現在のルーデウス・ローグの簡易身体データ、なおルーデウスは現実の7歳を基準に考えて作ったものです。
ルーデウス 身長135センチ 体重27キロ
パウロとの剣術修行により体格は平均より上です。現在は痩せ型の子供体型。
ローグ 身長159センチ 体重38キロ
野山を駆け回り引き締まった体に薄っすら浮かぶ筋肉の筋、女性受けする美少年顔。思わず抱きしめたくなる女性キラー。某プロヒモ天与呪縛に迫るポテンシャルを持つ。
グレイラット家Side
「貴方、本当に大丈夫なの?幾ら3年っていっても人様の子供を引き取るなんて。それに貴方、ちゃんと稽古つけてあげられるの?」
「ゼニス大丈夫だって、ルディにだって剣を教えてたんだぞ!心配ないって。それにその子な例の辺境の天才らしくてな教え甲斐が有るってもんよ!」
「辺境の天才ですか、確かにこの周辺の村では有名ですよね。あまりにも信じられない話が多いですが。」
ローグはこの2年で様々なやらかしを引き起こしていた。氷結熊討伐から始まり、大量繁殖した狼の群れを無詠唱魔術で斬り刻み、村を襲った野盗50人斬り、更には自らの体を魔術で焼くという苦行とも取れる自傷行為など他にも挙げればきりが無い話が山程ある。
「付いたもう一つの二つ名がダルカ村の変態。旦那様本当に大丈夫でしょうか?2人の教育にも宜しくない子ではないでしょうか?」
リーリャの言う事も最もだが既に金を貰い、仕事を受けるしかないパウロはやっぱ失敗だったかなと内心後悔していると玄関をノックする音が響いた。
「だっ大丈夫だよ、俺がついてるし何かあったらガツンと言って教育してやるから。」
不安を消すようにしてドアを開けるとそこには一人の美少女が立っており胸もデカい、普段のパウロなら鼻の下を延ばすが今はそんな余裕はなかった。何故なら
「今日から宜しくお願いします。」
先日、家を出た息子が立っていたからだ。
ローグは内心感動していた!何故ならテレビの前でしか見られなかった物語の舞台に立っているのだから、聖地巡礼なんて目じゃない感動がそこにあった。
(おお!アレはシルフィを虐めていた悪ガキ達、あそこの丘はロキシーの卒業試験をやった場所!スゲー」
ローグのテンションは爆上がりだった。オタク心が天元突破して感動を味わっていた。
「ロディどうしたの?さっきからキョロキョロして、ダルカ村に比べたら少し大きいけど普通の村だよ。」
「イヤイヤ、何でもないよ!」ドキドキ
ローグは高鳴る心臓を落ち着かせ目的地に辿り着いたそして、再び心臓が高鳴る。
「此処がグレイラットさんの家ね。」
「!!!」ワクワクドキドキ
ローグは印象を良くするために最初はキッチリ挨拶をと思っていたがその気持ちは数分で打ち砕かれる。
カラがノックして扉が開くと驚愕の表情をしたパウロが立っていた。
「(うん?何か驚いてるな、イヤ先ずは挨拶からだな。)今日から宜しくお願いします。」
だがパウロは何も言わずローグを見て数秒固まるとハッとすると目元がキッと鋭くなった。
「何でお前が此処にいるんだ!」キッ
「エッ、何でって此処が(世話になる)家だし」
「俺は仕事を確りこなしてると手紙を受け取っていたがイヤになって逃げてきたのか?それも一人で戻るならまだしも態々その人に連れてきてもらったのか!」
「へっ!イヤ、あの」
いきなり怒鳴られ訳が分からず固まると玄関にある木剣を取り腕を掴まれ庭に連行される。
「ちょ!いきなり何ですか?何するんですか。」
「問答無用だルディ!甘えた根性叩き直してお繰り返してやる!さぁ構えろ!」
カラは呆気に取られていたが我に返るとパウロを静止にかかる。
「あのグレイラットさん落ち着いて下さい!いきなり何をするんですか?」
「息子を連れてきたのには感謝します。だけど此処からは親子の問題だ口を挟まないで貰をうか!」
(息子って!そうかパウロは俺をルーデウスと勘違いしているのか。やっぱりな顔似てるからな。)
