他作品キャラは今後のローグの手助けキャラだと思って下さい
「俺の呪われた槍にまつわる真実を聞いてくれ」
ルイジェルドは静かに語りだした。かつてスペルド族を襲った悲劇と自らの幸福な時間、愛する者との運命の出会いを。
◆◆◆◆
かつてのルイジェルドは正に戦士の鑑の様な存在だった。一族で屈指の実力、戦士達を纏め上げるカリスマ、美しい妻や愛する子供にも恵まれ、順風満帆は日々を送っていた。
あの日までは
その日も何時もと変わらない日であったが集落の外よりある魔族がやって来た。その魔族は魔神ラプラスの軍の者でルイジェルドを始めとしたスペルド族の戦士達を自らの旗下に加わらぬかと云うスカウトの誘いであった。
「済まないが…皆と相談して決めたい、返事は少し待って貰えるだろうか」
「……承知した、良き返答を願う」
その日は、集落の戦士達や長老達と深夜になるまで会議は紛糾した。戦士として誇りを守り暴虐の魔神には従わないか、一族を守る為に大人しく従うか
「力尽くで押さえ込むやり方に従うのか!」
「戦士として、最後まで抗うべきだ」
「短気を起こすでない……聞けば魔神は従わぬなら魔族であっても容赦はしないという……不死魔王も敗れ配下になったと聞いている。魔神1人の強さでも厄介だが他の名のある魔族を相手にするのは如何に屈強であるスペルドの戦士達でも難しい……女や子供達の安全を考えれば魔神の配下に加わる…致し方ない」
夜が明けるまで続いた会議は遂に結論が出た。集落や一族の安全を守る為に魔神ラプラスの配下に加わると決まった。魔神の使いとの交渉は戦士達の長であるルイジェルドに決まる。
「それで……返答は」
「……我らスペルド族の戦士達は魔神ラプラスの旗下に加わる」
「それは良き判断で御座います……魔神ラプラス様も貴方がたの参戦を喜ばれることでしょう。つきましては此方をお受け取り下さい」
使いが側にある大きな箱より取り出したのは槍であった。装飾はなく正に戦う為の槍、ルイジェルドはその槍から目が離せなくなる。
「(な、なんだ…この感覚は)…使者殿、その槍は」
「フフフ、この槍は貴方がたスペルド族への贈り物として魔神ラプラス様自らご用意した、特別な槍に御座います…この槍で存分に力を振るって下さい」
それからスペルド族はラプラスより与えられた槍で戦いに赴き、各地で戦果を挙げスペルド族の名は人族、魔族、獣族と様々な種族の間で有名になっていった。
だが
「ぐあああ!!」
「やっ、止めろ!既に戦意はない、攻撃をやめろ」
「ハハハ、何を言われるかルイジェルド殿!戦いとは相手が死ぬまで続くものではないか!」
狂った様に笑い、負けを認める相手に槍を突き立てるスペルドの戦士達、更には味方である筈の魔族とも小競り合いが増え、遂には各地でスペルド族による無差別攻撃が始まった。
「逃げろ!スペルド族だぁ!」
「おのれ!よくも我が友を!」
「女子供を逃がせーー!!」
戦場だけでなく様々な場所で殺戮が続いていた。そんな中ルイジェルドは仲間を正気に戻そうとし、ラプラスの城を尋ねた。
「ラプラス殿!仲間達が正気を失い、私ではどうする事もできん…アナタの力で正気に戻す事は出来ぬだろうか」
ラプラスはルイジェルドの言葉に一切返す事なく、不思議そうにルイジェルドを眺めるだけであった。いつまでも無言のラプラスに痺れを切らしたルイジェルドが掴みかかろうとすると途轍もない衝撃が体を突き抜け壁に叩きつけられる。
「ゴハッ!」
地に付したルイジェルドの体を土魔術で拘束し、ラプラスが言葉を発した。
「貴様…何故、正気を保っている」
「なっ、なんの事だ」
「ふむ、妙だ…槍の呪いは間違いなく発動している…ならば何故だ」
