※この作品はR-18です。

俺を好きな【悪霊】が、美少女に【憑依】してくれる話。さっそく【銀髪美少女】を寝取ります。   作:BIBI

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第13話 シャーロットの手料理

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 今日はシャーロットとハジメは一緒に、和食主体で料理を作った。

 

 

 テーブルには、炊き込みご飯やら天ぷら、茶碗蒸し。メバルのあら汁と煮つけ。様々な料理が並んでいる。

 

 

 

 和食なので殆どの者が梅酒を飲む中、「ふぅ……」クオンだけがウィスキーを飲んで顔を赤らめていた。今日も今日とて酒浸りで、楽しそうである。

 

 

 

 耳や唇のピアスに、爪には黒いマニキュア。ハジメと同じ様に指にはリングを複数身に付けて、本当に数ヶ月で変わり過ぎというか、染められ過ぎている。

 

 

 

 対照的にシャーロットは段々と穏やかな表情や口調が増えて、刺々しさが失われた。今もニコニコと楽しそうにハジメと会話しながら、夕食を口にしていた。

 

 

 

「お嬢様が手料理を振る舞ってくれるなんて……、しかも、凄く美味しくて……。感激のあまり涙が……」

 

 

 

 両親が居なかったシャーロットを幼い頃から支えていたエヴィは、涙目になって料理を口に運ぶ。

 

 

「大袈裟じゃない?」

 

 

 ちゃんと美味しいと言ってもらえて安心しつつも、シャーロットは少し呆れた様子で肩を竦めた。

 

 

「――ハジメ、アミさんの誘いに乗ったってどういう事なの?」

 

 

 テーブルの席に着き、クオンはウィスキー片手にハジメの方へ視線を向けた。

 

 

「あくまでバイトだよ。大した理由はない」

 

 

 冷蔵庫から梅酒を取り出し、グラスに注いだ後は炭酸で割る。それをハジメは人数分用意していた。

 

 

「ハジメはお金が欲しいの? だったら私があげるけど?」

 

 

 梅酒を受け取りつつ、シャーロットは当たり前の様に、惚れた男に貢ごうとしていた。

 

 

 彼女は金に執着がないが、有り余っているので、ハジメに財産を渡しても何の痛手にも感じないのかも知れない。

 

 

 

「その気持ちは素直に嬉しいけど、女からお金を出してもらうって格好悪いだろ……。男なら自分で稼がないと」

 

 

 

「意外とハジメは古いタイプの男なのね」

 

 

 ハジメの答えを聞いて、くすりと笑うシャーロット。悪くない反応だった。普段はチャラい態度の癖に、意外とお堅いハジメの一面に好感が持てたらしい。

 

 

 

 隣でエヴィが梅酒を受け取り「ありがとうございます」と礼を口にしつつ、霊について話を切り出した。

 

 

 

「霊媒師の仕事を手伝うのなら、十分に気を付けた方がいいかと。最近はハジメさんの通っている学校が、休校となっている理由も霊が原因です。今朝もビルを倒壊されるなど、やりたい放題で……、日本の修祓院も手を焼いているようですし」

 

 

 

 その表情は少しだけ真剣さを帯びている。

 

 

 エヴィはシャーロットが男の家に入り浸りになっている間、どうやら日本の修祓院と密なやり取りを交わしていたらしく、色々と内情を把握しているみたいだ。

 

 

 

 彼女の表情だけでも事態の深刻さが、薄らと分かる。

 

 

「珍しいですね……、アクション映画みたいにド派手に暴れる霊ってのは。普通は呪いを振り撒いたり、建物を降らしたり、物を壊すとか……、もっと陰湿で怪奇現象っぽい感じなのに」

 

 

 

 年上には敬語を使う系男子のハジメだが、いつもぶっきらぼうな喋り方故に、多少違和感がある。というか――似合ってない。

 

 

 そう思ったのか、クオンもハジメの姿を見て、少しだけ口角が上がっていた。笑いを堪えているらしい。

 

 

「恐れ知らずよね。普通は力が強い霊もそこまで派手に動かないわ。霊媒師に祓われる危険性が高まるだけだもの」

 

 

 

 楽しそうに笑う呪難は、今はリリの体に憑依して料理を食べていた。禍津神とはいえ、人の魂を多く取り込む彼女は、食事も普通に楽しめるらしい。

 

 

 

「……それだけ逃げ切れる自信があるという現れでしょう。くれぐれも使者には気を付けてください」

 

 

「大丈夫よ、私も付いているんだし」

 

 

 真剣に忠告するエヴィとは対照的に、ハジメの力を知る呪難は緊張感なく話す。

 

 

 

「――私も協力するわ……。このまま何もせず居候ってのも気が引けるから……。後、シャーロットと違って私、料理もできないし……」

 

 

 

