【崩壊:スターレイル】
・ケリュドラ
【プリンセスコネクト!Re:Dive】
・リンド
駒皇学園。かつて彩禍と王位を争ったケリュドラが理事長を務める小中高一貫校。1000以上の生徒を抱えるそこは充実した施設。安い学費。生徒や教員の高い顔面偏差値の3拍子がそろっている。故に毎年多くの人たちがこの学園に入学してくるというわけだ。
陽月は初等部のころからこの学園に通っている。彼がここを進学先に選んだ動機は3つ。1つ目は多種多様な人と同じ時間を過ごすことで協調性をみにつけたいから。2つ目は教員といった目上の人と関わる機会を作ることで社交性をみにつけたいから。最後の3つ目はアズサにしか話していない一番の動機。青春をやり直したい。なぜそう思ったのか。理由はいたってシンプル。前世の学園生活はロクなものじゃなかったから。誰にも相手にされず、朝起きて、学校に行って、授業を受けて、家に帰る日々をたった1人で繰り返していたのだ。だが、これだけではロクでもない学園生活とは言えない。ただつまらないだけの学園生活だ。ロクでもないと評したのはいじめられた経験があるから。彼はある日、いじめっ子グループからいじめられていた生徒を助けた。それをきっかけにいじめのターゲットにされたのだ。転生した今でもそのときのことは昨日のように覚えている。物を隠されたり捨てられたりといった軽いものから、人気のないところで殴られたり蹴られたりといった暴力的なものをそいつらの気分次第で行われた。助けたこと自体は後悔していない。だがそういう経験もあって、陽月はいじめを嫌っている。いや、憎いと言ってもいいかもしれない。楽しいから、ムカつくから。そんな理由で人を傷つけるなんてどうかしてる。もしかしたらこれは経験者にしか理解できないかもしれない。だが、彼は心の底からそう思っているのだ。
「ではこの問題……日向くん、前に出て回答をお願いします」
「わかりました」
教員に返事をして、陽月は黒板の前にむかう。今彼のクラスで受けている授業は数学。問題の内容は“2x2+3xy+2x+2xy+3y2+2y+2x+3y+2”の答えを回答せよというものだ。彼は内容をひととおり見たあと、チョークを手に取り、回答を書き始めた。答えは“2のX2乗+5xy+3のy2乗+4x+5y+2”。もちろん、その答えに至るまでの途中式も書かれている。
ちなみに今陽月は伊達メガネをかけている。周りの人はおしゃれとか、知的でカッコいいとか言っているが、彼にそう思わせる意図はない。集中力があがるから。ただそれだけの理由でかけているだけなのだ。
「はい、正解です。途中式まで完璧です」
教員に賞賛され、クラスメートから拍手を受けながら席にもどる。教員に指名され、あっさり問題を解いた陽月。そんな彼を“天才”だとか“頭の出来が違う”と言うクラスメートもいるが、それは違う。こういうことができている理由はただ1つ。陽月が日ごろから予習復習をやっているからだ。普段からそういうことをやっていれば、教員に指名されても急なテストになっても慌てることはない。逆に言えば慌てる人はきまってそういうことを怠っている人だ。
「では、今日の授業はここまで。次の授業では小テストをやるので、今日やったところを復習しておいてください」
そう言うと、教員は教室を出ていく。直後、授業中は静かだった教室がにぎわう。まるで退屈な時間から解放されたかのように。クラスメートの駄弁りを聞きながら教材をしまっていると、スマホから着信が鳴った。ケリュドラからのメールだ。内容は“放課後、理事長室に来い”といういたってシンプルな内容だった。
(理事長がわざわざ呼び出すなんて、どうしたんだろう?)
