【時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん】
・マリヤ・ミハイロヴナ・九条
【超次元ゲイムネプテューヌ】
・ピーシェ
【ピンポーン♪】
九条宅の呼び鈴が鳴る。家に1人でいたマリヤ・ミハイロヴナ・九条ことマーシャはもしやと思い、玄関にむかう。そこで配達員から荷物を受け取り、差出人の名前を確認。マーシャはそれを見て予想通りだったのか、口元を吊り上げる。
「やっと届いた。アーリャちゃんがいない時で助かったわ」
自分の部屋に行って荷物についたガムテープを外し、中身を取り出す。入っていたのは水玉模様が描かれた袋で、中には飴玉がぎっしり詰まっていた。
「これを食べると、子どもにもどるのよね……?」
そう、これはエルフナインが作った幼児化効果のある飴玉。飴玉のことを買ったことがある知り合いから聞いたマーシャは早速ネットで購入し、たった今それが届いたというわけだ。
「これで陽月くんを……ショタに……」
想像しているのか、マーシャの息が徐々に荒くなる。妹のアーリャにはとても見せられない表情だ。
「これはアーリャちゃんに見つからないようにしないと……」
この飴玉は有名なようなので、アーリャが知っていても不思議はない。そして、そんなものを買ったことがバレれば姉としての尊厳を失ってしまう。それはなんとしても避けたかったマーシャは勉強机の奥に飴玉を隠した。
「これでよし……」
あとはこれを陽月に食べさせるだけ。問題はどこで食べさせるかだが、ここだとアーリャに見つかってしまう可能性がある。それなら1人暮らしをしている陽月の家で食べさせたほうが安全だろう。
「そうと決まれば、早速ひーくんに電話ね♪」
スマホを取り出し、陽月の番号にかける。言うまでもないかもしれないが、ひーくんというのはマーシャが好んで呼んでいる陽月のあだ名である。
【もしもし】
「ひーくん、急にごめんね。今っていそがしいかしら?」
【大丈夫ですよ。ちょうどヒマができたところなので】
「そう。よかった」
胸を撫で下ろすマーシャ。予習復習をしている最中だったら申し訳ないと思っていた故。
【それで、どうしたんです?】
「うん。その……明日……ひーくんの家、行ってもいいかしら……?」
【それって、おうちデートに誘ってます?】
「う、うん。そんなところ……かしら?」
目的は別にあるのだが、本当のことを言ったらなに言われるかわからなかったので、黙っていることにした。
【僕は構いませんよ。何時が都合いいですか?】
「うーん、10時……かしら?」
【では、明日の10:00にマーシャさんの家まで迎えに行きますね】
マーシャが陽月の家に行くには電車を使わなければいけない。だが、陽月には独自の移動手段があるうえにそっちのほうが早いので、別の国に移動する際は基本それを利用している。
「わかった。待ってるわね」
【はい。では明日】
「うん、またね。ひーくん」
会話を打ち切って通話を切る。マーシャはプラネテューヌ、陽月はリーンボックスに住んでいるため、会える頻度は多くないが、たまにこうやって話すと幸せな気持ちになれる。そのたびにマーシャは思うのだ。陽月が自分の彼氏でよかった、と。
「ただいま」
玄関からアーリャの声が聞こえてきた。マーシャはスマホを机に置くと、椅子から立ち上がる。
「おかえり~アーリャちゃん」
アーリャを出迎えるべく、マーシャは玄関にむかった。
―――――
「~♪」
翌日。マーシャはリビングで鼻歌を歌っていた。それもそのはず。今日は陽月とデートする日なのだから。
【ピンポーン♪】
呼び鈴が鳴ると、マーシャは待ってましたと言わんばかりにドアを開ける。その先には待ち焦がれた男―――陽月がいた。
「お待たせしました。準備のほうは済みましたか?」
「大丈夫よ。早速行きましょう♪」
陽月の腕に抱きついてから家から出て、エレベーターで下へと降りていく。そして外に出ると、陽月はカプセルモードのネロをバイクモードに変形させた。
「バイク、いつも持ち歩いてるの……?」
「持ち運べるといつでも使えるので。あと電気で動いてるので僕の場合、コンセントがなくても魔力さえあれば雷魔法でいつでも充電できますしね」
