デート中に、いきなり外敵の襲撃というトラブルに見合われた私達。
デロリと醜悪な顔のまま、長い舌をだらしなく突き出したカエル型の外敵。ルッキズムの信奉者というわけでもないが、それが私のファンを傷つけようとしているのなら話が別だ。
「サテライト──―スマッシュ☆」
スマッシュと名付けられたこの技は、別に相手を殴りつける……訳では無い。だが傍から見れば殴られて吹き飛んだようにしか見えないだろう。今更この程度の外敵に、負けるわけはないのだが……
「こっ……これからも応援よろしくねっ☆」
「いっ、一生推します……!」
魔法を使ってしまったのが良くなかった、下腹部に刻まれた淫紋が条件を満たしてジクリと疼き出す。徐々に思考が真っ白になって、気持ちいいことしか考えられなくなっていく。
「……ほら、こっちですわ」
「うっ、うん……♡」
鏡の魔法により周囲から見えなくなった私は、グライシアに手を引かれてその場から逃げ出す。だが歩いている最中も淫紋のせいでドキドキと心臓が跳ねて、服が擦れるだけで身体中に快感が奔る。
そんな中、先程までパフェを食べていた建物の外の階段を登って二階にある部屋へ、クロエちゃ……グライシアに腕を引かれて辿り着いた私。
先程考え無しに飛び出したせいで、淫紋がまだ淡く光を放っている。身体が……疼いてしまって仕方ない。まるで下半身で思考をしていると言わんばかりの、思考力の低下。
扉の先にあったのはベッドと簡単な家具だけがある薄暗い部屋は清潔だったが、生活感は見られない。
だけど、そんな事は今はどうでも良い。
お股はすでにトロトロに濡れていて、乳首は期待からかピンと弄ってほしそうに衣装の下から主張してしまっている。
「ねぇ、グライシア……♡」
この身体の疼きを……私の歪んだ欲望を満たしてくれるなら場所なんてどうでもいいから♡
「サテライト……もうちょっとだけ、辛抱できるかしら?」
「はっ、はっ……うん……♡」
待てと言われたものの、堪えきれずに情けなくヘコヘコと腰を振って布団に身体を擦りつける。耐えきれずに息を荒げる私に近づき、グライシアが私の首に革製の何かを巻きつけている感覚がした。
「これ……首輪?」
「……チョーカーですわ。本当はもう少しマシなタイミングでプレゼントとして渡したかったのですけれど。今を逃すと、今日中には渡せそうにはありませんもの」
目の前に現れた氷の鏡に映っていた私の首に付けられていたのは……ハートのアクセサリーが付いた、黒い革の高級そうなチョーカーだった。
「あっ、ありがとう……すっごい嬉しい」
「決して、わたくしの傍から離れないでね。サテライト?」
素直に嬉しい、親友からのプレゼントなんて。熱に浮かされた身でも、素直に嬉しい。
だけどチョーカーはちょっと……いや、かなり重い気がする。アクセの中でもチョーカーは特に。まるで一回寝たくらいで、彼女面しているみたいで……
「何か失礼な事を考えているのは分かりますわよ?」
「あっ♡」
グイっとチョーカーを引っ張られて、彼女の顔が間近に迫る。
長いまつげとキリっとした目つき、中学生とは思えない程に端正な顔立ちだった。
「全く。自分が誰の犬か……本当に理解していますの?」
そんな彼女の口元が、弧を描く。サファイアのように綺麗な瞳が、私を射抜くかのように見つめていた。チョーカーのせいか興奮のせいか、呼吸が荒くなって上手く息が吸えない。
「サテライト……お座り」
チョーカーの金具に紐を通すと、即席のリードのようになってしまった。そんな私のリードをクロエちゃんがグイっと引くと……引っ張られたことで気道が少し閉まる。
「おっ、ぐっ……♡」
「お座り……できますよね?」
「あうっ……わん♡」
