※この作品はR-18です。

ペルソナorメガテン短編集   作:ニンカタ

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ショタに堕ちるの続き。大陸版にしか出てないキャラなのでネタバレ注意。
特に気にしない人は長尾愛歌で検索ぅ。


〇〇〇〇、ショタに出会う

 

 「じゃあさ、死ぬ前に俺とえっちしてくれない?」

 「え……ええっ!?」

 

 胸にあるのは消えたい、逃げ去りたいという願望。その想いに突き動かされ足を運んだ場所。そこで出会ったのは小さな少年だった。

 まさかそんなあどけない少年に言われるとは想像もしない言葉に、少女長尾愛歌(ながおまなか)は目を見開いた。

 

 時を少しばかり戻そう。

 

 

 

 「じゃあなー正太」

 「また明日集合な!」

 「分かった!またなー」

 

 顔見知り、男友達と混ざり放課後の時間を遊びに費やす。今では宮下美波の彼氏として、秘密の男女関係を築いた正太であるが。美波が正太以外の子供の面倒を見ているのは変わらない。

 手コキのようにサクッと抜いてもらうのではなく、ガッツリ美波とそういう事をするには、長めの時間が必要だ。残念ながら今日はその時間が取れない日。だから正太は、子供らしく学校の友達と一緒に遊んでいた。

 

 (早くやりてーな)

 

 内容が内容なので、口には出さない理性は持ちつつ。正太は遊びでは発散出来ないモヤモヤを抱えていた。

 宮下美波という美人のお姉さんを自分の物にした。正太の人生で一番に嬉しかった事。しかし美波という女性を手に入れたからこその悩みも出来た。

 

 「ごめんね、正太君。今はお父さん居るから…」

 「えー…」

 「後でいっぱいしてあげるから。ね?」

 

 性に目覚めた若い肉体は美波を求めて止まない。美波自身も本心ではその求めに応えたくはあるのだが、毎日のやる事、その日のスケジュールとが噛み合いづらく、こうして断る時の方が多い。

 今日のように近所の子供達の世話をしたり、父親が営む店の手伝いだったり。意外と正太と美波が繋がれる機会は少ない。

 

 「ちゅる…ぴちゃ…れろ…♡」

 「出るよっ、美波姉ちゃん!」

 「んんっ♡♡」

 

 大体の性処理方法は手早く済む手コキかフェラ。手際良く行われる行為だが随所には細やかな気遣い、想いが感じられる。美波自身も、せめてこの行為で正太を気持ち良くしよう。そう思っているのか舌は丹念に這わせられる。

 

 「…もう少し待ってね?そしたらこっちも使わせてあげる…♡」

 

 出した精液を飲み込み、少し時間を掛けて飲み干す。立ち上がると正太の手を掴み、彼女の大事な部分がある場所へと導いた。年下の少年に秘部を弄られた後、美波は店へと戻っていった。

 

 「次いつかなー」

 

 場面は戻る。思ったより早く解散になったため、時間には余裕がある。真っすぐ帰っても家ではやる事も少ない。暇だから正太はブラブラと寄り道をしながら帰っていく。

 口には出すが極力美波の事は考えないようにしていた。考え始めると美波の裸体、あられもない姿ばかりを想像してしまう。流石に外で勃起させたら不味い。それくらいは正太も教えられたので知っている。

 故にぼーっとして歩いていた時であった。

 

 「………」

 (何やってるんだろ?あのお姉さん)

 

 一通りが少ない道路。先には電車が通過する線路が見える。車、人が通る踏切の前に遠目の段階から人が立っているのは見えていた。始めはてっきり、これから渡るのかなと思っていたのだが、少し目を離してから見てもその人は立ったまま。渡るどころか歩いてすらいない。

 近くまで距離を詰めていけば髪の長い女の人だとは気付く。けれど未だに女性は動かないままだ。

 

 「………」

 

 少し間はあるが後ろに立っても女の人は身動きをしない。実は人形なのかなと、あり得ない想像をするくらいには気配が薄いのだ。

 

 「お姉さん、何してるの?」

 「…あ、ごめんなさい…邪魔ですよね…」

 「…ううん、それは良いんだけど。何してるのかなって」

 「………」

 

