【ドラゴンクエスト8】 ゼシカお嬢様のトイレ事情 作:北村 貴之
サザンビーク付近にある、王家の山にて。
サザンビークの王子、チャゴスの護衛をすることとなったトロデーン国の王とその従者たち。
従者のひとりにして山賊、ヤンガスがいた。
肥満体型にイガイガの帽子を被った中年の男だ。
そんなヤンガスだが、王子の護衛中に…。
「ここでええか」
年下ながら兄貴分であるエイトたちから離れ、ヤンガスは山中の茂みの中にいた。
現在は朝。
チャゴスがアルゴンハートを回収している作業をしているわけだが、当のチャゴスはなにもしなかった。
アルゴリザードを倒してアルゴンハートを入手してはいるが倒したのはエイトたち。
当のチャゴスには戦闘力はなく、図体は大きくても魔物を倒すことはできない。
感謝するどころか上から目線でエイトたちに接しているために、彼らのヘイトをためにためているのは言うまでもなかった。
ヤンガスもそのひとりだったが、心を癒す場面にいま直面しようとしていた。
それは…。
「よっしょ」
掛け声を発し、茂みの中でパンツごとズボンを下ろした。
しゅるるっ、と音をたてて、ヤンガスの下半身の衣服が地面近くに下ろされる。
下半身を纏うものがなくなり、ヤンガスの下半身は丸出しとなった。
お持ちのペニスはまるでレモンのような形であった。
小さくはなく、亀頭の形がちょこんと可愛らしく、それ以外は楕円形に近く太めであった。
そのすぐ近くの睾丸袋は、まるで巾着袋のような大きさだ。
脚に生えている産毛はかなり濃かった。
おちんちんの近くの陰毛も見事な剛毛だ。
下半身を露出させると、ヤンガスのお尻がひくひくと蠢きだす。
ぷぅ~っ!
「はふぅ~…」
ヤンガスが尻を向けた先、そこから臭いにおいのおならが放たれた。
おならは風に乗って流され、茂みの先の川へと落ちていく。
ヤンガスのおならは臭いおならだった。
普段から食べているものがジャンキーなものばかりなのか、悪臭に近いものであった。
「おほっ…」
恍惚の表情を浮かべ、ヤンガスは不気味な笑い声をあげた。
快楽によるものなのか、それとも大自然の中で放屁するのが気持ちいいのか。
「んほぉぉ~っ!」
ぶりっ!
また一発、おならを放つ。
森の木々が揺れ、小鳥たちが驚き飛び立つ。
そんなことなどお構いなしにヤンガスは尻を突きだし、放屁の快楽を貪っていた。
「こ、こいつは癖になりそうだぁ」
頬を赤くし、ヤンガスはそう独り言を呟いた。
…とここで。
ヤンガスはお腹に異変を感じた。
そろそろ出そうであった。
「もうすぐだな」
そう呟くと、眉間に皺をよせ、身体の全身をブルブルと震わせる。
露出した生のお尻が、胎動する。
尻穴の毛はびっしりと生えており、その奥には尻穴がある。
まるで女性器のようであったが、そのすぐ上には男性特有の器官である睾丸袋があった。
「んぐぐっ…」
ヤンガスは息み、お腹に力を込める。
すると…。
ぷすぅっ…、ぶぶっ!ぶぼぼぼっ!ぶりゅりゅりゅっ!
「んほぉぉ~!!」
ヤンガスのお尻から、黒黒としていて茶色い物体が放たれた。
もりもりと音を立てながら、尻穴から出てきたそれは、まるで大蛇のように地面めがけて落ちていく。
「出たぁ〜」
ヤンガスは顔を赤くしながら、そう呟いた。
それは彼の糞便だった。
ヤンガスの尻穴からは止めどなく、豪快なうんちが産み落とされていく。
「はぁ~っ」
長く息を吐きながら、ヤンガスはうんちを出し続けた。
もりもり、もりもりとヤンガスの体内にあったそれは排出され続け、地面には次々と立派な糞便が堆積されていった。
「はぁ〜…。出た出た」
ヤンガスは気持ちよさそうにしている。
どうやら出し終えたようだ。
「でっけぇ…」
後ろを振り向き、ヤンガスは改めて自身が出した糞便を確認する。
どっさりと積まれたその糞便は、まるでパオームやキングレオが出したのかというくらいの大きさだった。
肥満体型のヤンガスだが、まさか自分でもこんな量を出してしまうとは思いもしなかった。
「腹の調子がよかったんかね」
ヤンガスはそう呟くと、尻穴を拭くことなくパンツとズボンを穿き直す。
尻穴が毛に擦れるたびに、ヤンガスは身震いした。
そして、ヤンガスは茂みから出ていったのだった。
…とここで。
ヤンガスが茂みから出た瞬間だった。
彼の目の前に、巨大な魔物が現れたのだった。
「うおっ!?」
思わず声をあげるヤンガス。
その魔物は、巨大な赤色のトカゲだった。
体長3メートルはありそうだ。
これは兄貴分と憎きチャゴスに報告せねば。
そう思ったヤンガスは、草むらを後に大慌てで駆けていった。