 気不味そうに、チラチラとハジメを見るクオン。やはり色々と最近は思う所があったのだろう。

 

 

 ただのニート化してしまった自覚によって、何か役に立ちたい様子。

 

 

 今のままじゃあ私って……、付き合ってもない男に家事を全て押し付けて……、衣食住を提供させた挙げ句、自分は葉巻とウィスキーとセックスにド嵌りしているヤバい女だし……。

 

 

 

「腹に子供がいるのに何言ってんだよ……。たとえ付き合ってなくても、俺が責任を取るのは当たり前だろ? 居候だとか、気にしなくて良い」

 

 

 

「でも……」

 

 

 男気を発揮して遠慮するハジメに、クオンは少し食い下がる。

 

 

 だが――。

 

 

「ただまぁそんなに恩返ししたいなら……――、さっき買った衣装を身に着けて欲しい……!」

 

 

「~~~~ッ! 貴方ねぇ! さっきも言ったけど! 着る訳ないでしょ! そんな馬鹿みたいな衣装!」

 

 

 流石に嫌だったらしい。ハジメが紙袋から取り出したバニーガールの衣装を見て、クオンは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに怒る。

 

 

 

「馬鹿みたいな衣装って……。バニーガールの何が気に食わないんだ? じゃあこっちのディーラーの服はどう? あ! そうだ! チャイナドレスも買ってあるんだった!」

 

 

 大きな紙袋から次々とコスプレ衣装を取り出すハジメ。

 

 

 それに「絶対――嫌ッ! そんな変態みたいなプレイしないから!」クオンは顔を背けて強く拒否する。

 

 

 

「クオンとシャーロットに絶対似合うと思って買ったんだけどなぁ……。一体何が気に食わないんだ……」

 

 

 肩を落とし落ち込んだ様子でハジメは、取り出した衣装を紙袋の中へ戻した。

 

 

「ハジメが喜ぶんなら私は色々着たいわ! クオンより私を求めて欲しいもの!」

 

 

 キラキラした眼差し。純粋無垢な深い愛情。シャーロットはハジメが喜ぶならと、色んなコスプレでセックスする事を当然の様に受け入れる。

 

 

 これにはハジメも「本当ですか、シャーロットさん」と食い気味に似合わない丁寧口調で近寄り、彼女の手を取った。

 

 

 

「…………⁉ い、いや、私も、どうしてもって言うなら着なくもない、けど……⁉」

 

 

 対抗意識を燃やすクオンの目が泳ぐ。コスプレしてセックスするなんて、明らかに嫌そうだけど、それ以上にシャーロットと差が付く事が許せない様子。

 

 

 

「無理はしなくて大丈夫、私がクオンの分も頑張るから」

 

 

「最近、シャーロットの方が回数多いじゃない……。私だって……」

 

 

 キラキラした眼差しと、バチバチとした視線。シャーロットとクオンは決して不仲ではないが、度々ハジメの取り合いを始める。

 

 

 

 より正確に言うと、純粋で素直なシャーロットに、捻くれ者で中々素直になれない恥ずかしがり屋なクオンが噛みついている。

 

 

「……まぁとりあえず、今は食べようぜ、料理が冷めちゃうから」

 

 

 二人が料理を食べる手を止めている事に気づき、ハジメは溜息交じりに笑って自分の席に着いた。

 

 

 

 何というか……。こんな可愛い子達と当然の様にセックスしまくれるって、俺は幸せ者だな……。

 

 

 改めて今の環境に彼は感謝しながら、メバルのあら汁をゆっくり飲んで味わう。

 

 

「…………」

 

 

 お嬢様とクオンさん相手に、コスプレエッチを求める豪胆さ……! 工藤ハジメ、恐ろしい人ですね……!

 

 

 やり取りを傍から見ていたエヴィは畏怖の念を抱き、ハジメの方を見て戦慄していた。

 

 

 ハジメはよく理解していないっぽいが、シャーロットもクオンも超が付くお嬢様で、清楚可憐(せいそかれん)で血筋から優れた選ばれし存在だ。

 

 

 

 圧倒的な高嶺の花であり、決して一般人が気安く触れて良い人じゃないのだ。

 

 

 そんな彼女達が獣の様に発情しまくり、挙げ句しっかりと孕まされ、男の望むままコスプレエッチしようとしているのは、傍から見たら途轍もなく背徳的だった。

 

 

 

 しかもチャラくて何処の馬の骨とも知れない男が、シャーロットやクオンを好き放題にしていると言って、一体誰が信じるだろうか。

 

 

 

 






【あとがき】

 次回はコスプレエッチ回です!

 お楽しみに!

 勿論クオンとシャーロットだけではなく、リリも混ざります!


「面白い!」「続きが気になる!」と思った方は、「評価」や「お気に入り」してくれると嬉しいです!

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