【田中くんはいつもけだるげ】
・白石さん
【ハッピーシュガーライフ】
・松坂さとう
小鳥のさえずりが1日の始まりを告げ、陽月を夢の世界から引きずり出す。現在の時刻は5:00、平日にしても起きるにはまだ早い時間だ。
「さて」
ベッドから抜けだし、シワまみれになったベッドを整え、寝間着からジャージに着替える。そして竹刀を持ってマンションから出ると隣の公園にむかい、竹刀を振りはじめた。
「333、334、335!」
早朝の素振り1000回。これは剣を鈍らせないために陽月が1人暮らしを始めてから自主的にやっていることで、雨の日とかを除けば休んだことは一度もない。1人暮らしを始めた頃は2時間かかっていたこの自主トレだが、慣れた今では1時間で終われるようになった。陽月はこの結果に自身の成長を感じつつ、汗をタオルで拭い、渇いたノドをスポーツドリンクで潤した。
「いってきます」
制服に着替えて自宅を出る。空を見れば雲1つない快晴。家を出る前に見た天気予報では1日晴れと言っていたので、気象がヘソを曲げたりしない限りは雨に濡らされることはないだろう。
「おはよう。陽月くん」
後ろからあいさつをされて振り返る。声の主の名は白石さん。クラス委員長を務めている陽月のクラスメイトだ。品行方正。成績優秀。それらが擬人化したと過言ではない彼女は男女問わず憧れの的となっているが、秘密が1つある。それは元芋女ということだ。中にはその姿を生まれた持ったものだと言う者がいるが、今の彼女は高校デビューのために作り出した理想の姿。それを知る陽月から言わせれば、その人たちの認識は間違いだと断言できる。まあ元芋女というのは秘密にしてほしいと本人から言われているので、その間違いを直接正すことはできないけれど……。
「最近寒くなってきたね」
「もう11月だからね」
何気ない会話をしながら、白石と並んで歩く。つい最近2学期が始まったかと思えば、もうそこから2ヵ月が経過している。時の流れは本当に早いものだ。
「そうだ。今日のお昼いっしょに食べようよ」
「いっしょに?私と?」
「うん、そう。どうかな?」
普段は友だちと食べているが、陽月が女性の知り合いが多くいる関係上、いっしょにお昼を食べられる機会はそうない。なのでこれはまたとない機会だと判断した白石は即刻OKした。そして、昼休み。屋上へ行くなり、陽月は白石を抱き寄せた。驚いた様子を見せる白石だったが、突き放すようなことはせず、むしろこの状況を受け入れている。
「……ん」
顔を近づけてキスを交わす。白石は目を閉じてそれを受け入れる。
「んっ……じゅるっ♡んっ、ちゅうぅっ♡ぺちゃっ、んんっ……!?」
おっぱいに触れると、白石の体が小さく跳ねる。陽月はそんな白石の口内を蹂躙しながら、大き目なそれを両手でもみしだいていく。
「れろっ♡んんっ、そんなに、もまないでっ……♡」
「なんで?」
「そんなの―――」
と言ったところで口をつぐむ。はずかしいからだろうが、言おうとしたことは大体察しがつく。
「気持ちいいんでしょ?」
耳元で言ってやると、白石の顔が耳まで真っ赤になる。言葉にはしていないが、この反応が答えなのだろう。
「あぁあっ♡」
服をはだけさせてから乳首を弄ってやると、短い嬌声が白石から上がる。普段は絶対見せない恍惚な顔。それを自分だけに見せていると思うと、優越感に浸れて、陽月の乳首を弄る手が速くなる。
「ちょっ、やめっ♡やぁめっ♡あんっ♡」
「やだ。やめない」
「なん、でぇっ♡」
「かわいいから」
そう言って、唇を塞ぐ。続けて舌をねじこみ、ふたたび口内を蹂躙する。
「んっ♡ちゅうっ、れろっ♡んはっ、んんっ♡じゅるっ、はぁっ♡」
銀色の糸を伸ばしながら、白石の顔を見る。口をあけながらとろんとした顔つき。かなりエロい。
「あぁああぁっ♡」
パンツに指を忍ばせ、秘部に触れる。そこは興奮しているかぐっしょりとぬれていた。
「ぬれてるね?」
「そういうこと、いちいち言わないで……」
顔をそらしながら言う白石に謝罪しつつ、指を上下に動かす。そうやってちゅぷちゅぷという卑猥な音を立てながら、陽月はナカを愛撫していった。
「あっ、ぁあっ♡んぅ……あっ♡んっ、くっ♡」
