私の名はベスタ。竜人族の15歳。ご主人様であるミチオ・カガの四番奴隷。
オークションでご主人様に落札されたのは、本当に幸運だったと思う。なぜなら、ご主人様は素晴らしいお方だから。この家には私の他に3人も奴隷がいる。ご主人様はまだお若いのに、私含め4人も奴隷を持っているのだ。そして、女の私から見ても皆美しい女性ばかり。
昔聞いていた奴隷同士の嫌がらせなんて、この家では全くない。ちっとも無駄に争わない。日常の何気ないやり取りや、洗濯や掃除の分担にも思いやりがある。特に三番奴隷のミリアさんは「お姉ちゃん、です」と優しく接してくれる。食事を分けてくれることもある。ご主人様が作ってくださる食事はとてもお美味しいのに、下っ端の私から取り上げることも独り占めするようなこともせず、分けてくれるのだ。毎日感動で泣いてしまう。
迷宮のお仕事でもみんなが素晴らしい働きだ。鍛冶師としても大活躍しているセリーさんはパーティーの頭脳。知識が豊富で、作戦立案が担当だ。ご主人様はただ指示を出すだけではなく、剣で魔物を薙ぎ払い、魔法で殲滅する。そしてロクサーヌさんの強さは圧倒的だ。まるで踊っているかのように剣を振るい魔物を引きつけ、ご主人様達が攻撃しやすい状況を作っている。
奴隷の両親から生まれ、奴隷として売られて来た私が、こんな凄いパーティーに加えていただいているなんて、信じられないほどだ。
そして夜伽もすごい。ロクサーヌさん達が幸せそうにご主人様に抱かれ、また、積極的にご奉仕している。初めての夜、私はこれを見て不思議と安心した。何よりもご主人様が毎晩私たちを平等に同じ回数可愛がってくださることに感動している。
そんなある日、ご主人様が外出されている時に、ロクサーヌさんとセリーさんからお話しがあった。ご主人様のあの部分の大きさを定期的に測り、記録していると。そしてこれはご主人様には絶対に知られてはいけない秘密だと。
「大きくなってる? それって素敵なことではないですか?」と私は能天気に答えてしまったところ、セリーさんは少し怒り気味に言った。「とんでもないことです。これは重大な問題です。今はまだいいけれど、もしこのままどんどん大きくなったら、体の小さな私では、そのうち対応できなくなってしまいます」と。あとから聞くと、ロクサーヌさんも私と同じような反応をして、セリーさんに注意されたらしい。
どうやって測るのか尋ねたら、今晩私も協力することになった。それから、迷宮での記録の分担についても説明を受けた。