!!!「これが……、
こうなったのである程度隠さず書きますが、結構飛ばして書いていくつもりなので、エチエチ度はないと思います。
気分が乗ったら書くんじゃないですかね?
シオリは自分の目を疑おうと努力していた。
しかし努力というモノは
しかし現在シオリの行なっている努力がどれだけ辛い苦行であろうと、それを見れば
なぜなら、シオリは自分の目の前で起きている状況ではなく、自分の股座へと伸びる手を止めるのに思考の大半を使っているのだから。
「────こ、これ無理っす♡ お願い、だからっ! アキラ少年ン……ッ!♡♡ お願いっすから!♡ ぁ、あっこれイケそ……ま、また!?!? なんで?!」
「勝負は1時間だろ? まだ20分だぞ? もう少し楽しもう」
「これ、これっ♡ これで5回っすよ♡
────なら、私の負けでぇ、んにぃぃぃぃいいい♡♡ ……!? って、
シオリの目の前では行為に入る前にカナエが挑発したことで、アキラが1時間以内にカナエを達させれるかどうかという勝負に発展した。
あと40分も残っているが、カナエはもう限界ギリギリだ。いや、アキラがギリギリの状態から先へと決してイかせないようにしているのだ。
カナエは無抵抗を演じるように両手を頭の後ろで組み、笑みを浮かべていた。
それが今はどうだろうか。アキラは左手をカナエの股の間。女性の大切な場所を覆うようにしてくっ付け、右手だけでカナエの性感帯を弄っている。メイド服の中に潜らせたアキラの手はそこまで激しく動いている訳ではない。しかしカナエの現状は無様といって過言ではない程に酷い。
アキラは何度か左手を下へと下ろしている。触られるというのはリラックス効果を与えることもあるが、同時に相手によっては不快感を生む行為だ。一種の賭けでもあるが、アキラはそれに勝った。
アキラの左手が股下から離れた瞬間、カナエはまるで寂しそうに、甘えるように腰を自ら下ろした。
そして再度接触した瞬間その手から広がる温もりと多好感からか、カナエは顔を綻ばせていたのだ。これが起きたのが勝負を始めてから5分程度の頃。アキラはその時点で確信した。観戦していたシオリも、そして性知識にあまり精通していないレイナでさえ悟った。
カナエの負けを。
既にアキラよりも背の高いカナエの視点の位置がアキラの視点と重なりそうなほど、カナエの股はパカァ♡とガニ股に開いているのだ。カナエが「イかせて」と言おうとしても、刺激を一瞬だけ強めて黙らせたりしている。
シオリもレイナも、何も言葉を発せない。それよりもずっと忙しいのだ。しとどにショーツを濡らしつつも、目の前のメスがカーペットに撒き散らす液よりもマシだろうと思いながら、各々その奥を弄り続けていた。
──
────
カナエの目的としては、加速剤を使用したシオリを相手に、善戦どころか強奪犯が隙を見せるまで追い込まずに格闘戦を繰り広げた少年を見に来たというのが全てだ。自分の主人であるレイナがハンター稼業を続けていれば、じきに会えるだろうと思っていたところにシオリとアキラ間での交渉が締結。
カナエとしてはちょっと意外なことに、アキラはシオリの身体を要求した。
聞いていた人物像としてはちょっと外れているが、アキラも男でしかも成長期。性欲は有り余るだろうということぐらい察しは付く。更にはハンター稼業で強大なモンスターや自分の命を明確に狙う不審者との命のやり取りをしたばかり。生存本能に収まりがついていなくても可笑しくはない。
大まかな交渉内容を情報端末越しに聞いていたカナエは、要求に随分と色気を出したものだと内心苦笑した。しかしシオリの容姿が非常に整っているのは、同性であるカナエにもよく分かる。それをたった10日間、閨の相手してくれれば死ぬかもしれない状況を2度も連続で作った恨みを帳消しにしてくれるというのだ。恩情だろう。
しかし帰って来たシオリの顔は非常に暗いモノだった。
──
────