卑猥な音がだんだん大きくなる。それは白石が絶頂に近づいていることを示していた。
「あんっ♡んぁあああっ♡はっ、あっ……きてるっ♡陽月、きてるからっ♡ふあああぁっ♡ぁああぁあぁああぁああぁあっ♡」
大きな嬌声をあげながら、白石から愛液を噴き出る。その後陽月は白石を床に倒し、松葉崩しの体勢で肉棒を挿入した。
「んあ゛ぁあ゛っ♡あ゛っ、ちょっと陽月、いきなりっ♡あ゛あぁ゛あ゛っ♡」
「でも、気持ちいいでしょ?スケベな声出してるし」
「そんなの、出てなっ―――ひぁ゛あ゛あ゛ぁっ♡」
遮るように腰を動かす。陽月はそのまま腰を動かし、子宮を突いていく。
「や゛っ、う゛あぁ゛あ゛っ♡つか、さっ♡あっ、出るっ♡また、出ちゃうううぅうっ♡」
「いいよ。遠慮なく、出して。僕もいっしょに、イクから」
直後、2人は同時に果て、精液が子宮に収められる。陽月はしばらく整えた後、肉棒をナカから引き抜く。栓代わりになっていたそれがなくなったことで混合液がナカから溢れ、白石の体を更に汚した。
「はぁ……はぁ……もう、昼からこんなに……♡」
「喘いでる白石さん、かわいかったよ」
「もう♡」
陽月に褒められ(?)ると、白石ははにかみながら彼の唇を奪うのだった。
「2人とも、お盛んだね♡」
出入口から見られていることも知らずに。
―――――
放課後の図書室。読書にふける生徒の中に陽月はいた。先日発売されたラノベが入荷したという情報を聞きつけ、読みにやってきたのだ。
「よかった。まだ借りられてなくて」
数分歩き回った末、探していたラノベを見つけた。それは初恋の少女と融合した少年が滅亡寸前となった世界を救うという内容のもので、陽月が最近ハマッている人気作だ。それもあって、借りられていないか見つけるまで不安だったが、放課後になってすぐ来たおかげか、先を越されずにすんだようで安心した。
「早速読もう。今日まで続きが気になりすぎて夜しか寝れてなかったからね」
読み切れなかったら借りて家で読めばいいと考え、陽月が近くのテーブルについて読書を開始する。1巻の頃から思っていたが、こうやって最新巻を読むとあらためて面白いと感じる。主人公、ヒロインの恋愛描写。ストーリー展開の運び方。戦闘描写。その全てが丁寧に描かれており、人気作であることにも頷けるというものだ。
「あ、陽月くん」
声がしたほうに視線をむけると、見知った少女がいた。さとうだ。
「こんなところで会うなんて奇遇だね。しかもそれ、今人気のヤツだよね?アニメ化も決まった」
「そうだよ。ここに来たということは、さとうも本を読みに来たの?」
「本を返しに来ただけなんだけど、陽月くんが見えたので、声かけちゃった。読書の邪魔しちゃったならごめんね」
言いながら、さとうが陽月の隣に座る。
「でも、陽月くんも読んでたんだね。私も読んでるからうれしいなぁ」
「いつから読んでるの?」
「1巻が出た時からだよ。だからアニメ化するって知ったときはテンションあがっちゃった」
それは理解できる。長らく愛読してきたラノベがアニメ化する。それはテレビの世界に飛び出し、声と動きがつくということ。しかもアニメ化は原作の販促にも繋がるので、ファンからすればこれ以上に嬉しいニュースはないだろう。
「私もいっしょに読んでいい?」
「いいけど、途中からになるよ?」
「いいよ。私はただ陽月くんといられる口実を作りたいだけだから♡」
さとうがほほ笑みながら、密着してくる。こんなところで誘惑してくるとは、いけない女だ。ただ特に断る理由もないので、陽月は1冊の本を2人で読むという特殊な形で読書を再開。そうしながら感じるのはさとうの体温と女の子特有の甘い匂い。ここでみなさんに質問です。これらを感じながら、読書に集中することは果たしてできるだろうか?答えはできるわけない。相手は自分に好意をむけてくれる美少女。許可しておいてナンだが、そんな人に密着されて読書に集中するなんて不可能だ。
「あれ?」
ふと感触が離れたので横を見ると、さとうがいなくなっていた。だが直後、下半身に電撃のようなものが走る。なにかと思って机の下を見ると、さとうがフェラをしていた。
「さとう、なにやって……?」
「んっ……なにって、フェラだよ?」
