※この作品はR-18です。

絶望転生   作:出目金

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戦闘回とエロになります。ローグの存在が紛争地帯に広がります。モブとのエッチも増えて行きます。


英雄色を好む、救世主ローグ

「!!!」

 

誰かの叫びに目を覚ましたエリスはソファーから起き上がると目に飛び込んだ光景に驚いた。まず絨毯の床には全身精液塗れになりマンコからも精液が溢れているヒルダが潰れたカエルの様になり

 

「おっ、お母様?えっ、何これ」

 

次に目についたのは自分のもう1人の母であり愛するゼニスが見たことのないアヘ顔でローグに抱えられ潮吹きしながらグチョグチョとローグの肉棒に蹂躙されている姿だった。

 

「あっ!エリス、目が覚めたんだ…ほら母様、エリスに見られながらもう一回お漏らし絶頂しましょうね…フンッ!」ゴチュン

 

そういうとローグの肉棒は力強くゼニスのマンコに突き刺さり子宮口を抜け赤ちゃんの小部屋に入り込んだ。いつもなら派手なお漏らし絶頂になるが何故かゼニスは必死に耐えている

 

「うん?母様、どうしたのかな」

 

「オゴオオオ゙オ゙オ゙♡ふぎぃぃぃ、りゃめ〜、ふぅふぅリョディ〜、わらしはエリシュの支えになりゅ、オ゙オ゙♡ママにゃにょ〜ひぐうぅぅぅ、お漏らし絶頂にゃんてぇぇ見しぇにゃいにょ〜♡♡」

 

ゼニスの中に自分を慕うエリスに不様な姿を見せまいという反骨心にローグの心に火が付く。

 

「むぅぅぅ!生意気な母様も好きだけど今のは許せないなぁ、絶対イかせてやるからな」

 

火がついたローグの高速ピストンでゼニスの小さな反抗は簡単に終わった。エリスの目の前でお漏らし絶頂で不様なアヘ顔を見せてしまう。

 

「イクイクイクイク♡♡♡アアア!でっ、出りゅ〜」プシャーー ジョボジョボジョボ

 

「ヤアアアア♡エリシューー見ないでーーママのお漏らし見ちゃダメーーー♡♡♡」チョロチョロ

 

ゼニスのお漏らしシーンを見るエリスの目には淫欲が宿り、自分もゼニスをイかせて滅茶苦茶に犯したいという欲望が出てくる。

 

「オ゙ッオ゙オ゙オ゙オ゙♡」

 

ゼニスも限界を迎えて四肢を力なく投げ出し動かなくなってしまう。そんなゼニスにフラフラと誘われるように近づこうとしたエリスだがそこでローグに視線を向けると

 

「エリス♡元気になったなら、もう一回イかせてあげるからね」

 

「ひっっ!まっッッッ♡♡♡♡」

 

それからは3人は目が覚めるたびにローグの餌食になり気絶と絶頂を繰り返し最後は仲良くローグの前に跪きゼニス・エリス・ヒルダの義母娘のトリプルフェラを満喫して

 

 

「んぼ、ちゅぼ、モゴモゴ♡」

 

「チュロ、コリュ、ジュロロロ♡」

 

「コロ♡チュポ♡レロレロ」

 

エリスがローグのチンコを口いっぱいに収めジュポジュポと扱き、ゼニスとヒルダはそれぞれローグの金玉をコロコロと転がして精液が沢山出るようにマッサージをする。

 

「アアア、最高だよ♡母様やお母さんの金玉マッサージフェラもエリスの小さなお口の可愛いフェラもチンコに効くよ!ッッッ射精すよっ!ウゥゥゥゥゥゥ」ビュルルルルル

 

3人の美女・美少女からのご奉仕フェラによる射精は過去1気持ちよかった。

 

 

 

「ふぅぅ~、ヤッてくれましたねお客様。」

 

その日の夜はゼニス達は部屋で休ませ、ローグはホテルの支配人であるミシェルと話し合いをしていた。

 

