勇者が旅しているうちに。〜勇者の母親。魔法使いの姉。戦士の妹。〜 作:ユリイカ
窮屈だったフィオの膣内は、幾度となく重ねた行為によってすっかり馴染んでしまった。亀頭が陰唇を押すと、じゅわりと愛液が滲み出す。阻むものは何もなく、怒張はすんなりと柔肉の奧へと進む。
「はぁっ♡ あっ♡ レリオさんの、大きいの、挿入ってる♡」
馴染んだとはいえ、フィオの反応は敏感なままだ。肉竿の半分も進めていないというのに、背を反らせて艶のある声を発する。
ひだの連なる膣肉はなめらかに動き、早速まとわりついてきた。ぎゅうぎゅうと締め付ける強い刺激が、精を絞ろうとしてくる。
「一気に動くぞ。舌を噛まないよう、気をつけろ」
「へぅ? ああんっ♡ おあっ♡ あ、おっ♡ 膣奥までぇええっ♡」
メリメリと音を立てて裂けそうなほどの勢いで腰を叩きつける。焼けた鉄のように熱い肉棒が少女の秘所を破り、突き当たりまで迫った。グニグニとした感触を見つけてそこを執拗に突けば、フィオは俺を抱く手に力を込めて喘ぐ。
「おお、大きい♡ これ、いつもより大きい♡」
「フィオを犯すためにこうなったんだ。最後まで付き合えよ」
「あおぉっ♡ おっ♡ はいっ♡ お願いしましゅっ♡ 私のお、おまんこっ♡ ゴリゴリしてぇっ♡」
淑女らしくない下品な言葉を、思い切った様子で発する。シアの入れ知恵だろうか。
だが悔しいことにその効果は覿面で、俺は彼女に力任せの抽送を始めていた。
「あぉおっ♡ おあっ♡ あうっ♡」
フィオも仰向けになり、こちらを見上げたまま獣のような声を発する。踏み躙るような乱暴な動きにも関わらず、彼女の膣肉は愛おしく怒張を包み、なめらかに動いて刺激する。彼女は苦しいほど強く責められるほうが、むしろ喜んでいるようだった。
†
「あら、いらっしゃいませ、ローレンスさん」
「おう、シア。今日もやっとるかね」
酒場〈白羽根〉に、馴染みの客がやってくる。気楽な物腰だが、纏う衣服や佇まいには品位が滲む老紳士だ。シアがにこやかに出迎えると、彼も柔和な笑みを浮かべていつものテーブルに向かった。
「おや、今日はフィオちゃんはおらんのか?」
老紳士はさほど広くない店内を見渡し、最近この店で働き始めた少女の姿がないことに気がつく。定期的に休みはあるものの、いつもなら出勤している時間と曜日である。
「うふふ。今日は……たぶん、出勤しないと思います」
意味深長に含みを持たせ、シアはちらりと奧のドアを見る。あのドアをわずかでも開ければ、途端に店内には淫らな声が響き渡るだろう。しかし鍵は固く施錠され、あのドアを開けるものはいない。
「そうか、残念だのう」
「あら、私がお相手では不満でも?」
「いやいや、そういうわけでは」
わざとらしく眉を寄せるシアに、ローレンスは慌てて首を横にふる。
そもそも彼が足繁く通うようになったのは、店内の穏やかな雰囲気とゆっくりと流れる時間に魅せられたからだ。フィオが不在であろうと、早々に帰る理由にはならない。
テーブルに、早速いつもの酒が置かれる。注文などせずとも、シアは彼の好みを把握して持ってくる。この気遣いの行き届いたサービスも、ローレンスにとっては心地よい体験だった。
店内は程よい静寂に満たされ、食器の鳴らす硬い音がかすかに響く。ローレンスはそれを聴きながら、美味い料理と酒に舌鼓を打つのが好きだった。
†
「おぉおおおっ♡ んぉおおっ♡ おっ♡ おぐっ♡ 奧までグリグリされるのっ♡ しゅきいいっ♡」