自らの言いたい事だけを話すラプラスだが、ルイジェルドはある一言に反応し、声を荒げた。
「…呪いの槍だと…まさか、戦士達が狂ったのはこの槍のせいか!!ラプラスーー!我が一族をよくもーー!!!」
戦士達の強攻の原拠を見つけたルイジェルドは全身の筋力で拘束している魔術を力づくで破り、ラプラスを刺し殺そうと全力の一撃を見舞った。だがその一撃を槍の穂先を摘まれあっさりと止められた。
「なっ!」
「やはり、呪いは問題なし……ならば貴様個人に何かあるのか?スペルド族の者よ…ならば貴様には最大の呪いをくれてやろう」
槍に流される邪悪な魔力はルイジェルドの体を蝕み呪いの効果が通常を超えた。ラプラスは槍を落とし藻掻き苦しむルイジェルドを静かに見守る、やがて魔力の嵐が収まり静かに立ち上がるルイジェルドのギラつく目を見たラプラスは呪いにかかったのを確認すると、命令を下した。
「貴様も戦場に戻り、暴れて来るが良い……私が魔族を纏めるため…そして、その邪魔な目を消し去る為にな」
ルイジェルドに背を向け玉座に戻ろうとした途端、ラプラスの想定外の事が起きた。
「ガッッッッ!グッ…きっ、貴様!」
ラプラスの命令に従わず、ルイジェルドはスキを見せたラプラスを蹴り倒し抑え込んだ。
(何故だ!間違いなく呪いにかかっている…私の命令には逆らえないはずだ)
自らの呪いにかかりながら命令に従わないルイジェルドに混乱していると、またしても想定外の事が起きた。
カチャカチャ
「ハァッ!?」
ルイジェルドがベルトを外し、その恐るべき剛槍を解放した。あまりの行動とルイジェルドの剛槍に目線を外せなくなっているとルイジェルドが静かに語り出した。
「なぁラプラス…俺のコレを見てどう思う」
「凄く…大きいです……はっ///」
「お前の尻を見ていると…金玉が疼いてきてな、一発射精さねばならないが……おお、丁度いい場所に穴があるではないか!♥」
「まさか、貴様!まて、まて、まて、止めるのだスペルド族の男よ!!!」
「フフフ、俺の名はルイジェルド・スペルディア」
「そ、そ、そ、そうかルイジェルドよ!落ち着くのだ、私もお前も男同士だ、それにソコは出すための穴だ入れる場所では「安心しろ」へっ?」
「俺はノンケだろうが構わずヤッちまうんだ♥…それに出す為の穴なら問題ないな、俺の熱い思いを射精してヤるからな♥」
「ひっ!!」
「ラプラス………ヤラないか♥」ニチャ〜
見たことのないおぞましい笑顔に背骨からケツの穴まで氷柱を入れられた様な寒気に襲われたラプラスは魔力を全力で解放した。その結果城は崩れ、辺りに展開していたラプラス配下の魔族も消し飛び、瓦礫の山が出来上がっていた。
辺りが廃墟になってもラプラスの寒気は拭えず全力でその場を後にした。そして、ラプラスが去った後に瓦礫の下から這い出て来たルイジェルドはラプラスが去った方角を見つめていた。
「フフフ、コレが槍の呪いか…成る程な」
ルイジェルドは理解した、槍の呪いの正体を、それは自らの内に眠る最も強い欲望を表に引き出す事にある。だから戦士として戦いと己の強さへの欲望を呪いにより強く引き出され狂ってしまっていた。
だがルイジェルドは違う、彼の奥底に眠っていたのは戦いや戦士として強さを示すものではなく……それは性欲、戦士の長…良き夫…良き父として振る舞う為に心の奥底に秘めていた欲望、それも同性愛、特に歳下の可愛らしい男を犯したいと云う度し難い欲望だった。
本来の彼の強靭な精神力により槍の呪いであっても解放される事のなかった危ない趣味はラプラスが強化した魔力により解放され、より強力に作用してしまっていた。
「待っていろ…ラプラス!♥お前に汚されたスペルド族の誇りを取り戻す為に!お前のケツの穴を汚してくれる!それでお互いさまだ」ビキビキ