「便利ねぇ~」
この世界の技術力の高さに感心しつつ、マーシャは陽月の後ろに横向きで座る。落ちないように、ギュッと陽月に抱き着いて。
「ネロ、フライトモード」
【イエス、マスター】
陽月の指示でブラックチェイサーはホバーで浮かび上がる。それとともにタイヤと入れ替わるように側部に一対の主翼、背部にブースターが出現したフライトモードに変形した。
「じゃあ、行きますよ?」
「ええ、お願いね♪」
マーシャに声をかけると陽月はアクセルをひねり、ブラックチェイサーを空に舞い上がらせた。そしてしばらく空の旅を楽しんだ後、陽月の自宅内へ。だが、そのとき陽月はあることに気づいた。なにするのか決めていなかったのである。今日はおうちデートという話だったが、それが決まってなければ退屈極まりない。陽月はどうしようかと思考の海を泳いでいると、マーシャが後ろから肩を軽くたたいてきた。
「マーシャさん、どうしました?」
「実は私、こんなものを持ってきたの」
マーシャがそう言って見せたのは飴玉が入った袋。昨日届いた幼児化効果のある飴玉だ。
「マーシャさん、それ……」
陽月の知り合いでも購入しているようなので、その存在は陽月も知っていた。マーシャまで購入してたのは正直予想外だったが。
「私、ずっと気になってたの。子どもになった陽月くんはどんな感じなんだろうって」
「まさか、それを僕に食べさせるためにデートを……?」
「どうしても見たくて……ダメ、かしら……?」
上目づかいでおねだりしてくるマーシャ。幼児化と言っても一時的なものなので、問題ないといえばない。というか、美少女に上目遣いでおねだりされて断れるわけない。
「わかりました。飴玉をください」
手を差しだして言う陽月。美少女の頼みを断れないと先ほど言ったが、そもそも陽月は幼児化して美少女や美女に甘えるのは嫌いじゃない。いや、むしろ好きなので最初から断る理由なんてなかったというわけだ。
「……ぁむ」
受け取った飴玉を口に含み、舌で飴玉を転がす。ミルクのような甘い味が口いっぱいに広がる。普通に美味しい飴玉だ。
(い、いよいよね……!)
待ちに待った陽月の幼児化に心臓の高鳴りは止まらないマーシャ。子どもになったらうんと甘やかしてやろう。マーシャはそう決めていたが、陽月は彼女が期待していたのとは違う姿に変貌した。
「…………え?」
180はあるであろう大きな背丈。男らしくなった端正な顔立ち。そう、陽月はマーシャが待ち望んでいた子どもではなく、大人の姿になってしまったのだ。
(で、でも……)
普段の陽月はどちらかというとかわいい系だが、大人の陽月はカッコいい系のビジュアルになっていた。なぜ大人になったかはわからないが、大方エルフナインが手違いで材料を間違えたのだろう。
「どうしましょうマーシャさん、これでは甘やかせませんね?」
大人に相応しい男性的な声で言いながら、マーシャに迫る。思わずマーシャは後ろに下がってしまうが、すぐ壁によって追いつめられてしまった。陽月はそんなマーシャの目の前に立つと、壁に片手を添えながら顎を持ち上げる。端的に言えば壁ドンからの顎クイである。急に大人の男性になった彼氏にそんなことされて、マーシャの顔は耳まで真っ赤になっている。
「どうしたの?顔、真っ赤だよ?」
大人になっているからか、タメ口で話しだす陽月。しかも、耳元で囁きながら。
「は、はぅ……」
大人特有の余裕っぷりと色気にマーシャはたじたじになるが、これはこれで悪くない。普段の陽月もいいが、この陽月にはいつもとは違った魅力があると感じてるが故に。
「ふふっ」
小さく笑うと、マーシャを床に押し倒す。いつもと違い、強引な陽月にマーシャはドキリとする。
「マリヤ」
急な本名呼び。マーシャの胸がまたドキリとする。何度もドキドキさせれば気が済むのかと訴えたくなるが、そんな余裕は今のマーシャにはなかった。
「は、はい……」
「これから、どうしてほしい?」
「そ、それは……」
はずかしいのか、マーシャは目をそらす。口をもごもごさせてはいるものの、聞き取りづらくてなにを言ってるかわからない。
「じゃあ、このまま襲ってしまおうか」
