無口な幼馴染の「お店ごっこ」で身も心も搾り取られる話 作:松木ユキ
「ご、五分!?」
「うん。おっぱい見たいなら、我慢して」
真衣は右手で亀頭を、左手で竿を擦っている。ボディソープの泡がもこもこと立って、小さなシャボン玉になって消えていく。それを気にする余裕もないほど、俺は既に限界が近かった。
「ま、真衣っ……!」
「だーめ」
ギンギンに勃起する肉棒を、これでもかと弄ばれる。柔らかな膨らみが背中に当たって潰れる。幼馴染の体温が皮膚に伝わって、体中に広がったような気がした。
「ふっ、くっ……」
「カズ、頑張ってるね」
「ま、真衣が我慢しろって言うから……!」
「あ、もう一分経ったよ」
「まだ一分!?」
「じゃあ今度は、カズが大好きなところ触ってあげる……」
竿を擦っていた左手が、ゆっくりと金玉の方に動いていく。撫でるように、それでいて弾くように刺激され、腹筋がビクンと波打った。
「!?」
「カズ、やっぱりここが好きなんだ」
「ほ、本当に出ちゃうから……!」
「おっぱい見たいんでしょ。あと三分半だよ」
五分。ゲームをやっていれば一瞬のうちに過ぎてしまうような短い時間だが、今の俺には十八年の人生よりも長く感じられた。絶頂に達しそうになるたび、呼吸を整えてすんでのところで立ち止まる。
「くっ……!」
「カズ、苦しそう……」
「ま、真衣がやってるくせに!」
「ぴゅって」
「えっ?」
「してもいいんだよ? ぴゅって」
可愛らしい擬音を使って、小悪魔が囁いてくる。背中には乳。今まで指一本すら触れてこなかった、真衣の大きいおっぱい。そして、股間には小さくて柔らかい真衣の両手。これで五分も耐えるなんて、もはや拷問に近い。
「やっ……やだ!」
「ほらっ、ぴゅっぴゅっ」
「やめろって……!」
「そんなにおっぱい見たいの?」
「当たり前だろ!」
「そ、そんなはっきり言わないでよ……」
照れてしまったのか、真衣はちんこをしごく手を緩めた。……おや、もしかして突破口を見出したのかもしれん。残り時間はあと三分か、よし。
「あのさ、高校の頃からさ」
「きゅ、急になに?」
「いや……中学の頃かな。なんかさ、真衣のおっぱいが気になるようになって」
「!?」
さらに緩くなった、よしよし。こうなったら徹底的に真衣のおっぱいについて語って恥ずかしくさせるしかない。こっちも恥ずかしいけど、おっぱいのためならプライドすら捨てられるのが男という生物だからな!
「ちょっと制服が膨らんでるのとか、半袖の体操着でくっきり形が分かるのとか、いっつも見てた」
「やっ、何言ってるの……」
「だからさ、真衣のおっぱいを見るのは夢だったんだ。もしこの目に焼き付けられたら死んでもいいくらいだよ」
「やめてってばあ……」
小悪魔がただの幼馴染に戻っていく。ストレートに言われると弱いんだろうな。……分かっていたんだからもっと早く言えばよかったのにな、いろいろと。
「……」
真衣は一応右手でちんこを上下に擦ってはいるが、なんだか形式的にやっている感じだった。残り時間は……あと一分半か。
「だからさ、真衣。おっぱい見せてよ」
「ま、まだ時間ある」
「ダメなの?」
「りょ、料金貰ってない……」
くそう、流石に手ごわい。だけどもう少しだ。真衣はすっかり俺の背中に体重を預けて、何も言わずにいる。ああ……幸せだな。
「……可愛いな」
「えっ?」
「真衣は可愛いなって。思っただけだよ」
「……」
つい、口をついて出てしまった。……あれ、また黙っちゃったな。でも別に変なことは言ってな――
「だ、だったら出してっ!」
「へっ?」
「本当に可愛いと思ってるなら……ぴゅってして!」
「!?」
タイマーが残り一分を示したところで、息を吹き返したかのように真衣が一気に手を動かし始めた。しかも亀頭と竿の境目……一番気持ちが良いところをボディソープで容赦なく襲ってくる。
「そ、それヤバいって!」
「いいから! い、イっちゃえ!」
「あっ、ちょっ……!」
ま、まさか「可愛い」が逆効果だとは思わなかったな!? なんて思っている間にも、真衣はさらにぬるぬるを強めていく。華奢な手のどこにそんな力を隠していたのかと思うほど、指をぎゅうと締め上げて激しく擦りあげている。
「やっ、本当に……!」
「出ちゃう? ぴゅってする?」
「し、しないって……!」
「じゃあ、無料サービス。……んっ」
「!?」
右の耳たぶに湿った感触。そして……液体をまとってうごめく何か。新たな刺激に、限界までいきり立っていたちんこがさらに硬くなる。真衣、俺の耳たぶ舐めてるのか……!?