アキラの要求はシオリの身体だけではない。詳細を聞いてみれば、アキラがシオリに身体を要求するのは、……正確に言えばシオリがアキラに身体を許さなければならない状況になった大元の原因をハッキリさせる必要があるという。
つまりはレイナの不手際による責をシオリが受けるにしても、レイナ本人の改善が為されないのであれば、今後何度もシオリが身体を張る必要が出てきてしまう。シオリ本人はそれでも良いかもしれないが、今回のように命を提示し、そして容赦なく命を差し出させる人物が自分の席に座ってしまえば、そこでシオリという防壁は終わり。改善する意識も無いままでは、更にその次を作ってしまう可能性は否定しきれない。
そのため、今回の贖罪の場にレイナも連れてくるべきだとアキラは
シオリの懇願もアキラはそよ風のように流し、言った。「じゃあ、シオリがいなくなった後も庇えるのか?」と。そしてシオリは黙った。断言など出来ないからだ。
シオリは自分が他の従業員よりもレイナに傾倒していることぐらい分かっている。自分がレイナの代わりに命や身体、財産を提示しているのが何よりの証拠。アキラが取り立てるべき相手は本来ならばレイナだ。
従者の
自分の後任として他のメイドや執事が配属されたとしても、身を削ってまでレイナを庇おうとはしないだろう。例え従者という身分から出ることは出来ずとも、その範囲内での上下はあるのだから。
シオリはそう確信していた。
だからこそ悩んだ。今回はアキラの恩情で命を取られずに済む
どうするべきかと頭を悩ませていると、アキラから追加の条件が提示された。「
そもそも今回の相手はシオリであり、レイナには迂闊な行動の結果を受け止めて欲しいだけ。喧嘩腰で他のハンターへ暴言を吐いたり、威張り散らかしたり、不審な人物へと無警戒に近付いたりと、レイナには荒野での危機的意識が徹底的に足りないのだ。
その結果どうなるか。そうならないためにはどうするべきか。ただ口で伝えただけでは伝わらないモノがある。身に覚えは無いかと問われれば、シオリにはあった。
今回の一件で装備を良いモノへと変え、危機的状況の打破をレイナ個人でも出来るようにと進言したのだ。それは突っぱねられ、再三進言しても、やはり結果は変わらず。
まさかアキラの方からその問題を解決する糸口を垂らすとは思わなかったシオリは、荒療治ではあるが効果はあるだろうと了承してしまった。
その後もシュテリアーナでの食事は意図せず歓談へと移行し、再度その話題を出すことは出来ずに終わる。
レイナが同室することの異様さに気付いたのは防壁の内側に帰って来た後であり、もう無かったことにするには遅すぎた。既にホテルの予約は済んでいる。それもさっさと終わらせるために、翌日の昼からを始まりとした。
シオリは観念して、カナエにレイナの護衛として付いてくるように言う。そしてカナエはアキラというハンターを見たかったこともあり即座に了承。
レイナにも事情を話して同行を求める。自分がどこで誰と何をするのか、それを話す必要もあり、シオリの話を聞いたレイナは顔を真っ赤に染めながらも頷いた。
その後、アキラに同行者が1人増えることを伝えれば、危害を加えてこないのであればという至極当然な要求が返ってくる。まぁ、当然だろうとシオリ自身も装備は持っていかないこととした。
──
────
そして
たった1時間でこの部屋には性臭が充満することとなる。それも3人分だ。
アキラがずっとカナエの股下にくっ付けていた左手を見れば、べっとりと愛液が付着している。流石にこのまま
「────さてと、準備万端みたいだしシようか」
アキラの視界にいる美女美少女は、同様に股座を湿らせていた。
アキラがベッドから起き上がりつつ、自分の上に倒れてきたシオリを持ち上げて横に寝かす。その様子を見れば、「もう少し優しくすれば良かったかな?」と思うが、そもそも今回の情事は、
潰れたカエルのように股をぱっかり開いているシオリの扇情的な姿を見つつ、アキラは自身の主砲に取り付けていたゴムを外す。そのまま軽く結び、他所のベッドへと投げた。
