『転生の時間じゃ人生を舐め腐ったニートよ。』
突然知らない真っ白空間で目覚めたら某ヒトガミ様の様な全身真っ黒な人?にいきなり罵倒された。
「貴方は誰で此処は何処ですか?早く帰って新作ゲームの続きを徹夜でやらないといけないんですけど。」
『この状況でも動じず心配する事がゲームとは、資料通りのクソニートだな。』
悪口のレベルが上がった、マジでなんだよコイツ。
状況的にラノベとかなろう系みたいな転生なのかもしれないが何故に俺が?
『時間が勿体ないので説明する、よく聞いてさっさと転生しろド腐れ廃棄物よ。お前は人生で一度して苦労や困難に遭わずに生きてきた本来ならあり得ない事だよって貴様には異世界で厳しい日々を過ごし腐れきった根性を少しでもマシにしてこい。』
この自称神の様な存在の言葉を詳しく聞くと人間の一生には幸福と苦難があるが俺は今までの人生で一度も苦難に遭わずに生きてきたらしい、しかも親の遺産で仕事をせずにニート生活をしておりこのままでは生涯に渡り苦難にあう事なく人生を終える感じだったと言う。だから異世界転生で苦難を乗り越え成長しろと言うのだ。
「分かったよ、取り敢えず異世界ってどんな場所だ。」
『キモオタのお前の好きな無職転生の世界にしてやったぞ!泣いて感謝しろ。』
「嘘だろ?」
よりによって無職転生かよ!見る分にはいいがあの世界は数ある異世界転生でも屈指のヤバい世界だ。ラスボスのヒトガミから始まり最強龍神、闘神魔王、英雄厨二病、原作未登場の魔神や技神、他にも人間レベルでも死亡フラグになりかねない生物の集まった世界である。
「チート、貰えたりするんだよな!流石にこのままいっても苦難にあう前に確実に死ぬからな。」
『う〜む、確かになしかもルーデウスと同い年で生まれもフィットア領の村だからな?勿論ルーデウスとは別の村だから。』
糞がよりによって生まれる場所も時期も最悪かよ!しかもルーデウスと同じ村でもないなら一緒に訓練して魔術を覚えることも出来ない、こうなれば絶対にチートを貰わねば。
「頼む!真面目にやるから絶対に怠けない今度こそ本気で生きるから俺にチートを出来れば呪術廻戦から無下限呪術かフィジカルギフテッド(呪具・格納呪霊)乙骨のコピー術式(リカ付き)を下さい。」
『何をサラッとバグチートを頼んでんだ、無理に決まってんだろうが!無双やらかすのは無し苦難なんか簡単に消し飛ぶわ!』
自称神が言うにはチート過ぎればヒトガミに利用され世界の根幹が崩されるらしい、だからかなり制限されたモノしか渡せない様だ。
『何が良いかな?…よし、これなら問題ないな!持ってけオラァ』
俺の顔に光の玉が飛んできた。どうやらチートの様だが何をくれたんだ。
『お前には呪術廻戦の簡易領域・落花の情・領域展延を魔術として再現出来る様にしてやったぞ。だが再現出来る様になっただけでしっかりと訓練しなければ使えないから精々努力しろよ』
これはまた微妙なチョイスを、だがチートとは言えないが便利ではあるそれに極めれば宿儺相手に死なずに戦えた日下部さんという実例がいる。
「何とかしてやるよ!見とけや糞神」
『さっさと行け。』
次の瞬間意識は無くなり目が覚めれば見知らぬ男に抱かれていた。
「こんにちは糞異世界」
必ず生き残ってやる。