原作の展開上R-18を入れるのが難しくて諦めていたんですが、TSUTAYAで学園黙示録の原作を借りたのをキッカケに、開き直ってプロットを新しく組みなおして、描きました!
石井かず。
ごく普通の高校に通う男子高校生。歳は17。高校2年生。
見た目を一言で表すと、普通。
漫画でいうところの典型的なモブキャラで、唯一の特徴はメガネと七三分けの髪の毛。
それ以外の特徴は見当たらず、体型も中肉中背なので、あだ名はもちろん『メガネ』だ。小学校3年生の頃からずっと『メガネ』と呼ばれ、本名を覚えてるのは親か教師、かなり親しい友人ぐらい。
一見、その容姿から勤勉タイプの真面目で模範的な生徒に見られるけど、成績は並で、上と下の間を行き来している状態。
ちなみに素行も普通だと思う。不良でもなく優等生でもない普通。校則違反もしたことないし、ピアスや髪染めもなく、喫煙もしたことない。飲酒に限ってあるが、それも正月のお祝いで少し飲まされた程度だ。
母親は物心つく前に鬼籍に入っていて、肉親は父親のみ。その父親も高校入学から半年後に地方へ転勤になり、今はひとり暮らし中。
近所に数年来の付き合いになる美人のお姉さんが住んでいる。
あと、中1から中3の始め辺りまで中二病を患って
患って『いた』のだ。
高校2年生になる今はもう卒業済みで、
『このメガネを外すと秘められた力が……ッ!』
『俺の左腕には聖なる闇の炎が宿っていて……ッ!』
『さあ、跪け! この愚民共!』
……などといった『痛い』言動、『痛い』行動など、もうやっていない。
本当に、やっていない。
たまに自宅の自室や登校中の通学路なんかで妄想にふけることはあるけど、深夜アニメを録画して観てたりするけど、痛い行動や言動はしないようになった。
無駄に視力がいいのに、まだ伊達メガネをかけてるのは……アレだよ。アレ。
中ニ病になる前からずっとメガネをかけていたから、今さら外すと落ち着かないんだよ。決して中ニ病の名残ではないよ。本当に。
まあ、高校2年生となった今のボクは、これといって特徴がないモブキャラのひとりとなっている。
毎日毎日他の生徒たちに混ざって登校し、授業を受け、保健室の先生の雑用を手伝い、帰宅する。
平凡で、普通な日常。
このまま卒業まで同じような日々を繰り返し、大学への進学や就職といった進路へ進む、モブキャラの……。
「……早く、しなさいよ」
「……ほ、本当にいいの?」
「……別に。いいわよ、もう……」
「わ、わかったよ」
「――っ。んっ……!」
「狭っ。……くっ……も、もう少し……」
「痛っ……! もうちょっと、や、やさしく……っ!」
「わかってるよ……ッ! でも、早く挿入してしまわないと痛いのがずっと続くからッ。もう少し頑張って!」
「……ッ、くっ……ぁん……ううっ……」
「はぁはぁ……はぁはぁ……。……全部、入ったよ」
「はぁはぁ……もう……終わり、なの?」
「いや、これから動いてから……なんだけど。まだ痛いよね?」
「あっ、当たり前でしょ! 初めてなんだから! あんたが息するだけでもすごく痛いわよっ!」
「それはゴメン。だから、今は動かないで少しずつ慣らそう。そうすれば痛みも引いていくはずだから」
「うう……わかったわ」
モブキャラのはずである俺が、
今、同じクラスで、人気者の
ラブホテルのベッドの上で。
…………。
――どうしてこうなった!?
◆
高校2年生も終わりに近づき始めた、冬のある日。
ザーザーと朝から降り続けている冷たい雨を傘で弾きながら歩いていると、クラスメイトを発見した。
そのクラスメイトは、
明るくて活発、友人も多くて誰にでも優しく、クラスでも中心にいる女子生徒。見た目も優れていて、男子からの人気も当然高い女の子。
そんな人気者の宮本さんは、降り続ける雨の中、傘も差さずに道の端に立っていた。
手には鞄もなく、全身ずぶ濡れで顔を俯かせ、いつもの明るい雰囲気など微塵も感じさせず、見るからに暗い雰囲気を身に纏わせている。
とても普通の様子には見えない。
何か、あったのかな?