少なくとも陽月は問題を起こすようなことはしていない。であれば、いったい何の用なのか。まあそれは行けばわかるかと自身で完結させ、陽月は“わかりました”とだけ返信した。
そして放課後。理事長の前にやってきた陽月。理事長室は校舎内にあると普通は思うだろうが、ここでは違う。駒皇学園の理事長室があるのは敷地内にある時計塔の最上階に。そこはケリュドラの許可がなければ入ることを許されない。いわば聖域のような場所となっているのだ。
「入れ」
ノックをすると中から入室許可の合図が出たので、“失礼します”と言って入室する。奥には社長椅子に厳格なオーラを放ちながら座るケリュドラ。横にはセイレンスがここでの自分の立ち位置を示すように立っていた。陽月はケリュドラとセイレンスを見据えると左手を腰に、右手を胸に添えた状態で軽く頭を下げた。
「本日はどういったご用件でしょうか?理事長」
「陽月、僕とおまえが最後に会ったのはいつだ?」
「は?」
予想外の質問に思わず間の抜けた声が出る。相手はカイザー。これはなにか意図があるのだろう。陽月はそう思い、1ヵ月前と答えた。
「剣旗卿、連休の僕のスケジュールはどうなっている?」
「カイザーが無理y―――業務を済ませたので、白紙となっている」
「陽月、これがなにを意味するか、わかるか?」
「えっと……理事長は連休ヒマ……ということでしょうか……?」
「そう。忙しい僕は滅多に休みを取ることはない。そんな僕が連休を取るというのだ。これは滅多にあるものじゃない。そうだろう?」
「は、はあ……」
ケリュドラはいったいなにを言いたいのか。陽月には理解できなかった。そんな陽月を見かけねてか、セイレンスは“つまり”と言って会話に割って入った。
「カイザーはキミと連休を過ごしたいということだ。先ほど言ったとおり、カイザーが休みを取ることなど滅多にない。だが、この連休はキミと過ごしたくて、多少の無理をしてまで業務をすべて終わらせたんだ」
言われてケリュドラの顔をよく見てみる。彼女の目元にはうっすらだが、クマができていた。これは徹夜したという証だ。ケリュドラは理事長という立場上、プライベートの時間は極端に短い。それなのに彼女は自分と過ごすために時間を作ってくれたのだ。となれば、ケリュドラに言うべきことはおのずとわかってくる。
「理事長、偶然にも僕も連休はヒマなんです。だから連休は僕と過ごしてくれませんか?」
「僕の貴重なプライベートをおまえに捧げろというのか?」
「お願いします。理事長と連休を過ごしたいんです」
「……ふ」
ケリュドラの口元が吊り上がる。
「よかろう。そこまで言うなら聞き入れてやろう。あくまで、しかたなくな」
とか言っているが、ケリュドラの頬は緩みまくっている。わかりやすい人だ。
「ありがとうございます。スケジュールはこちらのほうで考えておくので、後に―――」
「必要ない。連休は僕の豪邸で過ごせ。外に出かけるよりもそのほうが落ち着く」
「わかりました。それがお望みであれば」
「こちらからは以上だ。時間のほうは後で連絡する。下がれ」
「失礼します」
もう一度礼をして、理事長室を出る。それから帰路をたどっていると、スマホに電話がかかってきた。セイレンスからだ。
【応じてくれたこと、感謝する】
「いえ、理事長と過ごせるのはレアですから。見逃せませんよ」
【ケリュドラはこのところずっと業務に追われていた。ワタシにはなんてことないと言っていたが、顔を見てすぐにわかった。ムリをしていると】
ケリュドラには人前では決して弱音は見せない。学園のトップに立つものとして、弱いところを見せてはいけないと考えているからだ。
【陽月、どうか彼女のわがままに付き合ってやってくれ。そんなことができるのはきっと、キミだけだから】
「元からそのつもりですよ」
【感謝する。と言ってるワタシも楽しみにしているんだ。リンドもヴルムもキミが連休泊まりに来ることを教えたら喜んでいた】
リンドとヴルムはケリュドラの豪邸で働いている双子のドラゴン族。ざっくりと彼女たちについて説明すると姉のリンドは真面目タイプで、妹のヴルムは粗雑と正反対な2人であるが、双子仲はすこぶる良好だ。セイレンス曰く前の主が亡くなって路頭に迷っていたところをケリュドラに拾われたとか。
