※この作品はR-18です。

『神號』   作:三流木青二斎

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第1話

 

妃龍院家は千五百年前から続く龍神崇拝を行う神官の家系である。

奉る龍神は陰の質を持つ幻獣、陰陽で示せば男性は陽、女性は陰、この事から妃龍院家が崇める龍神はメス、そして妃龍院家の血筋を持つ女性は、龍神の生まれ変わりとされている。

この事から、妃龍院家の血筋は女性優位の女尊家系であった。

 

永きに渡る歴史の中、男性が妃龍院家に立つ事は無く―――、如何に優秀な血筋を持つ者だろうとも、男であれば妃龍院家の後継になる事は能わず、その事に際し不満を抱く男衆は鬱憤を溜まらせる他無かった。

妃龍院家に属する女中ですら、男衆に際し明確な差別と侮蔑による男性としての矜持の踏み躙り。

長きに渡る尊厳と不満が、遂に爆発に至った。

 

事の発端は、妃龍院家の男衆の謀反であった。

長きに渡る女尊男卑の歴史により、家臣らは妃龍院家との決別に踏み切る。

男衆のみならば妃龍院家の女頭首のみで事足りるが、謀反を興した男衆は事前に同盟を組んでいた。

術師の家系としては百年程度と言う浅さでありながら、既に術師十家の一角に至る程の実力を持つ新興家系、洞襤守(うろぼろす)一族。

彼らは十五名程の僅かな血族でありながら、術理の性能のみで危険指定にまで上り詰めた存在。

 

彼ら洞襤守一族と男衆は同盟を結ぶ際に条件を提示し、それを飲んだ。

男衆が妃龍院家の当主となる代わりに……妃龍院家の女人、全てを洞襤守一族の性欲処理の玩具として献上する事、そして……その前金として、妃龍院家に属する女中を数人、献上する事。

 

本来ならば身内や身寄りの無い戦争孤児を育てた身近な仲間を売る様な真似など出来ない、だが……先述も申した通り、妃龍院家は女性優位の女尊男卑の家系である。

既に、女性達に対する情など持ち合わせておらず、早々に女中を屋敷から拉致した末に、縛り上げて洞襤守一族へと引き渡した。

 

 

「ほれ、ケツを向けんかッ」

 

そう叫ぶと共に壁に向けて巫女を叩き付ける洞襤守一族の男。

彼女達は両腕を背中に向けた状態で縄で縛られており、身動きが出来なかった。

 

「う……ぅぅ……」

 

恐怖に怯えて泣く巫女が居る。

妃龍院家の中では一番若い巫女であり、未熟で平坦な肉体は、洞襤守衆の一人が味見を行った為、膣と乳房は唾液まみれだった、辛うじて破瓜はしてないが、時間の問題であろう。

 

「~~っ」

 

妙齢の巫女は、線の細い黒髪が脂汗で肌に張り付いていた。

女人として肥大化した乳房は乳首が埋もれた陥没乳首であり、胸の谷間には射精による白濁とした体液が粘りついている。

口の周りも同様であり、彼女のぷっくりとした唇を使い、射精を行った亀頭を拭ったのだ。

それに加えて、肛門が開きっぱなしであり、袴を破かれた事でだらだらと垂れ流す愛液が分泌される陰唇とぱくぱくと開き続ける肛門を晒していた。

 

 

線の細い、華奢な巫女も居た。

一番反抗的な目で洞襤守衆を睨んでいたが、目付きに苦言を漏らすと共に何度か臀部を叩き、真っ白な臀部に紅葉を作ると声を甘い声と共に腰がガクつき、その場に膝から崩れ落ちてしまう。

生粋の被虐性欲性癖である事が露見され、耳まで真っ赤になる彼女に再び立たせようと洞襤守衆の一人は自らの中指に痰を絡めると、弱弱しい彼女の臀部の中指を近付けて肛門に向けて中指を突っ込んだ。

強く引き締まる肛門の中、ぎゅうぎゅうと中指を咥え込むので、男は中指を鉤爪状にして持ち上げると、苦しそうな甘い声と共に砕けた腰を強制的に上げさせた。

 

