「輝元、只今ー!」
館の戸が開かれて曹仁が入って来た。丁度輝元が夕食の準備を終えている所だった。
「お帰りなさい、曹仁」
「はあ、気分悪・・・!」
居間に来ると曹仁は不機嫌そうにしていた。
「どうしたんですか、元気が無いですよ?」
「どうもこうも無いよ!」
曹仁は睨んだ表情をして輝元に言った。
「愚痴なら聞いて差し上げますよ。何があったのですか?」
輝元が笑顔で聞く姿勢を取ると、曹仁は不満たらたらにして言った。
「今日ね、建業の闘士と試合をしたの・・・」
「そうですか。それでいい結果を出せなかったと・・・?」
「そうなの!一勝も出来なかったの!」
曹仁は悔しそうに涙を浮かべて輝元に言った。
「こんなんじゃ闘士失格だよ~。あいつ等に勝てないなんて~~!」
「ですが、貴女もそれなりに頑張っていますよ」
「でも、これじゃダメなの。これじゃああんたの妻として皆に追いていかれちゃうよ・・・」
曹仁は体育すわりをして落ち込んだ顔をしていた。
「輝元、あたしとあんた、夫婦だよね・・・?」
「ええ、そうですよ・・・」
「あたしの事、捨てたりしないよね?他の皆と違って強くないけど、あたしを見捨てたりしないよね?」
「する訳ないではありませんか?貴女も大事な妻の一人です。差別などはしません。平等に可愛がって愛してあげますよ?」
「本当、じゃあ、証拠を見せて欲しいな・・・」
曹仁が頬を赤くして証拠を見せて欲しいと言った。
「もちろん、丁度夕食が出来ましたからね。貴女に振る舞いましょう」
「本当?やったあ!」
夕食と聞いて曹仁の表情が一気に明るくなった。早速、料理を曹仁の近くに置いた。
「ハンバーグカレー・・・!!!」
テーブルに置かれていたのはハンバーグを乗せたカレーだった。
「力を付けたい貴女の為に体力が付く食事を用意しました」
「わあ、ありがとう、輝元!」
「では、どうぞ・・・・」
「えへへ♪」
曹仁がハンバーグカレーを頬張っていった。肉にがっつき、スプーンでご飯とルーを一緒に食べていった。
「う~~ん、お肉最高♪」
ハンバーグの味に感動しながら夕食を楽しんだ。精の付く肉の味、感触、風味を味わいながら食べ進めていった。
「輝元の作るご飯、美味しい!」
「それは良かったです」
カレーを気に入ってもらえて輝元も嬉しそうにしていた。
「デザートのヨーグルトでも食べますか?」
「うん、食べる食べる!」
デザートも食べ進めて、夕食を完食した。
「はあ、満足満足!輝元の夕飯、美味しかった!」
「曹仁、気に入っていただけましたか?」
「うん、美味しいご飯を食べて嫌な事も吹き飛んじゃった。ありがとね!」
「どう致しまして」
食べ終えた食器を片付けて洗い終えると、曹仁が輝元の裾を掴んで来た。
「ねえ、輝元・・・」
「何ですか、曹仁?」
「いつものあれは、しないの・・・?」
曹仁は頬を赤くして太腿をもじもじさせていた。
「いつものとは?」
「バカ、いつもあたしにしてるだろ?あたしに言わせるつもりか?」
「はは、そうですね・・・では、夫婦の営みを楽しみましょうか?」
「うん・・・しよ・・・。きゃ!」
曹仁をお姫様抱っこしてベッドに運んだ。
「食後とあって重いですね」
「バカ、デリカシーの無い事言うなよ!」
「貴女が可愛いからちょっとした意地悪ですよ?」
「もう、そんな意地悪するなよ・・・」
「拗ねた貴女も可愛いですよ?」
そう言いながらベッドに運んでいった。ベッドに運び、仰向けに寝かせて服を脱がせていき、お互い一糸纏わぬ裸になった。
「曹仁、可愛がってあげますよ・・・」
「うん、輝元・・・・」
輝元に見つめられて曹仁は頬を赤くして心臓をドキドキさせていた。
「曹仁・・・」
輝元が曹仁の胸に目を付けた。
「どうしたんだ?あたしの胸なんか見て・・・?」
「ええ、見てますよ・・・」
「そんなに見て何かあるのか・・・。あたし、そんなに胸大きくないから、輝元の好みにならないんじゃないかなって・・・・」
「そんな事ありませんよ、貴女の胸も魅力的ですよ・・・」
「そうなの?」
「ええ、だから・・・」
「あ、あああ、あ、あ、あ、やん・・・」
「もっと自分に自信を持った方がいいですよ・・・」
そう言いながら曹仁の首筋を舐めて胸を触っていった。