そして週末。陽月はキャリーケースを持ってケリュドラ邸にやってきた。中の人を呼ぶべく、ベルを鳴らす。それから名を名乗り、中に通された陽月を迎えたのはリンドとヴルムだった。
「おひさしぶりです陽月さん!お待ちしておりました!」
「おひさです陽月さん。まあ、ごゆるりとお寛ぎください」
「ちょっとヴルム!お客様にはちゃんとあいさつしてっていつも言ってるでしょ!」
ヴルムの粗雑なあいさつを非難するリンド。ヴルムはかったるそうに頭を掻きながら、“姉貴は真面目だなぁ”とつぶやく。
「いいんだよリンド。こういう緩いところがヴルムのいいところだから」
「ほら、陽月さんもこう言ってるし」
「もう、陽月さんは優しすぎます。そういうところが、好きですけど」
(ちょろ)
陽月とヴルムが心の中でハモる。リンドのちょろさは相変わらずのようだ。
「来たか。陽月」
視線を移すと、セイレンスが2階から見下ろしていた。
「セイレンス様!?」
「楽しく話しているところ悪いな。陽月、カイザーが呼んでいる。彼女の寝室にむかってくれ」
「寝室ですか?はい、わかりました」
「荷物のほうは2人が部屋に運んでおいてくれ」
「はい!わかりました!」
「了解」
荷物をリンドとヴルムにまかせ、ケリュドラの寝室にむかう。陽月は来たことを知らせるべくノックをするとドアが開いた。と思えば、中に引きずり込まれる。陽月はそのままベッドに押し倒され、ケリュドラに覆い被される形となった。そんな彼女の息は荒く、発情していることが一目でわかった。
「ようやく来たか……待ちくたびれたぞ……」
「理事長、なにかありましたか……?」
「疲れによく効くドリンクをあるエルフの工場から購入したが、以来体のほうが熱くてな……何度自分を慰めても収まらんのだ……」
「ドリンク?」
最近似たようなことで発情した人たちがいたことを思い出す。シロコとノノミだ。2人を発情させたのはハルカラ工場で作られたドリンク。恐らくケリュドラも2人と同じドリンクを飲んで発情したのだろう。まさか、あの工場のドリンクをケリュドラまで購入したとは。流石魔族の王が太鼓判を押しただけのことはある。
「陽月……」
小さな外見に似つかわしくない色気のある声。そんな彼女にドキドキしていると唇を奪われ、口内を蹂躙された。体が熱い。あのドリンクを飲んだケリュドラにキスをされたからだろうか。媚薬効果が移ったにしろ、彼女に魅了されたにしろ、陽月の理性の糸は徐々に引きちぎられていく。
「りじ、ちょう……?」
「僕を犯せ……この昂ぶりを鎮める方法はそれしかない……」
「来て早々、ですか……?」
「僕はもう我慢できそうにない……。それにおまえと僕は相思相愛だ。すること自体は問題なかろう?」
そうだ。陽月とケリュドラはそういう関係にある。故に陽月がこの誘いを断る理由なんてない。加えて肉棒も徐々に硬度を増していれば、尚更だ。了承の意味を込めて、陽月は自身の服を脱ぎ去る。そうやって勃起した肉棒を見せつけると、ケリュドラは口元を吊り上げた。
「何度見ても、大きいな……」
ケリュドラは熱っぽい視線を肉棒に注いでいる。そしてその顔を近づけさせると、舌でチロッと亀頭を舐めた。
「しょっぱくて独特な味……だが、嫌ではない」
口を開け、肉棒を咥えるケリュドラ。口内は唾液で潤っており、肉棒を入れやすい状態になっている。陽月はそこに亀頭を差し込み、ゆっくりと喉奥まで挿入していった。
「ぐっ……ふぅ……」
ケリュドラに苦悶の表情が浮かぶ。しかし、それが辛いからのものではない。口全体で肉棒を締め付けてくる感覚でそれはわかっていた。
「理事長、辛ければ言ってください。すぐに出しますから」
言っても聞かないことはわかりつつも、言ってしまう。案の定、ケリュドラは“大丈夫だ”と目で訴えてきた。
「ん……ぷぁっ♡相変わらず美味だな♡」
「理事長は僕のこれ、好きですよね」
「そうでなければ咥えたりなどせん」