まるでワンちゃんのように、がに股になって腕を地面につける。気を抜けばカクカクと震えそうになる腰を必死に堪えてはいるものの、ピッチリと閉じた割れ目からヌラリとした液体が滲み出る。
「……それだけですの?」
「ちがっ……!? もっ、もっと……? へっ、へっ♡」
それでも不服そうな彼女に言われるがまま……胸を前に突き出し、舌をだらしなく突き出して見せた。そんな私の様子に漸く満足したのか、リードを引く手が少し弱まる。
「そうですわよね? 良い子です、ご褒美をさしあげますわ」
「うっ、うんっ……♡」
わしゃわしゃと、頭を撫でられるのは嬉しい……嬉しい? なんで、犬扱いされて酷い事されて……そんな相手に頭を撫でられて、安心感を憶えてるんだろう? なんてどうしようもない、変態さんなんだ♡
中学校の同級生で、親友である彼女にこんな事をさせるのは間違っている。
そう理性が叫ぶものの、そんなものは強烈な快楽で押し流される。
あはっ、ワンちゃんみたいに扱われて……身体がどうしようもなく悦んじゃってるんだ♡
そんな私の濡れた陰部と床を交互に見て、彼女が顔色を変える。
「あら、どうして床を濡らしてますの?」
「はへっ? こっ、これは……淫紋の、せいでっ」
「言い訳は求めてませんの。粗相をしてしまう犬には、躾が要りますわよね?」
有無を言わせず、私を膝の上へと抱えた彼女が……私のパンツを下ろした。そのままスカートを捲りあげると私の可愛らしいお尻が露わになる。
「ねぇ、こんな格好……恥ずかしいよぉ♡」
「恥ずかしくないと、躾の意味がありませんもの。それに……」
そんな彼女が腕を高く上げ──────振り下ろした。
「いひゃい!?」
「躾ですもの、言ってわからないなら……身体に教えてさしあげますわよ?」
「そんな事言われても───いっ!?」
ベチンと言う殴打音と痛みに、私の言葉は遮られた。まるで小さい子が悪いことをしたときのように、お尻を叩かれているのだ。
「なんでっ、やめ───いっ!?」
「ふふっ、可愛らしい鳴き声ですこと」
何度も、何度もスナップを効かせた一打が振り下ろされる。そんな私の目の前に現れた氷の鏡には、真っ赤な手形のついた私のお尻が映し出されていた。
「見えるかしら? 真っ赤なお尻ですわね、サテライト」
「それはクロエちゃんがっ……いっ!?」
「御主人様と呼べと言ってますわよ……ね?」
「んぎっ……!?」
一際強く叩かれて、ジンジンとお尻が痛む。そんな私の大腿をつーっと愛液が滴る。私、叩かれて興奮しちゃってるんだ……♡
「どうして叩かれてこんなにお股を濡らしてますの?」
それを指ですくった彼女が、笑顔のまま私の首筋を撫でる。
「ちっ、違くてっ! これは、これは……」
「わたくし、興奮して良いなんて言ってませんのに」
弁明しようにも、紛れもない事実だった。そんな私の背筋をゾクゾクと嫌な予感が伝う。
「濡らすなと言ってるのが……まだ分かりませんの?」
「んぎっ!? ♡」
鞭のように振り下ろされた手のひらが、バチンと一際大きな音を立てる。興奮しちゃダメなのに、こんな惨めな状況で……興奮しない、訳がなくて♡
「やっ、やらっ♡」
「人語を介する犬が、何処にいますの?」
「いっ!? ごっ、ごめ……いたいっ♡」
何度も、何度も執拗に音が出るようにお尻を叩かれて……もうお尻に赤い手形がついていない部分なんて無くなってしまっていた。グライシアは、そんな私のお尻を関係ないと言わんばかりに叩き続ける。
「分かったら、返事は何て言うんですの?」
「わっ、わん! わんっわん♡」
「なんて言ってるのか……分かりませんわよっ!」
「いっ♡なっ、なんでぇ……! 私、言う通りに……‥いッ!?」
どうしてこんな事をしているのか……ようやく分かった。心を摘み取る気なんだ、私の尊厳をぐちゃぐちゃにするつもりなんだ。逃げ、ないと?