道を歩いている人たちは彼女に顔を向けるものの、普通ではない様子の彼女とは関わりあいになりたくないのか、避けて通っていく。
ボクも、他の人たちに混じって彼女を避けて通ろうとするが――。
「……あの、宮本、さん?」
避けて、通れなかった。
クラスメイトの女の子が雨の中、傘も差さないで、立っている。しかも、普通ではない様子で。
見捨てて、知らないふりして、無視して、通り過ぎるなんて、ボクには出来なかった。
ボクは傘を差し出しながら宮本さんに声をかける。
「大丈夫? どうかしたの?」
「…………」
うっ、無反応……。ちょっと辛い……。
「傘、ないの? 風邪ひいちゃうよ?」
「…………」
やっとこっちを向いた。でも、目が死んでるっ!?
「たか……」
「え?」
「あ……」
こちらを向いて、何か言いかけて止める宮本さん。また俯いちゃったよ。
ん~……改めて見ると本当にびしょ濡れだなぁ。いつから立ってるんだ?
「えっと……宮本さん。とりあえずどこかで雨宿りしない?」
「…………。……放っておいて……」
視線もあわせず宮本さんは小声でそうつぶやいた。わかっていたけど、かなり不機嫌そうだ。
このまま、本当に放っておいて帰ってもいいけど……。
「こんな状態で放っておけないよ。クラスメイトだし。ね、どこかで雨宿りしよう」
「あま、やどり……」
「そう、雨宿りだよ。どこかで体拭かないと本当に風邪引いちゃうよ」
それに、制服もヤバい。
セーラー服が雨で濡れて、ブラジャーがスケスケだ。制服が肌に張り付いてて、普段は見えない肌色が見えて、エロい。
このままじゃ危ない男にどこかへ連れて行かれそうなレベルだった。
何とかタオルで体を拭いてもらって、傘を渡さないと……。
「……わかったわ」
腕を組みながら、小さくつぶやいた宮本さん。
「よかった。わかってくれたんだね」
「……ええ」
相変わらず不機嫌そうで、落ち込んでる様子のままだけど、何とかわかってもらえたらしい。
「じゃあ、どこかの……」
――喫茶店で……。
そう、続けようとしたとき。宮本さんがボクの腕を掴んだ。
「え?」
「…………」
無言の宮本さん。宮本さんの顔を覗き込もうとした瞬間。グイッと腕を強く引っ張られた。
「みっ、宮本さん!?」
「…………」
宮本さんは無言でボクの腕を掴んだまま、早足でツカツカと歩き始める。
力強っ!? ていうか、いきなり何!?
そのまま大通りから狭い路地へと入り、いくつかの角を曲がって、商店街のはずれへ。
商店街のはずれにあるそこは、少年少女の教育上あまりよろしくない建物がいくつも建ち並んでいるエリアだった。
宮本さんはボクの腕を掴んだまま、近くにあった建物に入ろうとする。
特徴的な蛍光ピンクの看板に、壁に付けられたプレート。プレートには休憩と宿泊があって、3000円~5000円などいくつかの料金が書かれていた。
「宮本さん、ここって!?」
「…………」
相変わらずボクを無視して、宮本さんは建物の中に入る。
建物が建物なので、制服姿の僕らは補導される可能性があったが、幸いカウンターに人はいなかった。どうやら自動販売機のような機械で部屋を選択するタイプらしい。
部屋の様子が大まかに記されているいくつかあるパネル。黒くなっている部屋は使用中らしく、使用されていないパネルのボタンのひとつを、宮本さんが指で押して……。
部屋の番号が書かれたシートが落ちてきた。
宮本さんはシートを手に取り、確認すると、また歩き始めた。
無言で、気マズいまま、エレベーターに乗り込み、廊下へ出て、シートの番号と同じ部屋に入る。
部屋に入ると、部屋のカギが自動的に施錠された。
清算機が近くにあるので、おそらくお金を払えば、開錠されるのだろう。
部屋の明かりをつけると、これまた『いかにも』というピンク色の光。いちおう普通の明かりにもできるらしい。
宮本さんは俺の腕を掴んだままズカズカと部屋の奥へと入って行き、ベッドまでやってくると、こちらを振り向いた。
振り向いても相変わらず俯いたままの宮本さん。宮本さんに改めて声をかけようとして、
「――っ!?」
――キス、された!?
