※この作品はR-18です。

アストルフォと異世界冒険記   作:たくと七星

12 / 39
第5話「ウルトラビーストとの戦い、マグマ団のボス」1

 ヨーテリーを仲間に加えて、マサルとアストルフォは旅を続けた。しばらく歩いた所で荒野の中で休憩を取る事にした。

 

 

「マサル、リンゴを切って来たよ」

 

 

 アストルフォがカットしたリンゴを持って、マサルに差し出した。

 

 

「アストルフォが切ってくれたの?」

 

 

「うん、僕の剣でカットしたんだ。マサルの事、好きだから、恋人のリンゴを食べて下さい♪」

 

 

「ああ、ありがとう、頂くよ」

 

 

 マサルがリンゴを一つ持ってひとかじりした。

 

 

「アストルフォが切ったリンゴ、美味しいね」

 

 

「やったあ♪」

 

 

 マサルに味を褒められてアストルフォがジャンプして喜んだ。アストルフォのミニスカートが捲れてパンツが見えた。マサルがリンゴを食べていると、ポケモン達もやって来た。

 

 

「皆も食べたいのかな?」

 

 

 アストルフォが言うと、ポケモン達は食べたそうにしていた。

 

 

「マサル、この子達にも分けてあげて」

 

 

「ああ、もちろん」

 

 

 マサルはポケモン達にもリンゴを分けて食べさせた。リンゴを食べてポケモン達も嬉しそうにしていた。

 

 

「あれ?」

 

 

 アストルフォがもう一体のポケモンがいる事に気付いた。見るとそれは髭を頭に生やしたディグダだった。

 

 

「マサル、この子も食べたいのかな?」

 

 

「アローラのディグダが・・・?」

 

 

 マサルはそのディグダがアローラのディグダだと気付いた。

 

 

「マサル、この子にもあげようよ」

 

 

「ああ、そうだね、欲しそうにしているし」

 

 

 マサルはアローラディグダにリンゴを渡した。アローラディグダはリンゴを食べて嬉しそうにしていた。

 

 

「喜んでるね」

 

 

「ああ、喜んでくれると嬉しいね」

 

 

「うん、僕も切った甲斐があったよ」

 

 

 アローラディグダが嬉しそうにしているのを見て、マサルとアストルフォは喜んでいた。

 

 

「微笑ましい光景だな」

 

 

 すると一人の人物の声が聞こえて来た。アストルフォとマサルが見ると、そこに赤髪の赤と黒のスーツを着た男が立っていた。

 

 

「おじさん、誰?」

 

 

「なに、君達に危害を加えるつもりはない」

 

 

 警戒するアストルフォに男は敵意は無い事を伝えた。

 

 

「私はマツブサ、マグマ団のボスだ。アオギリと勝った方がアローラを好きにすると言ったが、時空に飲まれて気が付いたらこの世界にいたのだ」

 

 

「アローラ?時空?よく分からないなあ」

 

 

 マツブサの言葉にアストルフォは分からなそうにしていた。

 

 

(もしかして、レインボーロケット団の・・・)

 

 

 マサルは脳内でレインボーロケット団時空のマツブサではと思った。

 

 

「私にとって異世界に飛ばされるのは二回目になるな。この世界、人がいる気配が感じられない。だが君達がいるようだな」

 

 

「うん、それ、僕も思ってた」

 

 

 アストルフォが思っていた事を言った。

 

 

「この世界って僕とマサル以外に人間はいないと思ってたけど、おじさんもいるみたいだね」

 

 

「ふむ、だが異世界も興味深い。いずれはこの世界も、私の理想に近づけてあげようと思う」

 

 

「理想って?」

 

 

「いや、こちらの話だ。君達が気にする事はない」

 

 

 マツブサは薄く笑って言った。するとリンゴを食べ終えたアローラディグダが動き出した。

 

 

「あ、どこ行くの?」

 

 

 アストルフォが声をかけるとアローラディグダは振り向いて待っているそぶりを見せた。

 

 

「ふむ、あのポケモンの向かう先に何かありそうだな」

 

 

「何かあるの?」

 

 

「何があるのか、付いていこうじゃないか」

 

 

「分かった、マサルも行く?」

 

 

「ああ、行ってみよう」

 

 

 マツブサと一緒にマサルとアストルフォも付いていった。そして歩いていった先は緑の豊かな草原だった。そこには一体のポケモンがアローラディグダ達を襲っていた。

 

 

「あれは?」

 

 

「テッカグヤ?」

 

 

 アストルフォが指を差すと、マサルはディグダ達を襲っているポケモンがウルトラビーストのテッカグヤだと気付いた。

 

 

「どうやらあのポケモンが住処を襲っていたようだな」

 

 

「じゃあ助けなくちゃ!」

 

 

 アストルフォが剣を取り出した。

 

 

「このポケモンに恩を売っておくのも得策だな」

 

 

 マツブサはアローラディグダを見て言うとゴルバットを繰り出した。

 

 

「さあ、行くよ!」

 

 

 アストルフォが剣を構えてテッカグヤに向かっていった。マツブサのゴルバットも羽ばたいて進んでいった。

 

 

「俺達も行こう!」

 

 

 マサルもアローライシツブテとヨーテリーに指示を出して進ませた。彼等はテッカグヤに向かっていき、立ち向かっていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。