 この道は前述の通り人が少ない。だから声を掛けられると反応してから、ゆっくりと女性は振り返った。

 大丈夫かな。正太が一目見て思ったのはそんな感情。その次にあ、凄く綺麗なお姉さん。だ。かなり陰気な空気はあるが、それでも元々の美しさは見え隠れする。陰気さが無ければ美波お姉ちゃんにも匹敵するだろう。

 正太を一瞥した後、目の前のお姉さんは横にズレて移動する。それからは特に何も喋らず、何処を見てるか分からない視線で立ったままだ。

 

 「お姉さん…もしかして死んじゃうの?」

 

 質問を投げかけても答えない。まるで置物みたいに硬まった状態。そんなお姉さんを見ていた正太は、ふとある単語が頭を過った。

 自殺。偶々前に見たテレビのニュースが頭に残っていた。電車が来る時に合わせて身を投げる。何でそんな事をするのか、よく分からなかったが、自殺する人というのは辛い事があった人らしい。ならこのお姉さんも何か辛い事があったのかな。正太はそう思った。

 

 「……はい、そうしようかな…って」

 「お姉さん、辛い事あったの?」

 「……」

 「そうなんだ」

 

 迷っている。そう分かるくらいには間を空けてからお姉さんは口を開いた。どうやら思い付きは当たっていた様子。次いでの問い掛けには言葉はなかったが、頭を縦に振る動作で応えてはくれた。

 

 「そっかー…」

 「……」

 「うーん……」

 

 再び線路の方へと目を向けるお姉さんを見ながら、正太は頭を悩ませた。止めるのは簡単だ。けれど子供の正太では強行手段に出られると厳しい。助けを呼ぶのに人を探すにしても離れている間にお姉さんが何をするか分からない。

 そもそも理由も経緯も分からないのに首を突っ込んでいいのか。珍しく正太はグルグル回る思考を続けていた。

 

 (勿体ないなー…こんなに綺麗な人なのに)

 

 横に居るお姉さんをふと見上げる。瞳には生気がないがその容姿は整っている。服の上から見える体付きは細身。けれど女性的な柔らかさは有るように見える。

 

 「お姉さんの名前、何ていうんですか?」

 「………」

 「俺、正太って言います。あんまりあだ名とかで呼ばれないです」

 「…長尾愛歌…です…」

 

 名前を聞くなら自分から名乗った方がいい。その効果があったのか名乗った後にゆっくりと名前を告げたお姉さん。いや、愛歌お姉さん。

 

 「愛歌お姉さんって彼氏居るの?」

 「…え?何で…?」

 「綺麗な人だから居るのかなって」

 「綺麗……ありがとう?えっと…居ないです…」

 

 方向性の違う質問には流石に戸惑った様子。質問の意図、綺麗だったからと言われると、気恥ずかしかったのか目を逸らす。それはそれとして、質問には答えてくれた辺り律儀な人なのかもしれない。

 

 「前にも居た?好きな人とかいる?」

 「え…え?……ど、どっちも居ない…です」

 

 この時点で正太の考えは決まってきた。こんな美人なお姉さんが居なくなるのは勿体ない。だけど理由も分からないのにあれこれ言うのも違う気がする。ならば、

 

 「愛歌お姉さんはもうすぐ死んじゃうんだよね?」

 「…そのつもり、です」

 「じゃあさ、死ぬ前に俺とえっちしてくれない?」

 「え……ええっ!?」

 

 暗く淀んでいた瞳に少しばかり光が戻る。まさか過ぎる提案には、死を目前にした少女も面食らった。

 

 

 

 

 

 「え、えっと…いきなり何を…?」

 「だってお姉さん綺麗なんだもん。なのに死んじゃうんでしょ?なら何が何でも今えっちしたいなって」

 「ほ、褒めてくれるのは嬉しいですけど…そのお願いは…その…」

 「ねーえっちしてよー!愛歌お姉さん!」

 

 自らの望みを吐露してからは正太も押せ押せである。死ぬ事についてはとやかく言わない。その代わりとでも言うように近寄ってしたいしたいとせがみ、強請り続ける。

 

 「一回だけでいいからお願い!」

 「え、えっとぉ…」

 「お姉さん綺麗!お姉さんかわいい!俺お姉さんに会えて今日幸せ!お姉さんとえっちしたい!」

 「えと、えと…えっとぉ……」

 