「子宮が駄々下がりじゃないか、この淫乱め! そんなに孕みたいか!」
「んぎひぃっ♡ らめっ♡ か、勝手に赤ちゃん作っちゃダメなのぉおっ♡」
「貴族だもんなぁ。血統は大事だよな。それなのに、簡単に股を開いて、分かってるのか?」
「ちがっ、レリオさんだから♡ レリオさんだけだからぁっ♡」
興が乗りに乗っていた。
ベッドの上のフィオをねじ伏せ、体重をかけて押し付ける。膣道の奧を押さえ、その奧のクニクニとした感触を楽しむ。
曝け出された白い腹を掴んで揉んでやると、彼女は内側からビクビクと震えて何度目かも分からぬ絶頂に達する。
貴族という血統社会の一員にあるまじき乱れようで、彼女の身体は貪欲に精を求める。俺という粗暴な男の種を乞うている。
「射精すぞ、全部! 溢すなよ!」
「んいいっ♡ きてぇっ♡お願いしましゅ♡ んごぉおっ♡」
フィオの細い腰を掴み、自分本位に持ち上げる。多少元気になったとはいえ、元々がか弱い少女だ。あまりにも軽すぎる身体は用意に持ち上がり、フィオは浮遊感で達した。
「のおおっ♡ おぐっ♡ いぐっ♡ 膣奥射精されながらいぐぅううっ♡」
彼女の身体に気を使わない、乱暴な吐精。どくどくと脈打ち、長く絶え間なく濃厚なものが噴き出す。フィオは身体の最も柔らかな場所でそれを受け止め、熱を感じて激しく痙攣しながら喜んだ。
「お、おぉおっ♡ おなか、ぽっこりしちゃいますぅ♡」
「まだまだこれからだぞ。ほら、今度はうつ伏せだ。尻をこっちに突き出すんだ」
「おぉっ♡ これ、こんな姿勢♡ わたし、貴族なのにっ♡」
イヤイヤと首を振りながら、従順に自ら体位を変える。薄く脂肪のついた丸い尻が突き出され、ほっそりとした太ももに愛液がとろりと垂れる。
手のひらにしっとりと吸い付くようなきめ細やかな尻肉を掴みながら、亀頭を添えようとして気が付いた。
「んぉおっ♡ れ、レリオさん、そっちは――」
「こっちも物欲しそうにしてるじゃないか。指くらいなら入るか?」
「んぎぃいいっ♡」
ヒクヒクと揺れる菊紋。そこに親指を押し付けると、容易く第一関節まで飲み込んだ。フィオは尻を突き上げた淫らな姿勢のまま悲鳴をあげ身を捩る。そこにすかさず、秘裂に再び挿入すれば、彼女は時間差の追及に嬌声を響かせた。
「おおっ♡ おひっ♡ おしり、だめっ♡ 一緒にグリグリしないでぇえっ♡」
薄い肉を隔て、彼女の体内を感じる。未知なる刺激は彼女の内部で鮮烈な快感へと昇華され、四肢の末端まで染み渡る。もはや快楽は神経を麻痺させ、絶頂のループへと誘っていた。
†
「もー、お義父さん、飲み過ぎですよ」
「うぅう。まだまだ、これから……」
机に突っ伏したまま杯を探そうとするローレンスの手を、若い貴婦人が押さえる。帰りの遅い義父を心配してやってきた娘は、珍しく深酒に酔いしれる老紳士を見て赤面していた。
「すみません、シアさん。すぐに帰りますから」
「うふふ。大丈夫ですよ。まだ閉店まで時間もありますし」
恐縮する女性に、シアは微笑で答える。
興に乗ったローレンスが自制をなくして泥酔するのは今回が初めてというわけでもない。調子良くパカパカとワインを飲み進めるローレンスを見て、シアもこの展開を予想していた。
「他の店じゃこんなことにはならないのに……。本当にごめんなさいね」
「それだけ寛いでくださっているということですから。嬉しいくらいですよ。よかったら、トレスタさんも何か召し上がりますか?」
ローレンスは机に額をつけ、ついに寝息を立て始めた。