普段のケリュドラは厳格なオーラを放っている。だが初めて陽月とシて以来、彼とのセックスを好むようになった。これについてはケリュドラのファンには申し訳ないとは思っている。しかし、これは当人の意思。故に陽月にはどうにもできない。ケリュドラとこれからも恋人関係でありたいと思っているし、その気持ちに噓偽りはない。つまりなにが言いたいかというと、いかなるファンであろうとケリュドラを譲る気はないということだ。
「さてと……おまえのチンポがどれだけ成長したか試させてもらおうか」
「試す……?」
「僕を満足させるほどになれば合格とする」
陽月としてはいつも満足させてもらっている。もちろん行為の結果だけではない。ケリュドラに奉仕されることで精神的にも満たされているのだ。
「では……」
ケリュドラの衣服を脱がし、露わになった桃尻に肉棒をあてがう。この時点でケリュドラは秘部から汁を垂らし、太ももを伝い落ちていた。これならばすぐに入りそうだ。
「ふん……んんっ……♡」
「くっ……やっぱりすごい、締め付けられる……!」
「おまえのチンポ……やはり最高だ……♡」
少しずつ肉棒を奥へと進めていく。膣内は陽月の肉棒を歓迎するかのように吸い付き、離さない。この快感の虜になればなるほど射精に耐えるのも辛くなる。
「さて……おまえのチンポがどれだけ成長したか試させてもらおうか」
「試す……?」
「ああ。僕を満足させれば合格とする」
陽月としてはいつも満足させてもらっている。もちろん行為の結果だけではない。ケリュドラに奉仕されることで精神的にも満たされている。
「では……」
ケリュドラの衣服を脱がし、露わになった桃尻に肉棒をあてがう。この時点でケリュドラは秘部から汁を垂らし、太ももを伝い落ちていた。これならばすぐに入りそうだ。
「あぁっ……♡んふぅ……♡いいぞぉ……♡」
蕩けた表情で喘ぐケリュドラ。幼い見た目の彼女にこんな表情をさせていると思うだけで興奮が加速していく。やがて肉棒の先端にコツンと当たり、行き止まる。そこに陽月の鈴口が触れている。
「理事長っ!」
腰を動かし、ピストン運動を始める。最初はゆっくりだったが次第に速さを増していった。
「あっ……!♡あっ……!♡すごぃ……!♡」
激しい動きに合わせて揺れるおっぱい。大きすぎるというわけではないが、それでもそれは小さい体に似つかわしくないと言えるほど発達している。それがプルンプルンと揺れる姿はとても淫靡なものだった。
「くっ……出そう……」
「あぁっ……♡良いぞ……♡好きな時に……出してしまえ……♡」
「あっ、でるっ……!」
「イけ♡いっぱい出せ♡」
精子がびゅーっと勢いよく飛び出す。それを受け止めようと、子宮口が開き始める。それによってさらに密着度が高まり、搾り取るような動きになっていく。
「んあぁあああぁあああぁあっ♡」
絶頂を迎えた瞬間に収縮したことで、大量の精液が吐き出される。長い時間をかけて放出された精子の量は凄まじく、結合部から溢れ出るくらいに溜まっていた。
「はあ、はあ……♡」
小さな体をベッドに預けて息を整えるケリュドラは幸せそうな顔をしていた。そんな彼女の体力に合わせてゆっくりとしたペースでピストンを繰り返していく。
「そろそろ……抜きますね」
結合部から肉棒を引き抜くと栓がなくなったことで、逆流してきたザーメンが流れ出る。その光景はかなりエロティックだった。そのせいでふたたびムラつき始めたものの、何とか堪えてタオルで拭き取ることに成功した。
「まだ足りんだろう……?もっと欲しいんじゃないか?」
「確かにそうですが、今は少し……休みましょうか」
そんなやりとりをしているうちに睡魔に襲われてしまい、気づけば眠ってしまっていた。しばらくして目が覚めると、外はオレンジ色に染まっていた。あれから陽月とケリュドラは交尾をしては休みを繰り返していた。時間なんて忘れてしまうほどに。
「今、何時だ……?」
そばに置いている時計で時刻を確認する。時間はちょうど17時になるところだった。隣を見るとケリュドラはまだ寝ていた。このまま寝かせたいところだが、夕飯の時間もある。ということで、陽月は彼女を起こすことにした。
「理事長、起きてください」
軽く体を揺さぶると、ケリュドラは瞼を開けて目を覚ます。彼女は窓を見た後時間を聞いてきたので現在の時刻を教えると、“もうそんな時間か”とつぶやきながら体を起こした。