「…誠に申し訳ありません!」

 

テーブルに頭を擦り付け謝罪をするローグは今回の一件は本気で不味いと分かっていた。

 

「ハァ、貴方達の営みにケチをつける気はありませんが限度があるでしょう…イヤ、それより貴方は本当に普通の人族なのかい?あの部屋の惨状は大人数で乱交でもしたのかと思っちまったよ!」

 

口調が大分崩れているがコレがミシェルの素なのである。

 

「他の従業員の人達は?」

 

「街の男娼を呼んで相手させているよ、まぁ明日には収まるだろうさ。それよりも今回の部屋の清掃に男娼への支払い、更には従業員への補填費用ざっと見積もって金貨11枚払えるのかい?」

 

この出費はかなり痛い物になっていた。旅の費用や街での滞在を考えたら何とかしなければならない。

 

「一応、払えます…ですが」

 

「まぁ、あんたら訳ありみたいだしね。金が入り用なのは分かってるさ。そこでだ!アンタに儲け話が有るんだが」

 

「儲け話?」

 

「ああ、この国は今かなりヤバイ状況でね、今までは傭兵を雇って凌いでいたが隣国の連中が兵力を増やしたせいで負けが続いていてね!そうなりゃ街も争いに飲まれちまう。」

 

「つまり戦争の為に戦力になる人材が欲しいと?」

 

「話が早いね、そういう事さ。国からのお達しで腕のいい奴等を集める仕事もしていてね。どうだい、上手く手柄を挙げれば報酬もたんまり貰えるぞ!それにアンタが戦ってくれるならその間の宿代も無料で今回の諸々の金もチャラにしてもいい」

 

「随分な条件だな、俺が失敗したりするかも知れないし、それにこんな子供に出来ると思うのか?」

 

「出来るさアンタならね…コレでも昔はそれなりの傭兵だったんだ、相手の力量くらい測れるよ。」

 

ミシェルは眼帯に足は義足のようで引退した訳が分かるほど古傷が見えていた。彼女の眼光には有無を言わさない迫力がありローグの実力を見抜いているようだ。

 

「…ハァ、分かりました。その仕事、受けさせて下さい。」

 

「フフフ、助かるよ!明日、役人に紹介するから今日はゆっくり休みな。まぁあんだけやりまくったんだ今日はもうチンコも勃たないくらいヘトヘトだろうがね!あっははは」

 

下ネタをかますミシェルは残念美人がにじんでいる。だが調子に乗った彼女はローグの側によりズボン越しにチンコに触れてくる。

 

「残念だな〜、話しを受けてくれた礼にアンタにその気があれば私が相手してあげても良かったんだがな!まぁ、こんな傷物の女なんざ溜まっていても勃たないだろうがね!アッハハ…ハハ…ハァ、えっ!!なっ、何で勃ってんだよ!」

 

「アッハハ、すみません。でも、ミシェルさんみたいな美人に触られたら勃ちますよ。」

 

「なっ、クッ!随分な好き者だけど…コレでも私を抱けるかい」

 

ミシェルが服を脱ぎ去ると彼女の傷だらけの体が露わになるが胸は大きく腰は括れ、褐色の肌はギレーヌを思い出させて余計にローグの股間を熱くしてズボンがはち切れんばかりに勃起する。

 

「…本気みたいだね」

 

「はい、ミシェルさん」

 

「くっフフフ、いいね!男娼以外と寝るのは久しぶりだね!…だがね、私ら傭兵の性交は一般人の様に生温くはないよ、アンタが出せなくなっても搾り取ってやるからな」ニヤニヤ

 

「へぇ~、楽しみだな!」

 

ローグはミシェルと寝室に消えていった。

 

 

 

翌日の朝にミシェルの部屋に女性従業員が訪ねて来てノックするが返事は来ず寝ているのかと思い出直そうとすると

 

「ッッッッッッ!」

 

