかに大人の女性だった。しかもこれも薬の仕様なのか、薬を飲む前は魔法学校の制服を着ていた風貌からみらいは落ち着いたトーンのワンピース、リコは黒基調のシックなドレス風の服に変わっていた。
「そうだ!この状態でプリキュアに変身したらどうなるかな?」
「そもそもその状態で変身できるの?」
「やってみたことないのでわかりませんけど、今後のために試してみてもいいかもしれません」
「じゃあ陽月さん、せっかくだから陽月さんの好きなスタイルになってあげる!なにがいい?」
こういう機会はそうあるわけじゃないので、せっかくだからと陽月はしばらく考えた後、サファイアスタイルをリクエストした。みらいは陽月のリクエストに“オッケー!”と笑顔で答えるとリコ、モフルンと手を繋ぎ、眩しい光があふれ出すとともに変身を完了させた。13歳の今の姿でキュアミラクルの衣装を纏った時は幼さが残り可愛らしさが先行したイメージだったが、20歳の大人びた姿で水色を基調とした衣装を纏ったキュアミラクルとキュアマジカルは大人らしい凛とした印象を与えるものとなっていた。これは変身した本人たちも同様の感想を持ったらしく、変身が完了するとたがいの姿を確認する。
「どう?陽月さん」
「すごくキレイだと思う。想像してたよりも……」
陽月からのコメントにみらいは“よかった~!”と表情を華やがせ、リコは照れながら“ありがとうございます……”と小声で言いながら俯いた。
「じゃあ、せっかくだから何かポーズとかとってみようよ」
「別に構わないけれど……」
「まずはこれ!」
みらいは右手を腰のあたりに置き、左手を前方に伸ばしウインクする。キュアミラクルとキュアマジカルはファンクラブができるほどの人気を獲得しているが、そういう人たちがこのポーズを見たら卒倒まちがいなしだろう。
「ほら、マジカルも!」
「え?じゃ、じゃあ……これで……」
次にリコが両手でハートを作ってみせる。それに対抗心を燃やしたのか、みらいもハートを作る。左右から挟むように見せつけられれば、陽月の心臓の鼓動も早まる。
「陽月さん……」
「せっかく大人になったので、これから……♡」
そこまで言われれば、2人がなにが求めているのかは察せられる。いつもの姿でするのももちろんいい。だが、大人になった2人は子どものときとは違った魅力を放っているのは事実で、そんな2人に迫られればガマンできなくなるのは男として当然なわけで……。
「私はいつでも、いいですよ……?」
「だから、シよ♡陽月さん♡」
色気のある声で言いながら近づいてくるミラクルとマジカル。普段は子ども向けアニメのヒロインの衣装をまとっている2人だが、20代前半の身体でそれを着ると完全にセクシーなランジェリーのように見える。加えて胸部のV字にカットされたラインがより深い影を作り出し、薄布越しに見える谷間が艶めかしい。ミラクルは無邪気な笑顔で陽月の手を握り、その手を自分の胸元へと導いた。
「ほら……大人になったから、ここもちゃんと育ってるよ♡」
温かく柔らかな膨らみに指が沈み込む感覚に陽月は息を呑む。みらいは嬉しそうに微笑むと、突然しゃがみ込み、陽月のズボンのベルトに手をかける。
「今日は私たちが、リードするね♡」
一方、マジカルは少し離れた位置から見つめていた。彼女の碧眼が妖しく細められる。マジカルのサファイアスタイルは通常よりシックで、マジカルの紫髪によく似合っていた。
「陽月さん、私のほうも見てください……」
そう呟くと、彼女はゆっくりと自分の胸元を覆う布をずらし始めた。そうして綺麗な鎖骨と白い肌が徐々に現れると、マジカルは手袋をつけたまま器用に襟元を開き、陽月に向けて微笑んだ。周囲に流れるピンク色の空気。2人の大人プリキュアによって発生されているそれが陽月を興奮させる要因となり、股間はどんどん硬くなっていく。それを見たミラクルは口元を吊り上げ、器用にファスナーを下ろした。そうして解放された肉棒をミラクルは手に取り、優しく握り締めた。
「すごい……こんなに硬くしてるんだ♡」
「本当、いつ見てもすごいわね……」
