セリーお姉ちゃんがみんなに説明してくれた。どうやら、ご主人様のアソコの変化は色魔のジョブが影響している可能性が高いって。
ご主人様は今、ハルツ公爵様を訪問していて不在。いつも分担している家事を今日はちょっと手抜きして、4人で一気に済ませた。集まってセリーお姉ちゃんの考えを聞くために。
集めた記録を分析すると、色魔のレベルアップとアソコの長さや太さは比例関係にあるらしい。ジョブを外してもこの身体の変化は残るっぽいということも。
色魔に限らずすべてのジョブは、高レベルになるほど次のレベルに上がるまでの時間がかかるらしく、このことをご主人様は経験的に気付いていて、私たちの記録からもそれが読み取れるみたい。
だから色魔のレベルが60や70になるのが何年後かはわからない。でも、その時にはご主人様のアソコはかなり長く太くなっているだろうって。色魔の禁欲攻撃は迷宮最終回層のボス戦で有効かもしれない。けれど、それだけのために今以上色魔のレベルを上げる必要はないんじゃないかともセリーお姉ちゃんは言った。遊び人のジョブもあるし。
あと、私たちにとっては幸運なことに、色魔は魔物を倒さないかぎりレベルアップはしないらしい。毎晩の夜伽でレベルアップしているという分析結果は出てきていないって。
だったら禁欲攻撃を使わなくても迷宮討伐ができるくらい私たちが強くなれば良いだけですって、ロクサーヌお姉ちゃんは気合いを入れた。私もこれは賛成。だって、ご主人様が禁欲攻撃をするには、何日間も禁欲する必要があるんだよ!
セリーお姉ちゃんはいろんなパターンを検討して、真の理由は隠してご主人様に「実験」までしてもらった結果で分かったことだと、私たちに教えてくれた。さすがセリーお姉ちゃん、頭が良くて頼りになる。
あと、帝国解放会の資料室にあったという昔のある人物の話も聞いた。その人は色魔になっても禁欲攻撃を使うことなく、娼館通いの資金を稼ぐだけのために迷宮の奥深くまで潜り続けたらしい。ご主人様を見ればわかる通り、色魔は精力増強のスキルがあって、一晩に何回でも女性を抱けるから、それを狙ってのことだと思う。結果的にその人のアソコはまるで腕のようになってしまって、娼婦たちから敬遠されてしまい、それを儚んで自ら命を絶ったんだって。怖い話だよね。色魔ギルドにその話は伝わっているのかな?
とにかく、ご主人様をそんな目に合わせちゃ駄目、ゼッタイ。