「うん?あの支配人、今日は役人の方と会う約束があったはず「フゴオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙」えっ!なっ、今のは支配人の声、ッッッ支配人大丈夫「アアア!イクイクイクイクーーーー♡♡♡」…」

 

普段はガラの悪い傭兵相手でも怯まず自分達やホテルを守る女主人で同性ファンも多いミシェル支配人の聞いたこと無い甘い声に固まってしまう。

 

彼女もミシェルファンの1人である。

 

ガチャリ

 

扉が開くとバスローブを羽織ったミシェルが顔を出すが顔は真っ赤になり汗で前髪が張り付いており瞳は潤んでいた。

 

「ッッッ大丈夫ですか支配人!何かありましたか」

 

「イヤッッッ!何でも♡ンギイイ、にゃいぞ、ふぅふぅ♡それよりもお゙お゙お゙!なにかようか///ひぐうぅぅぅ」

 

「えっ!あの、昼過ぎに役人の方が到着されますので準備の確認を!ッッッ(なに?このエッチな臭い///)あの支配人♡中で何かされていますか?」

 

「なっ、何でも♡ンッ!アアア、ないぞ…準備はいつも通り進めてくれ、私も後から顔をイクッッッから♡」

 

「はっ、はい!分かりました。」

 

ミシェルが従業員の元に来たのは2時間も後になってからで何故かローグに支えられ肩や腰に手を添えられた状態だった。

 

 

「ミシェルさん、大丈夫ですか?」

 

「大丈夫なわけあるか!散々射精しまくりやがって、お陰様で腰がガクガクで上手く歩けないだろ!」

 

応接室で役人の到着を待っている2人は昨夜の情事で言い合いをしていた。機嫌が悪そうなミシェルだが実はローグとの性交をかなり気に入っていた。

 

「すみません。ミシェルさんが気持ちよすぎてやり過ぎました。」

 

「…まぁ、私も久しぶりに絶頂きまくれて気持ちよかったしな。でも暫くするのは無理そうだな。」

 

「そうですね、戦場に行ったらいつ帰れるか分からないですから。」

 

「ちげぇよ…いや、そっちもそうだけど、アンタと何回もヤッてると頭が馬鹿になっちまうだろうが!…ハァ、アンタの連れの3人は大丈夫なのか?」

 

「…3人共、逃がすつもりわないですよ…一生、側にいるからな。ミシェルさんもよかったら」

 

「私は遠慮しとくよ、今更、愛だの恋だのする程、若くもないしね…まぁ、愛人くらいが丁度いい関係かね。」

 

それから暫く話し込んでいると部屋をノックする音がすると従業員の後に身なりのいい男性が入ってきた。

 

「ミシェルさん、今回も腕の良い傭兵を紹介して頂けると…そちらの方は?」

 

「コイツが今回の紹介相手のローグだ」

 

「ふむ、随分とお若いですな。まぁ、傭兵に歳は関係ありませんが…ローグ殿、歳は幾つですかな?」

 

「少し前に誕生日を迎えて10歳になりました。」

 

「「「10歳!」」」

 

「ちょっ、ハァ、10歳!15か16くらいかと思ってたぞ!嘘だろ」

 

「ミシェルさん、コレは幾らなんでも…子供にはとてもじゃないですが、今回の戦いには」

 

「10歳!見た目詐欺ですよ!」

 

3人が驚いているがローグは役人の反応に若干の不安を覚えた。

 

「ハァッ、悪いですがミシェルさん、別の人を用意していただくか、今回の話しは無かったことにしていただきたいのですが」

 

「ミシェルさんの話しでは随分と負けが続いて不味い状況なんですよね。人を選ぶ時間と余裕はないんじゃないですか?」

 

子供に図星を突かれムッとしたが冷静に反論してきた。曰く戦場では強い敵より無能の味方が一番怖い、曰く戦場で出される物資もタダではなく無駄にしたくない、曰く今回の戦いで防衛線を抜かれれば国が終わるので少しでも強い兵が必要との事だ。

