勇者が旅しているうちに。〜勇者の母親。魔法使いの姉。戦士の妹。〜 作:ユリイカ
かすかに震える唇が、彼女の緊張を伝えてくる。シアの時のように、いきなり舌を絡め合うような深いキスはしない。啄むように軽く触れて、フィオの肩を抱く。
唇を離すと、フィオが小さく残念そうに声を漏らした。
「フィオ、本当にいいんだな?」
相手は貴族の令嬢だ。しかもカイシュタリア家は王家とも繋がりが深い。俺とは立場が違いすぎる。一時の感情に流されて手を出して良い相手では――。
「この部屋の中で起こったことは、外には絶対に漏らさない。だから、この部屋での出来事は、外ではなかったことになる。そうでしょう?」
そんな俺の迷いを、シアが打ち砕いた。
「シアさんの言うとおり、です。私、レリオさんにして欲しいんです。――誰にも言いませんから、お願いします」
今にも泣きそうな顔で懇願される。
「――分かった。もう、止められないぞ」
最後の一線を踏み越えたのは、彼女の方だ。
俺は服を脱ぎ捨てたフィオの精緻な身体を抱きしめ、きめ細やかな肌をなでる。その手を下へ、下へ。ほっそりとした腹を通り、鼠蹊部へ。薄い陰毛は秘部を隠すには心許ない。ぷっくりと膨らんだ恥丘が震え、陰唇がヒクヒクと動いていた。
フィオの女陰は期待していた。俺とシアの姿を覗きながら、じっくりとかき混ぜたのだろう。そこは十分に濡れそぼり、解きほぐされている。
「あっ。レリオさん……っ!」
指を秘裂に押し込むと、彼女の骨が浮き出たウエストが跳ねた。羞恥に赤く顔を染めながら悶える彼女が、たまらなく愛おしい。閉じようとする足を強引に開かせ、陰唇を弄ぶ。
「だ、だめ。そこばっかり、ずっと」
「フィオの反応が初々しくてな。とはいえ、ずっと焦らすのも悪いか」
「あぅ……」
彼女の目は、俺の股間に釘付けだった。見目麗しい深窓の令嬢に求められ、興奮しないはずがない。先ほどまでシアの中で暴れていた肉棒は再び膨張し、高く天を衝くように聳えていた。
「どうだ、フィオ。見えるか? これが挿入るんだぞ」
「ああ……。大きくて、長いです……。お、おなかのこんなところまで届くなんて……」
白い腹に、赤黒い肉竿を乗せる。股間からヘソを飛び越えて奧へ。どこまで届くのか、視覚的に理解させる。
フィオは直に熱も感じていることだろう。血管が浮き上がり、ビキビキといきり立つ一物の熱も。
今から、これが自分に挿入されるのだと。誰も通したことがない純潔の園が、このすぐ後に破られるのだと。
それを知ったフィオは、薄い笑みを浮かべていた。
「お願いします、レリオさん。私に、これをください。気持ちいいこと、教えてください♡」
膣口に亀頭で触れる。彼女は腰を浮かせて、自ら迎え入れやすいように角度を調整し、プルプルと足を震わせながら懇願した。
青い瞳に誘われるまま、俺は小さく狭い膣道に腰を落とした。
「んんっ。い、痛――っ」
「大丈夫か、フィオ」
「止めないで。平気です、からっ。んっ、ちょっと苦しいけど、気持ちいいです」
男を知らぬ純潔の女性器は狭く、若々しい。シアのように蠢いて搾り取ろうとする貪欲さはなく、初心に震えていた。
手荒に進めれば容易に破れてしまいそうな幼い膣道だ。しかしフィオは健気に腰を動かし、挿し込みやすいように体勢を変える。
「あっ♡」
ゆっくりと前後に動いていると、ある一点でフィオが声をあげる。これまでの声とは違い、堪え切れず飛び出した女性らしい声だ。
「ここがいいのか?」
「あっ、んっ♡ はいっ♡ そこ、ぐりぐりされるのっ……!」
艶やかな反応を見せる場所を執拗に擦る。亀頭の先で掘るようにグイグイと膣壁を押すと、フィオの嬌声はさらに続いた。初めての刺激は新鮮で、彼女のまだ真っ白な神経を強く刺激する。背中を反らせて、乳房を揺らしながら喘ぐ。
せめて初めての経験は、気持ちの良いものにしてほしい。
そんな思いも込めて、フィオを愛した。
「あぅっ♡ ふっ♡ だめっ、な、何かくる……っ!」
「いいのよ、フィオちゃん。レリオさんに身を任せるの♡」
「シアさんっ♡ あ、ああっ♡」
シアがフィオの身体を支える。彼女の柔らかく豊満な肉体に包まれてながら、フィオは絶頂を迎えた。カクカクと腰を痙攣させながら、四肢から力が抜けていく。
「はぁ、はぁ……。すごい……。気持ちよかったです……」
「うふふ♡ フィオちゃんもきっと、レリオさんの事が頭から離れなくなっちゃうわ。初めてでこんなに立派なオチンポ挿れられちゃったら♡」
