時系列的には↓の19話の最中~後になります
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後編は明日の20時頃予定!
薄暗い部屋で、眼前に迫った氷の鏡を防いだ……後の事。
「お着換えを用意してありますのよ、採寸は済んでいるから合わない筈は無いと思うのですけど……」
「ね、ねぇ……クロエちゃん♡身体熱くて……」
「少しの辛抱ですわよ、大丈夫。ご主人様に全て任せておきなさい?」
衣服を全て脱がされて、丁寧に机の上に並べられる。
と言っても、スケスケのネグリジェ一枚しか身に着けていなかったわけなんだけど……
「ほら、これですわ? わたくし、とっても似合うと思って」
「尻尾と着け耳と……手袋と靴? 待って、服は……!?」
「犬に服を着せるのは、少数派ですのよ?」
されるがままに、お犬耳のついたカチューシャを頭部へとつけられる。
手袋は……形以外は特に問題は無いけど……尻尾は?
「ねぇ、それどうやってつけるつもり?」
「プラグがあるので大丈夫ですわよ、力を抜いて……」
「いぎっ!? あっ、やっ……」
ゆっくりと差し込まれる異物感に、思わず腰が跳ねる。
まるで返しのようになっているプラグは、お尻の穴にゆっくりと入っていき……尻尾はフラフラと所在なさげに空中で揺れる。
「ふふっ、お似合いですわよ」
「こんにゃの……用意して……初めから、エッチな事するために……」
「ほら、次は手袋ですわよ? モフモフしてて、とっても可愛らしいんですの」
私の膝まであるモフモフで肉球付きのブーツのような靴と、指をすっぽりと覆う大きな手袋には肉球がついていて……
防寒の効果はあっても、手袋としてのそれ以外の機能はまるで持ち合わせていない。
指を開こうにも、何かを掴もうとしても手袋の先の肉球が揺れるだけに終わる。
鏡に映った私は、酷く煽情的な格好で。
これでは、まるで……
「腕と足と言うよりかは、前脚と後ろ脚ですわね? まるで本当に獣のよう……」
「うぅ、酷いよぉ……」
そんな中パチリと手袋の留め具が閉じられた音がする。
もう私一人では、この手袋を脱ぐ事すら出来ないという事に気付いた。気づいてしまった。
「そんな風に口で言っても、こんなにぷっくりと乳首を立たせていては説得力がありませんわよ?」
「あっ、あぅ……これは、違くて。淫紋の所為で……」
「そういうことにしておいてあげますわ……ね?」
この状況を愉しんでいる事を雄弁に主張するかのように、乳輪全体がプックリと勃起していた。
あの夜にされた事を、身体が憶えている。
先っぽがジンジンと、弄ってほしそうに疼いて仕方がない。
「ならこのお散歩も、淫紋の所為だから仕方なく……ですわよ?」
首に巻かれたチョーカーに、じゃらりと音を鳴らして鎖が巻き付けられる。
引かれたリードが、どうしようもなく自分の立場を示していて。
「ほら、行きますわよ……
「あっ、待って
その第一関門は、部屋から出るための扉だった。
「ほら、自分で扉を開けなさい?」
「んっ、はいっ……」
扉を開けようと膝で立ち上がり……ドアノブを掴もうとしてスルリと滑り落ちる。
前脚となってしまった腕では、こんな扉のドアノブ一つ満足に開ける事が出来ない。
その事がとても惨めで……
「あっ、開かない……」
「そんなこと一つ、満足にできませんのね?」
失望とため息、それに後ろからの刺さるような視線。
惨めで、惨めで、泣きたくなるくらい惨めで───どうしようもなく、興奮する。