パウロは魔術が来る前に潰そうと以前の戦いより本気の速さで距離を詰めた。パウロは一撃で決めて説教をしてボレアス家にお繰り返すつもりでいたが、予想は大きく外れた。
「北神流・無拍縮地」
ローグは簡単にパウロの攻撃をかわして見せた。だがパウロも一流の剣士、即座に切り替えて反撃に出る。
「少しは動けるようになったな!ギレーヌの仕込みかルディ。」
「だから、あんたは俺の父親じゃないだろうが!」
この時ローグはパウロの強引さに若干腹を立て言葉を選び間違えた。パウロはルーデウスを無理やり気絶させてボレアス家に送ったので申し訳なさがあり次にあったら謝るつもりでいたがこの言葉にパウロの生来の意地っ張りな性格が火を吹いた。
「なっ!…何だよあの程度で腹立ててるのかよ小さい男だな!そんなんだと愛しのシルフィちゃんにも愛想尽かされるだろうよ!」
「あぁ、誰が小さいだオッサン!同年代じゃ大きい方なんだよ。」
売り言葉に買い言葉でローグもつい口汚く罵る。
ブチ「親に向かって何だ!その口の利き方は?よ~しボコボコにしてやるよ!バカ息子がーー!」
怒り狂っても剣捌きは一流でローグの動きに対応してきている。パウロは天才である原作で上級剣士だがその実力はそれ以上。 その才能で3つの流派を収めどんな相手にも対応して戦える強みがある。
「どうした!成長したのは口先の方だけかルディ!」
「舐めんじゃねぇーー!北神流奥義・嵐斬烈破」
ザーグの使った奥義を繰り出す。修行により鍛えた肉体と闘気によりザーグを越える威力を出せる様になっていた。
(コイツ!とんでもない成長してやがるぜ!だが、まだ出来上がってない体じゃパワーが足りないな!)
パウロはローグの連撃を一太刀で弾き剣を飛ばした。だがパウロの視界からローグは消えていた。
「なっ!何処に」
「北神流・四足の型」
下から潜り込む様にパウロの懐に入り腹に拳の連撃を叩き込む。ローグは近接用に素手での戦闘も鍛えている。
「北神流・金剛正拳」
連撃で怯んませ最後に北神流の素手技で溝内に一撃を叩き込んで距離を取る。
「ぐっはっ!ハァハァ、すぅ~ハァ〜!剣神流・音速の太刀!」
一瞬で呼吸を整えた瞬間、衝撃がローグの体を突き抜け宙を舞った。パウロはつい力を込めて撃ち込んだ。パウロは終わりと思い気を抜いた瞬間宙を舞っていたローグが反転してとんでもない勢いで飛んできた。
「
風魔術で加速した頭突きよる一撃がパウロの鼻をとらえ2人共気絶した。
女性陣Side
パウロの怒鳴り声に驚きゼニスとリーリャは飛び出し目の前の光景に言葉を失う。何故なら先日家を出た息子がパウロと剣で戦っていたのだから。
「ルーデウス様!どうして此処に、ボレアス家に居るはずでは?」
「ルディ!…?あれ、リーリャあの子やけに大きくなってない。たった3カ月であんなに大きくなるものなのかしら?」
「?そう言えば、それによく見たら顔も似ていますが?別人ではないでしょうか。」
2人は冷静になり人違いをしている事に気がつきパウロを止めよと声をかけようとした時、側で戦いを見てる女性に気がつきリーリャが声をかけた。
「あのどちら様でしょうか?」
「あっ!挨拶が遅れてすみません。私、先日依頼を受けて頂いたカラ・クラウスと申します。それとあっちで戦ている子がローグレス・クレイブスタッドで此方にお預けする子になるんですが。」
「此方こそ、ご挨拶が遅れました。グレイラット家の使用人リーリャと申します。此方が奥方のゼニス様です。」
「宜しくねクラウスさん。それとあっちの子ローグ君は何でパウロと戦っているのかしら?」
カラは事の成り行きを話した、パウロが突然ローグをルディと言って戦いが始まり今に至ると。
「ゼニス様これは」
「そうね、完全にこっちの勘違いね。カラさんごめんなさいね、実は…」
ゼニスはルーデウスにローグが似ている事やボレアス家に家庭教師に行った経緯を話し、それを聞いたカラは納得すると同時にとんでもない偶然に驚いた。