「!?」
マーシャが目を見開く。だが、顔を赤くさせたままなので満更でもなさそうだ。そう判断した陽月は手始めにおっぱいに触れた。
「んっ、あっ……♡」
おっぱいに触れられると、マーシャから甘い吐息が漏れる。陽月はそれに興奮を覚えつつ、マーシャのおっぱいをもんでいく。
「あぁあっ、んんっ♡ひーくん、もみすぎ、よっ♡んぁああっ♡」
「さっきからエッチな声出してるね。感じてるのかい?」
「そんなのはずかしくて、んっ♡言えないわっ♡ぁんっ♡」
「そうかい?」
「んぁああっ♡」
服をはだけさせて乳首を弄ると、短い嬌声が上がる。
「わざわざ聞かなくても、声で感じてることくらい、わかるんだけどね」
「じゃあ、なんで聞いたの……?」
「どうせなら本人の口から聞きたいだろ?」
「……意地悪」
ふくれっ面になるマーシャの頭を笑いながらなでる。
「んっ……」
「ごめんよ。マリヤがかわいいから、つい意地悪したくなったんだよ」
「うぅ……なんか、ひーくんだけ余裕ある感じじゃない……?私はこんなにバクバクしてるのに……」
「今は大人だからね」
言いながら、太ももに触れていた手を移動させ、股間部分に触れる。そこはマーシャが興奮しているからか、湿っていた。
「ぬれているね。興奮している証拠だ」
「いやぁ……言わないでぇ……」
指摘されて涙目になるマーシャ。こんな顔を見てまたS心がくすぐられてしまうが、これ以上意地悪をすると嫌われてしまう。そう思い、S心はなんとか抑え込んだ。
「ここ、もっと気持ちよくしてあげるね?」
そう言って、秘部に挿しこんだ指を上下に動かす。ナカをほじくられ、卑猥な音がリビングに響く。
「あっ……ふあぁっ♡ひーくんっ♡指、んんっ♡」
「気持ちいいのかい?」
「聞かなくても、わかるでしょっ♡ぅああぁあっ♡」
言った直後、マーシャから愛液が噴きだす。おかげで手は愛液まみれになったが、陽月はそんなの構わずに肉棒をナカに挿入した。
「ぁ゛あ゛ああっ♡ひーくん、待ってっ♡イッた、イッたばかりだからぁっ♡」
「アレだけじゃ満足できないだろ?キミもヤるならここまでシてほしいだろ?」
「や゛ぁあ゛っ♡う゛あぁあぁ゛っ♡う゛ぐぅう゛ううっ♡」
子宮を突かれて答える余裕がないのか、マーシャは嬌声をあげるだけだった。しかたないので、陽月は子宮を突き続けた。
「あ゛ああ゛ぁあ゛っ♡ん゛ぁあ゛あぁ゛あっ♡かっ、くんっ♡キテるっ♡ひーくん、またエッチなのが、キテるのぉおおおぉっ♡」
「それならいっしょに…イこうかっ」
それからほどなくして、2人は同時に果てた。同時に精液はマーシャのナカに入り、子宮がそれで満たされる。その後、大人姿の陽月とおうちデートを楽しんだ後、マーシャはエルフナインに電話した。用件はもちろん、飴玉についてだ。
【すみませんマリヤさん!材料を間違えてしまって……飴玉、もう食べちゃいましたか……?】
「うん、はーく―――陽月くんに食べさせたわ。それで、大人の姿に……」
【逆の効果が出たんですね……本当にすみません。後日返金しm―――】
「返金はいいの。それよりもあの飴玉、今後も売ってくれないかしら……?」
【え?】
予想外の言葉に間の抜けた声を出すエルフナイン。
【いいんですか……?失敗作ですよ……?】
「小さい陽月くんもいいと思ったけど、あの陽月くんもよかったから……ダメ、かしら……?」
【いえ、構いませんよ。他の人にも好評のようなら商品化も検討しようと思います】
「ありがとう。あなたの商品、今後も贔屓にさせてもらうわ!」
【ありがとうございます。またのご利用、お待ちしております】
こうしてまた1つ、エルフナイン商店のラインナップ(仮)がまた増えたのであった。
―――――
「ただいま」
外が暗くなってきたころ、クエストの依頼を終えた陽月が自宅に帰ってきた。陽月は1人暮らしなのでこう言っても“おかえり”の言葉は返ってこなかった。そう、帰ってこなかった。なぜ過去形なのかというと、今は……。
「おかえりひづき!」
