【プリキュアシリーズ】
・咲良うた
・蒼風なな
・紫雨こころ
3月27日。陽月の家では誕生会が開かれていた。キュアアイドルことうたの誕生会だ。
『お誕生日おめでとう(プリ)(メロ)~♪』
重ねられた声とともに陽月、なな、こころ、プリルン、メロロン、そしてソラ、ましろによってクラッカーが鳴らされる。本当はプリキュアメンバー全員でうたの誕生日を祝うつもりだったのだが、それぞれの都合でそれは叶わず、ソラとましろが代表して祝いにいてくれたのだ。
「ありがとうみんな!みんなに祝ってもらえて、すっごくうれしい!」
季節に相応しい満開の笑みで礼を述べるうた。お世辞なんてない。心の奥底から出た感謝の言葉だ。
「陽月さんも、パーティー会場にお家貸してくれてありがとう!ケーキも用意してくれて」
「今日は配信ないし、それに一度作ってみたかったんだよね。誕生日ケーキ」
テーブルの中央を陣取っているホールケーキ。てっぺんには円状に並べられたいちご。中央にはうたとキュアアイドルを模したクッキー。その間に挟まれるように“おたんじょうびおめでとう”と書かれたバースデープレートが添えられているこれは、陽月の手作りなのだ。
「陽月さんは本当にいろいろ作れるんですね……。ケーキ作りなんてどこで習ったんですか?」
「僕には料理の師匠がいるから、その人から習ったんだよ」
料理の師匠というのはアズサファミリーの1人であるライカのこと。陽月の料理スキルの高さも本人の努力ももちろんある。だが、そもそも彼女の料理における指導なくして実現しえなかったのは間違いないだろう。
「ではあらためましてうたさん、お誕生日おめでとうございます。こうして生まれた日をお祝いできたこと、友達としてうれしく思います」
事前に考えてきたお祝いの言葉を紡いでいくソラ。それからはそれぞれ誕生日プレゼントをあげたり、ゲームをしたりして楽しい時間を過ごしていった。
「あ、もうこんな時間」
壁にかけられた時計を見ると、時刻はもうすぐ22:00を指そうとしていた。ゲームもキリがいいということで、ソラとましろは立ち上がる。
「では、私たちはそろそろお暇させてもらいます」
「もう遅い時間だもんね。今日は祝いに来てくれてありがとう!」
「うたちゃんたちは泊まるんだよね?」
そう。今日のうたたちは誕生日を祝うだけじゃなく、泊まることになっている。ただプリルンはこのことを知らなかったようで……。
「お泊り!?ならプリルンも―――!」
「お姉さま!」
その先に言うことを察したメロロンが泊めに入る。陽月の家に泊まることがどういうことなのかを知っているが故に。
「メロロン、どうしたプリ?」
「実は今日こっそりアップルパイを作ったメロ。お姉さまと食べたくて……」
「アップルパイ!?」
食いしん坊のプリルンはこれに食いつく。メロロンの真意など当然知る由もない。
「早く帰るプリ!アップルパイ食べたいプリ!」
「ということで、メロロンたちも帰るメロ。あとはごゆっくり~」
そう言って、メロロンたちは帰っていった。騒がしいプリルンがいなくなったことで、部屋は一気に静まり返る。
「じゃあ、まずは後片付けしようか」
「それなら私も手伝うよ」
「うたちゃんは主役なんだから、ゆっくりしてていいんだよ?」
「みんなが作業してるのに私だけゆっくりするなんてできないよ。だから手伝わせて!」
と言うので、4人で後片付けすることに。それが終われば遅い時間ということで寝ようという話になり、寝室へとむかう。
「……いきなりだね」
寝室へ着くなり、陽月はつぶやく。理由はうたたちが服を脱いで下着姿になったから。だがこれはメロロンだけでなく、陽月も予想していたこと。男女が1つ屋根の下、なにも起きないわけがないのだ。
「まずは、なにしてほしい?」
「じゃあ、キスから……」
うたからのリクエストを受け、唇を重ねる。今日の主役であり、リクエストした本人であるうた。そしてなな、こころの順番で。
陽月はそうしながらうたたちの素肌を愛撫しつつ、ブラを外していく。脇腹、太もも。それらを撫でまわしながら慎ましやかなおっぱいをもみ、乳首をつまむ。
まずはうたの小柄な体を丁寧に解きほぐすように愛撫し、次にななの引き締まった肢体を味わい、最後にこころの柔らかな曲線を慈しむように触れた。
「あ……ぁん……♡」
うたの吐息が熱を帯びていく。陽月はそのままうたの脚を広げ、そこに顔を埋めた。舌が秘所を這うたびに小さな身体が震え、甘い声が漏れる。
「あっ……陽月さっ……そこ……やぁっ……♡」
次に陽月はうたを背後から抱きかかえ、自身の昂ぶりをうたの中に沈めた。小柄な少女の狭い膣内は熱く濡れていて、陽月は思わず深いため息をついた。
「あぁっ♡陽月さんのおっきいのが……中で動いてるっ……♡」
うたの頬が上気し、腰が自然に動き始める。陽月はそれを追いながら激しく突き上げた。
「やっ♡そんな激しくされたら私、もうっ……♡」
2人の結合部からは粘液が泡立ち、湿った音が部屋に響く。うたの小さな体が痙攣し、絶頂を迎えた瞬間、陽月も熱を解放した。
ななとの行為も深く情熱的だった。繊細で感度の高いななは、少し触れられるだけで全身を震わせ、快楽の波に身を任せた。
「ふぅんっ♡陽月さ……私の中……もっと掻き回して……♡」
一方的な行為ではなく、たがいを求め合う交わり。ななは自ら腰を振って陽月の動きに応え、何度も絶頂を極めた。
最後にこころ。普段は恥ずかしがり屋のこころも今夜は大胆で、自分から陽月を誘うように舌を絡ませた。
「陽月さん……私のこと……めちゃくちゃにしてくださいっ……♡」
陽月はこころの望み通りに激しく攻め立てる。正常位で深く繋がり合い、たがいの名前を呼びながら愛し合った。汗ばんだ肌が密着し、熱い吐息が混ざり合う。
3度目の射精が終わると、うたたちは疲労を感じてそうではあったものの、同時に胸の内に満足感があるように見えた。
「ねえ、陽月さん」
うたが甘えた声で陽月を呼ぶ。
「これで終わりじゃないよね?」
「私も、もう少しだけ……」
「今日は特別な日ですし……」
うたに続くようにななとこころもねだってくる。こう言われて陽月が断るわけなく、苦笑して―――。
「わかったよ」
と言うと、うたたちは陽月を取り囲むように寄り添う。うたが陽月の胸に耳を当てて鼓動を聞き、ななは頬を寄せ、こころはそっと手を握った。
アイドルプリキュアと陽月の夜はまだ始まったばかり―――。