【Vtuber】
・天音かなた(ホロライブ)
「~♪」
ライブ会場に少女―――天音かなたの歌声が響き渡る。観客席は無数のペンライトによって光り輝き、まるで蛍の群れのようだった。
「みんな!今日は来てくれてありがとう!今日は初めてのソロライブだったけど、たくさんの人に歌を聴いてもらって、とってもうれしい!」
曲が終わり、マイク越しに響くかなたのコメントに観客席から惜しみない歓声が送られる。初のソロライブだったということもあり、かなたの中には多少の不安はあった。前日までレッスンはしていたものの、自分はファンの期待に応えられるようなライブができるだろうか。アクシデントが起きないかと、本番直前までそんなマイナスな感情を抱えていた。
だが、それでも彼女は歌った。どのような感情を持ったとしても、舞台に立つ自分ができるのはそれだけだと考えたから。なによりソロライブを企画したのもみんなに直接歌を届けたいと思ったからだ。結果的にそれがマイナスな感情を吹き飛ばすことになったわけだが。
「ふぅ……」
ソロライブを終え、控室にもどったかなたはひと息吐く。そのタイミングを見計らったかのようにスーツを着た女性が控室に入ってきた。かなた専属のマネージャーだ。
「お疲れ様、かなた。今日のソロライブは大成功だったわね。どうだった?初めてのソロライブは」
「配信越しで歌うのとは全然違うね。配信以上にみんなに見られてるって感じがしたよ。次のスケジュールはどうなってる?」
「かなた、あなた最後に休みを取ったのはいつ?」
答えられなかった。最後にいつ休んだかなんて覚えていないくらい、このところ忙しい日々を送っていたから。ソロライブのことがあったのでしかたない面はあったにしろ、アイドルとして活動していくならそればかりでは体を壊してしまう。なので、マネージャーはかなたにこう言った。
「かなた、あなたは休みを取りなさい」
「え?」
「休みを取るのよ。ソロライブが終わって峠は越えた。だから今は休みを取って次に備えなさい」
ソロライブが終わってもやることは残っている。しかしそれはどれも急ぎでやるものではないので、休みを取るタイミングはここしかないとマネージャーは考えたのだ。
「でも、いいのかな……?」
「むしろ休んでくれないと私が困るわ。それに最近会えてないでしょ?彼と」
彼と言われてかなたが一番に浮かんだのは陽月の顔だった。まあ、彼女が男性で関わりのあるのは陽月だけなので、当然と言えば当然だが。
「そうだね……学校でちょくちょく会うことはあるけど、恋人としての時間は取れてないかな……最近は」
「なら、彼に連絡を取ってみたら?彼との時間だって大事なものでしょう?」
そう。陽月と過ごす時間はかなたにとってかけがえのない時間だ。だからかなたは後のことをマネージャーにまかせ、陽月に電話をかけるにした。
「陽月、今大丈夫かな?」
【僕は大丈夫だよ。それで、どうしたの?】
「えっとね……突然にはなるんだけど……今から家に行ってもいいかな……?」
“ひさしぶりに会いたくなって……”と付け加えておねだり。そう言われて断るはずなく、陽月はそのおねだりをあっさり了承し、かなたを自室に入れた。
「えへへ、やっぱりキミの部屋は落ち着くなぁ」
言うなり、抱き着いてくるかなたを抱き返す。小柄なためか、彼女の体は陽月の腕にすっぽり収まった。
「今日はやけに甘えてくるね?」
「だって、最近は忙しくて全然会えてなかったんだもん。だからマネージャーに休めって言われたとき、真っ先にキミに会いたくなって……」
「そっか」
胸元に頭を預けてくる彼女の頭を優しくなでる。手の感触に、体から伝わる温もりに身をゆだねながら、かなたはふとあることに気づいた。
「陽月、なにか香水でもつけてる?」
「香水?いや、そんなのつけてないよ?」
「そうなの?だったらなんだろ……陽月からいい匂いがする……」
彼の肩口に鼻先を押し当てて匂いを嗅ぐ。とても心地よい香りがかなたの鼻孔を満たし、ふわふわとした感覚がかなたを支配する。そしてそれは陽月も同じようで、彼女の髪から漂ってくるシャンプーの香りに思考が蕩けていくのを感じていた。
「陽月……」