「口答え……躾が足りませんでしたわね」
「ごめ、ごめんなさい! わん、わん!」
必死に赦しを請うても、返答の代わりお尻に返ってくるのはスナップを利かせた手の平だった。スパン、バチンと音を出して私の可愛らしい真っ赤なお尻が更に手形に染まっていく。
「良い姿ですわね、自分でもそう思うでしょう?」
ぐいっと頬を掴まれて、鏡の方へと向けられる。淫な顔をして頬を染めている私が、私を見つめていた。お尻、叩かれて……こんなに感じちゃうなんて……♡意識すればするほどに、お股から流れ出る愛液が止まらなくなる。
「見ちゃ、やらぁ……♡」
「可愛らしいおねだりですわね、その顔に免じてご褒美をさしあげますわ」
ようやく解放されてグッタリとした私を、御主人様がベッドへと寝かせる。お尻がジンジンと痛くて、気持ちいい♡あっ、ダメだ……変なクセ、ついちゃう♡
「ほら、サテライト……貴方から差し出しなさい?」
本当は、もうやめてって言わなくちゃいけないのにっ……♡
「わっ、私の身体……ご主人様の、好きにして……ください♡」
「よく言えましたわ、躾の甲斐がありましたわね」
ワンちゃんが、御主人様に逆らえるわけなくて。私は、自分の身体の権利を完全に手放した。
そんな私に近づいた御主人様は……想像よりも優しく私の身体を後ろから抱きしめる。
「よしよし、良い子ですわね」
「あっえっ……?」
痛いことされてたのに、頭撫でられて急に優しくされると……頭がおかしくなりそうで。そんな彼女の指が、私の胸元へと伸びていく。
「あっ、気持ち……良いっ♡」
「ほら、何処が良いかちゃんと教えなさい。前に教えましたわよね?」
「乳首、すりっすりっ♡ってされるの気持ち良い……です♡」
指の腹で服の上から乳首をスリスリと撫でられると、乳首に血液が集まってぷっくりと乳頭が膨らんでいく。彼女の指の腹が触れるたびに、気持ち良くて、じんじんして……切なくて……そんな指がいきなり先端を向ける。
「あっ、乳首かりかりってしちゃだめっ♡だめ、だめ♡」
「そんなに気持ち良さそ~うによがってくれるなら、ご褒美の甲斐がありますわね?」
ペラリとめくられた私の服から、ピクンと勃起したピンク色の突起が姿を表す。触れるか触れないかくらいで、スリスリと指を動かす御主人様の一挙一動に乳首の先がピクピクと震えている。
そのままギュッギュッって乳首を挟まれて、先っぽがぷっくりと勃起しきった時の事だった。
「それじゃあ……はむっ♡」
前に移動した御主人様に前から抱きしめられて……お胸からかぷりと音がして。
乳頭を口に含まれたまま、甘噛みをされたのだと脳が理解した頃には……既に全てが遅くて。
「~ッ!? あっ、それダメっ♡」
「ちゅ~♡ほうれふ? きもひいいでふわ?」
食べられた、食べられちゃった♡口の中あったかくて、舌で舐め取るように乳首を転がされて♡唇でチュパチュパと吸われている。
「ん”っ”♡やめてっ、おっぱい出ない……出ないからっ♡」
そんなご主人差は時折カプリと、マーキングするかのように私の胸肉に噛みつく。
おっぱいがじんじんして、気持ち良いのがお胸全体に広がって♡ご主人様におっぱい吸ってもらえて、甘噛みの痕でマーキングされて……私幸せなんだ♡
「気持ち良い、気持ち良いですっ♡それっ、好き好きっ♡」
「んっ、反対も……いただきますわね」
唇で吸い上げるように乳輪ごと吸われて、下で転がすように乳頭をチロチロと転がされる。油断した頃に歯がぎゅっと乳首を潰して───痛くて、気持ち良くて♡
「んっ、あっ……あっ♡」
「ほら、こっちは指で……良い顔ですわ」
「あっ、来ちゃう♡なんかくるっ♡」
ご主人様にお胸を押し付けながら、身体が快楽で跳ねてぷしゅりと愛液が床を濡らす。
「───はっ、はぁっ♡えっ?」
「お胸だけでイけるなんて……才能がありますわね」
イッ……た? お胸だけでイっちゃったの……私?
一人でするときも、イっちゃった事無かったのに?