「な、舐めるなって!」
「あっ、気持ちいいんだ。カズってやっぱりへんたい……」
「やめっ、やめろってば……!」
体の奥深くから沸き立つものを感じる。全身が震えるように波打ち、断続的に突き上げられるような心地になる。ヤバい、本当に出ちゃいそうだ。あと……二十秒なのに。真衣のおっぱいまで、あと二十秒なのに!
「ほらほらっ、気持ちいい?」
「き、気持ちいいけど……!」
「カズ、おっぱい見られなくて残念だね」
「見る! ぜったい見る!」
「出して、出して」
「出ない! ……くっ、ふっ!」
あと十秒。復活した小悪魔が、ラストスパートとばかりに握力を強める。背中にあたるおっぱいが、ボディソープをまとって絡みついてくる。
「びくびくしてる……」
「……ふっ、はあっ!」
真衣は再び俺の耳元に顔を寄せた。そして――吐息をかけるように、呟く。それはまさしく、俺を仕留めんとする悪魔の囁き。
「ぴゅっ、ぴゅーっ……」
最後の一押しには十分だった。ちんこが大きく波打って、精を解き放たんと躍動している。
「あっ、イく――」
――その時だった。タイマーの音がけたたましく響いて、すんでのところで引き戻される。
「ッ!」
なんとか……出そうになったところを、強引に我慢した。身体がオーガズムで打ち震えそうだったけど、踏みとどまる。
「……で、出なかったの?」
「うん。ギリセーフ」
「可愛いって言ったくせに……」
真衣は文句を言いながら、俺の背中から離れた。我慢しろって言っておきながら、出なかったらそれはそれで不満そうなんだから、なかなか理不尽な幼馴染である。可愛いからぜんぶ許すけど。
「真衣っ、おっぱいは……?」
「わ、分かったって。あんま急かさないで……」
「我慢できないって!」
「こ、心の準備があるの!」
こっちは寸止め状態で一刻も早くおっぱいを拝みたいのだが、肝心の真衣は俺の背後に隠れてもじもじとしていた。この間は下着姿を見せてくれたけど、やっぱり全てさらけ出すのはまた話が別ということか。
「……分かった、いいよ」
しばらくして、真衣の声が聞こえた。覚悟が決まったような声。
「カズ、目つむって」
「えっ?」
「大丈夫、逃げたりしないから。……私が、恥ずかしくて死にそうなだけ」
文末に向かうにつれて、声が小さくなる。心の底から恥ずかしいと思っているのだと察して、そっと目を閉じた。
「んしょ……」
背後で、ごそごそという衣擦れのような音がする。想像が掻き立てられて、胸の高鳴りが抑えられない。真衣のおっぱいはどんな形をしているんだろう。乳首はどんな姿をしているんだろう。……そう思うだけで、寸止めされた竿の先から精液が垂れ出てしまいそうなくらいだった。
「ごめん、ちょっと通るね」
椅子に座っている俺の横を、真衣が通っていく。目をつむっているから分からないけど、気配を感じる。きっと今、俺の目の前にいるのだろう。わざとらしく声をかけてみる。
「もーいいかい?」
「ま、まだ……」
「もーいいかい?」
「か、カズのえっち」
物音がした。真衣がしゃがんだのかな。……じゃあ、いいのかな。
「もーいいかい?」
「……いいよ」
大きく息を吸って、吐いた。目を開ければ真衣のおっぱい。なんて幸せなことだろう。そう思うだけで充分……とまではいかないな。やっぱり生で見たい!