目線で察した陽月は唇を重ね、舌を絡める。水音が小さく響く中、陽月の手がかなたの背中をなぞると、ピクンと反応を示す。それを察して、指先でさらに背中を撫でる。続けて腰に触れると、今度はビクリと跳ねるかなた。これはたがいの性感帯を熟知しているからこそできる芸当であり、こうやってたがいの性感帯に触れ合うことで、性的興奮を高めているのだ。
「かなた……続き、したい?」
「……うん……陽月がほしい……♡」
かなたが首に手を回して抱き着くと、陽月はそのまま彼女をお姫様抱っこしてベッドに運ぶ。そのまま組み敷くと、ふたたび唇を重ねる。上から被さる形で行われたキスは深く、長く続いた。
「ぷはっ……陽月……もっと……」
ねだられるまま、キスを繰り返す。最初は触れるだけの軽いもの。それが段々とディープなものになっていき、最後には舌を差し込み、絡める濃厚なものになっていった。その間、陽月の手はかなたの腰周りに伸びており、指先で円を描くように撫で回されると、ゾクゾクとした快感に襲われる。
「んんっ……ふぅぅっ……!!」
快感に耐えるようにかなたは陽月を強く抱き締める。彼もまた彼女の抱擁に応じるようにさらに強く抱き締め返す。密着した肌と肌から感じるたがいの熱、匂い、鼓動。それらを感じながら、何度も何度も深い口づけを交わした。
「ぷはっ……ちょっと激しすぎたかな?」
「ううん……すごくよかったよ……♡」
離れた唇同士を銀色の橋が架かる。とろんとした瞳でこちらを見上げるかなたは妖艶で美しい。それはリスナーにも、マネージャーにも、はたまたホロメンにも見せたことない一面。そんな姿を見られるのは彼氏の特権と言っても過言ではないだろう。
「陽月……こっちも……ほぐしてほしいな……♡」
服をまくり上げられ、露になる小ぶりのおっぱい。触ればふにふにと柔らかい感触とともに形を変え、指に吸い付いてくるような肌触り。乳輪は小さく、桜色の蕾はぷっくりと膨らんでおり、硬くなっているのがわかる。そこを優しく摘まんでくりくり弄れば、ビクンと大きく反応を見せた。
「ひゃうんっ!?そこっ……弱いからぁっ……♡」
乳首からの快感で頭がいっぱいになっているのだろう。思わず出てしまった嬌声でさえ気にする余裕がない。そして、そんな状態のまま両方の乳首を同時に愛撫された場合、彼女がどうなるかも想像に難くない。実際、そうしてやった瞬間、かなたの体が弓なりにしなり、一際大きな悲鳴のような喘ぎをあげながら盛大に達した。
「えへへ……陽月、気持ちよくなっちゃったみたいだね……♡」
ズボンの上から股間に触れられる。今までの行為によって肉棒はギンギンに勃起しており、触った本人であるかなたも嬉しそうだ。
「このままだと窮屈だよね?脱がしちゃお♡」
ベルトを外し、チャックを下げて脱がすと、天を衝く肉棒が現れる。かなたはそれをうっとりと見つめた後、恐る恐るといった様子でペニスに手を伸ばした。
「何回見ておっきいね……陽月のちんぽ……♡」
小さな手では握り切れないサイズの剛直に圧倒されるも、怖じけづくことなく両手を使って根元から先端にむかってしごいていく。その度に亀頭から透明な液体が漏れ出てきて滑りをよくしてくれるため、より一層激しいストロークを行えるようになった。
一方、陽月もただ受け身になっていたわけではない。自身に快感を与えるため、ペニスを扱くか細い手を押さえ、かなたに覆いかぶさる。そして―――。
「んっ!?」
キスをする。口内を蹂躙しながら、右手では左手で腰を。もう片方の手では秘所をまさぐっていた。すでにそこは洪水となっており、少し触れただけで水音が立つほどである。その蜜壺を掻き回すたびに響く音は非常に卑猥で興奮を煽られたのか、より強く腰を打ち付けた。すると膣壁がうごめき、まるで精液を搾り取ろうとするかのように絡みついてくる。それに逆らわず射精しようと陰茎を引き抜いた。
「アイドルに中出しなんて……キミの魔法がなかったらご法度ものだったよ」
何度も恋人たちに中出ししている陽月だが、妊娠させたことは一度もない。その理由は陽月は恋人それぞれに魔法をかけているから。妊娠をさせたくないならゴムを着けるのが普通だが、それは恋人たちが許さなかった。彼女ら曰く、それを着けると隔たりを感じるようになり、気持ちよくイけないんだとか。
彼女たちの要望には応えたい。だが、妊娠はさせない。その両方を叶えるべく、陽月が