当然だが何も考えずに投げ捨てるなど、アキラには勿体無くて出来ない。この部屋にはアキラ達が使うキングサイズのモノとレイナやカナエの使う1人用のベッドが用意されている。
カナエは未だに失神しており、起こす者もいないので床で放置だ。
つまり、アキラが投げた先のベッドには別の者が就寝している筈で、そうでは無いことを理解していながら、アキラはそちらへ使用済みのゴムを投げ捨てていた。
(接触しなくても出来ることは多いしな)
アキラはシオリの巨乳を自分の物であることを主張するように揉みながらそのベッドを見る。誰かを内側に収めた丸みのある毛布から、手が伸びてきてゴムを掴み引きずり込んだ。直後大きく震えたその毛布を見ながら、アキラは
昼過ぎにチェックインして、カナエとの勝負で1時間。その後、12時間ずっとシオリとシていたのだ。流石にお腹も減るというものだ。
アキラは1人ベッドから降りると、床で寝ていたカナエの
「……アキラ少年。ちょーっと女性の扱い方が上手くないっすかー?」
「勝負はオレの勝ちなんだ。この10日間。カナエも参加して貰うけど、良いよな?」
「オッケーっす!」
「そりゃ良かった。けど、お腹も減ったし一度食事しに行く。シャワー浴びてからだけど、カナエも来るか?」
アキラが手を差し出すと、カナエもそれに応える。そしてそのまま立ち上がると、アキラに抱き着きながら了承の意思を示した。
そしてアキラ達はその一室に気絶しているシオリと、1人遊びに
アキラ達が部屋へと戻ってくる。ドアを開けた瞬間、ムワッ♡っとメスの匂いが広がり、アキラ達を包む。
アキラはそれを生み出した、というよりも生み出させた側であるため特段気にしない。しかし隣に立つカナエはつい先程まで気絶していたのだ。意識の飛んでいた間にも呼吸してその匂いに対して耐性もあったが、それは無意識下。食事を挟んだことで、カナエの嗅覚の慣れは更新されてしまい、耐性は消え去っていた。
アキラと半ばデートのような時間を過ごした結果、カナエはこの部屋で行なわれていたことや今から自分がどうなるのかを失念していたのだ。させたのはアキラだが。
アキラがカナエへ目を向ければ、そこには発情して今にも襲い掛かってきそうなメスがいるだけ。しかし理性が残っているのだろう、耐えている。
(正直後日手合わせをした時の勝利条件に付けるつもりだったんだけど……、勝負を仕掛けてきたのが悪い。このまま喰っちまおう)
アキラにとっては先程までの食事は下拵えでしかなかった。
顔を上気させて理性が飛びそうなカナエの手をアキラが取り、そのままベッドまでエスコートする。ベッドの上ではシオリが未だ気絶中だ。更に言えばそうなるほどにぐちゃぐちゃにしたベッドのシーツは汗や涎、大半はシオリの体液で濡れている。
匂いの発生源でもあるその場所へ、アキラはカナエを座らせてゆっくりと衣服のボタンを外し、その奥に着させた赤いブラを露出させた。
(基本的にメイド服しか着てなかった奴にカジュアルな服着せるだけでも達成感あるのに、それを一枚ずつ取っていくのは征服感感じるな……)
アキラの手が次へ、更に次へと向かうがカナエは抵抗しない。アキラの手を目で追うだけで心臓が高鳴り下腹部が熱くなるのだ。
されてしまう。という忌避感や嫌悪感はない。それどころか期待感だけが募っていく。呼気が荒くなり、早く全て脱がせてほしいと思いながら腰を浮かせたり腕を伸ばしたりとアキラの手助けばかりしてしまっていた。
そして残ったものがブラとショーツになり、そしてアキラの手がカナエをベッドへと押し倒す。カナエもそれを受け入れ、抵抗なく倒れた。背中に感じる冷たさは誰の痕か。そんな益体の無いことが脳裏を過ぎった次の瞬間、アキラがメンズサポーターを脱いでその奥の主砲を取り出した。
(────デッッッカ♡♡♡♡ あんなのもう、凶器っすよ♡♡)