呪いにより解き放たれたルイジェルドはラプラスが去った方に向かい歩み出していった。その日から各地で暴れていたスペルド族が次々と倒され正気に戻ったとされた。だが誰一人として詳細を語ることは無かった。時折、尻に手を充て苦悶に満ちた顔をしていたとされる。
「フッ、スペルド族と他の魔族達の安全の為だ!致し方ない」
「なっ、何をするのだ戦士長!気でも狂ったかーー!止めろ!!その剛槍を近づけるなーー」
「安心しろ、コレでお前も正気に戻る…ふん!」
ブチュリ♥
「アッーーーーーーー!!!」
呪いをより強力なトラウマという呪いで上書きし、自らの欲望と仲間達の救済をしながらラプラスを追いかけていった。だがルイジェルドがラプラスに近づくとラプラスが逃げていき、配下達によるルイジェルド抹殺が行われるが、それさえも持ち前の武力で突破してくる。
そんな日々が続く中で、魔神ラプラスは後の英雄である3人との激闘を繰り広げていた。
「くっ!魔神の力がこれ程とは」
「ペルギウス!お前の力では、限界だ下がれ」
「後は僕とウルペンでどうにかする!君は逃げてくれ」
「カール、ウルペン…そんなことが!……私1人で逃げることなど、出来るはずないだろーー!」
今まで挑んできた人間達の中では間違いなく一番の強者あろう2人と、未熟ではあるが自身と戦っても心を折らずに立ち向かう若者に向かいラプラスは僅かな焦りと苛立ちで舌打ち混じりに吐き捨てた。
「チッ!(早くケリをつけねば奴が!クソッ)…フン、どのみち貴様らは全員殺す!逃がそうが死ぬ順番が変わるだけだ」
そう言うラプラスだが3人の絶妙な連携に勝負がつかなかった。実際には長い時間をかければいづれはラプラスが勝つが、とある事情で早く勝負を決めねばならなかった。故にラプラスは戦争が始まってから初めて本気の力を解放した。
「「「!!!」」」
「良かろう!……最早、出し惜しみはすまい…我が力の本領を見るがよい!」
ソコから始まったのは蹂躙であった、前衛として切り結んでいたカールマンはラプラスの攻撃に晒され重症を負い、後衛から使い魔での奇襲やサポートをしていたペルギウスはラプラスの強力な魔術により瀕死に追い込まれていた。そんな中で3人の命を繋いでいたのはウルペンの開発した魔術、乱魔による魔術の阻害が大きかった。
「チィィ!厄介な魔術だ」
膠着した状態が続いたがウルペンの魔力も底をつきかけ限界に達しようとしていた。それを気づいたカールマンとペルギウスも命をかけた最後の攻勢に出ようとする。3人の最後の足掻きを察したラプラスは警戒を高め一撃で3人を葬るべく魔力を高め、3人の英雄は互いの呼吸を合わせ
「「「うぉぉぉぉ!!!」」」
決死の特攻に駆けた。
「フッ、虫けら最後の足掻き!全ては徒労に終わる……消えろ!」
ラプラスが繰り出したのは前面全てを覆い尽くす巨岩の塊、圧倒的質量の暴力が襲いかかる。
「不治瑕北神流・奥義破断!」
カールマンの斬撃が巨岩を切り裂く
「ほう、今のを斬り捨てるか…だが残念だったな」
巨岩が裂けた直後に全てを焼き尽くす大炎が迫る。
「我が使い魔達よ!その身を持って我等を守れ!」
「「「「「「「「「「「「御意!」」」」」」」」」」」」
ペルギウスの使い魔達が身を盾にして炎を受け切り
「悪足掻きが過ぎるわ!」
ラプラスが次なる魔術を放とうとするが、ある事に気がつく
「んっ?、もう1人がいない…まぁ良い」
大規模魔術を放つあまり視界を切らしウルペンの姿を見失っていた。ならば先に2人を片付けようと再び攻撃に移ろうとすると魔術が乱さ、直後に背後から羽交締めにされる。
「貴様ーーー!」
「ペルギウスーー!ヤレーー!」
「ウルペン…ありがとう!
