萩の館での一日、睨み合っている二人の闘士がいた。
「~~~~~~~!」
知恵者の孔明が司馬懿を睨んでいた。司馬懿は挑発的な笑みを浮かべて孔明を見ていた。
「司馬懿、お主・・・!」
「うん?何の事だ?」
孔明が目を鋭くして睨んでいると司馬懿が薄く笑った。
「わしのプリンを食べたじゃろう!」
孔明は怒りながら涙を浮かべて司馬懿に怒っていた。どうやら大事にしていたプリンを食べられた事に怒っているようだ。
「わしが最後の楽しみにとっておいたプリンをお主は!」
「孔明様のプリンを勝手に食べるなんて失礼な事です!」
馬謖も怒って司馬懿を睨んでいた。
「誰がお前の物だと言った。大体名前が書いてなかったじゃないか?あれでは自由に食べてくれと言っているようなものだぞ?」
「う、それは・・・」
「負けを素直に認めなさい。貴女とマリア様では格が違います」
典韋が孔明に負けを認めるように言った。
「くう、この屈辱、いつか必ず晴らしてやるからな!」
孔明と司馬懿はいつまでも睨み続けていた。それを見て輝元は溜息を吐いて悩んでいた。
「はあ、これは困りましたね・・・」
居間で横になると輝元は考えた。どうしたら司馬懿と孔明を仲直りさせられるのか、それを考えるも中々良い案を思い浮かばなかった。
「何かお困りのようね・・・?」
「恵瓊?」
そこへ恵瓊が涼し気な笑みを浮かべてやって来た。
「何か悩んでいる事があるんでしょう?」
「ええ、そうですね・・・」
「目下の悩みは司馬懿と孔明、この二人ね・・・」
「はい、二人が喧嘩を始めてしまって・・・」
「確かに闘士一の知恵者の二人が争いを起こすのは面倒よね?」
「・・・・・」
「うふふふ、大丈夫よ、私にいい考えがあるわ?」
「考え、それは?」
「ふふふ・・・」
恵瓊は妖艶に笑って輝元の耳に囁いた。それを聞いて輝元もいい考えかもしれないと思った。
「何だ、輝元?」
「わし達を呼んで何かあるのか。よりにもよってこやつを・・・・」
輝元は司馬懿と孔明を呼んだ。孔明は不服そうな顔をして司馬懿を見ていた。
「輝元、また私を可愛がってくれるのか?」
司馬懿が舌なめずりをして輝元に近付いた。
「輝元、お主、また羞恥心な事を・・・!」
「いいえ、お二人にとって大事な事を言おうと思ったのです」
「それは、何だ?」
「何の事じゃ?」
「お二人には仲直りをしてもらいたいのです」
輝元が二人に仲直りをするように言った。それを聞いて司馬懿と孔明は互いに顔を合わせたがすぐにそっぽを向いた。
「こんな奴と仲良くするなどまっぴらごめんじゃ!」
「同感だな。こんな奴と馴れ馴れしくするつもりはない」
「いいえ、仲良くしてもらわないと困ります。そこで、二人にはあるゲームに参加してもらいたいのです」
「ゲーム?」
「お主、何をさせるつもりじゃ?」
訝しがっている二人に輝元は耳元で囁いた。
「ふふ、こんな恥ずかしい事を渡しにさせるのか?」
「お主、こんな破廉恥な・・・!」
司馬懿は嬉しそうに頬を赤くして喜び、孔明は驚いた顔をして戸惑っていた。
「ゴールでは私が待っていますから、私に可愛がってもらえると思って頑張って目指してほしいのです」
「そう言う事なら、喜んで受けてやろう」
輝元の誘いに司馬懿は乗り気だった。孔明は頬を赤くして戸惑っていた。
「どうした、やらないなら私一人でも充分だぞ?」
「な、馬鹿にする出ない、それぐらいわしも出来る。よかろう輝元、お主の誘いに敢えてのってやろう」
「では決まりですね・・・」
輝元は微笑むとゲームを始めた。
「ふふ、また裸になるのか・・・」
「わしを裸にさせるとはとんだすきものじゃな・・・」
夜の山のある開けた場所で輝元は二人の服を脱がして裸にさせた。
「では、私は山のふもとの別荘で待っていますから、二人には指定されたコテージで衣装を着て下さい」
「衣装、それは何じゃ?」
孔明が聞くと輝元は微笑んで言った。
「それは来てからのお楽しみです」
「何か良からぬことをしてそうじゃが、まあよかろう」
「では、お二人で力を合わせて頂上に登って下さいね」
そう言うと輝元は一足先に頂上のコテージに進んでいった。
「うう、こうして裸でいると寒いのう」
「私はもう慣れてしまったがな」
寒がっている孔明に対して司馬懿は慣れた顔をして歩きだした。
「お主、裸で歩いて平気なのか?」
「あいつとの遊びですっかり慣れてしまってな。今はもう何とも思わん」
「お主もすっかりあ奴に毒されてしまっているようじゃな」
「お前も今にあいつにべったりして離れられなくなるぞ」
「ぬ、お主はそうだとしてもわしは・・・」
二人で一緒に山の頂上のコテージを目指して歩いていく。そうして山の中を進んでいった。
「うん、何だ?」
司馬懿が身構えると草むらから一頭のクマが出て来た。
「クマだと?」
「ここはわしに任せよ」
孔明が鈴を取り出して音色を鳴らした。するとクマはあっという間に眠ってしまった。
「ほう、熊と戦わず眠らせたか」
「むやみに争いは起こしたくないのでな」
クマを眠らせると二人は先を進んでいった。そうして進んでいくと、中間地点に辿り着いた。
「よくこれたわね」
「恵瓊か、この生臭坊主め」
「お主の入れ知恵も入ってそうじゃな」
「まあ、そんな事言わないで、二人に衣装をプレゼントしてあげるわよ?」
そう言うと恵瓊は筆を取り出した。
「筆?どう言う事だ?」
「わし達に衣装を着せるんじゃなかったのか?」
「ええ、そうよ。衣装を着せるのよ?」
恵瓊はクスクス笑って二人の体に色を塗っていった。
「まさか、衣装と言ってもボディペイントとは・・・」
「あの坊主ならやりかねないな」
衣装を貰った後、孔明と司馬懿は次の休憩場所へと進んでいった。司馬懿は胸を星型の黄色の蒼のレオタード、孔明は白のスク水のペイントを塗られていた。ペイントの為に乳首がリアルに浮き出ていた。
「うう、こうしてみると少し恥ずかしいな・・・」
「だが、輝元に喜んでもらえるならいい事だ」
恥じらい、嬉しさを感じながら孔明と司馬懿は頂上を目指していった。