そのまま宮本さんはボクの首に両腕を絡めて、ベッドへと押し倒した!
「宮本……さ……ッ」
「…………」
宮本さんはグイグイと唇を押し付けながら、片腕で学生服のボタンを外し始める。上から下までボタンを外し、バッと胸を肌蹴させて、下に着ている夏服のボタンも外し始めた。
「くっ……あうっ……」
「はぁ……ん……」
唇を重ね、舌を出して唇を舐めてくる宮本さん。うわ……す、ごい……。
ベルトまで外し終わると、一旦体を起こして、自らの服へと手をかける。
一瞬躊躇うような仕草を宮本さんは見せるが、そのまま一気に上着を脱いで下着姿へ。
ピンク色のレースのブラジャーも外して、宮本さんは裸になった。
「綺麗、だ……」
思わず口から感想が漏れる。
雨で濡れた髪に、健康的な小麦色の肌。大きな胸にピンク色のかわいらしい乳首。くびれた腰と、広がるスカートから生えている太もも。
部屋の天井から降り注ぐ、ピンク色の明かりが照らし出す彼女の姿は、とても魅力的で美しかった。
「宮本さん……」
理性が、崩壊する。
クラスでも人気者の宮本さん。そんな宮本さんにホテル……ラブホテルに連れ込まれ、押し倒されたんだ。
高校2年生の理性なんて簡単に崩壊してしまう。
この状況を深く考える前に、体が、本能が動き始めた。
「宮本さんッ」
「キャッ!」
腰の上に乗っていた宮本さんをベッドへ押し倒し返す。ぐるりと回るように上下を交代して、襲い掛かる。
「はぁはぁ……んっ、ちゅ……ぅんん……はぁ……」
唇を押し付け、唇を交わす。宮本さんの鼻息が頬に当たる。温かくて、くすぐったい。
「宮本、さん……」
「んっ……」
唇から首筋へと舌を這わせる。
細い首。浮き出た鎖骨。舌先に感じるのは雨の味。雨の臭いの奥には彼女の匂い。
上から体を重ねると、彼女の感触と体温が伝わってくる。
冷たい。雨に濡れて冷え切った体だった。
「…………」
宮本さんが両腕を腰に回してくる。寒いのか、ボクの体を抱き寄せて、抱きしめる。
ボクは宮本さんに抱きしめられながら、キスを続けた。
首筋から胸、唇に戻って、頬や耳。また唇。
ひんやりした彼女の体が気持ちいい。
明確だった体温の差がゆっくりとなくなっていく。
体温から視点が肌や感触へと移り、お互いの肌の感触が際立ち始める。
触れ合わせている胸。胸に感じるのは勃起した乳首の感触。
宮本さんの乳首……。
ボクのも感じてるのかな?
発情して蕩けだした頭でそんなことを思い浮かべ、抱きしめあう。
「はぁはぁ……んっ、はぁぁ……」
耳を舐めていると、宮本さんの口からそんな声が漏れ始めた。
学校では聞いた事もない、艶のあるエロい声。
冷たかった体がいつの間にか火照り、死んでいた表情に精気が戻ってきていた。
「やっぱり、今の宮本さんのほうがかわいい」
いつも教室で見かける楽しそうな笑顔。陽だまりのように明るく、元気な彼女。
無表情だったり、落ち込んで俯いているのは似合わない。
……まあ、その表情も少しは良かったけど。
「はぁはぁ……っん……あ、くぅんん……や……」
「宮本さん、すごく綺麗だよ」
「くっ……ううっ……」
両手で宮本さんの胸を揉み始める。学年でも巨乳に入る大きな胸。
柔らかくスベスベで、手の平に吸い付くような感触。
押すと広がり、弾力がある。
コリコリに勃起している乳首は、思わず吸いつきたくなる。
手の平を胸に押し付けるように重ねて、ゆっくりと小さな円を描く。
やさしくやさしく。
焦らず、ゆっくりと感触を楽しむ。
ああ、これが宮本さんの胸か……。
極上の感触といってもいいだろう。この谷間に顔を埋めたり、挟めたりしたらどんなに気持ちいいだろう?