マジカルも歩み寄り、2人で陽月の足元に膝をつく。ミラクルは亀頭をぺろっと舐め上げると、“ねぇ……2人でしよう?”と言ってマジカルを見る。マジカルは少し頬を染めた後、静かに頷いて顔を寄せた。2人のプリキュアが1本の肉棒を挟みながら、キスをするように口付ける。
「ん……♡ こういうの初めてするけど、これで合ってるのかしら……?」
ミラクルが竿の部分を丁寧に舐め上げると、マジカルはカリ首を中心に舌を這わせる。異なる舌遣いで刺激され続けることで、陽月は堪えきれず声を洩らした。それに気づいた2人は一旦動きを止めると同時に顔を見合わせ、ふたたび笑みを浮かべる。
「陽月さんほら見て、おっぱいだよ~♡」
「胸、好きですよね……?見てください……」
性欲を煽るようにミラクルとマジカルが谷間を見せびらかしてくる。それによって陽月の理性は切れたようで、床に倒したミラクルのおっぱいを本能のままに揉みしだいた。その柔らかな膨らみは変身しても衣類の質感は変化しないため、通常より薄い生地越しに感じる体温と弾力が陽月を虜にした。
「あの陽月さんが、あんなに……」
普段とのギャップに驚きつつ、そんな陽月に襲われたい欲に駆られる。陽月はそれを表情で見抜いたのか、ターゲットを変えてマジカルを床に倒した。
「あ……や、やだぁ……♡」
「可愛い声出して……シてほしかったんだよね?僕にはわかるよ」
「……♡」
見抜かれたことになにも言えず、マジカルは視線をそらす。陽月はそれならとおっぱいを包み込むように優しく揉み始めた。
「ひゃあんっ♡」
「シてほしかったんでしょ?素直に言っちゃいなよ」
「あっ♡はい、シてほしかったですっ♡陽月さんに、襲ってっ♡ああぁあんっ♡」
「なら、望みどおりにしてあげるよ」
両方の乳首をつまむようにして指先でころころと転がしていく。それによりマジカルは堪らず嬌声を上げてしまい、その反応を楽しむかのように陽月は何度も同じことを繰り返した。
「陽月さんずるいよ!私にもしてくれるって言ったのにぃ!」
ミラクルが抗議の声を上げる。陽月はそんなミラクルに“ごめんごめん”と苦笑すると同時にミラクルの方にも手を伸ばして乳首を擦った。
「もうっ……そんなので誤魔化そうとしてもダメなんだからぁ♡」
文句を言いつつもしっかり感じてしまっているようで、声が蕩けてきたことに気づいた陽月は今度は指先で摘まみ上げ引っ張ってみた。
「んんぅっ♡」
「これどう?痛かったら言ってね」
そう聞いてみるも返ってきた答えは喘ぎ声のみであったため、続けて引っ張ったり捻ったりしてみる。そうするうちにミラクルも次第に興奮してきたようで、甘い吐息が漏れ始めるようになったところで一度手を止めた。
「はあっ♡はあっ♡」
「大丈夫?苦しくない?」
「だい、じょうぶ……♡だから……もっとぉ♡」
潤んだ瞳で懇願する姿を見て我慢できるはずもなく、再び刺激を与え始める。しかしそれだけでは終わらず、空いた手でスカートを持ち上げて秘所が見えるように広げた。
「陽月さんのエッチ♡」
その行動に対して非難の声を上げるミラクルだったが、抵抗することはしなかった。むしろ逆に期待しているかのような視線を向けていたため、遠慮する必要もないだろうと判断して下着越しに陰核辺りを触り始める。するとすぐに湿り気を感じ取ることができたため、陽月はそのまま上下運動を開始。ゆっくりとした動きだったから徐々にスピードを上げていき、最終的には布越しであるにもかかわらず大きな水音が響き渡るほどになっていた。
「陽月さん……わたしにもぉ……♡」
一方で、マジカルはスカートの中へ手を入れて自慰行為を行っていた。
その行為を目にした陽月はすぐさま彼女の元へと行き、手を差し伸べる。
「待たせてごめんね」
「いえ……私も自分でしていましたし……ひゃあんっ♡」
「ほら、また濡れてきてる」
「だってぇ……♡陽月さんが悪いんですよ……ああぁあっ♡」
マジカルはそう言いながら自分の指先で花弁を掻き分け、さらに深く侵入させるようにして快楽を求め続けた。それに対して負けじとばかりに陽月も激しく責め立てていく。
「ひゃああああああんっ♡すごっ♡すごいですぅっ♡」
「陽月さぁん♡おっぱいも吸ってぇ♡」