 

「成る程、確かに貴方の言う通りです。なら尚のこと俺を雇った方がいい。」

 

「随分な自信だな…よし、なら試させて貰うぞ!…君、表で待機しているジルドスを呼んできてくれ」

 

「おいおい、テストにしちゃ厳しすぎやしないかい?」

 

「だからだよ、その歳で売り込むなら実力で示してもらわねばな、私も軍を預かる身として甘い顔は出来ぬ。」

 

「軍を預かる?ミシェルさん、此方の方はただの役人ではないんですか?」

 

「ああ、言って無かったな。此方のムジールはこのラグサラ国の軍の高官でここいら一帯の軍の責任者でも有るんだ。」

 

「少年、実力を確かめさせてもらうぞ」

 

タダの出稼ぎ感覚だったが厄介な事になったと頭を抱えるローグであった。

 

 

 

ミシェル達との話し合いから訓練場にてローグのテストが行われる事になり周りは野次馬が出来ていた。因みにゼニス達はローグとのセックスで潰れてまだぐっすりと夢の中だった。

 

「おい、ジルドスが戦うらしいぞ!さぁ、賭けた賭けた!」 

 

「相手は、あの坊主だとよ!ジルドスに銀貨25枚」

 

「マジか、もしかしたらチャンスあるかもな。ん〜、やっぱりジルドスに銀貨10枚」

 

至る所で賭場が始まりジルドスなる人物に金が集まっていった。ローグが話を聞いてみると対戦相手のジルドスは相当の使い手でこの近隣では勝てる者は居らず嘗てローグが倒した変王や死剣団もジルドスには手出し出来なかったらしい。

 

(成る程な、少なくとも聖級以上の実力はありそうだな…アイツがそうか)

 

ローグの前に立った男は歳は40代と若くはないが立ち姿だけでかなりの使い手と分かるほどの空気を纏っていた。

 

(成る程、強いな。)

 

「確かに、ムジール様が仰る通り若いな…だが強い」

 

「…宜しくお願いします。」

 

「ああ、こちらこそ。だが君にはテストは不要だろうがな。」

 

「何故?」

 

「少なくとも君の実力は聖級以上、この街の傭兵共や近隣の国々でも敵う者は居ないやも知れぬな。だが生憎と此方も雇われの身でね、主からの命令通り君と戦わなければな。」

 

ジルドスはローグの実力の一端を見抜いていた。コレだけでローグはジルドスの危険度を上げて手加減など考えていなかった。

 

「それでは、始め!」

 

ミシェルの合図でローグは無詠唱魔術による風斬でジルドスに一撃を放つが何と一振りで風斬は払われてしまった。

 

「!」

 

「ふむ、詠唱無しの魔術とは…それも風魔術による不可視の斬撃、上級や並の聖級でも殺られるだろうよ。」

 

「水神流か」

 

「ほう!若いのに良く知っている。どうやら腕だけでなく知識もあるか…やり辛いな。」

 

一撃で駄目ならとローグは無数の刃による攻撃を加えるが全てを斬り払われてしまう。だがローグは風斬の中に風衝波を放ち同時に煙玉を投げていた。風衝波の後に投げられ払われた瞬間視界を潰す白煙が上がる。

 

「ダメ押し、操風」

 

風の流れを操る魔術で白煙はジルドスの周りに漂い続けて煙のドームに包まれていた。

 

「おい!あの坊主、剣士じゃなかったのか?」

 

「いや、剣を持ってたし何度か剣の訓練してるの見たぞオレは!」

 

「おい!ジルドスヤバくねぇか?…つうか負けたら賭け金がパアになっちまうぞ!」

 

野次馬が騒ぐ中でムジールは静観しているとミシェルが声をかけた。

 

「周りが騒いでいるが大丈夫かムジール」

 

「フッ!馬鹿共がジルドスの実力はこんな物ではないわ。だがあの坊主、言うだけはあるな。」

 