そんなことを夢想しながら揉んでいると、
痛みを感じた。
自然に動いた腰から、明確にはパンツのなかからだ。
意識を下半身へと向けて見る。
「あっ……」
テントが張ってあった。
黒のボクサーパンツを押し上げるテント。
うう……いつの間にかフル勃起してた。
フル勃起したことで、むき出しの亀頭がパンツの生地を押し上げるように擦り、痛みを感じたんだろう。
……ど、どうしよう……?
動きを止めて、フル勃起したモノをどうたものかと考えていると、
宮本さんと目が合った。
さっきまでずっと話しかけても、どこも見ていなかったのに、やっと目を合わせてくれた。
「…………」
十数秒で、無言のまま、また離された……。
……その反応に少しだけテンションが下がる。
元気にフル勃起していたペニスも元気がなくなり――。
「……早く、しなさいよ」
視線を外したまま、小声で、そうつぶやいた宮本さん。
『早くしなさい』って?
……え? それって、いいってこと?
信じられないと、半信半疑になって訊ねる。
「……ほ、本当にいいの?」
「……別に。いいわよ、もう……」
そう言ってボクの腰に回していた腕を解き、仰向けで顔を背ける宮本さん。
抵抗はしない。勝手にしろ。という態度だ。
そんな宮本さんを正面から見下ろし、生唾を飲んで、覚悟を決める。
「わ、わかったよ」
上半身を上げて、ズボンとパンツを脱ぐ。
宮本さんのスカートのファスナーを下ろして脱がせ、ブラジャーと同じピンク色のレースのパンツをクルクルと丸めながら脱がして、他の衣類の上に置く。
お互い一糸纏わぬ裸。
ボクは宮本さんの太ももを両手で開いて、間に体を滑り込ませる。
フル勃起したペニスの先端を、宮本さんの薄っすらと生え始めた陰毛の下、少しだけ開いた割れ目の間に押しつけた。
「――っ。んっ……!」
ビクッと体を震わせた宮本さん。ボクは手で竿を掴み、宮本さんの割れ目に先端を押しつけて穴の位置を探る。
神経を集中させて穴を探し出し、角度を合わせ、そのまま挿入を始める。
「――っ、狭っ。くっ……」
「痛っ……! もうちょっと、や、やさしく……っ!」
ミチミチと広がっていく穴。愛液は出ているが、愛撫が足りないのか、経験がないのか、硬くて全然解れていない。宮本さんの表情が苦痛に歪んだ。
「わかってるよ……ッ! でも、早く挿入してしまわないと痛いのがずっと続くからッ。もう少し頑張って!」
「……ッ、くっ……ぁん……ううっ……」
両膝を抱えてミチミチ、ブチブチと千切るような音を響かせながらペニスを奥まで挿入し続ける。
熱く、何重にもつなげられた太いゴムの輪を潜り続けるような感覚。
まだ奥のほうは濡れておらず、全体的にどこか硬くて、ギチギチと強く締め付けてくる。
ヒダの感触と締め付け。そして、体の下にいる宮本さんに思わず射精してしまいそうになるが、我慢して挿入し続けていると、
コツン。
「あうっ!」
ビクッと宮本さんの体が大きく跳ねた。どうやら子宮口まで到達したようだ。まだ竿が余ってるのでもっと挿入できるが、腰を引いて動くのを止める。
「はぁはぁ……はぁはぁ……。……奥まで、入ったよ」
「はぁはぁ……もう……終わり、なの?」
後ろ手にシーツを掴みながら、恐る恐る訊ねる宮本さん。
ボクは首を横に振って言う。
「いや、これから動いてから……なんだけど。まだ痛いよね?」
「あっ、当たり前でしょ! 初めてなんだから! あんたが息するだけでもすごく痛いわよっ!」
「それはゴメン。だから、今は動かないで少しずつ慣らそう。そうすれば痛みも引いていくはずだから」
……と、冒頭に戻るわけだけど……。
――どうして、こうなった!?
モブキャラであるはずの俺が、宮本麗さんとラブホテルでセックスしてるんだ!?
しかも、宮本さんは初めてで、オマンコから本当に血が出てるし……。
…………。
……ま、まあ、今はいいか。
それよりも……。
「はぁはぁ……はぁはぁ……はぁはぁ……んっ……」
宮本さんが呼吸をする度に、オマンコが蠢いて……気持ちいいっ。
きゅっきゅっと呼吸に合わせて強く絞まったり、緩くなったり、蠢いたりで、気持ちよすぎる……ッ!
すごく動きたいっ!