ミラクルがおっぱいを揺らしながら訴えかけてくる。それに応えるべく陽月は右乳首を吸い、左の乳首を爪先でピンと弾いた。すると彼女の背筋が弓なりに反り返ったかと思えばすぐに崩れ落ちてしまったのだが、それでもなお求めてくるため口を離すことなく愛撫を続けているうちにミラクルは全身を痙攣させ始め、やがて絶頂を迎えた。そうなるとミラクルとマジカルは脱力するが、陽月はそこから追撃するように衣服を剥ぎ取っていく。そうして2つの蜜壺が露になると、そこに人差し指を突っ込んだ。どちらも溢れ出てくるくらいに愛液で満たされており、容易に指の根元まで入ってしまう。そのまま出し入れを繰り返しながら、親指を使ってクリトリスへの攻撃も忘れないようにする。しかし、そんな陽月の愛撫に耐えきれなくなった2人はついに限界を迎えてしまったようで大きな声を上げると、大きく仰け反った。その際に溢れた愛液が太腿を伝って地面へ零れ落ちてしまうほど大量に出てしまい、部屋中がいやらしい香りで充満。そうなってしまえば当然勃起しないわけなく、彼女たちの痴態によって高まり続けていた欲望はついに爆発する。
「そろそろ、いいかな……?」
「はい……♡お願いします……♡」
「きてくださぃ……♡陽月さん……♡」
熱っぽい瞳で彼を見つめながら2人が言うと同時に自ら股を開く。その姿を見ただけで興奮したのか陰茎がビクッと震え上がり、我慢汁が出てくる。それを見て喜ぶ2人に見せつけるように見せつけるように己の一物を取り出す。ミラクルとマジカルはそれを見た瞬間、ごくりという音が聞こえてくるような錯覚に陥るほど喉仏を動かす姿を見て興奮しているのがわかると、自然と口角が上がっていく自分がいた。そしてそのままゆっくりと近づいていくのにつられて彼女達も腰を高く持ち上げてくるため、狙いやすくなった穴へと亀頭を当てがうと少しずつ沈めていった。それは最初こそ抵抗感があったものの途中からすんなり入り込んでいき、根元近くまで到達してしまった。あまりにもスムーズに入ってしまったせいか、一瞬戸惑いを見せるもすぐに馴染んでいったために問題ないと判断し、抽送運動を開始。最初は緩慢な動作であったが次第に速くなり、激しく動けば動くほど結合部からは粘っこい水音と肌同士がぶつかり合う乾いた音が鳴り響き耳から脳内までも犯しているような感覚になり、さらに気持ち良くなっていった。それだけではなく、膣壁を通して子宮口にも衝撃を与えられるためにその度に意識が飛びそうになりかけるほど気持ちよかったが、必死に耐え忍びつつ彼女の反応を見逃さないように観察しながら、最奥目掛けて突きまくっていく。するとついにその時が来たようで、今まで一番強い締め付けと共に盛大な潮吹きをかました。その影響で全身から力が抜けてしまい、ベッドの上でぐったりしていたのだが、休んでいる暇は与えないと言わんばかりに彼女が体勢を変えようと提案した。
「次は私が上になるね?」
「ああ……」
承諾を得られたことで嬉々として立ち上がり、彼女を受け止める準備を行う。その後騎乗位という形になると、今度は自分のペースで動けることが嬉しいのだろう。積極的に動いてくれたおかげもあり、お互い絶頂へと近づいて行ったタイミングでまたしても彼女の方が先に達してしまいそうになってしまったが、なんとか堪えながらもフィニッシュを迎えようとしていた。
「陽月さぁん♡いっぱい出してぇっ♡」
「私もっ♡私も欲しいですぅっ♡」
彼女を抱き寄せ、強く抱擁しながら子宮へ直接流し込んでいく。その勢いは凄まじく、脈打ちながらも大量の精液が注ぎ込まれていった。その量の多さからか収まり切れずに逆流してしまうほどであり、その一部が重力に従って垂れてくる始末となったが彼女たちはそれを気にせず受け入れてくれた。しばらく余韻に浸っていたが、ふと思い出したようにふたたび動き始める。今度は対面座位となって密着度を高めつつ唇を重ね合わせていく。お互いの唾液を交換し合い飲み干していく様は非常に淫靡なものであったが、それ以上に幸福感の方が大きかった。陽月はこれでようやく満足したのだが、ミラクルとマジカルもといみらいとリコは薬の副作用なのか、まだ満足していないようで……。
「陽月さん、まだできるよね♡」
「私たちが満足するまで、付き合ってもらいますからね♡」