その龍はただ忠義にのみ生きる。
両の爪は長く、鋭く、決して拳を握れない」
「かの龍が怒りしとき、拳は握られん。
爪は折れ、牙は抜け、しかし思い知るだろう。
忠義を握りし龍が、いかなる思いで忠義を捨てたかを!」
「三番目に死んだ龍。
最も鋭き瞳を持つ、白銀鱗の龍将。
甲龍王ペルギウスの名を以って召喚する――」
「開け『前龍門』」
「招け『後龍門』」
ラプラスを挟む様に展開された龍門により魔力を吸い取られていく。逃げようと足掻くがウルペンにより阻止される。
「魔力の吸収により私を無力化するつもりだろうが、こんなもので我が魔力が尽きる事はない!先に貴様の魔力が底をつく、そうなれば貴様らなど直ぐに捻り潰してくれるわ!」
如何に魔力を吸い取る『前龍門』『後龍門』といえど膨大な魔力量を誇るラプラスを無力化するには時間が足りず、先にウルペンが力尽きてしまう。
「フッ、分かっている…だが一瞬でも貴様の魔力の防御を崩せれば良かった」
ペルギウスが静かに笑うと同時にカールマンの一刀が炸裂した。
「不治瑕北神流・奥義破断!」
その一撃はラプラスの肉体を切り裂き、大きなダメージを与える。続けざまにペルギウスの手刀が放たれた。
「甲龍手刀・一断!うぉぉぉぉ!」
カールマンにより刻まれた裂傷を起点としてラプラスの右半身が大きく抉れた。
「グオォォォォォ!こんな!!こんな傷など」
治癒魔術により肉体が修復されていくがウルペンの乱魔により阻害されてしまう。そこからは戦いは泥沼と化していった。ウルペンは魔術の妨害に徹し、カールマンとペルギウスによる猛攻が続く
だが傷を負ってもラプラスの不死に近い肉体は中々崩れず倒し切る事は出来なかった。しかし、この粘りが勝機を呼び込む事になる。
「ラプラス…探したぞ…今日こそは…ヤ・ら・な・い・か♥」フゥ
「ギィヤアアアアアア!!!」
音もなく背後より現れた緑髪のイイ男の耳元への囁き&耳フゥでかつてない恐怖により叫び声を上げてしまう。だが怯えようが傷を負おうが魔神ラプラス、すぐさま繰り出す一撃はルイジェルドを殴り飛ばす。
「フッ、流石だ…抵抗してこそ、ヤりがいがある♥」
「グウゥゥ…この変態がーー!」
槍により攻撃を防いだルイジェルドが股間の剛槍がイキり勃たせラプラスに迫る。あまりの気色悪さに魔術だけで抵抗したが、ペルギウス達から受けた傷で全力が出せず遂にルイジェルドに組み伏せられてしまう。
「グオォォ!何故だ…体が…この程度の傷で!」
「フフフ、我が第三の目をもってすれば何処を攻めれば動けなくなるかなど一目で分かる。今日の為に他の魔族や人間で鍛えて来た……お前の為になラプラス…実はなラプラス…お前に射精す為に我慢してたのだが……催していてな、小便がしたいのだが戦士として立ちションなどは避けたい、どうするべきか………!おお、丁度良い場所に便所があるではないか」
ルイジェルドは戦闘でズタボロになったラプラスの下履きを引き裂き、ラプラスの尻を露出させる。いくら魔神でも心はある、自分がコレからヤられる事に恐怖が湧き上がり、最後の手段に打って出る。
「クソ、クソ、クソ!こんな、こんな奴に!ヤられてなるものかーーー!」
叫ぶと同時に強烈な魔力が嵐のように空気を揺らし、まばゆい光が辺りを包み込む。その光は離れているカールマン達の視界を潰すほど輝き、ルイジェルドは一時的に視力を失ってしまった。
「ハハハ!今回は我の負けとしておこう、だが我は未来で復活を果たす、それまで精々束の間の安息を噛み締めろ!」