俺はそっと目を開く。目の前にいる真衣は跪いていて、水着の上の部分だけはだけさせている。ゆっくり、視線を下に向けると――
「……!」
そこには、芸術品と見紛うほど綺麗な乳房があった。どこに隠していたのかと思うくらい、たわわに実ったふたつの膨らみ。サイズが大きいのに形も美しく、表面の水滴に光が反射して妖艶に映る。
薄いピンク色の乳輪は肌の色と連続的に見えて、透き通るよう。そして……その真ん中に位置する突起はピンと上を向いており、たしかに自らの存在を主張していた。
「やっ……」
見られたことを察知したのか、真衣は微かに嬌声を漏らす。言うまでもなく顔は紅潮していて、そこから汗とも水滴とも見える雫がぽたりと乳房に垂れていた。
「……な、なんか言ってよ」
「綺麗だ」
「えっ?」
「綺麗だ。宝物みたい」
「か、カズは大げさ……」
ハリのある質感と、それでいて柔らかそうな膨らみ。相容れないはずの両者が共存していて、理解が追い付かない。でもたしかに、ずっと焦がれてきた真衣のおっぱいだ。……誰にも渡せない。
「真衣……」
腰を突き上げるように、乳房の方へと自分のちんこを進めていく。それに気がついたのか、真衣は辛うじて口を開いた。
「ぱ、パイズリは別料金……」
「だめ?」
「……してほしい?」
「今すぐに」
「カズ、やっぱりえっち」
「真衣だってえっちだよ」
「う、うるさいっ」
真衣は真っ赤になった顔を覆いつつ、隙間から俺の陰茎をガン見している。微かに息も荒くなっていて、堪え切れないみたいだ。……真衣もえっちだよな。
「すっごい膨らんでる……。が、我慢してたから?」
「真衣がそうさせたから」
「……いいよ、カズ」
「いいの?」
「うん。料金、後払いでいいよ」
膝立ちのまま、真衣もじりじりとこちらに寄ってくる。その片手にはボディソープの容器を持っていて、カシュカシュとノズルを押し、胸の谷間に何回も垂らしていた。白濁液が乳房を汚しているようにも見えて、思わずちんこがいきり立つ。
「ま、真衣っ……!」
「慌てないで。私がやるから」
「えっ?」
「たくさん我慢した、ご褒美だから……!」
真衣は両手で乳房を持ち、竿を挟み込んだ。粘膜と皮膚が触れあって、くち……という艶めかしい音が風呂場の壁に反響する。とろりとしたボディソープが、両方の乳房の壁に絡みつき、優しくも激しい圧力となって押し寄せてきた。
「うあ……!」
「んっ、んっ……」
さんざん寸止めされていた肉棒には、あまりに甘すぎる刺激。まさしく褒美と言うべき快楽に、腰が砕けそうになる。脳が水あめで溶かされているような、そんな気分だった。
「気持ちいい?」
「こ、これ本当に……!」
「ん、よかった」
二つの乳房の真ん中から入った肉棒が、谷間から姿を現して胸板に当たる。竿の部分は乳房に、亀頭の部分は真衣の柔らかな素肌に包まれていて、その光景だけでもとてもそそられた。
濡れた水着がはだけて、肩ひもがだらんと垂れ下がる。真衣が乳房をゆするたび、それがゆらゆらと揺らめく。目の前にある豊満な膨らみを、見るだけでは我慢できず……右手で鷲掴みにした。
「やっ……!」
「真衣っ、真衣っ……!」
指がどんどん乳房の海に沈みこんでいく。真衣は嬌声を上げ、苦しそうに上を向いた。柔らかい。全てを受け入れてくれそうな優しさを感じる。
「お、『おっぱいタッチ』もオプションなのにっ……!」
「だ、だめだった?」
「……もうっ、後払いでいいからっ……!」
真衣も気分の高まりを抑えられないのか、だいぶ冷静さを失っていた。乳房に沈みこませていた自分の指をそっと動かし、可愛らしいピンク色をした乳輪をなぞる。
「やっ、ああっ……!」
普段の姿からは想像もつかない、女の子らしい声。今度は耳がとろけてしまいそうだ。そして……俺は、ピンと突っ張った乳首に指を伸ばしていく。
「あああっ、やああっ……!」
「真衣、気持ちいい?」
「き、聞かないでっ……んっ、んんっ……!」
身をよじりながら、なんとか快感を堪えようとする真衣。そういえば、一昨日からずっと攻められてばっかりだったもんな。こういう真衣の姿を見るのは初めてだな。……可愛い。
「もうっ、カズのえっち……!」