「良し、全員並んだな?」

 

洞襤守衆は巫女が壁に手や頬を付けて、尻を剥き出しにしている様を傍観しながら股間を膨張させる。

そして、洞襤守一族の長である白髪の男が着物の袴を脱ぎ捨てると共に陰茎を晒した。

 

「オヤジ殿ォ!早く儀式を終わらせて下さいよぅ」

「お、俺ら、我慢が出来ねぇですよォ!!」

 

女人の尻を眺めながら、洞襤守東幻斎は陰茎を膨張させ、穂先の如き怒張摩羅を披露した。

 

「貴様ら巫女は、龍神に身を捧げていると聞く、男性との接触を断ち、生涯を処女で過ごすとな」

 

線の細い、痩せ型な体質をする巫女の陰唇に亀頭を押し付ける。

 

「貴様らは儂の、洞襤守家の女となる、我らの性欲処理としての栄誉を賜る、さあ……これより開通の儀式を始めよう……ぞっ」

 

ずぶりと、巫女の神聖なる肉壺を鋼鉄の如く硬直した陰茎で貫いた。

 

「お、おぉぉぉ……中々具合が良いではないか」

 

「っ、ずっ、ぅッ……んっ、ぅ」

 

腰を振りながら洞襤守東幻斎は巫女に向けて屈服を命じた。

 

「処女を貰ってやったのだ、感謝の言葉を言わぬか、この愚か者めがッ」

 

蔑みの言葉と共に臀部を叩く。

臀部を叩いた際の衝撃が子宮へと響き出し、喉奥から快楽の声が漏れた。

 

「ッ~~~、だ、れが、言うもの、ですかッ」

 

強がりを口にする巫女に苛立ちを感じた洞襤守東幻斎は彼女の後ろ髪に向けて唾を吐き出すと、腰を掴んで陰茎を強く膣の奥へと押し付ける。

尿道が膨らんでいくのが膣の中で分かる巫女は歯を食い縛りながら我慢をした。

 

「ぐ、ぉおおッ」

 

腰に爪を強く食い込ませながら、どぷりと濃厚な精液を中へと流し込まれる。

静かに体を震わせながら、巫女は荒い息を漏らして涙を浮かべている。

 

「っ、ふぅ……ああ、足りぬなァ?」

 

「え?」

 

本来ならば、男性の性的興奮は一発でも出せばそれで収まる筈だと彼女はそう認識していた。

だが、洞襤守東幻斎の一物は衰える所か、射精する前の鋼の様な硬さを持つ陰茎のままであった。

 

「知らぬのならば教えてやろう、洞襤守家は時を操る術師の家系……儂は自らの肉体を操作し、射精をする前の肉体へと戻した……即ち、流力が続くまで犯し続ける事が出来る」

 

あの巨根をもう一度、自らの膣で奉仕しなければならない。

更に加えて、洞襤守東幻斎は彼女の陰唇の奥に指を突っ込んだ。

白濁の液と彼女の処女の証明である赤い体液が混ざり合う膣の中に指を押し込むと、指先から熱いものが流れ込む。

 

「っ、な、に、これッ……」

 

腹部、下腹部、否、子宮が疼く感覚に見舞われる。

 

「更に、儂の遡りの能力は他人にも作用可能……部分を選択する事で、局部のみ遡らせる事も出来る……再び、破瓜の痛みと共に精液を流し込んでやろう、さすれば……危険日まで遡らせて、儂の子を孕ませてやるとしよう」

 

気丈に振舞う女中もこればかりは恐怖を覚えた。

他の人間から胤を孕むなど、当主から認められぬ限りは許されぬ行為。

今は安全日だろうが、この老獪は必ず胤を肉壺に擦り付けるだろう。

 

「わ、かりましたッ、言いますっ、言いますか、らぁぁ、んっ!!」

 

