これまで魔法少女同士の連絡手段はどうするかは、大きな課題だった。
何と言ってもLINEは実名同士の登録で、他のSNSはやっている人がマチマチだ。私もXやDiscordは入れてないし、基本的に仲のいい相手以外には電話番号やメアドを教えている。
「ピロン♪ なんつって?」
そこへメスを入れたのが我らが協会長、スクイレ。
彼女はそれらの問題を……自社? いや、自協会で作成し……スマホを持っていない娘には携帯端末を配布する事で強引に解決してしまった。
そのアプリの名は、ステラグラム。
何処かで聞いたような気もしないでも無いが、実際のSNS等とは全くの無関係らしい。
早速だがアプリを入れてみて、皆と連絡先を交換して……それから暫くした夜の事だった。
「んっ……ん……」
時刻は午後8時、今日は部屋には誰も居らず……暇を持て余した私。
ベッドの上で一人脚を広げて……あっ、そこ良……♡
「しずく~! 起きてるのよね?」
「……っ! うっ、うん……‥」
「なら良いわ、お風呂入っちゃいなさいね?」
「はっ、は~い……」
食事を終えた私は自室のベッドでその……『サキュバスの魔法に関する学術的な研究』をしていた訳だが。丁度盛り上が……研究に熱が入って来たタイミングで、お母様に呼び止められる。
流石にちょっと萎えた、急いでするものでも無いし。バレないようにティッシュを使って太腿を伝う『研究結果』を拭い、スマホを持って部屋を出た私は……何とも言えない気分のまま浴室に向かう。
「ふぅ……」
洋服を脱いで、長い髪を頭の上で束ねると……蛇口を捻ってお湯で身体を洗い流す。
お風呂は好きだ、某国民的アニメのヒロインだって一日の四分の一は浸かっているというが……その気持ちも分からないでもない。だがしかし、ムラムラとしたままだとその魅力も少しばかり褪せて見えてしまう。
何となく見た鏡に映った私は、頬が少し紅潮していて……言葉を選ばないので言えばとってもエッチだった。傷一つない綺麗な肌に、スタイルの良い脚。少女らしいあどけなさを残しつつも、しっかりとその存在を強調する胸元。そして何より顔だ、顔が良い。何だこの美少女……
そんな姿を、気づけばパシャリとスマホのカメラに収めていた。
スマホの画面越しに見ると、それはそれで趣があってエッチだ。
こんなエッチな自撮りは、間違っても人には見せられない。
見せられない、見せてはいけない。
絶対にダメだ、絶対に。
気付けば私は、ちなつちゃんのテラグラ*1に写真を送信していた。
やばい、もしバレたらまっずい。マズイやばい、やっばい……♡
そう思うと、下の方がキュンキュンと疼く。
そっと指を下のお口に伸ばして、撫でるように秘所に触れると、何時もより鋭敏な感覚に身体が弓なりに跳ねる。
「あっ、やばいけど……これ気持ち良い……♡」
3分ほど経って……既読が付く前に、画像の削除をした。
今も心臓がドクンドクンと高鳴っている、これは想像以上に……やっばぁ……♡
だけど流石にイけなかった、次の標的と写真を見つけるべく友達欄を捜す。
えっと……クロエちゃんにしよっかな。
写真は……そう思ってツンと主張を始めた乳輪の先を、人差し指と中指の腹でぐにっと押し広げてみる。
レンズにくっつきそうなくらい血管が薄っすらと見える位の恥ずかしい接写をして、送信ボタンを押し……てしまった。
やばいこれ、乳首きゅんきゅんする……
ボディソープを手に取り、ゆっくりと馴染ませるように。
そして擦りこむように、弄り始める。
「あっ、イきそう……♡んっ、時間が……」
一分ほど経って、画像の削除を行った。
まだお乳の先がジンジンする、こんなのバレたら私どうなっちゃうんだろ……
そう思いつつも身体は止まらない、お股を開いてピンク色の膣とクリトリスを露出させる。
こんなのがネットに広まったら、私生きていけない……っ♡
そう思いつつも、あまねちゃんのトークに画像を送信し……5秒で消した。
「はぁっ、はぁ♡あっぶなぁ……♡」
画像を消してすぐに、何かあったんですか? とメッセージが届く。
流石はあまねちゃんだ、後すこしで本当にバレてしまう所だった。
やばっ、興奮してきちゃった……
私はゆっくりと秘所へと指を伸ばし……
【テレレンレンレンレン♪】
アプリの着信音に思わずスマホを取り落としそうになる。なっ、なんでこのタイミングで?
