POCU外伝~甘美な蜜の一夜と漆黒の守護神~ 作:趣味全開人生
プロデューサーとの甘いひとときを過ごすアイドルの紗雪。
そんな中、紗雪を拉致して『玩具』にしようと企む悪しき者達。
許しがたき悪を討つべく漆黒の守護者が動き出す!
――――身体を鍛え、身だしなみに気を使い、プロデューサーとして男として恥ずかしくない振る舞いを心掛けてきた。
紗雪に自分を受け入れて欲しかったから。紗雪を抱き、愛を注ぐに相応しいと認められたかったから。
そんな思いは、紗雪と幾度も愛し合ってなお変わらない。そんな事を思いつつ紗雪の乳房に唇を重ね、片方の手でゆっくりと下腹部を撫でる。
これからどこを触られるのか察したのか紗雪の呼吸音が脈打つように短くなる。
「今から触るけど大丈夫?」
その問いに紗雪が頷くと、下腹部を撫でながら指先を陰部へと伸ばす。――――毛は処理されており、あそこはツルツルだ。
デリケートな場所を傷付けないよう慎重かつ丁寧にクリトリスに指先を重ねる――――紗雪の身体がびくん、と震えた。
短い呼吸を繰り返す紗雪を安心させるように肩に手を置いて体温を伝える。
普段、みんなのお姉さんとして母性溢れる姿で皆を安心させている紗雪が自分だけに女としての姿をさらけ出してくれている――――そんな嬉しさと興奮が入り交じり、下半身に熱が集まり破裂しそうな勢いで膨張していく――――
そして下腹部に唇を重ね、一回一回丁寧に唇をつけては離すのを繰り返すこと数十回。
紗雪を隅から隅まで味わんとばかりに唇は徐々に太ももへと移動していく。
愛おしげに太ももにキスしながら、それは徐々に脚の内側へと移り紗雪の中で期待が膨らんでいく。
もう片方の太ももに手を添え、ゆっくりと優しく撫でながらキスは徐々に陰部へと近付く――――脚の付け根にゆっくりと何度も唇を重ねる度に紗雪の胸が上下するのが見えた。
――――そして、乱暴に扱えば簡単に割れてしまうような卵に触れるが如く慎重にクリトリスに唇を重ねては優しくついばむようにキスを繰り返す。
すっかり頬を紅潮させた紗雪が下腹部に手をやり、求めるような眼差しでプロデューサーを見つめる。
「来て。ウチの中に」
――――――――――――――――
その頃、航空自衛隊の百里基地では臨時で展開したPOCU航空部隊所属・レックス隊のA-10攻撃機が離陸準備を進めていた。そしてコックピットで準備をしているパイロットに通信が入る。
『こちらPOCU日本支部、協力者から情報が届いた。保護対象を拉致する為の実働部隊が動き始めた。位置情報を送信する――――幸運を』
「こちらレックス・リーダー、了解した」
通信を終えると共に整備員に車輪止めを外すようハンドサインで指示を出し、しばらくしてパドルを持った整備員が右手を高々と上げて『出発よし』と知らせてきた。
そして滑走路に進入したレックス・リーダーの機がゼネラル・エレクトリック TF34エンジンの唸りを響かせながら発進、オレンジ色に染まりつつある夕暮れの空へと飛びあがっていく――――
――――――――――――――――
指用のコンドームを装着し、チューブから出したリューブゼリー(潤滑ゼリー)を手に乗せて陰部に塗っていく。
「――――膣内(なか)も塗るから、指入れるね」
紗雪が頷くのを確認し、ゼリーを十分に含んだ指を慎重に挿入する。びくん、と震えた紗雪の呼吸が再び短くなっていく。
中を傷付けないよう、優しく塗りながら奥へと指を進めていく――――と同時に紗雪が自らの手で口を塞いだ。
――――十分にゼリーを塗ったプロデューサーが指をゆっくりと引き抜くと、トロトロに濡れた膣口から余ったゼリーが流れ出す。
「よし……これくらい塗れば大丈夫かな?」
改めてウェットティッシュでペニスを拭き、ゴムを被せる。
「――――これから入れるけど、紗雪は大丈夫?」
「うん、優しくな」
そう言いながら脚を広げ、両手で膣口を広げてくれる――――そんな光景にプロデューサーのペニスが更に熱を帯びる。
膣口に亀頭を近づけて密着させ、ゆっくりと腰に力を入れる――――亀頭が少しずつ、スムーズに膣内に吸い込まれていき紗雪の息遣いが荒くなる。そして少しずつ、少しずつペニスが奥深くまで進入していった。