ドアの開閉音で陽月が帰ってきたことに気づくと、リビングから少女が駆けだしてくる。ピーシェというこの少女はとある実験の被害者で、身寄りのない彼女を陽月が一時的に引き取った。その実験というのが女神を人工的に生み出すことで、ピーシェが唯一の成功例だと研究者は言っていた。しかしながらこの実験による被害は数知れず、後遺症を残したり、最悪実験体が死亡することも少なくない。自分たちの利益のために人を使って危険性のある実験をする研究者もそうだが、なにより使用目的を把握したうえでそういう人たちに人を提供しているヤツらは人としてどうかしている。危険性があると判断した研究所は発見次第機動六課が閉鎖に追いやっているものの、そういった輩はいたるところに存在するため、完全撲滅にはまだ時間がかかるだろう。
「ただいまピーシェty―――ぐほっ!?」
助走で勢いを乗せたピーシェが抱き着いてくる。だが、身長差のせいでピーシェの頭部がみぞに直撃して意識が飛びかけるが、なんとかこらえてピーシェを抱き返した。
「……すんすん」
ピーシェが抱き着いたまま匂いをかいでくる。
「ど、どうしたの……?」
「……知らない女の匂いがする」
幼女とは思えない低い声音で言ってくる。今日の依頼はベールと受けたのだが、その後教会に誘われてみっちり交わってきたのでそのときに匂いがついたのだろう。もうわかるかもしれないが、陽月の帰宅がこんな時間になったのはそれが理由である。
「えっと……これは……」
「ぴぃが知らない人とエッチなことしてきたんだ。早くぴぃので上書きしないと……」
ピーシェの顔が迫ってくる。キスで上書きしようとしてるのはすぐにわかったが、彼女は幼女。それは流石にダメだろうと陽月はピーシェの両肩をつかみ、顔を引き離した。そのときしたピーシェの悲しそうな顔に心が痛むが、それでも幼すぎる彼女とキスすることはできなかった。
「なんで……?」
「ピーシェちゃん、何回も言ってるけどキミにそういうのはまだ早いよ。そういうのはもっと大きくなってからするものだから」
「むぅ……」
ピーシェは自分を助けてくれた陽月のことをすこぶる気に入ったらしく、以来隙を見てはこうやってキスを迫ってくるのだ。彼女の気持ちはうれしいが、流石に幼すぎる彼女とそういうことをするわけにはいかない。
「それよりお腹すいたよね?すぐご飯作るから待ってて?」
「はぁ~い……」
不満そうな顔をしつつも返事するピーシェの頭を撫でてキッチンにむかう。そこで2人分の夕飯を作り、お風呂に入って少し遊んで眠りについた。しかし……。
「―――うーん……」
真夜中、腹部に乗る重さに陽月は目を覚ます。まだ寝ぼけている状態のまま腹部を見ると、そこには背丈からして20代くらいであろう金髪の女性がいた。白のインナーに包まれた豊満なボディで誰なのかと一瞬思ったが、意識が覚醒したとき、その疑問は解消された。彼女はピーシェ。そして人工的に女神を作る実験によってうみだされた新たな女神―――イエローハートだ。
「……ピーシェ、ちゃん……?」
それとよく見れば髪から猫耳のようなヘッドセットが見え隠れしている。これだけでも十分異質なのだが、一番おかしいところはピーシェのお尻から猫のような尻尾が出てきていることだ。
「ピーシェちゃん、その格好―――」
「あっ、やっと起きた♡」
問い詰める陽月をさえぎるようにピーシェが口づけてくる。しかもただの口づけじゃない。舌を口内で暴れさせる激しいキスだ。その舌使いは拙いものの、これまで女の子と何度も性行為をしてきた陽月は簡単に受け止めてしまう。ピーシェはしばらく陽月の唇を堪能すると、銀色の橋が架けながら唇を離した。
「その格好も気になるけど……なによりピーシェ、なんで女神化を……?」
「さっきひづき言ったよね?幼いぴぃだからキスできないって。だから女神化しておっきくなったの♡これなら大人になってるし、問題ないでしょ?」
「……ピーシェちゃん、僕が言っているのは外見だけの問題じゃないんだよ。時間をかけていろんなことを学んで、中身を大きくして―――」
「いやだ!!!!!」
大きな声が部屋に響く。急にそんな声を出されて心臓が飛び跳ねたが、声の本人であるイエローハートは涙を流していた。
「ピーシェ、ちゃん……?」
「そんなに待てない……ぴぃ、そんなに待てないよぉ……」