「んっ……!?」
むうっと頬を膨らませた真衣が、一段と強く自分の乳房を押さえつけた。まるで急激に締め付けられたようで、全身に電撃が走ったような感覚を覚える。
「ちょっ、それヤバっ!」
「カズなんてイっちゃえ……!」
「ま、マジで出るって!」
さんざん弄ばれた俺のちんこは破裂寸前だった。全身からありとあらゆる体液が自分の股間に集中しているような気すらする。胸の谷間で泡立つボディソープ、はっきりと浮き出た真衣の鎖骨、ムダ毛ひとつない素肌。目に映るもの全てが綺麗に思えたけど……何より一番美しいと思えたのは、いたずらっぽく微笑む幼馴染の表情だった。
「真衣っ、マジでイくっ……!」
「うん、いいよ……!」
「ああっ、出るっ……!」
その瞬間、今までで一番の衝撃を覚えた。金玉がせりあがるのを感じるほど、下半身がダイナミックに震える。その振動は腹筋を伝って全身に広がって、快感となって脳内に還元された。頭が真っ白になり、真衣の顔すら見えなくなる。
「やあっ……!」
真衣の驚いた声が聞こえた。自分の竿を伝って、精液がドクドクと放出されるのが分かる。気づいたときには、真衣の背中に手を回して抱き寄せており――思い切り自分の全てをぶちまけていた。
「ああっ、あったかっ……!」
俺の体温が伝わったのか、真衣の身体が大きく跳ね上がった。そのはずみで乳房に隠されていたちんこが弾けるように姿を現す。亀頭から放出された白濁液が行き場を失い、暴れるように宙に浮いていた。
「きゃっ……!」
その一部は真衣の顔に向かい、頬から顎にかけて白いラインを描いた。さらにスクール水着の上にも豪快にまき散らされ、ドロリとした染みを作る。乳房には一段と多くの精液がかかっていて、照明の光を反射して艶めかしく輝きを放っていた。
「はあっ、はあっ……」
少しずつ頭のもやが取れてきて、目の前の光景が脳内に入ってくるようになった。……それと同時に、自分のしてしまったことの重大さを理解する。俺が……俺がこの、綺麗な幼馴染を汚してしまったのか?
「……カズ?」
「へっ?」
「な、なんでそんな顔してるの?」
何を言うべきか悩んでいると、意外にも先に口を開いたのは真衣だった。首をかしげて、じっと俺の目を見ている。
「だって、その……か、かけちゃったから」
「別にいいよ。だって、カズは『お客さん』だもん」
「そ、そっか」
そういえば、これは「お店ごっこ」だもんな。気にするなって言いたいのかな。……それはそれで複雑な気もするけど。
「それにね」
「あっ」
止める間もなく、真衣が口元についた精液をぺろりと舐めとってしまった。驚いて固まっていると、真衣はそのままごくんと飲み込む。
「へ、変な味……」
「昨日も飲んでたのに」
「昨日は味がよく分からなかったの。……あのねカズ、いますごく嬉しい」
「へっ?」
嬉しい? 顔も体もたくさん精液に塗れているのに、どうしてそんなことが言えるんだろう?
「カズがたくさんぴゅってしてくれたから、嬉しい。……私のおっぱい、気に入ってくれた?」
「真衣……」
小声で恥ずかしそうに問うてくる幼馴染は、とても愛おしく思えた。きっと勇気をもっておっぱいを見せてくれたのだろう。だから……俺がたくさん射精したことが、真衣にとっては喜びなのかもしれない。
「うん、すっごく気に入ったよ」
「本当に、カズはおっぱいが好きだね……」
「だめなの?」
「だめじゃ、ないけど」
照れ隠しのつもりなのか、真衣はすっと立ち上がってこちらに背中を向けた。水着に散らばっていた精液が、重力に従って滴り落ちていく。
「カズ、大事なこと忘れてる」
「えっ?」
「『パイズリ』の料金。まだもらってなかった」
「あっ、そうじゃん」
真衣はシャワーヘッドを持ち、お湯を出し始めた。そしてヘッドを俺に手渡す。
「料金、これだから」
「ん?」
「だから、その……いっぱい出したから、責任とってちゃんと洗って!」
ぷいっとそっぽを向いて、頬を膨らませる真衣。ああ、本当に可愛いなあ。
「分かった、洗うよ」
シャワーヘッドを受け取ると、真衣はまた背中を見せてきた。洗えってことか、分かってるよ。俺も椅子から立ち上がり、お湯をかけ始めたのであった。