「ラプラス」
「フッ、残念だったなルイジェルド…後10秒もすれば我が肉体は崩壊する…崩壊の余波に巻き込まれれば貴様とて死は免れまい!ハハハ、残念だったな〜、そのお粗末な棒切れを入られずに」
「ラプラス!」
「ホラ、ホラ、どうした?今なら逃げぬぞ…ヤらぬのか?んっ、んっ、ハハハ、いざという時にヤれぬなどなんとも不様なことか!雑〜魚、雑〜魚、悔しいか?アハハハ」フリ フリ
最早、最後だからとルイジェルドを煽り倒し、尻を振りながら入れてみせよと挑発を繰り返す。だがラプラスは未だに見誤っていた、ルイジェルドという漢の性欲と覚悟を
「ならば良かろう!10秒などかからぬ…一瞬で貴様を昇天させる♥!わからせてヤルぞラプラス♥」
「へっ?ウソ、うそ、嘘、やっ!止め」
スッ、ギン 下履きを降ろす時間0.1秒
グッ、ズボッ、ドチュドチュ 挿入&高速ピストン0.2秒
アヒュ♥、ビクビクビクビクン 連続絶頂10回0.4秒
ウッ♥、ドバババババ 大量射精1リットル0.3秒
合計1秒間での出来事で更に残り9秒でラプラスはこの世の地獄と天国を体感する事になり肉体が崩壊する寸前の断末魔が辺り一帯にこだました。
「アッーーーーーー!!!!!♥♥♥♥♥♥」
最後の絶頂で魔力の暴走が周囲を破壊してしまった。魔力の暴走が収まりカールマン達が地面の下から這い上がって来た。崩壊の寸前でペルギウスの土魔術により地下に空間を作り難を逃れていた。
辺り一帯は砂漠と化し、自分達以外の生命の気配が無かった。
「どうやら……本当に奴は死んだようだな」
「ああ…だが奴の最後の言葉、聞いたであろう」
「砂の中で全ての会話は聞こえなかったが、確かに聞いたよ…未来で復活を遂げると……だが最後に飛び込んできた魔族は誰だったんだ。」
魔族嫌いのペルギウスでさえ助けてくれた魔族を案じ3人で一帯の捜索を続けていた。すると地面の下で何かが動くのを感じたウルペンが砂を掘り返すと五体満足のルイジェルドが這い出て来た。
「ゴッホ、ゴッホ、ハァッ、ハァッ!」
「だっ、大丈夫なのか…アレだけの魔力の暴走だったのに」
「ああ、なんとかな…助けてくれたようだな。礼を言おう」
「いいや、助けられたのは我等の方だ…私はペルギウス、貴殿の名を聞かせてくれないか魔族の戦士よ」
「そうだね、君が飛び込んで来なかったらどうなってたか、僕はカールマン・ライバック、剣士だ!」
「私はウルペン、龍神を襲名している」
「俺はルイジェルド……スペルド族の戦士だ」
一瞬迷ったが、後からバレたら良からぬ疑いになるのを避け自分の身分を明かした。3人はスペルド族の名に警戒をしたがルイジェルド直ぐ様、ラプラスに呪いを受けた事やスペルド族の誇りの為にラプラス討伐にやって来た事を明かした。自分に都合の悪い事は一切明かさずに。
(流石にラプラスを相手にして消耗してしまっている…この3人相手は厳しい!…それにラプラスの具合が良すぎて予想を上回る量を射精して…腰に力が入らぬ。)
万全なら自らの性癖を隠す為と中々に好みの容姿の3人をヤった後に始末をつけるが命と将来のラプラスとの出会いを優先して諦める事にした。
「成る程な、だから魔族である貴殿が……やはり、碌でもない奴であったなラプラスは」
「全くだ!仲間の魔族すら欺き道具のように扱うとは」
「そうだね…だが魔族全体が積極的に戦争に参加している訳では無いことが分かり良かったよ、これならラプラス無き後の魔族達との戦争終結の道筋も見えてくる…ありがとうルイジェルド」