「え!?まだ足りないの!?あ、ちょっ、やめっ―――」
それから陽月は性欲魔獣と化した魔法つかいに搾られた後、意識を途切れさせたのだった。ちなみにその後ちょうど薬の効果が切れたようで、みらいとリコは元の中学生の姿にもどったという。
―――――
【~♪】
部屋で予習をしていると、スマホから電話が鳴った。
「誰だ?」
シャーペンを走らせていた手を止めてスマホの画面を見ると、中央に“ホタル”と表示されていた。通話をオンにしてスマホを耳の横に添える。
「もしもし?」
【こんにちは陽月。今、時間いいかな?】
予習をしていただけなので、陽月は“大丈夫だよ”と答える。
「それで、どうしたの?」
【陽月って、今度の土曜ヒマ?ヒマなら買い物に付き合ってほしいんだけど……】
ようはデートなのだが、その日の陽月は特に予定はないので、この誘いを受けた。受けるとホタルは“よかった”と安堵したような声を出す。
【じゃあ、土曜の10:00に公園の噴水前に集合でいい?】
「土曜の10:00に公園の噴水前だね。大丈夫だよ」
【じゃあ、それで決まりね。ところで、電話に出る前はなにをしてたの?】
「予習だよ。次の授業のね」
陽月はよく知り合いと遊んでいるが、それを理由に成績を落としたくない。そういったことから、平日の2時間は予習と復習の時間に当てているのだ。
【マメなんだね。大体の人はテスト期間に勉強するのに】
「あらかじめやっておけば、テスト期間に慌ててやる必要はないからね」
まあ、わかっててもやらないのが大半ではあるが。ちなみに陽月は予習と復習を欠かさずやっているためか、試験の順位は常に10位以内だ。
【じゃああたし、予習のジャマしちゃったかな……?】
「大丈夫だよ。ちょうど休憩しようと思ってたところだし」
こまめに休憩を入れるのが予習と復習を継続させるコツである。
【陽月、成績いいもんね。じゃあ、次のテスト期間は陽月に勉強見てもらおうかな?】
「いいよ。どうせなら勉強会を開くのもいいかもしれないね」
【それいいかも。じゃあ、その時はあたしが何人かに声かけるよ】
「ありがとう。その時はお願いするよ」
【まかせて。あ、これ以上長話するのもアレだからもう切るね。土曜楽しみにしてるね】
「僕も楽しみにしてる。それじゃ」
そう言って会話を切り上げると、陽月は通話を切った。
―――――
土曜。約束通り公園の噴水前でホタルと合流した陽月は人々が賑う商店エリアを歩いていた。
「買い物に付き合ってと言ってたけど、なに買うの?」
「服だよ。そろそろ新しいのが欲しくて」
「服か。荷物持ちをすればいいのかな?」
「それもあるけど、服の意見を聞きたいっていうのもあるかな?」
「意見か……でも僕、服には詳しくないよ?」
「陽月じゃないとダメなの。だって……」
ホタルの顔がみるみる赤くなる。
「陽月の好みの服を、買いに行くんだから……」
「……」
美少女にこんなこと言われて反論できる男がいるだろうか。否、いるわけない。
「じゃあ、服は僕が選んだほうがいいかな?ファッションセンスに自信があるわけじゃないけど……」
「それでも、あたしはそのほうがいいな。こういうのは陽月が選んでくれたってのが大事なんだから」
「わかった。じゃあ、がんばってみようかな」
「お願いね。ナイト様♪」
からかうように言われつつ、デパート内にある服屋へ。そこに着くと、陽月はホタルと一旦別れ、レディースコーナーにむかった。
「う~ん、ホタルだったら……あ、この服なんかいいかも。あとはこれに合うスカートと靴下を……」
色とりどりのスカートや靴下を比較して、それを着たホタルを想像して、思考の海を泳ぐ。その末にそろえた服一式を持ってホタルの元にむかう。服選びとは一度沼に入ると時間を忘れてしまうもので、1時間も時間を使ってしまった。だが、これはホタルの着る服を真剣に選んだ故のことだ。
「時間かかっちゃったけど、選んできたよ」
服一式をホタルに差しだす。
「ありがとう。じゃあ、早速着てくるね?」
服一式を受け取ると、ホタルは試着室に入る。しばらくしてカーテンが開かれて姿を現したのは上が蛍が飛んでいる姿が毛糸でデザインされたクリーム色の長袖ブラウスを着用し、下は白のスカートに白の靴下を穿いたホタルだった。