***
「ふ~……」
「はあ……」
俺と真衣は、二人して浴槽に浸かっていた。足を伸ばす俺の上に、真衣が背中を向けて座る恰好。さっきまでポニーテールだった真衣の髪が、お団子にまとめられていた。ちなみに、真衣は水着をはだけさせたまま入浴している。
「二人でお風呂なんて何年ぶりだろうな」
「分かんない。幼稚園くらいかな……」
「十何年ぶりって感じか」
夏でもお湯に入ると気持ちがいいもんだな。まあ、真衣の後頭部しか見えないけど。
「……私、こんなふうになるとは思ってなかったな」
「二人でエロいことする仲になるなんて、ってこと?」
「そっ、そうじゃなくて。……カズがお風呂中にずっとおっぱい触ってるへんたいになるってことが」
「えっ、だめなの?」
「だめ。もう40分終わったんだから」
背後から手を回して、至福の揉み心地を楽しんでいたのだけど……真衣はどうにも不満らしい。お固いこと言わないでほしいな、おっぱいだけに。
「いいじゃん、ほらっ」
「んっ、やあっ……」
指先でピンと右の乳首を弾くと、真衣の身体がビクンと跳ねた。ちゃぷっという水音が響いて、風呂の水が波立つ。
「やっぱり可愛い」
「そういえば、『おっぱいタッチ』の料金貰ってないんだけど」
「あっ、そうだった。料金って何なの?」
「……あのね」
俺に寄り掛かっていた真衣が身を起こして、百八十度反転した。向かい合うような恰好になり、おっぱいが浮力で揺蕩っているのが見える。
「な、なんだよ」
「私にも、カズのおっぱい触らせてっ」
「!?」
次の瞬間、真衣は俺の右の乳首を指先で撫でた。思わぬ刺激にビクンと身体が跳ねて、バシャっと大きな音が聞こえた。
「なっ、なにすんだよ!?」
「これが料金だから。カズ、そこ座って」
「なんだよ、もー……」
言われるがまま立ち上がり、バスタブの縁に腰かけた。真衣は浴槽から出て俺の股の間に入る。
「ちょっとくらい、いいでしょ?」
「……やっぱり真衣も変態だよな」
「うるさいっ」
真衣は軽く俺の胸を小突きつつ――ついばむように右の乳首を口に含んだ。そのまま舌先で俺の乳首をコロコロと転がしてくる。柔らかな乳房がお腹に当たっていることもあり、上半身に鳥肌が立つような気がして、思わず背筋を伸ばした。
「ま、真衣っ!?」
「んっ……気持ちいい?」
「ちょっ……!」
「あっ、おちんちんおっきくなってる」
乳首への刺激と、真衣のたわわなおっぱいの前に……さっきあれだけ射精したはずの肉棒が、むくむくと立ち上がってしまっていた。乳首に飽きてしまったのか、真衣はしゃがみこむように竿の前に立つ。
「カズ、舐めてほしい?」
「でもっ、40分はもう終わりって……」
「いいから。サービスしてあげる……」
「ちょっ、今ヤバっ」
慣れない刺激で敏感になっていた身体に――亀頭への口づけは、あまりに強烈だった。真衣が舌でぺろりと竿の先を舐めた瞬間、肉棒が膨らむような快感に襲われて……俺はあっさり陥落した。
「あっ、出るっ……!」
「ふえっ?」
「ごめっ、イくっ……!」
「えっ、ちょっと……やっ、やああっ……!」
あまりに呆気なく、果ててしまった。腰が浮いて、竿の先から情けなく精液をぶちまける。さすがに想定外だったようで、真衣は思い切りその顔に白濁液を受けてしまう。
「あっ、ごめっ……! 止まんなっ……!」
さっきよりも派手に……まさしく「顔射」といった感じで、額から顎にいたるまでまんべんなく白い液体がまき散らされていた。驚いて目を閉じたまま、何も言えずにいる真衣。
「……」
「……」
呆然と見合う俺たち。白い液体が顔から垂れて、床に落ちたところで――真衣が口を開いた。
「な、なんで急にぴゅってしたの! さっきは出さなかったのに!」
「えっと……」
なんだかご立腹の様子だ。でも、俺はこんなに早く出してしまった理由を知っている。別に難しいことじゃない。そう、だって――
「真衣が可愛いから、出ちゃった」
「……ば、ばかっ!!」
ぷいっとそっぽを向いて、シャワーの方に歩いていく真衣。ばかと言われようとも、考えは変わらない。
俺の幼馴染は、本当に可愛い。ただそれだけなんだ。