ああっ、動きたいっ! ていうか、動かなくても射精しそうだよ!
「はぁはぁ……んっ……。えっと……メガネ、くん」
「……石井だよ、宮本さん。石井かず。『メガネ』くんは止めてよ」
この状況で。
「じゃあ、カズ」
「いきなり呼び捨てですか……」
「ダメなの?」
「うんん。別にいいよ」
「そう。私のことも麗でいいわよ」
「それは……」
なかなかハードルが高いけど……。
「……麗、さん」
「『さん』は別に入らないわよ?」
「……ゴメン。女の子を下の名前で呼び捨てっはちょっと無理」
「ふふっ、まあ、いいわ。それより――」
宮本さんは……麗さんはボクを見上げて、
「他に経験、あるでしょ」
「――っ!」
「ぁんっ! まっ、まだ痛いんだからいきなり動かさないでよっ!」
思わず腰を引こうとするが、両足で尻を挟まれ、怒鳴られる。
僕は動きを急停止させて謝罪する。
「ごっ、ゴメンっ! だ、だけど……」
ボクの態度に麗さんは確信を得たようだ。
「やっぱり。経験あるのね」
「う、うん……」
麗さんの言う『経験』とは、セックスのことだ。ボクは素直に白状し始める。
「き、近所のお姉さんと……」
「近所のお姉さんね……。どおりで。服脱がせたり、触るときとか、妙に慣れているはずよね。今だって中に入れてるのに動かないでいられるんだから」
「う……」
麗さんの指摘に、なぜか顔が熱くなる。
下のほうではペニスから麗さんのオマンコがビクビクと蠢いていて……。
「……でも、正直言うとこのまま我慢してるのはかなり、ギリギリなんだよ?」
「それは、わかってるわよ。動いてるの、わかるんだから。――んっ、また動かした」
「…………」
……え、エロい。
自覚はない、だろうけど……エロいっ!
下腹に手を置いて、「また動かした」とか。
エロいよ!
「れっ、麗さんっ。あのっ、う、動いてもいいですか?」
「う、動くって……」
「くっ……もう、我慢できないッ」
「――っ!? 痛っ……ちょっ……カズ……ッ!」
ギリギリで留めていた理性が崩壊し、ピストンを開始する。
苦痛に歪む麗さんの顔。
ボクは麗さんの両脇の下に両手をついて覆いかぶさり、ピストンを続けながら唇を貪る。
「はぁはぁ……ん、麗、さぁん……」」
「んあぁ……ふ、か、じゅ……ッ」
開いた唇の間から舌を滑り込ませ、ツルツルの歯と歯茎を舐める。
「あふっ……はあぁぁぁ……」
ヌルヌルで温かい口内。ザラついた舌の感触。舌を絡めると麗さんの味が広がり、背筋がゾクゾクする。
「ああ、最高……。すごくいいよ、麗さん」
「はぁはぁ……か、カズ……」
ピストンに合わせて揺れる双球。ぷるぷると揺れて、誘惑してくる。
ボクは誘惑にかかり、胸に顔を埋めた。
谷間の間に顔を埋めて、舌を這わせ、乳首へと狙いをすませて咥え込む。
唇で乳輪を覆い隠し、口のなかに含んだ乳首を舌で舐める。
「かっ、カズ……ッ。――っ、ぁんんっ……」
麗さんの両腕が頭に絡みつく。
「舐めちゃ……んっ、吸うのもダメぇぇ……ふうううう……ッ」
――麗さんの艶っぽい声。
もっと聞きたい。
――麗さんのエッチな表情。
もっと見たい。
――麗さんの体。
もっと感じたい。
ボクはピストンの動きを変えながら、愛撫の趣向を変えながら、麗さんの性感帯を探り始める。
健康的な脇を舐めてみたり、首筋に吸い付いてみたり、耳の穴を穿ってみたり、乳首を甘噛みしてみたり、わき腹を撫でてみたり、耳たぶを噛んでみたり、口のなかに指を突っ込んで舐めさせてみたり、
ペニスでオマンコの上側を擦ってみたり、下に向けて擦ってみたり、陰毛を撫でてみたり、プニプにした大陰唇を摘まんでみたり、小さなクリトリスをやさしくかわいがってあげたり、
たっぷりと時間をかけて、何度も何度もビクビクと体を震えながら絶頂を迎える麗さんを見下ろし、肉体を味わいながらセックスを続ける。
ビュッ! ビュルルッ! ビュビュゥウウウッ!