バレて無いはずだ、なんと言っても既読が付けば削除できないんだから。
単純に私とお話ししたくなっただけだ、きっと多分……メイビー。
そう思って着信元を確認して……電話に出る。
「もっ……もしもし?」
「……うん、こんばんは」
正直電話がかかってくるとしたら、タイミング的にあまねちゃんだと思っていたから驚いた。スクイレ……ちなつちゃん相手だとちょっと恥ずかしい事をしていた分緊張するが、電話越しなら彼女の魔法も発動しない訳で。物怖じする必要は無い、大方声が聞きたくなったとか……
「正直……やると思ってた」
「……何を?」
「分かってる、でしょ? ナニをだよ」
何でなんでナンデ?
消したのに、ちゃんと消したのに……やばい流石に恥ずかしい、いや? 写真の事じゃない可能性も……
「来ると思って。ログが、取れるようにしてある。開発者特権」
「ヒュッ……」
声にならない声が、思わず喉から漏れ出た。
そしてどうしようもなく、この状況に興奮してしまっている自分がいる。
「お風呂、入ってるの? 可愛い、ね」
「かっ、勘弁して……」
彼女の性質上、忘れてくれとは言えないし意味もない。
「……可愛く撮れてるよね?」
「うん、とっても……えっち」
つまり私に出来るのは、開き直るとかそういう方向性しかない。
まあ? 見せても減る物じゃ無いし?
いや、減るけど? 乙女の尊厳とか。
そんな事を考えていると、ピロンというメッセージの着信音が鳴って。
その内容に思わず、赤かった頬がさらに真っ赤になる。
「ねぇ、これ……使って、いいよ?」
「こっ、これって……」
目元を隠した姿の、自撮りを送ってくれた彼女は。
上着を何も身に着けておらず、陶磁器のような肌が丸見えだった。
そして控えめな胸部と、ツンと尖った薄桃色の果実が小振りながらもしっかりとその存在を主張していて。端的に言えば凄いエッチだ、好きな人の身体なら猶更。
「ね、一緒に……しよ?」
そんな可愛らしいお誘いに、思わず頭の中が真っ白になる。
スクイレ自身そういう事に対する欲求が薄そうと言うか、お願いされるのが珍しかったからというか。気づけば二つ返事で、了承の意を示していた。
「じゃ、触る……ね」
「ちなつちゃんは、何処でしてるの?」
「部屋のベッドの、上。脚を広げて……っ。言わせ、ないで」
少し恥ずかしそうな声は、短い嬌声に掻き消されて消えた。
私の身体を見て、それをおかずに電話越しのちなつちゃんが……一人で自分を慰めていると考えるだけでお腹の奥がじわじわと熱を持つ。
「んっ……」
ぐちゅぐちゅと膣内を掻きまわすように指を入れると、何時もよりも濡れているように感じたのはお風呂場だからだろうか。挿入された人差し指と中指を締め付けるようにきゅんきゅんと疼く中が、締め付けるように私の指を掴んで離さない。
「あっ、んっ……そこっ♡」
それはどちらの声だっただろうか、それともどちらともなのかもしれない。
嬌声と水音が浴室の壁に反響して少し恥ずかしい、鏡を見れば真っ赤な林檎のような顔の少女がこちらを見つめていた。
画面に映った愛おしい少女に、唇が触れそうなくらいに近づいて自分を慰める。
愛おしさと切なさで、お腹の奥がキュンと震える。
「んっ……電話越し、だと。気持ちが、分からない」
「そうだね……?」
当然だ、彼女の思考解露は最低でも動画等の視覚データを必要とする。
でもそんな事分かっている筈なのに、わざわざ口に出した事にはそれ相応の意味があるのだろう。
「教えて、欲しい。何処が良いかも、私への想いも」
「んっ、えっ……それはちょっと、その……」
恥ずかしすぎる、裸を晒すとかとは別の意味で。
今まで蓋をしてきた分、そういう事を意識するのは苦手だしとても恥ずかしい。
「……だめ?」
「だめじゃ、ないけど……あっ」