「でっ、出来ます! 見捨て……ないでくださいっ♡」
必死に、滑らないように腕全体でドアノブを掴んで……
肘で挟み込んで、ようやくドアがガチャリと音を立てて開く。
「でっ、出来た……」
「よしよし、よく出来ましたわね?」
ご主人様が、頭を優しく撫でてくれて……それだけで心地良くて思わず目を細める。
頭……撫でられるの、好き♡
「それじゃあ、廊下に出ますわよ? ほら」
「えっ? あっ、やっ……♡」
ズルズルとリードに引きずられるように廊下へと躍り出る。
冷たくて、暗い廊下は電気こそついていないものの……十分な光量の月明かりが照らしていた。
「やっ、こんな格好で……」
「大丈夫ですわよ、人通りは少ないですし……」
人通りは少ない、それはつまり……居ない訳では無いということ。
もしも、もしも誰かが通りかかれば……間違いなくバレる、バレてしまう。
「その時は、本当に飼ってしまえばいいだけですもの♡」
「あっ、あうっ……♡」
もしも人が通りがかれば、私の人生が終わる……終わってしまう。
そんな場面を想像して、どうしようもなく興奮してしまう私は手遅れだった。
「愛犬とのお散歩……こういうのも悪くはありませんわね?」
「うっ、ううっ……」
草木も寝静まっていそうな夜廊下で、チョーカーに付けられたリードを引っ張られて歩き出す。
行きたくなくても、首が閉まるから前に出ないといけない。
だけど『歩く』といったものの、膝と腕の四足で歩くその姿は、どちらかと言うとハイハイに近い。
身体が動くにつられて、大きな尻尾がブンブンと揺れる。
本当に動物として扱われているような感覚がしてどうしようもなく……ゾクッとする。
一人と一匹の足音が、冷たい廊下に響き渡る。
お願いだから、誰も来ないで……
「あら、困りましたわね」
「あっ……♡」
なんていうそんな願いは、幸か不幸か響くもう一つの足音によって破り去られる。
廊下の突きあたりから響く、コツコツと歩く足音。
慌てて柱の陰に身体を押しやられ……ひんやりとした窓へと身体を押し付ける形になる。
「お嬢様、何かご入り用でしょうか」
声からして、メイドの女性……夜の暗さからかこちらに来てもおかしくはない……そんな状況♡
もしも窓の外に人が居たら、どうしよう♡
そんな気持ちが大きくなって、ひんやりとした窓に押し付けられた乳首がぷっくりと大きくなる。
愛液がとろーっとお股から流れて、クリが冷たい壁に押し付けられて声が出そうになって♡
「いえ、少し外の空気が吸いたくなっただけですのよ」
バレたい、バレたくない、バレたい♡
軽蔑したような目で見られて、どうしようもなく呆れられたい♡
やだっ、人間としてまだ生きていたいよ♡
「ただ、この後もう一度湯浴みをするからお湯を用意しておいてくださるかしら」
「かしこまりました、お嬢様」
ご主人様がそう告げると、足音が少しずつ離れていく。
助かった、助かった……?
「もう声を出しても良いですわよ」
「ふっ、ふへぇ……」
そんな安心感と共に、へにゃりとその場へと座り込む。
どんな感情かは分からないが、目元からじんわりと涙が滲む。
「ふふっ、可愛らしいお顔ですこと♡」
そんな私の涙を舐めとって、ご主人様は愉しそうに……笑った。
外へと続く扉を何とかして開く。
吹き付ける風は、夏とは言え夜なだけあって少し肌寒かった。
屋敷の扉を出て、散歩の舞台は月明かりが照らす庭園へと場所を変えた。