避妊など頭になく、ただ本能のままに、欲望のままに大量の精液を子宮に吐き出し、麗さんを楽しむ。
「麗さん、麗さん、麗さん……ッ! 麗ッ!」
「はぁはぁっ、はぁはぁっ、はぁはぁっ……ッ!」
「最高にいいよ、麗ッ。本当に、気持ちいい!」
「はぁはぁっ、んんっ、わ、わたひも……きもひ、いぃ……」
蕩けた表情でそう返す麗さん。
対面座位になって、正面から抱き合いながら唇を交わす。
麗さんの腰を抱きしめ、ベッドのスプリングを利用して上下に動く。
「――っ、また
ビュッ! ビュビュッ! ビュビュウウウッ!
「~~~~っ! ああああぁぁぁぁああああああ!」
射精に合わせて麗さんの体が反応する。口から美声が発せられ、体はビクビクと痙攣し、オマンコは激しく蠢き精液を子宮へと導き入れる。
ボクも射精による快感を味わうけど……。
まだ満足しない。
数回目の射精を経て、量は減ったけど、まだまだペニスは硬いまま。
精液を飲む込もうとするオマンコの蠢きと、麗さんの姿で、勃起が収まらない。
「麗……」
「はぁはぁっ……はぁはぁっ……」
未だに軽い絶頂を迎えながら、荒い息を吐いている麗さんを包むように抱きしめる。まだまだやり足りないけど、麗さんの体力が底をついたようだ。
ボクも、精力はともかく、かなり疲れた。
ボクは麗さんの体を支え、ゆっくりと体を倒して、ベッドへと倒れこむ。
横になって、ゆっくりとペニスを抜いて、仰向けになる。
「はぁはぁ……はぁはぁ……はぁはぁ……はぁ……はぁ……」
麗さんも一度仰向けになって息を整え……。
「すぅ……すぅ……」
そのまま寝てしまった。
どうやらボクが思ったよりも疲労していたようだ。完全に眠ってしまった。
ラブホテルのベッドには色々な体液が散乱し、麗さん自身色々な体液で汚れている。特に麗さんのオマンコからは数回発分だろう大量の精液が溢れ出てきていた。
ぽっかりと開いた膣口から大量に溢れ出てくる精液。あまりに精液が大量すぎて、破瓜の血が精液の白で薄まり、ピンクになっている。
と、とりあえず、ティッシュティッシュ。
精液を綺麗に拭きとって、こぼれないように包んで丸める。部屋の見える位置に置かれたゴミ箱のなかへ入れて、次はベッドの掃除へと移る。
正直かなりダルい作業だが、このまま寝るのなら、しないとマズい。
特に麗さんは汚れだらけのベッドで寝させられない。
部屋に置いてあるティッシュなどを使いベッドの汚れをある程度落とし、自前のタオルで麗さんの体を拭き始める。
まずは顔から始めて、首、胸、両腕、脇、腰からお腹、下へと拭いていき、うつ伏せにして背中も同じように拭いていく。
麗さんは熟睡しているのか、全身を拭き終わっても起きなかった。
最後に麗さんに布団をかけて終わりだ。
麗さんの制服やスカート、下着なんかの衣類は畳んで纏め、自分の衣類も同じように纏めて、ボクは部屋にあるお風呂へと向う。
シャワーで一気に汚れを洗い流し、ベッドに入る。
こちらも裸なので、麗さんに気を使ってベッドの端に寝転がると、
「ん……」
……寝ぼけた麗さんが擦り寄ってきた。
麗さんは横向きのまま、ボクの腕を胸に挟むようにして抱きついてくる。
うわ……猫みたい……。
かわいいなぁ。
体温を求めているのか、体を押し付けてくる麗さん。こちらも向き合うように横向きになると、麗さんは体をさらに近づけてきた。
麗さんの体温。息づかい。匂い……。
――本当に、どうしてこうなったんだ?
とりあえず、プロローグなので描写抑えて、終わりです。
プロットは原作7巻まで、いちおう完結。
さくさく進ませていく予定です。
できれば、原作の返却期限である今週の水曜日までには完結させたいっ。予定では十数話に届かないぐらいで終わる予定ですしね。