「たああ!」
アストルフォが剣を振るってテッカグヤに切りかかった。しかしテッカグヤは腕でこれを防いでしまった。そしてタネばくだんでアストルフォを攻撃した。
「ああーーーー!!!」
アストルフォは吹っ飛ばされた。
「アストルフォ!」
マサルがアストルフォを見事にお姫様抱っこしてキャッチした。
「マサル、ありがとう」
「どう致しまして、ヨーテリー、イシツブテ、行け!」
マサルがヨーテリーとアローライシツブテを向かわせた。ヨーテリーとアローライシツブテはテッカグヤの攻撃をかわしながら前進した。
「かみつく!」
マサルの指示でヨーテリーがかみつくをしてテッカグヤを怯ませた。
「よくやった!サメハダー、行け!」
アオギリの指示でサメハダーはハイドロポンプを飛ばして攻撃した。
「ワイルドボルト!」
マサルの指示でアローライシツブテはワイルドボルトをして攻撃した。アストルフォの仲間達も向かっていった。ヤヤコマはニトロチャージをして攻撃し、アローラディグダはアイアンヘッドをして攻撃して、アローラニャースはあくのはどうを飛ばしてダメージを与えた。
ダメージを受けたテッカグヤはラスターカノンを連射して来た。
「かわすよ!」
アストルフォとポケモン達は走り出してこれをかわしていった。
「ヨーテリー、すてみタックル!」
マサルの指示でヨーテリーがすてみタックルをしてテッカグヤを攻撃した。
「ストーンエッジ!」
アローライシツブテがストーンエッジをして攻撃した。
「サメハダー、れいとうビームだ!」
アオギリの指示でサメハダーがれいとうビームを放ってテッカグヤを凍らせた。ヤヤコマ、アローラディグダ、アローラニャースがエアカッター、いわなだれ、パワージェムを飛ばして攻撃した。
「行くぞ、たああ!」
アストルフォが一回転して剣を振るってテッカグヤを両断した。氷が砕けてテッカグヤは空を飛んで退散していった。
「よし、これで大丈夫だね」
テッカグヤを追い払ってアストルフォ達はイワンコ達を守った事を確認した。
「ああ、そうだね」
マサルが言うと、イワンコ達は嬉しそうに鳴いていた。
「何、礼には及ばないぜ。困っているポケモンがいたら助けるのは当然の事だ」
イワンコ達に感謝されてアオギリも嬉しそうにしていた。
「あれ?」
マサルが見ると、怪我を治したイワンコが彼に近付いて来た。
「どうしたんだ?」
「もしかして、マサルに付いていきたいんじゃないかな?」
アストルフォが仲間になりたいのではと言った。
「俺の、仲間にか・・・俺と一緒に行くか?」
マサルが言うとイワンコはひと鳴きした。
「分かった、一緒に行こう」
イワンコを抱きかかえて仲間にする事にした。
「良かったね、マサル」
「いいトレーナーに巡り会えたな」
イワンコが仲間に加わり、マサル達は歓迎した。
「この世界に人間はいないと思っていたが、君達のような善良なトレーナーがいるとはな。君達は知っているか?」
「何を?」
アストルフォが首をかしげるとアオギリは言った。
「君達に知ってもらいたい事だ。全ての命は海から生まれた。海は命の源なのだ。私は世界に水を増やす事を目的としている。世界にとって実りのある環境を作る。それがアクア団の使命なのだよ」
「海を増やす、か。でも、陸の生き物や人間はどうなるの?」
アストルフォが疑問に思った事を聞いた。
「いずれその対策も考えているつもりだ。まだ検討段階だが。だが今はこの世界で私が何をすべきかだ」
アオギリは空を見上げて自分が何をすべきか考えた。
「いずれ君達とはまた会う事になるだろう。その時、私の・・・いや、やめておこう」
「おじさん?」
「では、また会える日を楽しみにしてるぞ。さらばだ!」
アオギリはアストルフォ達に手を振って去っていった。
「おじさん、バイバイ!」
アストルフォはアオギリに手を振って別れた。
「さて、マサル、僕達も行こうか?」
「ああ、そうだね。じゃあ!」
マサル達はイワンコ達と別れて旅を続けるのだった。