「もう……。お気遣いありがとう、シアさん。もうすぐ夫も来ると思うから」
老いているとはいえ屈強な男性であるローレンスを、女性であるトレスタが抱えて帰るというのも難しい。困った彼女は外で待たせていた小間使いの少年に応援を呼ぶよう言いつけ、おずおずと椅子に腰かけた。
すぐにシアが軽く摘める料理を持ってきて、トレスタもありがたくそれを口に運ぶ。
「お店に迷惑かけるまで酔うのはやめてって言ってるんですけど。はぁ、夫もお義父さんには強く言えないし」
「本当に気にしなくていいですから。まだまだ夜も長いですし、急ぐこともないでしょう?」
「そう? ごめんなさいね、シアさん」
申し訳なさそうな顔をしつつも、トレスタはどこか嬉しそうだ。わざわざ夜更けに義父を迎えに来たのも、どこかシアと会うことを楽しみにしているような節がある。それを知ってか知らずか、シアはそんな彼女も寛容に迎えるのだ。
閑散とした店内で、トレスタは一時、身分や家庭を忘れて談笑にふける。シアは聞き上手で、彼女の前に立てばするすると毛糸玉が解けるように舌が回った。
「そういえば、お義父さんが可愛らしい店員さんが働き始めたって言ってたわ。今日はその子は休みかしら?」
「ええ。よく働いてくれる子なんですけど、たまには羽を伸ばしてもらいたいと思って」
「そっか。シアさんも優しいわねぇ」
トレスタは奥のドアを隔てた隣の部屋で何が行われているのか知る由もない。よく働いてくれる可愛い店員が、どのようにして羽を伸ばしているのかも。彼女はシアの料理を楽しみ、ようやく駆けつけてきた夫に小言を言いつつ老紳士を回収していった。
†
「お、おおお……。おおっ♡ んぉお♡」
「なにへばってるんだ、フィオ。まだこれからだぞ」
「ま、待ってぇ♡ も、もう身体、動かなくてぇ♡」
室内はねっとりとした淫臭に満ちていた。一息吸い込むだけで脳の奥まで染みるような濃厚な、男女の交わった生々しい匂いである。ぬるい空気は停滞し、俺たちは共に汗を滲ませていた。
フィオはベッドに横たわり、荒い呼吸を繰り返している。もはや顔を上げる余力すらなく、全身はあられもなく汚れていた。
だが、俺はまだ満足できていなかった。フィオの身体を抱き寄せ、持ち上げる。華奢な少女は軽く、抵抗もしない。唇を寄せれば、けなげに応じようと舌を伸ばしてきた。
「んれぉ。んちう♡」
深い接吻をしながら、彼女の胸を揉みしだく。シアのそれには及ばずとも、女性らしく柔らかな乳房だ。若々しく張りがあり、何より敏感だ。軽く指先で、乳頭のふちをなぞるだけでも、彼女はビクビクと震えた。
押しつぶし、組み伏せ、野犬のように見境のない交わりから一転。彼女を抱きしめ、その体温を感じながら、ゆっくりと身体を擦り付ける。フィオは疲労困憊だろうが、その肉体に飽きることはなかった。
魔法や魔力について、俺は門外漢だ。彼女の身に宿るものについて知っていることは何もない。ただ、その柔らかく、温かな快感に浸るだけだ。
蝶よ花よと育てられ、偉大な両親によって守られ、愛されてきた乙女。その秘められた白く美しい肉体。その柔らかさを知るのは俺だけである。その事実に、胸の内が満たされていく。
「レリオさん……♡」
「さあ、まだまだ夜は長いからな。たとえフィオが気を失っても続けるぞ」
「あぅっ♡ えへへ……♡ レリオさんの男らしいところ、素敵です♡ もっと私に、感じさせてください♡」
ぐったりとしながらも、彼女もまた貪欲に求めてくる。その誘いに乗って、俺は彼女を再び強く抱きしめた。