※この作品はR-18です。

全裸露出狂海賊団   作:武藤 桜

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第十話

王女様の話を聞き、面白い敵と戦えることもあり依頼を受けることにした。

この国の国王は数年前に海賊に殺され能力の力を使い影武者を作って操りこの国を支配していたのだ。

一年前にその事実を知り今まで誰にも相談できずにいたらしく、現実逃避をする為野外露出をしていたらしい。

この国を取り戻すため、俺達は一芝居打つことにした。

 

「動くな!!!王女様がどうなってもいいのか!?」

「た、助けてぇ!!」

「姫様!!姫様が海賊に捕まったぞ!!」

 

俺達は王女様を人質に取り城の中に突入した。

ロビンが武器を取り合がさせ、その隙をついてマキが敵を蹴散らした。サリーも麻酔薬で追っ手を眠らせて退路を確保した。

 

「海賊ども!!何が目的だ!?姫様を開放しろ!!」

「悪いな俺らの目的はこの国の中枢の撃滅だ。狙うは王の首!!!」

 

ドパン!!

 

「よせぇ~!!!」

 

宰相が止めに入ろうとしたが遅かった、ラルが放った弾丸は王様の眉間を確実に撃ち抜いたのだ。

 

ドロドロ~

 

王女様の話通り王様の人形は大勢が見ている前で土人形と化した。

 

「さて、どう説明するのかな宰相どの?」

「き、きさまぁあああああああああ!!!!!!!!」

 

計画が破綻したのか本性をむき出しにして周りに控えていた同じ海賊仲間を集めた。

 

「おい!?どういうことだ!!」

「もういい…。俺達は海賊だ。貴様らのせいで数年がかりで進めた計画が台無しになった!!!目標金額まで届かなかったがこの国の全財産を奪ってやる!!!」

「王女様…。これで大っぴらにできるぜ」

「ありがとうございますミカサ様。王国の兵たちよ聞いてください!!この国は長らく海賊に裏で支配されてきました。ですが、もう支配されるのは嫌です!!国の未来を救うために立ち上がってください!!!」

 

「「「「「アスーラン王国の為に!!!!」」」」」

 

国を大切に思う兵士たちが武器を手に取り今立ち上がったのだ。

 

「まさか貴様ら・・・!?」

「大当たり!俺らは最初から王が偽物だって太守の面前で明らかにするのが目的だっただけさ」

「ミカサ様に協力してもらい芝居を打ったのです。周囲が信じ切っているあなたを引きずり堕とすために…!!」

「おのれぇえええええええ!!!!!」

「姫様!!!!」

「アンナ!!」

「海賊ども。芝居とはいえ姫を愚弄したことは許さん!!だが、我らの目を覚まさせてくれたことには感謝する…」

「俺らは海賊。恨まれて当然だし、こっちもこいつらがムカつくからやっただけさ。でも、本当に感謝するのは姫様だと思うぜ。ずっとこの国を思い続けてきたからな!!」

 

鎧を着こんだ女騎士と言葉を交わし、俺は剣を敵に向けた。

 

「舐めるなクソどもおおおおお!!!!!泥の先兵団!!!!!!」

 

宰相が手から大量の泥を出すとそれが集まり武器を構えた泥の兵士が大量に現れた。

 

「わずかな土と水分があればいくらでも兵隊を作れる!!!この国の兵が束になったところで俺達には指一本届きはしない!!!」

「それはどうかな?」

「六輪咲き!!クラッチ!!!!」

 

ロビンが泥人形全員の胴体を真っ二つにへし折ったのだ。

 

「大量に作れても所詮は泥。一撃で無力化できるわ」

「まだだああああああ!!!!例え一撃で倒しても泥の塊!いくらでも再生できるんだよ!!!!」

「ロビン!!姫たちを守りつつ泥人形を頼む!ラルは右の敵、マキとサリーは左の敵を頼む!!俺と女騎士で宰相を叩く!!!」

「「「「了解!!!!」」」」

「行くぞ!!」

「まったく…。命令するな!!!」

 

ロビンが泥人形を壊したすきに防衛線を突破した俺達はそれぞれの敵を相手した。

 

「死ね!!!」

「泥防壁!」

 

女騎士が剣を振り下ろしたが腕に泥を纏った宰相がやすやすと防いでしまった。

 

「泥人形を作るだけが特技じゃない。泥は不定形で鋭くなければどんなものにでも整形できる!!その上衝撃も吸収できる。打撃、斬撃は一切効かない!!!」

「なら、泥を吹き飛ばす斬撃ならどうだ!!!」

 

斬!!

 

「泥の城壁!!!」

 

カーラ戦で身に着けた斬撃を放ったがそれすら高密度の泥の防壁に防がれてしまった。

 

「よそ見をするんじゃない!!」

「分からないのか?貴様の矮小な攻撃では一撃入れるどころか泥を削ることすらできないのだ」

「アンナ!!!」

 

ドゴオオオオオオオン!!!

 

大量の泥を纏った一撃がアンナを壁まで吹き飛ばした。

 

「大丈夫か!?」

「海賊…なんぞに・・・、心配されるほどやわじゃない!!!」

 

殺気の一撃で破損した鎧を捨て再度剣を宰相に向けた。

 

「何度来ても変わらない。俺様は無敵だ!!!!」

「アンナっつったか…。嫌なのは承知だが共闘するぞ」

「海賊・・・」

「お互い分かってるだろ「一人だけじゃ絶対決定打につながらない」ってな」

「ふん…。ついてこられなければ捨ておく!!忘れるな!!!」

「おう!!!」

 

互いに肩を並べ、俺とアンナは宰相に斬りかかった。

 

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