それから3人と情報交換をし、ルイジェルドも人間サイドに来ないかと誘われたが、未だに呪いにかかる仲間達の救済と何よりも自分の存在が新たな不和を生むとしラプラス討伐における自分の存在を伏せるように頼んだ。
ペルギウス達は猛反対したがルイジェルドの事情を考慮して渋々応じてくれた。その後、3人と別れたルイジェルドは戦場で暴れる仲間達を救済し、スペルド族名誉回復という大義名分を掲げ、長い放浪の旅に出る事になった。
因みに、戦争で混乱する各地で悪さをする魔族や人族達を成敗して歩く謎の戦士が現れると魔大陸で小さな噂になったりしていた。
「なっ!なんだ…テメェはーー!」
「悪党に名乗る名はない、とう!成敗」
「うわぎゃああああ!」
「子供達(特にショタを狙う)悪党は許さない!成敗」
真っ白な男性幼児のブリーフパンツを被り、子供を狙う悪を白き槍で打ち倒す、誰が呼んだか変態仮面!
魔大陸を旅した吟遊詩人により広がる詩で矢張り魔族は危険だとミリスでは警戒を強められていった。
◆◆◆◆
「コレが、俺の物語だ」
焚き火に照らされた顔は話がまともなら見惚れるイイ男であるが話の内容が異常過ぎてルーデウスの脳は停止してしまった。
そんなルーデウスの側にすすっと滑るように座り、膝に乗せられた手を撫でながら耳元でルーデウスと名を呼ばれる。
「ひっ!な、な、な、何ですが!ルイジェルドさん」
今までの会話から自らが腹を空かせた猛獣を前にしているのではないかと怯えるルーデウスにルイジェルドは語り出した。
「ルーデウス……ラプラスの容姿は一般ではあまり語られず緑髪の話しか出回っていない…何故か分かるか」
「さっ、さぁ…何故でしょう」
下手にルイジェルドを刺激しないように平静を装うルーデウスだが頭の中では持ち金と魔大陸の地図、更に街の裏路地に至る逃走経路を頭の中で組み立て逃亡する計画を立てていた。
「それはなラプラスの容姿が人間に近く、尚且つ幼い見た目だったからだ。」
ラプラスの姿を下手に公表したら無関係な魔族の子供が狙われ新たな火種になりかねないとしてペルギウス達は人族側には伝えず、魔族側はもラプラスの姿を直接知る者の大半は死んでいるか、容姿に興味がなく話さない者ばかりで長い時が立ちラプラスの姿は後世に語られなくなっていった。
「へっ、へぇ~…成る程!…でも、何で今この話を」
「フッフッフ、ルーデウス…俺の旅の最大の目的は生まれ変わったラプラスを見つける事さ…その為に魔大陸の隅々まで探し歩いた…時には容姿が似た者、時には魔術の才がある者などを見つけてはラプラスではないかと尋ねた!だが、どれも違った……しかし、俺は遂に見つけた!」
「……よっ、良かったですね……それでルイジェルドさんの目的は達成されましたね…なら俺に付き合う必要もないですね!その、ラプラスの生まれ変わりの方に会いに行ってください!俺は1人で大丈夫ですから」
背中に冷汗が滲み、ルイジェルドから距離を取り始める。だがルイジェルドもゆっくりと距離を詰めてきた。
「アアア!正に運命の出会いだったぞ!…お前を初めて見た時、目を疑った…だが間違いない、容姿、魔力、魔術の才能!完璧だ、髪の色が違うが…そんなお前も魅力的だぞ♥」
「アハハ……なにを言ってるのか分からないですね…その言い方ではまるでルイジェルドさんの運命の相手が僕みたいじゃないですか」