視界を潰したローグは風斬を放つが何発目か撃ち込んだ瞬間、不可視の斬撃が返ってきた。

 

「!シッ」

 

ローグが流を使い受け流すと煙を切り裂きジルドスが歩みを進めてきた。

 

「へぇ~、油断を切らさず見事だな坊主。しかも今のは流かい、水神流も達者とは若者の才能は恐ろしいねぇっっほいさ!」

 

ゆるりとした会話から一転して加速したジルドスはローグの懐を取っていた。

 

「悪いねぇ!油断させるコスイやり方で」

 

放たれる一刀をローグは間に剣を差し込み受け止める。

 

「クッ!ッッッなっ!」

 

だが次の瞬間、止めた剣が滑る様に動き刃がローグの剣を流し首をめがけて走る。

 

 

「ちィィィ!(この人!水神流だけでなく剣神流も…まて!なら)」

 

バックステップで回避したローグに剣神流必殺の剣が放たれた。

 

 「光の太刀!(悪いねぇ若いの)」

 

「勝ったな」

 

ムジールが勝ちを確信し、ミシェルが攻防に目を奪われ、呆気に取られた野次馬達も皆がジルドスの勝ちだと思った瞬間

 

「…大体分かった。」

 

小さな呟きはジルドスの耳に届きハッとした瞬間利き手に衝撃が走り手首が砕けていた。

 

「ぐううう!光返し、ガッハああ!」

 

光の太刀を破られると同時にローグの一太刀がジルドスの腹を薙ぎ一直線に飛んでいき訓練場に横たわる。同時にローグがジルドスの眉間に剣先を突きつけていた。

 

訓練場を静寂が支配するとハッとしたミシェルは終了の合図を出して試合を終わらせた。

 

「そこまで!勝者ローグレス」

 

静寂の中で響くミシェルの声の後に1つの拍手がなった。拍手の元はムジールで、それを皮切りに歓声が上がりローグの勝利を称えた。

 

「スゲーぞ坊主!」

 

「賭け金はパアになったがいい試合見せてもらったぞ!」

 

「あの坊や将来性ありね、今のうちに声かけちゃおうかしら」

 

「デュフフフ、美少年 お尻 やらないか?」

 

「魔術も使えて剣も1流で美形ってローグレス、お前は何を持ち得ないのだ。」

 

ローグへの称賛(一部、変なのが混ざるが)の嵐に包まれるなかムジールが近寄りローグへ頭を下げてきた。

 

「ローグレス殿、貴殿の実力を疑った無礼を侘びたい申し訳なかった。」

 

国の重鎮が自分の様な若輩に頭を下げる潔さに感心したローグは頭をあげる様に頼んだ。

 

「そんな事気にしてませんよ。軍の指揮官なら疑うのも仕事ですからね。それに俺みたいな子供なら尚更ですよ。」

 

「!…フフフ、君とはいい関係を築けそうだよ!話を受けてくれるかね。」

 

「はい、お受けいたします。」

 

握手を交わし詳しい話はホテルの応接室でとなりその場はお開きとなった、その日の内にローグの話は街中に知れ渡った。

 

 

 

「さてと、詳しい話をしていこうかローグ殿…大丈夫かジルドス?」

 

「ええ、峰打ちで骨が砕けただけで、ソレにローグさんの治癒魔術で治っていますので。」

 

「まさかお前が負けるとは…末恐ろしいなローグ殿は」

 

「いやあ、手加減された身としちゃ複雑ですよ。そうでしょローグさん」

 

「気づいてましたか」

 

手加減していたローグに更に驚いたムジールだが本題を切り出した。

 

「ローグ殿には現在、敵国であるジャラトワの兵力が集中している中央戦線に行ってもらいたい。」

 

今までは拮抗して膠着状態が続いていたがジャラトワに複数の戦力が表れて戦線を盛り返し此方の負けが続き、王国の鼻先まで迫って来ているらしい。

 