 周りには人が居ないのをいい事に、正太は形振り構わずアピールし続ける。褒めてはお願いし、褒めてはお願いし。愛歌も陰気だった雰囲気がなくなっていき、頬を赤らめてあたふたと慌てている。

 

 「…さ、触るだけなら…」

 「本当!?」

 「……はいぃ…」

 「やったー!愛歌お姉さん大好き!」

 

 グイグイと迫る勢いに押され、長尾愛歌は根負けして承諾の返事を返してしまう。条件付きだが新たなお姉さんとエッチな事を出来る。しかもそれが美人さんだとなれば喜びも増すというもの。

 

 「それじゃ行こ!愛歌お姉さん」

 「あうぅ…」

 

 気が変わらないうちに手を繋ぎ、引っ張って先導する。正太の記憶の中にある近くの納屋。余り使われておらず、偶に隠れる時に使った事もある場所。子供の正太が入っても余裕があるスペースなので、愛歌を一時的に連れ込んでも大丈夫だろう。

 

 「よいしょっと。お姉さんも座って」

 「は、はい…」

 

 納屋に入り、長めの台の上に座った。直ぐ横に座るよう手招きされると愛歌も従い、座る。まだ混乱が抜けていないからか、正太の言う事に従順である。

 

 「愛歌お姉さん。おっぱい触っていい?」

 「お…!?そ、その…それは…」

 「触っていいよね?いいならそのまま動かないで」

 「うぅ……」

 

 最近美波とのセックスが出来なかった事。敢えて性処理をしなかった事。諸々が重なり、正太の性欲は暴走寸前だ。ギリギリ襲い掛からないのは最後の理性か。

 隣に居る愛歌へとグイグイ迫り、YESかNOかを聞きながら距離を詰める。元来気は強くなく、更には死を選ぶ程に憔悴しきった彼女の抵抗はほぼ無く、

 

 「あー…やわらけぇ」

 「んっ…んぅ…!」

 (子供に触られてる…他人に触られるとこんなに声出ちゃうの…?)

 

 誰にも許した事がない始めて。それを出会ったばかりの少年に許している。今更ながらに愛歌の中にはこれで良かったのかと疑問が湧いてくる。

 

 「お、立ってる。ちょっと弄るね」

 「ひゃうっ!?び、びりって…今…!」

 「愛歌お姉さんって、あんまりおっぱい触らないの?」

 「あうっ!…は、はい…ああっ!」

 

 けれどそんな理性の訴えも、正太から与えられる快感によって吹き飛ばされる。正太自身狙ってやっている訳ではない。ただ単に愛歌の快楽耐性が低いのだ。正太が楽しみつつ、軽く愛撫するだけでも愛歌が覚える快感は凄まじい。

 

 「あっ!らめっ…!らめれす…♡そこっ♡そこいじめるのやめっ♡」

 「んー、ここ?」

 「ひゃう!?ひゃい♡そこれす♡」

 (たまんねー…愛歌お姉さんすっげえかわいい)

 

 美波という年上彼女の体を使い、正太の指使い、愛撫の技術は磨かれている。流石にまだまだ卓越した技巧には届かないが、それでも性の経験が乏しい愛歌を喘がせるには充分。

 自分の手が動く度に艶めかしく、それでいて何処か愛らしさを感じさせる声が奏でられる。正太は内心で高まる興奮を抑えながら、愛歌の胸を愛撫した。

 

 「どこ?はっきり言ってよ愛歌お姉さん」

 「あうっ♡ち…♡ひゃうっ♡」

 「ち?なに?」

 「──ちくび♡ちくびですっ♡♡」

 

 服の上から突起した先端をコリコリと触る。揉みしだき、快感を与えた体は正太好みの反応を返してきた。愛歌は、口の端から溢れる涎すらも気付かずに、正太の指使いに弄ばれるままだ。

 

 「ふーん、そうなんだ」

 「い、言ったのに…っ♡意地悪♡意地悪ですっ♡♡」

 

 羞恥を堪えながらも吐き出された台詞。これで責めの手も少しは緩むかと思ったのも束の間。新たに弾かれた乳首から電流が全身に走る。

 正太はあくまで聞いただけだ。何処が嫌なのかと、だからそれを知ったところで手を休める理由にはならない。寧ろ感じるならばとより重点的に突起を弄くり始めて、愛歌の口から淫声を上げさせようとした。