「まさか、魔族ではなく人族に生まれ変わっていたとはな…待っていたぞ、この時を!ルーデウス……いいや、ラプラス♥」
最悪の答えに直ぐ様魔術を使おうとしたが、いつの間にか脱いでいたルイジェルドの剛槍に目が釘付けになってしまう。
「はっ、えっ、ハァ!」
「ルーデウス…俺のコレを見てどう思う」
「凄く…大きいです……はっ///」
「矢張り、お前なんだなラプラス!記憶がないようだが安心しろ、コイツをお前にぶち込んで思い出させてヤるから……なぁラプラス…ヤ♥ら♥な♥い♥か♥」
「ひぎゃああああああ!!!!!」
土魔術でルイジェルドの足場を沼地にして、自分の足元から岩の足場を出す勢いで街中に飛んでいった。更に風魔術を推進力にして宿まで3分と掛からず必要な荷物だけを持ち街を出る事になった。
逃げたルーデウスを呆然と見送りながらクツクツと笑い、まるであの頃に戻ったような感覚になっていた。直ぐにでも自らの物にしたい熱い思いはあるが昔のように追いかけっこも面白いと、急がずゆっくりとルーデウスの後を追い始めた。
◆◆◆◆
「申し訳ありませんなローグレス殿、此方の準備が遅れ、王都に招くのが遅くなってしまい」
現在ローグ達はムジールに伴いラグサラ王国の首都に来ていた。だが首都といってもアスラやミリスのような大国に比べれば貧相でエリス達の故郷であるロアの街より一回り大きい程度であった。
「ふ〜ん、首都の割には私達の街とあんまり変わらないのね」
「コラ!エリス」
「ハハハ、構いませんよ!まぁ、アスラに比べれば小さい国ですから」
そんなやり取りが有りながら遂に王城に到着し、国王へ謁見する事になった。ゼニス達は別室で待機となりローグだけになった。広間に通されると玉座に腰掛けた国王と貴族や軍関係の者達が集まっている。
「貴殿がローグレス・クレイブスタッド殿だな、此度の我が国への救援と死神討伐の件大義であった」
「いいえ、此方も報酬はしっかり受け取ったので礼は結構…ですが、陛下から直接の労いと御礼は光栄の極みです」
事前にゼニスやヒルダから教わっていた作法で礼を述べると周りがざわめき出した。
「ふむ、若いのにしっかりしておる」
「力があるだけの無頼者と思っていたが」
「軍部の報告書通りだな…では僅か10歳と云うのも事実か」
「信じられんな、容姿も実力も」
分かりやすいザワザワにローグが内心でお約束だなと思っているとムジールの咳払いでざわめきは静まった。
「陛下、早く本題に入りましょう…唯でさえコチラの都合でローグレス殿達の時間を取らせてしまっているのですから」
「ああ、分かった。ローグレス殿、単刀直入に聞きたい、我が国に仕えてもらう事は可能か、もし仕えてくれるなら貴族地位と多額の金銭報酬を出そう」
「無理で御座います」
アッサリと断るローグに国王は顔色を変えずにそうか、とだけ返した。周りの家臣も騒がす残念そうに顔をしかめる。いやにアッサリ引き下がるのかと思っていたらならばと国王は次の提案をしてくる。
「では、国として依頼を出したい…受けてくれぬか」
「……受けるのは良いですが、伺いたい事があります」
「うむ、何でも聞いてくれ」
「私達は転移災害によりこの地に来ました…本来であれば直ぐにでも故郷のアスラ王国フィットア領に戻らなければなりません。この国の紛争がどの程度で落ち着くか、依頼にかかる時間と報酬を聞かせて頂きたい。」
この質問に周囲が困った顔になり国王は答えに詰まりムジールに目配せを送った。