レンガ作りの道を歩いて、ライトアップされた噴水の元へとクロエちゃんは向かっていく。
リードの付いた私は、それに付き従うしかない。
「綺麗な薔薇でしょう? ローズティーにしたり、お風呂に浮かべたりもしますのよ?」
「うっ、うんっ……」
寒さで肌と恥部が粟立つ、見晴らしのいい庭園は……屋敷の窓からも覗くことが出来るだろう。
見られているかもしれない、そんな恐怖で思わず膝がガクガクと震える。
綺麗な庭園だが、そんな事に意識を割く暇なんて無い。
「あら? 気が利かなくてごめんなさいね?」
「あうっ、何が……」
「催してしまったのでしょう? ちょっとお待ちになって?」
「なっ、違っ……!?」
別に震えているのはお手洗いに行きたいからじゃないのに、クロエちゃんはリードをもって噴水の近くにある薔薇の花壇へと近づいていく。
チクチクとした棘の付いた茨と、真っ赤なお花のついた薔薇の花壇。
お手洗いに行くにしても、なんで花壇に……
「ほら、ここでしていいわよ? その為のスコップも持ってきてるのですわ」
「そっ、そんにゃ……ペットみたいにっ♡」
「みたいも何も、ペットですもの」
そう言ってじりじりと近づいてくる彼女が持っている鞄は確かに、スコップが見え隠れしていた。
本当に、お外でさせるつもりなんだ。でも、出ないモノは出ない……
「しずくはおしっこも出来ないのかしら、困りましたわね……」
「名前……今……呼ばないでっ♡」
「何を言ってますの? 貴方はしずく、星乃しずくですわよ。どんな格好をしていても……ね」
クロエちゃんは意地悪だ。
何時ものグライシアの時よりは少しだけソフトではあるものの……彼女の目は、確かに『星乃しずく』を……私を見つめている。
サテライトでも、優等生として被っていた外面でも無く。
ありのままの私を見つめて、その上で躾けようとしている。
「ほら、何か病気かもしれませんし……私が見てあげますわよ。よく見えるように広げてごらんなさい?」
「はっ、やだっ……あっ♡」
私のお股を広げようとして、拒んだ私の乳首をぎゅっと抓り上げる。
痛くて、怖くて、気持ち良くて……思わず甘い声が漏れ出る。
「だめですわ、腕は頭のう・し・ろ。理解できますわよね?」
「あっ……うん♡」
そのままリードを引っ張られれば、僅かな抵抗も虚しく……爪先立ちで両膝を開いたまま腕を後ろに組まされる。
それはいわゆる、
ダラリと緩んだリードと腰程まである茶髪、それ以外に私の身体を隠すものはない。
「恥ずかしい……よぉ♡」
「見られるのも好きなのですわね、うちの子にも困ったものですわ……」
噴水の周りはライトアップされているだけあって、他の場所よりも私の身体がくっきりと見える。
もし人が通りかかったら一巻の終わり。
分かっている……分かっているからこそどうしようもなく興奮する。
月明かりがゆらゆらと揺れて、草葉を揺らす風が身体を撫でる。
脇も、クリも乳首も……恥ずかしい所を大っぴろげにされて、隠すことも許されない。
「ふぅん、こうして見てみるとお椀サイズのおっぱいに比べて……乳輪と乳首は少し大きめですわね? とってもいやらしい形ですわよ?」
「見ちゃ、だめっ……言わないでっ♡」
「クリは勃起してるにしても少し大きいですわね、一人でするときは弄ってるんでしたわよね?」
「してな……あ”っ”♡はいっ、してます♡」
乳首を抓られて、嘘を咎められる。
痛くて、気持ち良くて……ご主人様の言う事聞かなきゃって気持ちにさせられちゃってる♡