じんわりとおっぱいの先の方に残る甘い痺れが、思考を麻痺させていく。
そんな私の乳頭を押しつぶすかのように、指先でグニュリと摘まれて。
「んにっ!? ♡今っ、イったばかりで敏感ッ……♡」
「それがどうしましたの? わたくしはまだ……満足してませんわよ」
プシュって、気持ちいいのが止まらなくて2度目の絶頂を迎えた。そんな私を見ても彼女は、責めの手を緩めるどころか……更に苛烈に私を責め立てる。
「もうっ、乳首やらっ♡あっ、イクイクイクっ♡」
「はむっ……♡なるほど、別の所が良いんですわね」
そんな彼女は、私のお股を広げると……指先でイジイジと私の勃起したクリトリスを弄り始める。
「随分、期待してたみたいですわね。触れるたびに身体がピクピク震えますわ」
「頭チカチカしてっ、帰ってこれなくなっちゃいそうなのっ♡」
「へぇ……そうなんですのね。は~むっ♡」
舌がチロチロと割れ目をなぞる。私の愛液を舐め取るかのように、舌が……
「ダメっ、そんな所舐めちゃ……やっ♡」
「何処を舐めちゃダメなんですの?」
「おま……おまんこ、舐めちゃ、ダメっ♡」
「そんな良い反応されちゃ……嫌って言うに決まってますわよ」
「なっ、話が違っ♡」
ペロペロと舐められて、ちゅっちゅっと吸い付かれて。その度に快感が身体を突き抜けて……っ。
気持ちいい、気持ちいけど。またこのままじゃ、一人で気持ちよくなって……私も、御主人様にご奉仕しないといけない。
「ご主人様ぁ……向きを変えてくださいっ」
「向き……? こうですの?」
股下からお股を虐めていた御主人様のお尻が目の前にやってくる。そんな彼女の黒いショーツは、既に愛液らしき液体でじんわりと濡れていた。
「脱がしちゃう……ね」
「あっ、ちょっとおばか……!」
スルリとパンツを下ろすと、彼女の割れ目と大きなお尻が露わになる。
「御主人様も……興奮してたんだね?」
「あっ、ちょっと……ちゃんと脱ぐから引っ張るんじゃありませんわよ」
ショーツを脱いだ彼女の大腿を、たらーっとを伝う愛液を舐め取ると……御主人様がピクリと震える。
そんな私に負けずとしてか、彼女の唇が私の敏感になったクリをちゅうちゅうと吸う。
「んっ……♡あっ、クリ好きっ♡ちゅ~っちゅ♡」
「ちょっ……っ♡生意気な、わんちゃんですわねっ……♡」
お互いがお股を舐めるために身体を重ね合わせれば、必然的にぎゅむっと彼女の豊かな双丘が私に押し付けられる。シックスナインと言われる体位だった。
はぁはぁと、彼女の吐息がお股にかかっているのを感じる。ご主人様が、私の舌で感じてくれているのだろう。もっと、もっと気持ち良くしてあげないと……♡そんな気持ちが大きくなって、ペロペロと犬のように小陰唇を舐め続ける。
トロトロになったおまんこから響く、ピチャピチャと言う水音と荒い息遣いだけが暗い室内に響き渡る。快楽がピークに達しそうになって、ブルりと身体が震える。
「ご主人様っ、もうイキそう……‥っ♡」
「そう、わたくしも……んっ♡」
きゅっとクリトリスを唇で甘噛みすると、同じようにご主人様もクリを口に含んで───
「イ───っ♡あっ、んっ♡」
「いっ───くっ♡」
ブルリと、互いの身体が震えて───絶頂を迎えた。
イったばかりの余韻に浸っていると、押し付けられた彼女のお胸が細かく震える感覚が身体に伝わってくる。ご主人様も、気持ちよくなってくれたのだろう。
プシュっプシュッと愛液を噴き出しながら、彼女のお股が快感に震えている。雌の匂いが色濃く漂うその秘所に、追い打ちをかけるようにキスをする。
「んぐっ♡やめっ、今イッ……て♡」
その後、へなへなと腰が降りてきて……お股を押し付けられるような形になる。彼女のたわわなお胸と、柔らかいお尻の感触が良い、良くはあるのだが……
「腰が抜けて……立ち上がれませんの。すっ、すぐにどきますわ……」
甘い雌の匂いが、肺一杯に広がる。息を吸うかわりに、彼女の愛液が口内に入り込んで……唾液と混じり合って。ご主人様のお股、エッチな匂いがして良いんだけど……これっ、息が吸えなっ……?
「さっ、サテライト? 返事を……サテライト?」
何度目かの、幸せな窒息と共に……私は意識を手放した。