「ローグレス殿、実は今回、対応が遅れたのは正にその事に関係しております。」
聞けば、ラグサラはマルキエン傭兵国と同盟樹立の為に動いていて、この同盟の為に鉱石採掘を進めないとならないが鉱石が取れる迷宮に現れた未知の魔獣の駆除が進まず採掘が停止しているらしい。
「貴殿への依頼は迷宮内に発生した魔獣の討伐だ、鉱石採掘が進めば傭兵国家との同盟も結べる。そうすれば紛争も落ち着き、安全な旅の経路も開ける。貴殿達の帰還も叶う、我が国の今後にも関わる事だ、受けてくれぬか」
「わかりました…では報酬と安全な経路は何時ごろになるかお聞かせ下さい。」
「一応、マルキエン側とは交渉を続けているが鉱石の採掘が再開され、話が纏まり戦力を揃えてとなるので……2年程の期間を有します。無論、鉱石採掘が早く進められれば多少期間は変わる筈ですが」
2年、それは原作でもルーデウス達がシーローンに辿り着くまでもそのくらいだったなと、納得したローグはそれを了承した。だが肝心の報酬については結構話が拗れていた。何しろ現在でも戦争中で動かせる金が少なく、何があるか分からないので報酬支払いは依頼達成とマルキエンとの同盟締結後の全額後払いにならないかというのだ。
「ムジールさん、流石に全額後払いは」
「ああ、私もそれはどうかと思うが金がないのも事実だ、現金かつアスラ金貨だと…かき集めても400枚いくかいかないかだな」
流石に国を救う報酬にしては安すぎるとし、どうしたものかと皆が頭を抱える。
(うぅん…マジでどうするか、依頼を達成しないと帰れないし…だからといって安く買い叩かれるのはな…皆の今後の為にも金は稼いでおきたい、ラノアでの性活だって…………うん?ラノア?……!!…そうだ、ラノアだ!)
この瞬間、ローグの脳内がフル回転をはじめ、報酬の問題と今後の性活、更にはヒルダ達の今後も解決出来るかも知れない妙案を思いついた。
「陛下、報酬につきましては金銭ではなくある物を頂きたい…ソレを頂ければ全額後払いにも応じます」
「おお!そのあるモノとは…何でも言ってくれ」
「はい、それは………」
◆◆◆◆
「それで依頼を受けたのかい?」
交渉が終わり、現在は王城に用意された部屋でゼニス達と今後について話し合っていた。
「良いわね、迷宮探索!それに魔獣退治、修行の成果を見せるわよ」
エリスは依頼には乗り気で、楽しそうにしていたが大人組は複雑な表情だ。
「母様達は反対かな…依頼を受けないと帰るのが長引くのは間違いなさそうだし…受けるしかないと思うんだ」
「違うのよロディ…依頼を受けるのは私達も賛成だけど…報酬がね」
「ええ、後払いのうえに金銭ではなく」
「……ローグレス、君にも何か考えが有るんだろ…聞かせてくれないか……何故報酬が鉱石なのかを」
「ああ、それはな……」
今回のエロは少なめでルイジェルドの過去がメインになりました。原作ルイジェルド・ファンの皆様申し訳ありません。私の作品のルイジェルドは異次元の変態になりました。
阿部高和+変態仮面のハイブリッドとのド級の変態です。元ネタが分からない人は『くそみそテクニック』や変態仮面でググればヒットします。自己責任で調べて下さい。
今作ルイジェルドはラプラスの魔力により強化されていて神級相当の力があります。更にラプラスの下着で変態仮面になれば3割増に強化されます。
ラプラスの容姿はオリジナル設定でルーデウス似の緑髪でツリ目がちになります。エロ同人誌のオスガキでルイジェルドに分からせられました。