「……あれだけヤったのに元気だなおまえは。少し休むと言うなら1回と言わず3回4回でも良かったものを……」
「理事長の体を気遣った結果ですよ」
「そこまで気を遣わなくてもいい。僕はおまえとの行為ならいくらでもできる。もしおまえが望むなら続きをやってもいいぞ?」
魅力的な提案だ。しかし、もうすぐ夕食の時間。今再戦してしまえばそれどころじゃなくなってしまう。故に陽月は首を横に振った。
「そうか。残念だが、夕飯に遅れると剣旗卿がうるさいからな。僕の他にも行為を迫ってくるヤツはいると思うが、ここの敷地内であればどこでシてくれても構わない。僕は寛容だからな」
「ありがとうございます。では、リンドかヴルムが呼びに来るまでなにをしましょうか?」
「チェスでもするか。退屈しのぎはそれに限る」
そうしてチェスを始めたはいいものの、結果はケリュドラの圧勝で終わった。それもそのはず。彼女は毎年開催されているチェスの世界大会の覇者なのだから。
―――――
朝日が昇り始めたケリュドラ邸2日目の朝。陽月は庭で竹刀を振っていた。日課である素振り1000回だ。
「998!999!1000!ふぅ……」
1000回振り終え、体に付着した汗をタオルで拭う。そこでタイミングを図っていたかのようにリンドが現れる。
「ああリンド、おはよう」
「おはようございます陽月さん、いつもこの時間から……?」
「うん。日課としてやっておかないと体が鈍っちゃうから」
「自主的に、ですか?」
「当然だよ。誰かに言われたからやるよりも、自主的にやるほうが続くからね」
これは人にもよるだろうが、少なくとも陽月はそう考えている。
「ところで、僕になにか用事?」
「ああ、起こしに陽月さんの部屋に伺ったのですが、いらっしゃらなかったので探していたんです。もうすぐ朝食もできましたので」
「ちなみに今日は誰が作ったの?」
「私が、腕によりをかけて作らせていただきました!」
リンドの手料理は何度か食べたことあるが、彼女の腕がいい。決して高級とは呼べなくても、家庭の味という感じがするからだ。
「そういえば、リンドの手料理もひさしぶりだな。メニューはなに?」
「はい!キノコのソテーです!」
「ん?」
陽月の体が硬直する。
「陽月さん、どうかなさいましたか?」
「あ、いや……」
先ほども言ったが、陽月はリンドの料理は好んでいる。だから硬直した理由はリンドが料理を作ったからじゃない。問題はメニューに使った材料だ。
(でも……)
まだ確定ではない。思い過ごしの可能性は十分にある。そうであってほしい、そうであってくれと念を送るように陽月はリンドに視線を送った。
「あ、あの……陽月さん?そんなに見つめられると、はずかしいのですが……」
リンドは陽月からの視線を熱視線と捉えられてしまったようで、赤くなった頬を手で覆った。嫌な予感はぬぐえないが、今になってメニューを変えろなんて言えない。覚悟を決めるしかないようだ。
「えっと、なんでもないよ。それより朝食にしよう!体動かしたらおなかすいてきたし!」
「そ、そうですね!朝食、すぐにお持ちしますね!」
ということで、陽月は客室へ。しばらくしてリンドが朝食を持ってやってきたので、1人の朝食を開始する。
「いただきます……」
意を決してキノコを口に運ぶ。美味しい。炒められたキノコは噛み応えがあり、バターの香りが食欲を煽る。
「……いかがですか?」
「すごくおいしいよ。また料理の腕をあげたね」
「いつもやってることですから……」
陽月に褒められ、照れ顔になるリンド。このドラゴンメイド、やはりチョロすぎである。
「ん?」
食べ終えたところで陽月は股間に違和感を感じた。気のせいであってほしいと思いながら。下を見る。瞬間、その淡い期待は見事に打ち砕かれた。
(……やっぱり)
自身の存在をアピールするかのように勃ちあがっている肉棒。これはもちろん、陽月が(性的に)興奮したからではない。原因はキノコのソテー―――いや、キノコだ。
「……」
リンドに視線をむけると、顔を赤くさせながら目をそらしている。どうやらこうなることはリンドも知っていたようだ。