 

 「あっ♡だめ♡来ちゃいますっ♡止めて♡止めてぇぇ♡♡」

 「おお、凄いのけぞってる…」

 「や、止めてって言ったのに…酷いです…♡」

 

 楽しむ手つきからイかせる手つきへとシフトしていく。すると愛歌は体をあちこちに跳ねさせ、許しを請いながら絶頂を迎えた。まだ少年らしい小さな手、その手からは想像もつかない程の快楽を与えられ、愛歌はイッてしまったのだ。

 

 「愛歌お姉さん、かわいかったよ!」

 「うぅ…素直に喜べないです…」

 「かわいい!綺麗!お姉さん大好き!」

 「ほ、褒めたからって、何でも許しませんよ…!」

 

 悪い手管を覚えた。女性を褒め尽くし丸め込む。無意識にやっているのだから質が悪い。現に面と向かって褒められていると、愛歌自身悪い気持ちもしなくなっていき、叱るような言葉の勢いも弱くなる。

 

 「ねえ、お姉さん」

 「…な、なんですか?」

 「お姉さん見てたらこうなっちゃった」

 「っ!?う、嘘…!?」

 

 絶頂した愛歌に抱き着きながら、正太は離れない。限界まで達した事で少し理性が戻った愛歌は、恥ずかしさから正太の方を直視出来ないでいた。すると正太が愛歌を呼ぶ。無視するには性根が優しすぎる愛歌は、つい返事を返してしまった。

 

 (えっ…お、男の子のってこんなに…!?み、見たことないけど、凄い大きい…)

 ──ビキッ!ビキッ!

 

 正太が離れ、堂々と腰を突き出した。その時愛歌に目に入ったのは、ズボンを下から強く押し上げる男の象徴であった。この歳になれば知識は相応にある。けれど正太の歳ならばまだ体に見合った小さめなサイズの筈。愛歌は混乱しつつも、盛り上がるテントから目を逸らせなかった。

 

 「お姉さんも触ってよ。さっき触ったお返し!」

 「えぇ…いや、えっと…」

 「よいしょ、っと!」

 「!!?」

 

 殆ど口実である。単純に愛歌に触って欲しいから、正太は股間を突き出した。愛歌は目を泳がせ、上手く断ろうと口をもごもごさせている。然し愛歌も年頃の女の子なのは変わりない。故に迷いから言葉が上手く、口から出ない。

 そうしてまごまごしていると、正太の方が先に動き、ズボンをパンツごと下に降ろしたのだ。

 

 「う…わぁ……♡」

 「へへ、どう?大きいでしょ!」

 (お、大きい…♡する時ってアレを挿れるんですよね…?は、入るのかな…♡)

 

 ズル剥けでカリ高のペニスが目に入る。ビクッ、ビクッと見られているからか反応し、雄々しく勃つ様に愛歌は釘付け。ゴクリと唾を飲み込み、興味津々といった様子だ。

 

 「ね、触ってよ愛歌お姉さん」

 「で、でも……きゃっ!」

 「代わりに、俺もまたおっぱい!いいでしょ?」

 「は、はい…♡」

 

 近くまで来るとペニスを突き出す。興味があるのは正太にも分かっている。ペニスを近付けて、近付けて。最後にはおっぱいを掴んで、揉みながら迫ると、観念したのか愛歌もコクリと頷いた。

 

 「ああ…!もっと強く握って…!」

 「こ、こうですか?」

 「いい!いいっ!それで扱いて!」

 「わ、分かりました」

 

 正太は手は愛歌の胸へと伸びている。愛歌の手は正太のそそり立つペニスへと伸びている。ふにゅ、ふにゅと手のひらから愛歌の柔らかさを感じつつ、下半身からはまた別の柔らかさを感じていた。

 性の知識はともかく、経験があるのは断然正太の方だ。そうなると自然、正太が主導権を握ることになり、愛歌は言われた通りに手を動かす。

 

 「はぁっはあっ…愛歌お姉さん!」

 「あんっ…気持ちいい、ですか…?」

 「うん、気持ちいい!愛歌お姉さんはどう?」

 「…き、気持ちいい…です。その…正太くんが…じょ、上手なので…♡」

 