どんな相手とも一夜限りの情事ではなく、結婚を前提とした付き合いをしている。だからこそ、おたがいに責任のある行動を心掛けているのだ。
「じゃあ、入れるよ?」
脚を開かせ、太ももを掴む。亀頭を宛がって挿入する。あまりの圧迫感に苦悶の表情を浮かべながらもなんとか耐え、最奥まで迎え入れることに成功した。すると今度はゆっくりと抽挿が始まり、結合部から溢れる愛液が白く泡立って飛び散っていく。
「あっ♡あんっ♡んっ♡」
ぱんっぱんっと肉同士がぶつかり合う音が部屋の中に響き渡る。同時にベッドが軋む音も聞こえ始めた。しかし、そんなことは2人は気にしない。それほどまでに2人の世界は高まっていて、ただひたすらに快楽を求め続けているのだから。
「はぁ……はぁ……ねえ、僕の中……気持ちいい?」
「ああ、すごく……気持ちいいよ」
「僕も、気持ち良いよぉっ……♡もっと突いてぇ……♡」
その要望に応えるべく、陽月はピストン運動を早めていく。子宮口をノックされるたびに全身に電気が走ったかのような感覚に陥り、目の前に火花が散るような錯覚を覚えた。
「また、イクっ……♡いっしょにイこっ、陽月……♡」
絶頂を迎えた直後に膣内が激しく痙攣し始め、ペニスを強く締め付けてきた。だが、それでもなお腰振りを止めない。それどころか更に加速させていく始末であった。
「かなた、出すよっ……!」
ドクンドクンッと脈動しながら、大量の精子を流し込んでいく。それを受け止めた彼女は恍惚とした表情を浮かべており、その瞳からは涙が零れている。
「っ……」
全て出し終え、陽月はゆっくりと肉棒を引き抜く。栓を失った穴からドロリとした白濁液が流れ出てくる。
「あっ……陽月の精液……こんなにたくさん……」
膣口から出てくる精液を見てうっとりとした表情になるかなた。その光景はまるで夢心地のようで、今の彼女を幸せな気分にさせている証拠になっていた。やがて落ち着いた頃を見計らい、陽月はかなたの隣に横になって彼女を抱き寄せる。その行為に対し、かなたは嫌がることなく、大人しく腕の中に収まった。
「陽月ってばいつも激しいよね。そんなに僕のこと好きなの?」
「もちろん」
「嬉しいなぁ……♡でも、あんなにたくさん出したのにまだまだ元気だね……?」
かなたが視線を下に向ける。そこには相変わらず臨戦態勢となっている肉棒があった。それを手に取り、優しく包み込むように握って上下に動かす。最初はゆっくりと徐々に速度を上げていき、やがてカリの部分を中心に責め始めた。裏筋を重点的に攻められてしまい、つい呻き声が出てしまう。
「くっ……かなた……」
「フフっ……陽月ってば、我慢してるんだね♡そんなに我慢しなくていいんだよ?」
耳元で囁かれる言葉を聞き、我慢ができなくなった陽月はかなたを押し倒し、ふたたび挿入する。先ほどは正常位での挿入だったが、次は松葉崩しでの挿入だ。
片足を持ち上げられ、恥ずかしい姿勢を強いられているにも関わらず、彼女は悦びに満ちた笑顔を浮かべている。それは期待と興奮によるものであり、これから訪れるであろう快感への喜びでもあった。
「んっ……♡この体制、なんかすごいところに当たってる感じがする……♡」
パンッ!パァンッ!と肌を打ちつける音が激しく鳴り響く。肉棒が出し入れされる度に結合部からは愛液と精液が混ざり合ったものが漏れ出していき、シーツに染みを作っていく。しかし、2人はそんなものには構わず、ひたすらにお互いを求め合った。
「あっ♡そこっ♡ダメェッ♡イっちゃう♡イッちゃうからぁっ♡」
「いいよ……イこう……!」
ラストスパートと言わんばかりに激しく腰を打ち付けていく。肉同士がぶつかり合う音が激しさを増し、それに比例するように大きくなっていく水音。そしてついに限界を迎えた瞬間、熱い奔流が勢いよく放たれ、子宮口に叩きつけられた。同時にかなたも絶頂を迎えたことで膣壁が激しく収縮し、精液を搾り取ろうとするかのように蠢く。
「はぁっ……♡はぁっ……♡」
絶頂後の余韻に浸る2人。しばらくして呼吸を整えた陽月はかなたから離れると、彼女の横に寝そべった。直後、かなたが抱きついてきたため、陽月は彼女の頭を撫でてやる。
「えへへ……陽月ぃ、大好きぃ……♡」
まるで甘える子猫のようにすり寄ってくる彼女を見て愛おしさを感じた陽月は優しく微笑む。そんな彼に感謝の意を示すためにキスをして、また行為に耽るのだった。