涙が頬を伝ってシーツを濡らす。それでもイエローハートは言葉を続けた。自身の気持ちを陽月に伝えるために。
「ひづきが好き……助けてもらったあの日から、ひどいこといっぱいされたぴぃにずっと優しくしてくれたひづきのことが……ずっと……」
とめどなくあふれてくる涙をぬぐってあげたい。だが、今の彼女が望んでいることはそんなことじゃない気がして、陽月は伸ばしかけた手を引っ込めた。
「ピーシェちゃん……」
「ひづきはぴぃのこと、好きじゃないの……?」
そんなの決まっている。キスを拒否した陽月だが、彼も……。
「好き、だよ……。僕も、ピーシェちゃんが……」
「……言うだけなら誰だってできるよ。たくさん彼女がいるひづきなら、どうすれば一番伝わるか、わかるでしょ……?」
「……わかった」
想いを伝えた彼女を受け入れ、陽月から舌を絡める。それでとろんと溶けるように瞳が潤む。陽月はそのまま優しく押し倒し、今度は自分のペースで深く口づけた。
「ぁ……ひづき……♡」
女神化した身体は思春期の少女とは違う。陽月はそっと大きくなったおっぱいに触れると、柔らかな弾力に手を沈ませた。
「ここはこうして触れるのがいいんだよ」
指先で円を描くように優しく刺激すると、ピーシェが甘い吐息を漏らす。
「こう……?」
おぼつかない手つきで陽月の硬くなった部分に触れるピーシェ。その拙い手技が逆に陽月の欲望を掻き立てる。
「そうだよ……上手いね」
陽月は彼女の手を取り導くように導き、自分が感じる方法を教える。イエローハートは必死に覚えようとしながらも、快楽に震えていた。
「今度は、おっぱいを使ってみようか」
「使うって……?」
「これをおっぱいで挟むんだよ」
勃起した肉棒を指しながら言う。イエローハートは初めて見る男の一物に息を荒げながらも“わかった”と答えると、豊満なおっぱいでそれを挟み込んだ。そうやってイエローハートの体温を感じながら、おっぱいが上下に動いていく。
「んっ……こうで合ってる……?」
不安げに聞いてくるイエローハート。初めて故まだおぼつかない感じはあるが、それはそれで興奮する材料となる。だが、今伝えるべきはそこではないので言うのは控えた。
「そうそう。すごく気持ちいいよ」
陽月の言葉に安心したイエローハートはさらに力を抜き、全身で陽月を受け入れていく。
「最後は……キスだよ」
陽月はそう言うと、再び深い口づけを交わす。舌を絡め合いながらお互いを確かめ合うように。
「じゃあ、そろそろ―――っ!?」
本番を始めようと思ったその時、イエローハートの身体が光に包まれる。女神の知り合いが多くいる陽月にはこれがなにを意味するかすぐわかった。女神化が解除され始めているのだ。
「……」
そして光が収まると、イエローハートは元の幼女の姿―――ピーシェにもどっていた。恐らくピーシェが女神化に慣れていないため、まだ短時間しか女神の姿を維持できないのだろう。
「ひづき……」
ピーシェが今にも泣きそうな顔になっている。“続きはもうしてくれないの?”と言いたいのだろうが、ここまできて止めないという選択肢はない。それを伝えるように、陽月はピーシェを優しく抱きしめた。
「続き、しようか」
「いいの……?」
「でも初めては痛い。ムリだと思ったら手をたたいて合図して。約束できる?」
しばらく考えた後、ピーシェはうなずく。陽月はそれに“よし”と言うとピーシェに覆いかぶさる体勢になり、ピーシェの股を開かせる。
「行くよ」
「うん……きて……」
小さな秘裂に自身の肉棒を当てがった後、徐々に肉棒を入れていく。狭い穴を肉棒が進んでいくとともにピーシェの表情が苦悶の色を帯びてくる。
「……っ。ぅ……っ。ぅぅ……っ」
痛みを我慢するため声を殺そうとするピーシェ。そんな彼女を安心させるように陽月はピーシェの頭を撫で、そのままゆっくりと腰を前に進めていく。
「もうちょっとで全部入るからね」
「うん……」
ナカへの侵入を進めていくと、肉棒の先端になにか薄い膜に当たる感触を感じた。これが俗にいう処女膜というものだが、それを破ればもう後戻りはできない。
「怖くない?」
「こわくない……ぴぃひづきのこと、信じてるから」