「複数の戦力とは」

 

「此方の調査で確認されたのは10人程の小規模な部隊だがコイツらが戦線を荒らし回り此方の指揮官や現場の連絡役まで殺され軍上層部との指揮系統が麻痺してしまい満足に軍を動かせていない。」

 

(ソイツら本当にタダの傭兵か?それにしちゃピンポイントで狙い撃ちしてきてるよな…もしかしたら)

 

ローグがある可能性に行き着きムジールに尋ねる。

 

「ムジールさん、その部隊ってもしかしたら別の国の軍関係者じゃないですか?明らかに軍の動きや分断の仕方を知り過ぎてるし傭兵の戦い方じゃないですよ。」

 

「…まぁ、そんな処だろうな。実は上層部でも尻尾は掴んでいるのだがハッキリした証拠がないが恐らく王竜王国の奴等だ。証拠が有ればミリスやアスラに裏から手を回してもらえるのだがな」

 

ムジールの話によるとラグサラ国では最近、希少な魔力鉱石が見つかりこの利権を狙い王竜王国がジャラトワに手をかしている可能性が高いようだ。

 

「でもよ、それならコッチもジルドスを送り込めば良いじゃないか?幾ら相手が強くてもジルドスなら何とかなるだろ」

 

ミシェルが口を挟むとムジールは深い溜息の後に口を開いた。その口から出てきた人物にミシェルとローグは驚きに声を失う。

 

「その部隊の中に死神ランドルフがいるらしい」

 

「「!」」

 

近年では形骸化しているがそれでも世界に名だたる強者の称号であり強さを目指す者達の目標の1つでもある七大列強の序列5位死神ランドルフ・マリーアン

 

「そう、七大列強のあの死神だ。何故、王竜王国に手を貸しているかは知らぬが敵に回ったのは間違いない」

 

「幾ら私でも死神の相手をしながら他の奴等も相手取るのは不可能ですから」

 

「それに、ジルドスが倒されれば我が国の武威は失墜し周りの国や野党等も国を荒らしかねない。今でも小規模な野党連中が悪さをしている。」

 

頭の痛い話だとムジールは頭を抱える。だが次の話からは少し明るくなっていった。

 

「まぁ最近、死剣団や変王軍が壊滅したのはかなり助かりました。彼奴等は悩みの種でしたので」

 

「その話なら私も聞いたよ、何でも生き残りが言うには金髪の子供に皆殺しにされたって…?」

 

「ああ、確か美人の女性を複数連れた金髪の剣士で魔術や剣で斬り刻んでくるとか…?」

 

「ええ、私が聞いた話しでは詠唱もなく風が吹いた瞬間バラバラにされたとか…?ん〜、ローグさんちょっと確認したいのだが」

 

3人の顔に何か確信めいた答えを見たようにローグを見つめるとジルドスが切り出す。

 

「はい、何ですか?」

 

「死剣団や変王軍という傭兵団や野党集団に聞き覚えはありませんか?」

 

「…聞き覚えというか俺が殺した連中ですが」

 

「「「やっぱり」」」

 

ムジールはローグの答えに微かな希望を見出していた。

 

(もしかしたら、この者は我が国の救世主になるやも知れん。)

 




今回はエロは少なめで説明回のような形になりましたが七大列強を出せました。ランドルフとの戦闘フラグが立ちます。幾ら力を落としていてもこの頃のランドルフはギレーヌやオーベールよりか強いと思います。さぁローグはどう立ち回るでしょうか。

今回かなりオリジナルの国を出しましたが原作好きの方々、温かい目で見てください!

新たな女性のミシェルさんは人族の35歳で眼帯・義足浅黒い肌の姉御系の女性でエロ同人誌とかで見る女盗賊の頭のような見た目、強さは上級の上澄みで聖級一歩手前程度。彼女のエロも入れますが原作女性陣より少な目になります。

次回からバトル多めですが、エロを期待されてる紳士な方々申し訳ありません。
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