再度、老獪の陰茎が女中の陰唇を広げて突き刺した。

ぶちゅり、じゅぶっ、怒張摩羅が女中の処女を再び破瓜を遂げる。

腰を何度も何度も彼女の臀部に叩き付け、その度に女中の脳裏に老獪との性行為が焼き付けられる。

二度も同じ男に処女を捧げたと言う屈辱、大粒の涙を流しながら洞襤守東幻斎に向けて感謝の意を喉奥から震わせた。

 

「わ、たくし、のっ、処女を、貰って頂き……あ、ありがとう、ございますぅッ、んぁっ!!」

 

女中の降伏に等しい処女献上の宣告は、老獪の陰茎を更に硬く仕上げるものであり、更に腰を強く振り上げると、本日二度目の射精を女中の肉壺へと注ぎ込んだ。

陰茎を引き抜くと、腰を落としてその場に座り込む女中の後頭部に向けて、射精の余韻を手で扱きながら尿道に残る精液を髪の毛にべっとりと濡らし塗れた。

 

「ふん、最初からそう言えば良かったものを、……さあ、可愛らしい血族共よ、儀式を終えたメスから先に使うと良い」

 

その言葉の意味を、熱した頭の中で模索する女中は、悪寒を覚えながら振り返る。

先程まで待機していた洞襤守一族の男達が、下半身を露出して近付いていた。

 

「や、やめて、下さい、ぃや……いやぁあああ!!」

 

泣き叫ぶ女中は太腿を締めながら陰唇を塞ぐが抵抗空しく、洞襤守の人間が強引に股を開かせ、精液に汚れた不浄の穴に向けて亀頭を押し付ける。

腹を空かせた餓鬼が飯を貪るかの様に、女中の茶碗程の大きさをする乳房に口を近付けて吸い上げる。

豆粒程の乳首を親指と人差し指で強く摘まみながら、ざらざらとした舌先で乳首の先端を丁寧に磨き上げる。

 

「さて次よ、乱暴にされたく無ければ……処女献上に感謝せよ」

 

 

女中たちの処女を奪い、神聖なる巫女を凌辱せしめる洞襤守一族の酒池肉林。

 

「ぎゃははッ!!酒瓶がケツの中に入ったぞォ!!」

 

陰唇から破瓜の証明を垂れ流しながら、焼酎の入った茶色の酒瓶を菊門に突っ込まれて顔を赤くする未熟な体をする女中は、目を白黒としながら酒精を体内へと流し込まれる。

 

「すげェデカパイだなァ」

「じゅるっ……ちゅぽっ、んっ、ちゅぅッ」

 

豊満な肉体を持つ女中には自慰を強制し、陥没した乳首を自らの唇で吸い出させながら、持ち込まれた茄子で膣の奥を掻き回させた。

 

「ごめん、な、さいっイきッ、ますッ、イぐッ、イッぁ!!」

 

一番反抗的だった女中は、陰唇と肛門の日本挿しを体験させられ、何度も洞襤守衆に忠誠を誓う言葉を捧げられた。

 

「オヤジ殿、この女の危険日を聞き出しましたので、その日まで子宮を遡らせて下さいよぅ」

 

「ッ、いや、なんでッ言ったらもうおしまいって言ったのに、うそつきっ!!」

 

乳首を強く掴まれて苦痛の表情を浮かべる女中に対して、洞襤守衆の男は蔑む様に嘲笑する。

 

「何故、俺達がお前らの約束を守る必要がある?既にお前らは……俺らの奴隷の癖によォ!!」

 

腰の動きが加速すると、女中は再び射精をされると即座に認識した。

加えて、肉体を危険日に強制的に戻された、その状態で精液を流し込まれれば……確実に孕む。

拒絶反応を起こし、陰茎を抜こうとするが、彼女の行動とは裏腹に、膣は強く男の陰茎を咥え込み、射精を促していた。

 

「やめっ、てッ……ぁ……ぇ、てる……わ、たしの、なかにぃ……だしたぁぁ……」

 

涙を流しながら、元気に子宮の中を泳ぎ回る精子の躍動を感じながら、無気力に項垂れる女中は、精神が壊れたのかそれ以上は反応する事は無かった。

 