「それは見ればわかるよ!なんでそれをしてるのかって聞いてるの!」
場所の関係上大声は出せないので、小声で聞く。さとうはそんな陽月にクスリと笑いながら、答えた。
「陽月くんとくっついてたら興奮しちゃって♡それに好きでしょ?こういうシチュエーション」
「それは……」
嫌い、とは言えない。理由は単純明快。こういう―――いわゆる誰が来てもおかしくない場所でセックスに及ぶシチュエーションは陽月がこれまで何度も行ってきたことだからだ。
「実際、今日も屋上でシてたもんね。白石さんと」
「……なんで知ってるの?」
「見てたから♡」
屋上の出入口から陽月に向けられていた視線。その正体はさとうだったのだ。当の陽月はエロい白石に夢中で気づいていなかったけれど。
「っ……くっ……」
さとうのことは気にすまいと読書を続ける陽月。だが、密着されている状態でも集中できなかったのにこんなことされたら余計集中できなくなる。しかも声を出したいのに図書室であるせいで出せないというおまけまでついている始末だ。
「出したいなら、出してもいいよ?声」
出せないとわかっているのにそのようなことを言ってくるさとう。それに応えず、堪えて読書をする陽月。これは“キミの思い通りにはさせない”という意思表示なのだが、さとうはそんな彼の姿を可愛いと思ったのだろう。くすくすと笑う。
本人は自覚しているか定かではないが、彼女はきっとSなのだろう。
「まだガマンするんだ。じゃあこれなら、どう?」
生暖かい感触と入れ替わるようにやわらかい感触がやってくる。チラッと机の下を見ると、さとうがペニスをおっぱいではさんでいた。パイズリ。さとうは机の下にいるとはいえ、他の人がいる中でパイズリをし始めたのだ。
「おっぱい隙の陽月君にはこっちのほうが効果的だよね。忘れてたよ」
おっぱいがうごめくのをペニス越しに感じる。声を出したい。だが、ここで出したら一巻の終わりだ。
(で、でも……)
正直もう、限界だ。
「っ……んっ……! んんんんんんんっ……!」
声が出ないよう、口を手で押さえ、射精する。その後恐る恐る周囲を見渡すが、幸い周りの人たちは読書に夢中で、こちらに視線を向けている者は誰もいない。どうやら気づかれずにすんだようだ。
「よく声出さなかったね。流石陽月くん♡」
「……さとう」
このままやられっぱなしじゃいるわけにはいかない。そう思い、陽月は場所を変えることに。さとうもそうなるとわかってか、素直に応じた。図書室を出て向かった先は空き教室。陽月はそこでさとうに手を壁につけるよう指示した後、いまだに興奮している肉棒を挿入。さっきのお返しだと言わんばかりに子宮を激しく突きながら、諸悪の根源であるおっぱいをもみしだいていく。
「んっ、あっ♡ぁあああああっ♡ふぁあああっ、あんっ♡」
ナカに侵入されて、嬌声を上げるさとう。だが、その嬌声はどこか喜びが混じってるように見えた。
「さとう、まさかシてほしくあんなことしたの?」
「だって陽月くん、私よりもっ、本に夢中になってるからぁっ♡」
どうやら本に嫉妬していたようだ。こういう人は面倒くさいという者もいるが、これは好き故に向けられる感情。そう思えば嫉妬も可愛く見えるものだ。
「悪かったよ。まさか、そこまで嫉妬してるとは思わなかったんだ」
お詫び代わりに子宮を突く。キモチよくてだんだん息が荒くなっていくが、これも、さとうが締めつけてくるせいだろう。
「ぁああああぁっ♡ふぁああっ、あんっ♡いいっ♡もっと、もっといっぱい突いてぇっ♡」
と、言ってきたので、腰の動きを速める。それによって、ペニスがさらにこすれ、性的興奮が頂点へと近づく。
「はあっ、あっ♡出るっ♡陽月くんにナカ突かれてっ♡、出ちゃうっ♡」
「僕も……出すよっ」
「うんっ♡私のナカを、あなたので満たしてぇっ♡」
限界に達し、同時にイク。精液がさとうの体内に入り込み、子宮がそれで満たされる。
「んっ……♡」
さとうが顔を寄せてきたので、陽月はそれを受け入れるようにキスを交わす。しっかりと舌と舌を絡ませて、互いの唇を存分に堪能する。
「はぁっ……キミもエッチな女だね」
「陽月くんには負けるよ♡ふふっ♡」
そう言って、さとうはまたほほ笑んだ。