・星川サラ(にじさんじ)
世間がGWに差し掛かったころ、陽月は星川の自宅でコラボ配信をしていた。内容は彼女が定期的に行っている恋愛相談だ。
「なるほど。デートか」
相談内容は晴れて好きな子とデートすることになったのだが、デートする際に気をつけるべきことを教えてほしいとのこと。
「ってことなんだけど、陽月はなにか意識してることある?」
「そうだな……いろいろあるけど、一番大事なのはその子と楽しむ気持ちを持つことじゃないかな?」
「シンプルだねぇ。てっきりあれこれ言ってくるかと思ったけど」
「あれこれ意識しすぎるとデートどころじゃなくなっちゃうからね。自然体でいくのが一番だと僕は思うよ」
陽月も前世ではデート雑誌などで勉強していたが、それで覚えたことに囚われたせいで初デートは失敗した。このアドバイスは過去の自分の失敗談から出したアドバイスなのだ。
「ある程度の知識を持つことは大事だと思うけどね。ただそれは参考程度にするのがちょうどいいと思うよ」
「おぉ~経験者って感じがする!」
「経験者だからね。あと彼女と歩くときは車道側を歩いてあげるといいよ」
「それはどうして?」
「車道側でなにかあったときに彼女を守れるようにだよ。それと車道から水がはねてきたときに彼女にかからないようにするためなのもあるね」
陽月のアドバイスにリスナーたちは“さりげない気遣いだな~”、“こういうことがしれっとできる人がモテるんだろうな~”などと感心したかのようなコメントを流していく。ここで得た経験から配信でも配信外でも恋愛相談されることが多かった。故にこういう話をすることに慣れているのだ。
「そろそろいい時間だな。今日も来てくれてありがとう!来週のスケジュールはまたConnectでお知らせするね!それじゃあ、おつサラ~!」
「おつひず~」
2人のあいさつを締めに枠を閉じる。星川の誘いで今回の配信に出演したが、大盛況だった。同接数が20000を超えるのはさすがに想定していなかったが、これはうれしい誤算と言えるだろう。
「思い切って誘ってよかったよ。みんなも陽月が来て喜んでたし!」
陽月を知る星川のリスナーもとい星くずの間では彼が星川の恋愛相談配信に出ないかなという声が多く出ていた。今回星川が陽月をコラボに誘ったのはそういう声があったのもあるが、一番の理由はただ好きな彼とコラボをしたかったからだ。
「見に来たひずナーも喜んでたよ。恋愛相談が聞きたいって意見はこっちでもあったからね」
「じゃあ、またコラボしよ!今回は恋愛相談だったけど、ゲーム配信とか、もっといろんな配信でもコラボしたいし!」
嬉々とした顔で言う星川に陽月は“僕もだよ”と答える。それが嬉しくなったのか、星川は彼の腕に抱きつくが、そのせいで深い谷間に腕が沈む。
「……サラ」
「なに?星川にこーふんした?」
こういう時は正直でいたい陽月は“した”と答えると、星川は“ならもっとこーふんさせてあげる♡”と言って、陽月の唇を奪った。
「ん……♡」
突然ながらも、やわらかい唇を受け入れる陽月。配信終わりの高揚感が残る室内で、2人の呼吸だけが静かに響く。
「陽月……相変わらず積極的だね♡」
「男だからね」
初めてセックスした時はアズサに主導権を握られてしまったが、そればかりではいけない。なので、こういう時は積極的になるよう陽月は心がけているのだ。
それから陽月は彼女の服に手をかけ、脱がしていくと豊満なおっぱいがあらわになる。それを片方揉みつつ、もう片方のおっぱいの先端に吸いつく。
「はぁっ……♡あんっ……♡」
舌先で乳首を転がす度に星川の口から甘い吐息が漏れる。彼女はここが感じやすい。この行為はそれをわかっているからこそなのだが、先ほどよりも甘い声を出しながら悶えていた。