「出ませんわね……少し刺激してあげれば出ますわよね?」
「なっ、何をっ……」
座り込むとカバンの中から袋を取り出すご主人様。
そんな彼女が袋から出した白い棒状のそれは、耳かきに使うはずの……
「ほら、自分で開きなさい?」
「やっ、何するつもりなのクロエちゃん!? いやっ、嫌……」
「口答えするんですのね、はぁ……自分の身分を……」
「あっ、やだっ! 躾は嫌ですっ! 出来ますっ♡」
ふさふさとした手袋で、必死に自分のお股を開いてご主人様に見せつける。
恥ずかしい、恥ずかしいけどもう躾はイヤで……そんなに見ないで♡
「ふぅん? 嫌々ですのね?」
「違っ、あっ……見てください♡しずくのおまんこ、一杯見てください♡」
媚びるような声で、必死にお股を開いて腰を揺らす。
アピールしないと、躾されちゃうから♡
「及第点ですわね、今ご褒美を差し上げますわ?」
「んッ♡お願いします、えへっ、えへへ……」
白い綿棒が、私の秘所へと宛がわれる。
愛液でヌルヌルになった外陰を撫でて、クリを刺激する。
「んっ……♡」
「少し痛むかもしれませんけど、声は我慢するんですのよ?」
「えっ、へっ……?」
言葉の意味を理解したその瞬間、ズルリと綿棒が私の尿道の入り口へと宛がわれる。
おしっこをするための穴なのに、そんなもの入る訳が───
「ぎっ!? あっ、ぐううっ───♡」
「そうそう、声は抑えるんですのよ?」
ずりずりと、細めの綿棒が尿道を押し広げるかのように刺激して。
「お”っ”♡お”ぉ”ぉ”~? ♡」
「獣みたいな喘ぎ声……ふふっ、可愛らしいですわ♡」
やだっ、嫌だ……そんな気持ちと不快感を押し流すように。
快感が身体を突き抜けて、それで───
「あっ……あーぁ……♡」
「良くできました、凄い勢いですのね?」
痙攣と共に、ぷしゃあああと綿棒を押し流すように尿道から液体が漏れ出る。
頭撫でられながら、漏らしちゃってる♡同級生の……女の子に♡
「安心して、全部出しなさい? 大丈夫、とっても可愛らしいですから」
「あっ、見ちゃやらっ♡あっ、あぁ~? ♡」
おしっこをしているのか、失禁しているのかは分からないけど……
「さて、お礼は無いんですの?」
「うっ、ううっ……おしっこ、お手伝いしてくれて……ありがとうございます」
「そうですわね、ふふっ……良い顔ですこと♡」
頭を撫でられながら、膀胱に残ったものがプシュリと漏れ出る。
人としての道を、一歩踏み外してしまったのだけは確かだった。
噴水の周りにある、白いテーブルとテーブルクロス。
二つある筈の椅子は、一つしか使われておらず……
「マットレスを敷いてあげましたわよ、ほら座って?」
そんなテーブルの下で、私はごろんと横になっていた。
彼女が履いていた靴を脱いで、ガーター付きのストッキングが露わになる。
「ほら、どうすればいいかは言わなくてもわかりますわよね」
「はっ、はいっ……わん♡」
むわっと汗ばんだストッキングに舌を這わせ、ペロペロと舐めとる。
満足してもらえるように、ストッキング越しのおみ足にキスをする。
「はむっ♡へっ、へっ……ちゅっちゅ♡」
「そうそう、上手上手……んっ♡」
それだけでは飽き足らずに、彼女の足指を口に含む。
しょっぱさと、彼女の足先の匂い。
不思議と不快感は無かった。
「ふっ、ふぅ……中々悪くありませんわ……ね♡」
でろーっと糸を引く唾液。
そんな私のご奉仕に満足したのか……彼女がもう片方の脚でグリグリと顔を踏みつける。