とは言え不安に揺れそうな声で、そんな事を言われてしまえば断るなんて言う選択肢は既に私には残されていなかった。とは言え非常に恥ずかしい、恥ずかしすぎる。こういう恥ずかしいのは苦手だ、心臓が跳ねるように脈打っている中……唇を開く。
「すっ、好きだよ……ちなつちゃん」
消え入りそうな声が喉を震わせる、自分から出たのとは思えない程に自信なさげな声。
だが声に出してしまえば、思ったよりもしっくりと来るというか。何と言うか……
「んっ……好き、好きっ♡可愛いよ、ちなつちゃん……」
「んっ、私も……好き。しずっ…………しずくっ♡」
名前を呼ばれだけなのに、愛おしい気持ちが溢れ出しそうだった。
くちゅくちゅと入口の方を弄っていた指を、さらに奥へと咥えこむ。
「奥の方、好きっ♡ちなつちゃんに教え込まれて、変になっちゃったの♡」
「───ッ♡あっ、うんっ♡可愛い声、もっと聴かせ……て?」
スマホをスピーカにして、空いた手でお腹の奥をぎゅっと押すとぷしゅりと愛液がお風呂場の床を汚す。浮いた腰を押さえつけるように、必死にお腹を抑え込むと子宮が震えて、イってしまいそうになる。
「ねっ、ちなつちゃ……私もう……♡」
「良いよ、私も……イきそうっ。一緒に、イこ?」
興奮はピークに達しつつあった。次第に言葉数は少なくなって、ぐちゅぐちゅと言う水温と互いの息遣いと、声にならない『好き』だけがスピーカーを通じて聞こえてくる。
「好きッ、好きっ……♡あっ、んっ……」
「好き、好きっ……♡」
膣内を出し入れする指がさらに速さを増して、入り口の方にある
「イくっ、イくっ♡あっ……ん”っ♡」
「~~~ッ!? んっ、あっ……♡」
脳天を突き抜けるような快楽が押し寄せて、脚がピンと伸びる。
思わず椅子がら滑り落ちそうになった身体、お股からは愛液が流れ落ちる。
ガサガサとスマートフォンを握りしめるような音が響いている、彼女もイってしまったのだろう。
それが何となく嬉しいのは、何故だろうか。
「は~っ、はぁっ……♡」
「やっ、んっ……♡」
お互いの荒くなった呼吸音だけをスマートフォンのマイクが拾っていた。
頭がポカポカして、放心したかのように手足が投げ出されたまま……動かすのが酷く怠い。
イったばかりで敏感な身体が、余韻に浸るかのように痙攣を繰り返す。
それが愛おしくて、画面に向かってキスをして囁く。
「えへへ、可愛い」
「……ッ!? 今言うのは……反則」
そんな反応も愛おしくて、もう一度画面の中の彼女に唇を重ねた。
とは言えこのままでは体調を崩しかねないので、温水で身体……お股を洗い流す。
「ふぅ、いい湯だなぁ……」
その後はどうせならという事で、お話ししながら湯船に浸かった。
ちょっと恥ずかしいけど、それを除けば意外と悪くない試みだった。
「こういう事、誰でも見える所じゃ、やっちゃ……やらないで、ね?」
「んっ、分かったよ」
私の事をよく分かっている、駄目だと言われるとやってしまいたくなる。
「でもなんで言い直したの?」
「やっちゃ、ダメって言うと。良くないなって、後は……」
「後は?」
そしてその後、しっかりと数拍会話が途切れた。
見えない筈なのに、画面の前のちなつちゃんがもじもじと震えている様子が目に浮かぶようだった。
「…………他の子に、見せたくない」
「えへへ、そっか。分かった……約束ね?」
震える唇から吐き出されたのは独占欲だった、その重みが心地良い。
大切にされてるなぁって思うこの重さ、人にもよるかもしれないけど私は好きだ。
その後、しっかりと暖まってからお風呂を出た。身体をバスタオルで拭いて、ドライヤーで髪を乾かしてリビングに出て……
「いてっ!?」
そして乾かしたばかりの頭に、お母様から鋭いチョップを頂いた。
「あんたねぇ、長いし……声が聞こえてるのよ」
「あっ、うっ……えっと……その……」
「火遊びは、程々にしておきなさいよ?」
お母様には全部、お見通しだったらしい。
その夜は、恥ずかしさの余り枕に顔を埋めて叫んで……また怒られた。