「リンド」
「……ご主人様に、言われたんです。本日の朝食には、は……ハッスルダケを使ったソテーにしろと……」
リンドはケリュドラに仕えるメイドだ。そんな人に命令されれば、リンドも聞かないわけにはいかなかったのだろう。幸い対処法は知っているし、次の学校までまだ時間がある。前日までに治せば問題ないだろう。
「治し方は陽月さんが知っていると聞いたのですが……どのようにして治すんですか……?主様のご命令とはいえ、そのままでは外を歩けませんし……私にできることがあるなら協力しますので!」
手招きをしてこちらに来させたリンドに肉棒を握らせる。
「陽月さん……?」
「射精させるんだ。僕を満足させたうえで……」
「……」
ズボン越しでも感じる肉棒の硬さに、リンドの顔はますます上気する。もちろん、リンドのことなので拒否されることも考えていた。だが、見たところリンドにその様子はなかった。
「わかりました……では、がんばらせていただきますね♡」
そう言って、肉棒を優しく握り上下にしごき始めるリンド。その刺激に肉棒はビクビクと震え始める。
「あ……すごい……どんどん大きくなっていきます……」
「これも、キノコのせいだよ……っ!」
そうこうしているうちに肉棒は完全に勃起した。その大きさは陽月の体格に似合わず立派なもので、リンドの小さな手には収まりきらないほどだった。
(これが陽月さんの……すごく熱い)
手の中で脈打つ肉棒に頬ずりをするリンド。その刺激に肉棒はビクビクと震える。だが、それでもリンドは決して肉棒を離そうとはしなかった。
「じゃあ、そろそろ……」
リンドを床に押し倒すと、彼女の股を開かせる。スカートをめくると、そこには下着が愛液でびっしょりになった股間があった。
「もうこんなに濡れてるの?もしかして、ずっと興奮してた?」
「い、いえ……そんなことは……」
「でも、ほら」
ショーツの上から筋をなぞるように指でなであげると、“んあっ♡”と声を出してリンドの体が震えた。
「じゃあ、どうして濡れてるのかな?」
「そ、それは……その……私……」
恥ずかしいのか、もじもじとするリンド。だが、それでも目は陽月の股間に釘付けになっていた。そんな彼女の様子に気をよくした陽月はズボンを下ろし、肉棒を取り出した。続けて彼女の下着を脱がせ、肉棒を挿入する。
「んあぁっ♡」
突然襲ってきた異物の侵入にリンドは甘い声をあげる。
「エッチな声出すね。やっぱり興奮してるんでしょ?」
「そ、そんなのっ♡言えるわけっ……ああぁあんっ♡」
肉棒を引き抜くと、それに纏わりついた愛液がボタボタと床に落ちる。陽月はこの行為のいやらしさをあらためて実感しながら、肉棒をふたたびナカに押し入れた。子宮口が一気に突きあがり、その衝撃がリンドの体を大きく跳ねあがらせる。しかしそんなことはお構いなしに、陽月は腰を打ち付けた。何度も、何度も。そのたびに二人の結合部からパンッ♡パンッ♡という肉と肉のぶつかり合う音が部屋に響く。
「はんっ♡ああっ♡ご、陽月さんっ♡そんなにされたら私っ♡こわれちゃいますぅううっ♡♡♡」
肉棒をギリギリまで引き抜くたびにナカのヒダが絡みつき、肉棒から精液を搾り取ろうとする。膣奥を突きあげるたびに子宮口が亀頭に吸い付き、精子を求めてくる。
「リンド……出すよっ」
「は、はいっ♡私のナカに、たくさん注いでください♡」
ラストスパートをかけるべく、今までで一番激しく腰を打ち付ける。そして肉棒が膨らむのを感じると、そのまま子宮口に密着させて射精した。
「ああっ♡あっついのがぁ♡きてますぅっ♡」
吐き出された精子を受け止めるかのように膣壁が痙攣し、肉棒から精液を吸い出そうとしてくる。その刺激に陽月は最後の一滴まで搾り取られた。
「……はぁ……はぁ……」
「んあぁ……♡ひづきさぁんっ♡」
肉棒を引き抜くと、膣圧で搾り取られた精液がドロドロと流れ落ちる。しかし、この程度では治まるはずもなく、ふたたび肉棒は硬さを取り戻した。
「まだ時間もあるし……もっとしようか」
「……はい♡」
2人はそのままお互いの体を貪るように求め合うのだった。
長くなったので、次回へ続きます。