嬌声が何度も響く中、洞襤守一族は絶頂を迎えていた。

一族として、その異能の強さ、現代の戦国を生き残る益良雄としての矜持。

この平穏を保つ〈檻ヶ幹(おりがみ)〉都市にて、真に強者たる王になるべくこの地に根を下ろした。

これからが、洞襤守衆の覇道の始まりである。

弱者を蹂躙し、女を凌辱し、全てを征する……それこそが洞襤守衆の悲願である。

 

そして、それは確実に実行出来ると、確信しつつあった。

 

 

 

 

―――その男が現れるまでは。

 

 

 

 

 

 

「坊」

 

妃龍院家。

悪鬼羅刹蔓延る魔境、術師大戦を生き抜いた家系。

その十家の一角である棟梁、妃龍院憂媚が上機嫌に語り出す。

 

紅色の髪を靡かせる未亡人。

角度次第では乳房すら露出してしまいそうな際どい和装に身を包んでいる。

その瞳は獣を萎縮させる龍の如き鋭い切っ先の様な瞳孔で多を圧倒せしめていた。

肉体に密着する下着は着用しておらず、真正面に鎮座すると、その太股の奥の秘境を堪能する事も出来る。

そして、その栄誉に預かる事と成ったのは一人の若き男性だった。

 

「はいよ」

 

傲岸不遜にも、男は胡坐を掻いた状態で女王との謁見を行っていた。

この場に不相応な鼠色のパーカーを羽織る、灰髪濁眼の偉丈夫。

その男は、屍之河(しのかわ)紀律狗(きりく)と呼ばれていた。

周囲の数少ない古参の家臣達が、陰で身を縮ませながら悪評を口にする。

 

「外様の食客めが……」

「武功を働いたからと言って、なんたる姿じゃ……」

 

妃龍院家に盾突いた男衆だが、男性の内の半分は離反せず地位に甘んじた。

既に年老いた事で謀反を成立する事が叶わないと考えたのか、あるいは謀反による下剋上が成立しないと考えたのか。

どちらにしても、彼らは不変を望んだ。

今の地位でも、中々の贅沢が出来る為だった。

そんな彼らは、外様から来た男が気に喰わなかった。

 

「此度の働き、良くやってくれたのぅ」

 

絶対王者たる洞襤守衆。

時を操る一族を、第三者である男が闖入した末に滅ぼしたのだ。

 

「別段、褒められた事をしたワケじゃねぇよ……俺は俺の実力を見たかっただけだ」

 

両手を大きく広げて、傷が出来た掌を当主に晒す。

 

「術師成りたてなもんでな、そうなると自分がどれ程強いのか確かめたいってのが本心だろ?腕試しみてぇなモンさ」

 

腕試し。

それを確かめる為に、最強を下して見せたと言う。

余りにも規格外な行為、ハチャメチャな理論に、うっとりとした視線を向ける妃龍院憂媚は感嘆の息を漏らすと、その薄桜色の唇を舌先で濡らした。

 

如何に女尊家系であろうとも、男を欲さぬと言う訳ではない。

より強い遺伝子を求めてしまうのが、女人としての性なのだろう。

 

「愛い愛い……坊、ぬしの武功により、妾の肉身が返って来た、その褒美を授けよう、なにが欲しい?」

 

既に、妃龍院憂媚はその男を寵愛し、心酔しつつあった。

 

「金か?地位か?名誉か?……それとも、妾でも構わぬぞ?」

 

胸元の着物に手を添えると、指を引っ掛けて乳房を揺らした。

冗談、と言う訳ではないのだろう。

その視線は既に女としてのメスの目をしていた。

屈強な男に組みしだかれ、滅茶苦茶にされたいと、脳裏で犯される妄想を繰り広げているのだろう。

 

「えらい美人な女に其処まで言われて、抱かないって選択肢はねぇよなあ?」

 

そう言い、屍之河紀律狗が妃龍院憂媚を選ぼうとした最中だった。

傍から、その宣言を止める声が響いた。

 

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