暖かい脚が、色濃く香る彼女の匂いが……どうしようもなく興奮を誘う。
「ほら、次はここ……その、嫌ではありませんわよね?」
そう言ってご主人様が、自信なさげにお股を開く。
スカートの下に除くパンティーは、クロッチの部分が愛液からかじっとりと濡れていた。
「うっ、うんっ♡いっぱい気持ち良くなってください、ご主人様♡」
下着を下ろすと、既にグショグショに濡れていたお股と真っ赤に勃起したクリトリス。
彼女もまた、私の痴態に興奮してくれていたのだろう。
そう思うと、お股の奥がまた熱を持つ。
「んっ♡」
クリトリスに舌を這わせると、控えめな甘い声が響く。
外陰を舌でペロペロと舐めとるが、舐めとった先から愛液が漏れ出てきて……
「そっ、んっ……その調子、ですわよ」
そして、彼女のクリトリスへ何度もキスをする。
「ちゅっ、ちゅ……ちゅ~♡」
「───っ♡もっ、もう充分で……♡」
「はむっ♡」
クリトリスを唇で挟み───逃げられないように咥えこむ。
ガクガクと震える腰、太腿で挟み込むように顔を圧迫しているが……それでもまだお掃除を続ける。
「あんっ♡あっ、あっ……♡」
甘い嬌声が響き、仰け反った彼女がガタガタと椅子を揺らす。
顔を挟み込んだ太腿が、カクカクと痙攣を繰り返している。
「───あ”っ”♡」
最後に、少しだけ歯を立てて彼女の小さなクリを甘噛みする。
一際大きな痙攣とともに、彼女の脚がぐったりと力を失う。
ゆっくりと彼女の股下から這い出て、テーブルクロスを捲り顔を出せば……真っ赤な顔の彼女で絶頂の余韻に浸っていた彼女と……目が合う。
そんな彼女の前で、口の中に溜めこんだ彼女のデロリとした愛液を……
「あ~っ、ほらぁ♡んっ……ぐっ」
見せつけるようにごっくんと飲み込んだ。
そんな私の顔を、羞恥で真っ赤に頬を染めた彼女が……見ていた。
「えへっ……クロエちゃん……気持ち良さそう♡」
「いっ、犬の分際で、生意気ですわね……」
真っ赤になった顔で、そんな事を言われても可愛いだけだった。
そんな中で、机の上に置かれたベルが───チリンと鳴り響く。
「なっ、何の音?」
「ふうっ、んっ……主導権の取り方という奴を……教えて差し上げますわ」
何の、一体何のベルなのか……その答えはすぐにわかる事になった。
ドアの開く音と、一人分の足音。
慌てて身を隠すが、それが示すのはつまり───
「お嬢様、紅茶をお持ちしました」
「ご苦労ですわ、爺や」
あっ、居る……居るんだ。
このテーブルクロスを一枚隔てた先に、人が居るんだ♡
「夏とは言え夜にお外を出歩かれては、お身体に……」
「ふぅ……大丈夫ですわ、わたくしの魔法をご存じでしょう?」
机の上に置かれた、ティーカップらしきもの。
そんなやり取りの最中だというのに、彼女の脚が私のお股に伸びてきて───踏みつける。
「───ッ!? ♡」
クリを押しつぶされて、思わず必死に抑えようとしても吐息が漏れ出る。
声、出しちゃダメなのに♡ご主人様が意地悪するっ♡
だめ、えっ、本当に洒落にならない♡
「……出過ぎた真似をしてしまいましたかな?」
「いえ、その心遣いには感謝いたしますわ……爺や」
そう言いながらも、ご主人様がもう片方の脚で乳肉を踏みつける。
ぐにゅりと、先端を潰すかのように……執拗に。
「───ぁ♡」
「それではまた何かあれば、お呼びください」
「えぇ」
去って行く足音、やった、良かったぁ。もう離れていくみたいだね?