「まさかロディ以外にも無詠唱魔術を使える子供がいるなんてね!世の中は広いですね。」
「ロディ?あの子の愛称なの、うちの子と愛称まで似てるのね!ルーデウスでルディって言うのよ。」
「ですがローグ君は7歳にして凄く大きいですね。ルーデウス様が138センチ程でしたので。」
「そうですね、ロディは159センチありますから普通より成長が早いんですよ。」
女3人揃えば世間話も盛り上がりローグの話やルーデウスの話に花を咲かせていると遂に戦いに決着がつき気絶した2人にヒーリングをかけて暫くするとパウロが目を覚ました。
「いってて!ルディの奴、いつの間に腕を上げたんだよ。ギレーヌの奴どんな鍛え方を」
「アナタ、落ち着いて先ずはカラさんに謝りなさい!」
「謝る?何を」
「旦那様、此方の方はルーデウス様ではありません。今日よりお世話をするローグレス・クレイブスタッド様なります。良く似ていますが人違いです。」
リーリャに説明を受けたパウロは冷や汗をかきながら自分の隣で気絶しているローグを見て自身の勘違いにようやく気がついた。確かに顔は似ているがルーデウスより引き締まった顔で体格もローグの方が大きく、髪も茶髪ではなく金髪だ。
「えっと?カラさんだったかな?その…本当にこの子が…」
「アハハ、はい。本日から3年の間お世話になるローグレス・クレイブスタッドです。ルーデウス君ではありません。」
「すいませんでしたーーーー!!」
パウロの全力の謝罪が青空に響き渡った。
「うぅぅ、いってぇ。」ムク
「よっ、よう。目が覚めたか」
ローグが目覚めるとベッドで寝かされており側には先程とはうってかわり申し訳無さそうな顔をしたパウロがいた。
(あぁ、この感じは誤解は解けた感じかな)
「スマン!息子にそっくりで勘違いしてしまった!」
「気にしないで下さい。俺の方こそ失礼な話し方になってしまって。ちゃんと説明出来なかった俺にも責任がありますので。」
「うっ、話し方まで似てるな。いや俺が冷静じゃなかったんだ。」
気まずさから沈黙が続いているとローグはこれからの生活の為にもわだかまりを残さない為に話を切り出した。
「それにしも凄く強いですねグレイラットさん。流石全ての流派を上級まで使えるだけありますね。」
「えっ、まっまぁな一応騎士でもあるし剣の腕はそれなりにな。それとグレイラットさんじゃ呼び辛いだろパウロで良いよ。」
褒められて気恥ずかしそうに返してくる。反応を見たローグはパウロは褒められるのが良いと思い言葉を続ける。
「それなり何て、俺が今まで見た剣士で一番凄いですよ。パウロさんが師匠になってくれるなんて俺凄い嬉しいです。未熟ではありますが師匠みたいに強くなれるように頑張ります。」
「一番…凄い…師匠……!そっそうか?まぁお前の北神流も中々だがまだまだ隙もあったからな!これから俺が鍛えてやるからな。……フフフ、師匠…師匠か、俺の弟子。」
何やらニヤつきながらブツブツ言ってるがローグは自分の選択が間違いはなかったと理解するほどパウロは気を良くしていた。
パウロは元々ルーデウスを剣士にしたかったが魔術の才能があり魔術の師匠のロキシーを雇入れ自分との修行時間は減っていき魔術の修行が増えてしまい内心寂しがっていたが、ローグの師匠という言葉に気分は上がりくっていた。
しかもルーデウスそっくりのローグが自身を師匠と呼び尊敬の眼差しを向けてくる自分が望んだ未来がやって来たようでパウロのローグへの評価はかなり高くなっていた。
「良し!ローグ腹が減っただろカラさんやゼニス達が食事の用意をしてくれてんだ。今日は沢山食べてくれ。」
(これからどうなる事やら。)
僅かな不安を抱きながらローグはキッチンへと向かっていった。
グレイラット家との出会いを描きました。読む人には退屈になってしまい申し訳ありません。
次回はエロと日常を挟んでいきます。多少のNTR要素を含みます。