「んっ♡ ありがとうございます、レリオさん」
犯した少女から感謝されるという訳のわからない状況ながら、我が愚息はまだ満足していない。むしろ新たな女との出会いに歓喜し、やる気に満ち溢れていた。
しかしフィオはもう疲れているようだ。当然だろう。店の片付けを大急ぎでした後で、俺たちの情事を覗いていたのだ。元々の病弱もあって、体力は限界を迎えていた。
「さあ、フィオちゃん。ここからが本番よ」
「あっ」
だが、ここには優秀な治癒術師がいる。彼女は胸の谷間にフィオを抱き抱えながら、淡い光を放った。治癒術による疲労回復が行われ、急速にフィオは活力を取り戻す。
「すまん、フィオ。――もう最後まで止まらないぞ」
治癒術は俺にまで及ぶ。シアに膣内射精して落ち着いていたはずの情欲が、再び弾ける。荒い呼吸を抑えながらフィオを見つめると、彼女も頬を赤らめて頷いた。
「お願いします。私を隅々まで愛してください♡」
その言葉を皮切りに、俺は勢いよく腰を叩きつけた。
「はあんっ♡ あぅ、お、おっきいの、挿入ってきてますっ♡」
「フィオの膣内も気持ちいいぞ。シアのものもいいが、締め付けが強くて今にも射精しそうだ」
ぎゅっとしがみつくように締まる膣肉の刺激に耐えながら、抽送を加速させる。フィオの体力のことは、シアに任せよう。ただ彼女を悦ばせることだけを考える。それ以上に、今は純粋にフィオリーネの大切に秘められていた女体に夢中だった。
線の細いフィオとはかなりの体格差がある。覆い被さるようにのし掛かり、彼女の背中に腕を回して密着しながら腰を振る。側から見れば事件性をも匂わせるような光景だが、ここにそれを指摘する者はいない。
「あんっ♡ ああっ♡ はぅっ♡ レリオさんの、あうっ♡膣奥まで届いてるぅっ♡」
「膣中が狭すぎるんだ。ちゃんとこの形を覚えておくんだぞ! フィオを女にした形を!」
「わ、忘れられるわけないですっ♡ こんな気持ちいいの、もう忘れないっ♡ 私のお、おまんこ……レリオさんの形に変わっちゃいますっ♡」
無垢な女体を蹂躙し、その形を己のものに変える。白い肢体が跳ねるたび、征服欲のようなものが満たされる思いがした。自分の中にこんな野生が眠っていたのかと、驚くほどだ。
フィオは拒む事なく、腕を伸ばしてくる。
「んちゅぅうっ♡ レリオしゃんっ♡ キスしながら、してください♡ んちぅっ♡」
下で深く結合しながら、彼女はキスまでせがんでくる。しゃぶるような執拗なキスで、彼女は恍惚と瞳をとろけさせる。力を間違えれば折れそうな、氷のように美しい少女。彼女に求められ、彼女を悦ばせている。
「レリオさんっ♡ レリオさんっ♡」
何度も名前を呼び、腰を動かしている。まだ初々しくぎこちない、探るような動きが、むしろ気持ち良い。腕を下に動かし、小ぶりな尻肉を掴むと、フィオは可愛らしく声をあげた。
「レリオさん、お尻好きですか♡ おっぱいも、唇も、髪も、全部レリオさんのものですから♡ 頭からつま先まで、ぜんぶ、好きにしてくださいね♡」
「言われなくとも、そうするつもりさ。――ほら、休んでる暇はないぞ!」
「あぅっ♡ おっ♡ ま、また大きくぅっ♡」
若くしなやかな身体を楽しみながら、ストロークを加速させる。しがみついたフィオも、直にその変化を感じたようだ。嬌声をあげ、目を細める。半開きにした口から、淫らに唾液が流れていた。
滾る炎のような欲望が、尿道を駆け上がる。
「ふぎゅっ♡ お、ぅっ♡ お、お腹の中っ♡ 熱いの、ドクドクって、射精されてるぅっ♡」
放たれた熱液が、直接フィオの膣道に流れ込む。初めての快楽の直後、また初めての熱だ。フィオは喉を詰まらせるように呼吸を乱し、大きく跳ねるように絶頂を迎えた。
「お、おおお……。レリオさん、ありがとうございましゅ……♡」
もはや治癒術も追いつかないほどに体力を消耗し、彼女はベッドに身を曝け出す。白く幻想的な肢体は芸術品のようで、その秘裂から漏れ出る白い体液を見ると、強い達成感を抱く。
呼吸と共に興奮を落ち着け、潮が引くように俺も理性を取り戻し――。
「それじゃあ、レリオさん。フィオちゃんの若くてピチピチのキツいおまんこじゃないですけど、私もお願いしますね♡」
「うぉっ!? シア、あの、あれは言葉の綾というか――」
「うふふっ♡ さあ、体力は回復させてあげますから、どうぞ楽しんで♡」
すうすうと眠り始めるフィオを乗り越えるようにして笑顔で迫るシア。その豊かな肉体に呑まれるのだった。