なんとか、何とか助かっ───
そんな甘えを見抜いたかのように、彼女の脚が私のお股へと振り下ろされて───
「───お”っ”♡」
「……お嬢様?」
やばい、バレたら終わる♡終わる♡
気持ちいっ、あっ……♡
「うっ、う”んっ、少し喉の調子が悪いみたいですわね」
「そうですか、喉に良いものを用意させますが……くれぐれもお身体にはご自愛を」
「えぇ、お休みですわ……爺や」
バタリと扉が閉められたのと同時に、プシュリと愛液を吹き散らす。
そんな恍惚とした私の顔を、ペタペタと脚で踏みにじるご主人様は……
「声……出しましたわね、わたくしがあらぬ疑いをかけられる所でしたわよ?」
「ひっ、ごめっ……」
「謝罪で済む訳が無いでしょう、誠意を見せなさい?」
「はっ、はひっ……♡」
ライトアップされた噴水の縁へと腰をかけさせられ、またもだらしなく身体を晒される。
顔から火が出そうな程に恥ずかしい、頭が茹って正常な思考が失われていく。
「わたくしが何に怒ってるか分かるかしら」
「変な声……出したから……」
もし誰かに見られでもしたら、どうしよう。
軽蔑されるのだろうか、それとも嘲笑されるのだろうか。
お嬢様は遂に人を飼いはじめたのだと、ペット扱いをされるのだろうか。
そのどれもが酷く魅力的で───蠱惑的に思える。
「違いますわ」
「んにっ……♡」
ぐりぐりと乳首を抓られて、甘い声が漏れ出る。
乳頭を指の腹で潰されたまま、彼女の質問は続く。
「先っちょ敏感でっ♡おっ、お”お”っ───♡」
「ヨガってないで、質問に答えなさい?」
「あっ♡私が我慢できなくて、おまんこの音出しちゃったから♡ぎっ♡」
「不正解、本当にわかりませんの?」
だらしない乳肉に、ビンタされて……痛いのに、興奮してしまう。
「他の男に、私の可愛いしずくの嬌声を聞かせた事……ですわ。ルクスもティンカーベルも居ますし仕方ないとはいえ……もし、男に媚びて尻尾を振るような事があれば……貴方を殺して、わたくしも死にますわよ」
「あの人、初老のおじいさんじゃ……いっ♡」
「返事は、「はい」か「わん」で答えなさいと……言いましたわよね?」
その愛の重さに、背筋が震えるが……悪くない気分だった。
とは言え心配にさせてしまったらしい、私は……
「はっ、はいっ……ごめんね、クロエちゃん」
「別に、謝る必要はありませんわ。でも……そうですわね」
胸に奔った、まるで電撃のような痛みが身体を痺れさせる。
「デコピン……みたいなのも好きなのかしら、教材にはそう書いてありましたけど」
「……ぎっ!? なんてものぉっ♡読んでるのクロエちゃん……!?」
それがデコピンをされたという事に気付いたのは、その痛みが引いてからの事で。
「私を好きって言ったら止めさせてあげますわ、だから……何時言ってもいいのですわよ?」
「ちょっ、そんなのズルっ……い”っ”♡」
立て続けに起きた、あまりの衝撃に思考がスパークしたかのように真っ白になって。
大きな声を上げそうになったのを必死に抑えるけど。
それでもまだ終わりじゃなくて……
「本当にマゾなのですわね、筋金入りですこと」
「あっ、やめっ♡戻れなくなる……!?」
「なら口に出せばいいだけですわよ?」
安心感を求めてか、どうやら彼女は愛の言葉を欲しているようだった。
だけど一時の快楽に負けて愛を囁くのは私の矜持に反する……とまでは言わないけど。
こんな事で告白してしまえば、今までの関係が崩れてしまうようで怖かった。
「それともして欲しいから黙っているのかしら?」
「違っ♡痛っ♡」
「ほら、ぴーんって……弾いてほしそうに乳首も勃起してるじゃありませんの」
「それはっ、違くて……♡」
だから耐える、必死に耐える。
そんな私の身体ではなく、心を摘み取る方向へと彼女は切り替えたらしく……
「しずく? おすわりは出来るかしら」
「やっ、恥ずかし……」
「出来ないんですのね? はぁ……」
「でき、出来ます♡」
M字に股を開いて、へっへっと舌を突き出す。
私の自尊心をぐちゃぐちゃに砕くべく、恥ずかしい恰好を取らせ続ける。
「ほら、しずく……ちんちんですわ」
「えっ、やっ……あっ♡やりますから、躾は……♡」
そのまま前脚を挙げて、直立状態になる。
服従を誓うかのようなそんなポーズに、思わずお股がとろんと濡れる。
「良い恰好ですわ、本当に可愛らしい……」
そのまま暫くは……腹を見せて寝っ転がらせたり、膝を立たせてうつ伏せにされたりと……思いつく限りの屈辱的なポーズを取らされ続けた。
情けなさからか思わず流れた涙を見て……うっとりとしていたクロエちゃんは、やはり天性のドSなのかもしれない。
それでも彼女は、愛の言葉を強制させる事はしなかった。