「ど、どうかな……?」
「うん、イメージ通りだ。すごくかわいいよ。ホタルはどう?」
「いつもと違うけど、このブラウスのデザイン、好きだな。服の組み合わせもいいし、陽月ファッションセンスは自信ないって言ってた割にはちゃんと選べるじゃない」
「ホタルのこと考えながら選んだだけだけど、気に入ってくれたならよかったよ。あ、あとこれに合う靴も選んでみたんだ。これだよ」
そう言って、ホタルの足元に茶色のショートブーツを置く。
「靴まで選んでくれたの?着る前はなかったのに……」
「着替えてる間に選んできたんだよ。ファッションは服だけじゃないから。履いてみて」
言われるまま、ホタルはショートブーツを履く。
「うん、思ってたとおり、その色のスカートには茶色が合うね」
「靴まで選んでくれるなんて思わなかったよ。うん、これに決めたよ」
満足したように言うと、ホタルはカーテンを閉める。
「着替えないの?」
「陽月が選んでくれた服だから、今日はこの服のままでいようかと思って。あ、陽月が選んでくれたけど、お金のほうはあたしが出すから」
「いいよ。その服と靴は僕がホタルにプレゼントするよ」
「え、いいの?」
「うん。僕がホタルにプレゼントしたいから」
「……」
顔を赤くさせながら、髪を弄りだすホタル。
「ありがとう……この服と靴、あたしずっと大事にするよ」
「そうしてくれるとうれしいよ。この後はどうする?」
「せっかくデパートに来たから、いろいろ見て回らない?この服でキミと歩きまわりたいし」
ホタルはスキップしながら言うと、陽月の腕に抱きつく。
「いこっ」
「うん」
笑顔で言うホタルに陽月も笑顔で返すのだった。
―――――
空がオレンジ色に染まるころ、陽月とホタルは帰りの電車に乗っていた。しかし、今日は出かけている人が多いようで、中はすし詰め状態となっていた。
「けっこう、混んでるね……」
人がなだれ込んだことで、ドアの前に追いやられた陽月とホタル。すし詰め状態となっているせいで、密着状態になっている。あと少し顔を前に出せばキスできそうなほどに。
「ち、近いね……」
「ごめんね……この状態だと身動きが取れなくて……」
「だ、大丈夫だよ……こんな状況ならしかたないし……」
たしかにしかたない。しかたないのだが、密着しているせいでやわらかいものが当たってしまっている。陽月はできるだけ意識しないようにしているのだが、年ごろの男がそれをするのは難しい話で……。
「あ……」
ホタルの視線が下にいく。その先には肉棒がズボンを内側から突き破らんばかりの勢いで勃ちあがっていた。そのせいで股間部分はテントのような三角形を形成している。
「陽月……」
「なにも言わないで……この状態で硬くなるなとかムリだよ……」
「……でも、これじゃ電車から出る時困るよね……。そういえばあたし、服を買ってもらったお礼、してなかったね……」
「お礼……?」
そんなつもりでプレゼントしたわけじゃない。陽月はそう言おうとしたが、この流れでのお礼がなんであるかを察した時、陽月は言葉を飲みこんでしまった。
「そう、お礼。プレゼントされっぱなしなのはイヤだから……陽月」
唇を陽月の耳に寄せる。
「目的の駅に着くまでの間、あたしの体……好きにしてもいいよ♡」
「!!??」
体を好きにしてもいい。これを美少女に囁くように言われたら断れる男はいないだろう。そう、いるわけない。いるわけがないのだ。
「じゃあ、失礼して……」
ホタルからの礼を甘んじて受けることにした陽月は手始めにおっぱいをもむ。服の上からでもわかるやわらかなそれは、陽月の手の動きに合わせて形を変えていく。
「……」
ジッパーを下げて肉棒をしごき始めるホタル。ほどよい力でウィークポイントである先端の側頭部を攻めていく。
(ヤバい……気持ちいい……)
手コキに反応するように肉棒がピクピクと反応を示す。その間、陽月はホタルはおっぱいをもみつつ、スラリとしたふとももをなでまわす。
「んっ……あっ……」
「っ……くっ……」
公衆の面前なので、大きな声は出さないようにしているが、お互い気持ちよさに声が漏れてしまう。
(こんなの、ガマンできるわけないっ……!)