ピーシェの決意を受け、陽月はそのまま腰を進めていく。ブチッとなにかが切れる音が聞こえたと同時にピーシェが叫びにも似た悲鳴を上げる。しかも瞳からは大粒の涙があふれているのに加えて、初めてを迎えたばかりの秘所は当然狭く、陽月自身も動き辛いのだが、この狭さが余計に彼女の痛みを強くする要因となっている。
「大丈夫だからね」
落ち着かせるように陽月はピーシェの額に汗ばみながら浮かべた笑みを見せつつキスを交わし、頭を優しく撫でる。やがて陽月はピーシェに痛みを与えないためなのか、その体勢のままじっと動かなくなる。だが、次第に呼吸の乱れたピーシェが苦しさと羞恥心に耐えられなくなったらしく、彼の背中に腕を回し、ぎゅうっと力を入れてきた。それによって爪が肌に食い込み、痛みに顔を歪ませる陽月だったが、すぐに笑顔を作った。
「もう平気だよ。ゆっくりと動くからね」
ゆっくりと動く腰に合わせて、小さな身体が揺れる。膣壁が締まるたびに脳天まで響くような快感が襲ってきて今すぐにでも射精しそうになるが、それをこらえるとゆっくりとした動作を続けていく。
「あ……ふぁ……」
少しずつ、だが確実に。ピーシェの反応が変化していることを見逃さず、ピーシェを傷つけないように細心の注意を払いながら、陽月はピストン運動を行っていった。そのうちピーシェの声は艶っぽくなり始めると同時に膣内の圧迫感が和らいでいく。ピーシェはそれがわかってきているのか、“ひづき……♡”と甘えたような声で呼ぶようになってきていた。陽月はそんな彼女の髪を撫でてやってから額に軽く口づけると、ふたたび腰を振り始める。今度はさっきよりも速く動くことで刺激を与えつつ、ピーシェの様子を見ることにしたのだ。それにより彼女の顔が赤くなる。しかし嫌な雰囲気ではないこともわかっていたので、気にせず続けていると限界が来たようで……。
「あ……なんか来るぅっ!」
「そろそろラストスパートだよっ……いっしょにイこうっ!」
「ひづきっ、すきっ!だいすきぃっ♡」
「ああ、僕もっ……!」
絶頂へ向かい激しさを増していく抽挿に合わせて、2人の結合部分から粘着質の液体が流れ落ち始めていく。もう2人とも限界なのだろう。特に初めての性交であるピーシェにとってその刺激は相当なものだったはずで、それは表情からも読み取ることができていた。それでもピーシェは必死になって耐えようとしているためなのか、いつの間にか陽月の背中に回していた腕をほどいていた。だが、その行為も虚しく終わりを迎えようとしていた。
「イクッ♡ イッちゃうぅっ♡♡♡」
次の瞬間、2人はほぼ同時に果てる。子宮に大量の精液を注がれてしまったピーシェは大きく仰け反り、ガクンガクンと痙攣を繰り返す彼女に対し、陽月は腰を打ち付け続けた後でようやく停止。全ての精子を出し切ったところで肉棒を引き抜いた。栓が失われたことで溢れ出した白濁した液体は彼女の太腿を伝い、床に染みを作り出す。一方の陽月はというと呼吸を整えて落ち着いてからティッシュで処理を行うと、近くに置いてあったバスタオルを使って彼女の体を拭いてあげた。
「気持ちよかったね」
「……ぴぃも、気持ちよかった……♡」
その後服を着ると、ピーシェは陽月の胸に顔を埋めて甘え始める。まるで子猫のように擦り寄ってきては幸せそうな声を上げて、頬ずりする姿には本当に母親に甘える子供のような無邪気さが見て取れるようにも思えた。そんな姿を見た陽月は苦笑しつつも彼女の頭をポンポン叩いて応える。ピーシェはそれが嬉しくなったようで、更なる愛情表現をするために自分から唇を重ねてくるのだが、今度は軽く触れる程度で済ませてくれた。正直、この調子で来られてたら今夜は眠れないかもしれないなぁと思ってしまうものの、それ以上に幸福感に包まれていることも否定できないのも事実だった。
「またシたい♡シてくれるよね?」
「ああ、もちろんだよ」
たがいに笑いあい、何度目かの口づけを交わす。数日後、ピーシェはネプテューヌに引き取られることが決まったが、彼女はこれを拒否。泣くほど嫌がるピーシェだったが、陽月が定期的に会いに行くことを条件に了承。そしてピーシェは陽月の元を離れ、ネプテューヌの住む教会で暮らしはじめるのだった。