「プロデューサーくんのすごく熱い…」
ペニスが根元まで入り、プロデューサーの下腹部と紗雪の下半身が密着する。
紗雪の表情に無理をしている様子はない――――そう安堵したプロデューサーが改めて紗雪を見つめる。
心の中で溜まった紗雪への情欲がマグマの如き熱の塊となり、それが熱を帯びたペニスとして彼女の中へと入っていっている――――そう思うと更に興奮してきた。
顔を紗雪のそれに近付け、熱を帯びた彼女の眼差しと自らの眼差しを絡ませていく。そして頬に手を添えて額を重ねる――――
「紗雪、今から動くけどいい?」
それに対して紗雪が頷く。
「うん、ウチの中……プロデューサーくんのでいっぱいにしてな」
――――――――――――――――
一方、とある高速道路の上をトラックの一団が走っていた。
一時的に閉鎖され無人であるはずのそこを走るトラックに乗っているのは皆、紗雪を狙う男達の配下のギャング達だ。
これまでもお偉方が散々貪ってきた『残り物』を皆で食い散らかしてきた彼らは今回の残り物が楽しみで仕方なかった――――下卑た笑いと共にどう弄ぶか談笑していた彼らの耳に聞きなれないエンジン音が響く。
――――POCU航空部隊所属レックス隊
《こちらレックス・リーダー 攻撃を開始する》
摩天楼を眼下に望みながら飛行していたレックス隊の1番機が得物を見つけた猛禽類の如く急降下を始め、2番機以下がそれに続く。
そしてトラックの1台に照準を定めて引き金に指をかける。
《ゴミ共には地獄がお似合いだ》
その言葉と共に引き金が引かれ、GAU-8 アヴェンジャーガトリング砲から放たれた30mm弾がトラックをズタズタに引き裂き爆発炎上させる。
中のギャング諸共消し炭となったトラックの残骸を包む炎に照らされながら上昇していくA-10。続いて2番機以下の機体が次々とトラックに襲い掛かり、高速道路はあちこちでトラックが炎上する地獄のような様相を示しつつあった――――
《こちらレックス・リーダー、目標の車両は全て無力化した。帰投する》
《こちら日本支部、了解。残敵掃討は別部隊に任せてゆっくり休め》
――――――――――――――――
トラックの残骸に隠れた数人のギャングが飛び去るA-10を見て安堵の息をつく――――
「な、何とか助かった……このまましばらく姿を消せば――――」
数人の仲間たちと笑いあっていたその時。
ヘリのエンジン音と共にサーチライトの眩い光が彼らを照らす。
「――――は?」
上空でホバリングする漆黒のブラックホーク――――その側面に設置されたM134ガトリング銃を漆黒の装備に身を包んだ兵士が持ち、その照準は自分達へと向けられている――――
次の瞬間、M134の咆哮と共に7.62口径弾が凄まじいスピードで発射されギャング達はボロ切れのような死体へと変わり果てた。
――――とあるビルにて迎えを待つ、頭頂部が禿げ上がった老人。
「――――遅い、いつまで待たせる気だ――――」
そう言いながらスマートフォンをポケットから取り出した次の瞬間、後ろから突き刺さる殺気を感じ取り全身が冷や汗をかく。
「な――――」
振り向くと、摩天楼が立ち並ぶ夜景を背景にして漆黒に塗られたハインド攻撃ヘリコプターがホバリングしている。――――その機首のA-12.7機銃が男に向けてピタリと照準を定めた次の瞬間には12.7弾が窓ガラスを砕き老人の身体を四散させた――――
――――――――男達が紗雪を喰らう為に貸し切ったホテルの近くまで来た40代後半の男は街の中でPOCUが戦闘行動を行っているとの報を聞き、青ざめた顔で車のハンドルを切って来た道を戻り始めた――――が、正面に漆黒の10式戦車が立ちはだかっているのを見て希望が潰えた絶望の表情を浮かべる。
直後、彼の乗っていた車は10式戦車の砲撃でボロボロの鉄くずと化した。
鉄くずと化した車を踏み潰しながら進む10式戦車。その横を漆黒のトヨタ ハイラックスが次々と通過しビルへと向かっていく――――
――――POCU統合情報部所属のサイバー部隊によるハッキングでビルのあらゆるドアやエレベーターはPOCUのコントロール下に置かれ、ビルは最後に残ったターゲット、リーダー格の男を閉じ込める牢獄と化した。