そう、ガマンできるわけない。しかし、ここで射精したら大変なことになる。神様もそう思ったのか、射精するより早く目的の駅に着いた。射精しなくてよかったという安心感と射精したかったという残念感が同居してなんとも言えない感情に苛まれる陽月。
「陽月」
電車から降りたホタルが陽月を呼ぶ。
「なに……?」
「ホテル、いこ?」
陽月の心境を察したホタルの提案に乗り、陽月は彼女とともに近くのホテルへ。そこで指定された部屋に着くなり、2人はベッドに直行し、抱きあう。
「んっ、ちゅぅっ♡れろれろっ♡んはっ、じゅるっ♡ぺちゃっ、れちゅっ♡」
唇を重ね、口内で舌を絡ませ合う。陽月はそうしながらホタルを押し倒し、服をはだけさせる。
「今日は、ヤケに積極的だね」
「いいところでお預けされたんだ。もうガマンできないよ」
「そうだね……ガマンさせちゃったもんね。その分いっぱいシていいよ♡」
ホタルがそう言った後、おっぱいに吸いつく。その後はおっぱいに埋まった顔を左右に動かす。
「陽月、おっぱい好きだね……♡」
「うん、好き。すごく好き」
「じゃあいっぱい、触っていいよ♡」
と許可が出たので、陽月はもんだり頬ずりしたりして、おっぱいを堪能していった。
「っ……陽月、あたしも……興奮してきちゃった……♡」
パンツ越しに股間に触れると、それを示すように湿っていた。陽月はナカに中指を挿しこみ、上下に動かしていった。
「あっ、ああっ♡んっ、そこっ♡気持ちいいっ♡んああぁあんっ♡」
「まだおっぱいしか触ってないのにぬらすなんて、ホタルは変態だね」
「こんなに触られたら誰だって、ぬれるよっ♡」
指を動かすたびに卑猥な音が部屋に響く。それに伴って、ホタルの性的興奮が高まっていく。
「うっ、ああぁあっ♡んぁああっ♡やぁああっ♡指、はげしっ♡そんなにされたら、イクッ♡」
「いいんだよ。ホタルも気持ちよくなって」
言った直後、ホタルは絶頂を迎える。だが、息を整えさせるヒマも与えず、陽月は対面座位の体勢で肉棒を挿入した。
「っ……ホタルのナカ、あったかい……」
「んっ……あっ……♡陽月、動いて……♡」
ホタルがねだってきたので、腰を動かす。動かすたびに子宮が突かれ、肉棒も肉壁によってこすられる。
「あ゛ぁああ゛っ♡んぁあ゛ぁああぁ゛っ♡奥、突かれてっ♡あ゛っ♡気持ちいいっ♡」
「はあ、はあっ、僕もすごく……気持ちいいっ」
「あっ、あ゛ぁっ♡ふぁ゛っ、らめっ♡さっきイッたばかりなのにっ、こんなにされたらまたっ、イッちゃうっ♡ん゛ぁああ゛ぁあぁあ゛ああぁあ゛ああ゛っ♡」
嬌声とともに、陽月とホタルは同時に果てた。同時に精液がホタルの体内に入り、子宮がそれで満たされる。
「……陽月」
「……なに?」
「今回は休憩じゃなくて宿泊だから、いっぱい……イチャイチャシようね♡」
その後、2人が熱い夜を過ごしたのは言うまでもなかった。