 此処までくれば愛歌もかなりノッてきた。普通ならば恥ずかしくて言えないあれこれも、今ならばするりと口から出てくる。段々と、自分の手で気持ち良くなっている正太にも不思議な気持ちを抱くようになり。表情も柔らかい。

 

 「いく…!俺いきそうだよ…!お姉さん…!」

 「あっ♡んぅ…♡わ、私も…また気持ち良くなって…♡」

 「お姉さん!愛歌お姉さん!」

 「んっ…♡あうっ…♡♡」

 

 びゅるる、どぷどぷどぷ…と愛歌の手を汚す量の精液が溢れる。ほぼ同時に絶頂した2人は、荒い呼吸をしながら、互いにあらぬ方へと目を向けている。

 

 「これ…精液、なんですよね…?」

 「ふぅ、初めてみるの?」

 「ええ…け、経験がないもので…恥ずかしいですが…」

 

 手を汚し、地面へと滴り落ちる液体。ドロドロとしていて、変な匂い。少し嗅いでみるが決していい匂いとは言えない香りがした。余韻から戻ってくると硬いままのペニスを握りながら話す。離したくとも、拭くものもないしと手持ち無沙汰から離せないでいた。

 

 「へへ、じゃあ俺がはじめてだね!愛歌お姉さんの!」

 「そ、そうなります…かね?」

 

 改めて考えるとかなりアウトな行為をしてしまった。幾らこれから死ぬにしても、少し形振り構わなすぎたか。けれどにこやかに正太に微笑みかけられ、好意を向けられるのは胸が高鳴った。久し振りに感じた気がする喜びだ。

 

 「…お姉さん。俺、やっぱり愛歌お姉さんとしたい!」

 「うっ…そ、それは流石に…」

 「愛歌お姉さんも興味あるよね?ね、一回だけでいいからさ」

 (断らなくちゃ…で、でも正太くんの言う通り興味は…ど、どうしよう…)

 

 正太の触れ合いを通じて、愛歌も大分絆されていた。断るのが当然。そう思える提案にも迷い、どうせ死ぬならばと後ろ向きな考えが頭を過ぎる。

 

 「…じょ、条件があります」

 「なになに!?」

 「っ!…その…は、初めてなので…此処ではちょっと…」

 

 正太からのお願い攻撃に耐えつつ、愛歌は揺れていた。しかしその迷いも、少し押し切られる形で終わる。結果、条件付きという約束はあったが正太との行為に頷いてしまったのだ。

 

 「ゆびきりー!」

 「げ、げんまんー」

 

 また明日、別の場所で合流し正太の家に向かう。正太の家ならば両親以外は居らず。更には両親も帰りが遅いのが常。正太の部屋でセックスをする。そう決めて、約束をしてから納屋を後にする。

 

 「…ありがとうございます。送ってくれて」

 「全然!また明日ね、愛歌お姉さん!」

 「は、はい…また、明日…」

 

 納屋から出ると手を繋ぎながら歩く。寄り道の範疇にある愛歌の家までついて行き、家の近くまで着くとお別れ。最後の挨拶の際にはまた顔を赤くしながら、愛歌は手を振っていた。

 

 「正太君〜?遅くまで何処行ってたの!」

 「ごめんなさーい」

 「もう、まだ帰ってないから心配したんだからね?」

 

 夜闇が辺りを包み始めた頃に帰宅したからか、正太を見つけた美波に捕まった。家の中まで付いて来て、其処から少し説教。大事に想うからこそ怒られるのだが、まだ正太には理解出来ないのか返事は適当である。

 

 「…もう少ししたら時間取れるんだから、怪我しないでよ?」

 「本当?」

 「うん。丁度お父さんも居ない時があるの。後ちょっと我慢してね、正太君」

 「はーい」

 

 まさかこの日、正太が別の女の子に粉をかけているとは露知らず。美波は正太を抱き締めてから家に帰って行く。残された正太は明日の愛歌訪問に向けて、軽く部屋を片しに行くのだった。

 

 




本番まで書くとかなり長くなるので此処で切りました。家に連れ込んでの話は今書いてるからもう少し後で。
ネタバレ気にしない人用に書きますが、P5X序盤で飛び降りた人ですね。場所は違いますが自◯しようとしていた時に正太君が来たというお話。
押しに弱そうという偏見から正太君に押されに押されて流される。まあ◯ぬ前だから自暴自棄になってるきらいもありますが。
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