そして遠くからエレベーターの到着音がし、整然とした足音が近付いてくる――――
それに恐怖したリーダーの男が腰を抜かして床にへたり込む。
――――POCU仕様に改修された89式小銃、MK46機関銃を装備したPOCU日本支部の戦闘員が部屋へと入ってくる。
「ひ、ひいいいいいっ!た、た、たすけ、あああ……」
恐怖のあまり漏らす姿にかつての若々しい雰囲気はなく、みすぼらしい老人のそれと化していた。
「――――自分達の所業をあの世で悔いろ、クズめ」
戦闘員達がそれぞれの銃を構える――――それに生存本能を刺激されたのか、先ほどまで腰を抜かしていたとは思えないほどの勢いで部屋の隠し扉へと駆け出していき――――ハッキングで封鎖された扉を叩きながら何やら喚き散らかす。
戦闘員達はそんな惨めで哀れな姿に軽蔑の眼差しを向けながら改めて銃口を向け、引き金を引いた。
銃声が部屋に響き、無数の銃弾を浴びたリーダーの身体が不規則に踊る。そして壁へと叩きつけられ、そのままズルズルと床へと倒れる――――それが任務完了の合図だった。
――――――――――――――――
プロデューサーが腰を引いては押し出す度にペニスが紗雪の中を熱する。
「プロデューサーくん……!」
プロデューサーの耳元で甘い声と共に彼の本名を囁く。
「――――〇〇くん……!」
紗雪の腕にプロデューサーの手が重なり、その唇が紗雪の首を優しくついばむ。
そして身体の中から彼の情欲が熱を発してくる。
――――突如として平衡感覚が失われ、呼吸が止まった。
しばらくした後、深く息を吸って吐く間、プロデューサーは動きを止めて紗雪を見守っていた。
「――――〇〇くん」
自らの頬に添えられたプロデューサーの手に紗雪が愛おしげに自らの手を重ねる。
「〇〇くん、まだイってないやろ?」
未だに情欲で猛るプロデューサーのペニスが挿入ったままの下腹部を撫でながら艶っぽい声で笑う。
「おいで、〇〇くん」
――――慎重さは変わらないものの、やや早くなったペースでプロデューサーの腰が動き続ける。
(――――受け入れてくれ、僕の何もかも!)
この燃え盛るような熱を紗雪の中で解き放ちたい!紗雪の中に鼓動を刻みたい!
そういう男としての情欲が更に燃え上がり、プロデューサーの呼吸が短くなる。
「あ、来る――――イキそう――――」
動きが更に早くなり、そして――――プロデューサーの下半身が紗雪の下半身と密着したまま動きが止まる――――
――――紗雪の中でトクン、トクン、と鼓動しながら射精するペニス。今日が妊娠する確率が高い日でゴムが無かったら妊娠していたのではないか、と思うくらい長く続く射精と大量に吐き出されているであろう精液の熱に紗雪の心臓がドキリ、となる。
――――そして汗だくになったプロデューサーがペニスを抜くとティッシュを取り、トロトロに濡れた紗雪の陰部を優しく拭き始めた。
「久しぶりだったから凄く気持ちよかったよ、紗雪」
「――――ウチもや、〇〇くん」
ふたりは互いの顔を見つめ、幸せそうに笑いあうのだった。
「――――シャワー浴びて晩御飯食べてスタミナつけたら2回戦いこか」
紗雪の悪戯っぽい笑みとは対照的にプロデューサーの顔が青ざめる。
――――――――――――――――
――――2ヵ月後
休暇が終わり、新曲の打ち合わせに集まったアイドルグループのメンバー達。
やんちゃな最年少メンバーの振る舞いに眼鏡をつけた生真面目なメンバーが呆れた顔を見せる。
そんな両者の間に立ち、仲介するのは皆にとって頼れるお姉さんである紗雪だ。
――――そんな彼らを少し離れた場所で見守るプロデューサー。
「――――プロデューサーさん?」
マネージャーが声をかけると、やつれて頬がこけた顔が振り向いてきた。
「大丈夫ですか?長い休暇が終わった後は毎回生死を彷徨ったような雰囲気になりますけど」
「………はは……いつもの事ですから心配しないでください」
プロデューサーは青い顔でそう答えるのだった。
――――如何でしたか?ハーメルンでは初のアダルト描写でしたが、個人的にはとても楽しめました。
これからも機会があれば甘々イチャラブな展開を書いていきたいと思います!