「あっ……♡」
ショートパンツの中に手を入れ、下着越しに秘部に触れる。指先に湿った感触があり、そこはすでに濡れていた。前戯を早く切り上げても構わないほどだ。
「挿れてもいい?」
「うん……♡」
短いやり取りの後、ショートパンツとショーツを脱がし、肉棒を膣内へ入れ込む。既に潤っていたせいか、それはするすると飲み込まれ、奥まで到達。それがぎゅっと締まるのを感じながら、陽月はピストン運動を開始した。
「あぁんっ……♡あっ……♡すごっ……♡」
星川は結合部から伝わる快楽に身を委ねている。陽月は激しい動きではなく、ゆっくりとしたペースで動かす。これは長時間持続させるためだ。それに加え、激しく動くことで早漏になってしまうので、ここはゆっくりとしているのだ。そして、時折腰使いを変えたりして刺激を与えていく。
「あぁっ……♡あっ……♡」
リズムを変えるたびに星川の声が大きくなる。膣内もそれに合わせるようにうねり出し、絡みついてきた。
「あぁぁぁぁぁ♡」
ついに絶頂を迎えたようで、星川の身体が大きく跳ね上がる。同時に膣内も収縮し、精液を搾り取ろうとしてくるが、陽月は耐えきり、まだ続けられる状態であった。
「まだヤれるよね?」
「うんっ……♡まだ、続けてほしい♡」
その言葉を合図に再開し、今度は少し激しめに突きまくる。子宮口を何度もノックし、その度に星川は喘ぎ声を上げ、背中を反らせて快感に酔いしれた。
「あぁぁっ!イクッ!!」
「僕も出すよ!!」
「出してぇっ!!星川のナカに全部出してっ!!」
「……出るっ!!」
最後の一突きを終えると同時に射精が始まり、大量の精子が放出されていく。同時に星川も絶頂を迎え、身体を震わせながら倒れ込んだ。
「はぁ……♡はぁ……♡」
肩で息をする彼女の表情には満足そうな色が浮かんでいる。一方、陽月はすぐに体勢を変え、バックへ移行していった。
「え?ま、待って!」
「休憩なんてさせないよ。僕は独占欲が強いんだ。僕以外の男を好きにならないように、しっかりとマーキングしないとね」
「ちょ、ちょっと待っ―――んぁっ♡」
膣内が敏感になっているタイミングでの急な動きは予想以上に効果的だったらしい。先程までよりも大きな反応を見せた彼女に対し、容赦なく打ち付けていく。
「ひゃうぅぅんっ♡」
「好きだよ、サラ」
「あっ♡あぁぁっ♡んぅぅぅっ♡」
耳元で愛を囁かれ、さらに強く抱きしめられたことで身体中に電流が走るような錯覚に陥る。しかしそんな状態にも関わらず、星川の体は悦んでおり、自らも求めるように尻を押し付けてしまっていた。
「陽月ぃっ……♡星川もっ……♡大好きっ……♡」
「嬉しいよ
そう言って更に深く貫き続ける。そしてたがい限界が近づいてきた頃、訪れたのは一際大きな波。それは今までで最大級のものであり、頭の中が真っ白になりかけるほどの衝撃だった。
「あぁぁぁぁぁっ♡」
絶叫とともに盛大に潮吹きを行い、ベッドの上に大きな水溜まりを作る。その拍子に肉棒が抜けてしまい、栓を失った穴からは止めどなく愛液が流れ出ていた。
「あ……あぁ……♡」
放心状態となった彼女を抱き寄せ、優しくキスをする。これで終わるわけではないが、一旦区切りをつけるために行ったのだ。だが、彼女の方から舌を入れてきたため、受け入れざるを得なくなる。そのまましばらくの間ディープキスを交わした後、ようやく解放された時にはお互いに蕩けきった顔となっていた。
「まだヤれるよね?」
「もちろん……♡」
2人はそう言って笑い合い、その後も幾度となく繰り返されることとなる。翌朝になると体力を使い果たした星川はぐったりとしており、陽月に介抱されながら眠りにつくのだった。