シャワーを浴びている時も極力見ないようにしていたそれを、もし見てしまえばメスの本能が今すぐにでも懇願してしまいそうなそれを、カナエは今、とうとう直視してしまった。
下腹部の奥にある臓器が「さっさと蹂躙して貰えるように懇願しろ」と叫び訴えてくるのを必死に我慢しつつ、年上としての自尊心の為に虚勢を張って笑顔を作る。
「じゃ、じゃあアキラ少年。良いっすよ……?」
「また寸止めでもすれば正直になるか?」
「ひっ! あ、あれだけは嫌っす!」
時間制限があったから1時間で解放されたが、今度はないのだ。残りの9日間、いきそうでイけない状態を繰り返される想像をしてしまったカナエは普段の快活さはどこへやら。怯え、そして祈るように両手を組み、願う。
「お願い……、するっす……♡」
アキラはカナエへ、手を出した。
──
────
朝日が出て少しの時間が経った頃、アキラが自身の下半身に違和感を感じて目を覚ます。視界に入って来たのは天井、そして右を見ればアキラへ抱き付く様にしているカナエがいる。とても嬉しそうに、そして幸福そうに眠っている彼女を起こさないように抜け出したアキラが、掛け布団を捲り、その先にいた人物へと声を掛けた。
「おはよう、シオリ。起き抜けに1発
「了解しました。誠心誠意、ご奉仕させて頂きます♡」
笑顔で応対したシオリは再度アキラのイチモツへとキスを落とす。陰嚢と陰茎の中間、イチモツの根本へチュッ♡っとリップ音をさせた後、舌に唾液をたっぷりと纏わせたままレロ~♡っと、ゆ~っくり上へと舐め上げていく。
裏筋を通る感覚でアキラの顔が僅かに崩れたのをシオリは見逃さず、丹念に愛情をこめて舐めていき、本命と言えるカリの部分へ到着。カリ首の下を一周させて男の性感を責めていく。サラサラとしたシオリの黒髪がアキラの太ももや下腹部を触り、他の刺激も相まって快感が募る。
そしてたっぷり刺激を与えられてバキバキに屹立したアキラのイチモツは直上を差す。シオリはうっとりと眺めた後、鈴口へとキスを落とした。
それから数日ほどが経った。
アキラはその間、シオリとカナエを使って色々なプレイを行なった。
アキラ達が宿泊しているこのホテルは、シオリにとって最も重視すべきレイナの安全性を考慮し選ばれている。施設の周囲にはハンターランク35以上の実力を持つ警備員が警邏を担当しており、廊下や食堂などの公共施設には穴の無いように監視カメラや集音マイクが仕掛けられている為、侵入は困難。
許可の無い者を発見しようものなら即座に警備員が集まり、銃口を向ける。そして少しでも抵抗の素振りを見せれば、引き金は簡単に引かれるだろう。
────レロッ♡ チュパチュパ♡♡
そしてそこまで警備に金を出せる施設であれば当然、主だった使用面についても充実している。具体的に言えば衣装や道具だ。
────れぇ~~~♡♡♡♡
衣装に関して言えばペラッペラのうっすい布地の偽物から、しっかりとした造りの本物まで取り揃えられている。アキラはそれを半日ごとに切り替えながら楽しんだ。
(まぁ、結局一番良かったのがこの2人の本職を味わうことだったな……)
ナース服やどこぞの軍服、西部に居るとされるエルフの民族衣装などなど。アキラは自分で選ぶ時もあれど、シオリやカナエに自らを着飾らせたりもした。その時の期待に満ちた表情や、期待に応えられるのかという不安感の籠った視線もアキラの性欲を煽るだけ。彼女らを順に気絶に追い込むほど、アキラは頑張りすぎた。
────ちゅぷ…………♡♡ れろぉ……♡♡
(お尻の開発方法とかもわかったし、後日シェリル達にもやってみるか……。
そういやイイダ商業区画遺跡だっけ……?そういった商品があったような……、いや、駄目だな。Web版みたいに自動人形があったとかなったら大変なことになりそうだし、今の装備でオリビアと会ったらまず生き残れないだろうしな。いつか行くことになるだろうし保留だ。
………………、というより)
────ちゅ♡ ちゅ♡♡ ちゅる♡♡ ……すぅぅぅうう♡ っはぁ♡♡
アキラが目を覚ましてからずっと違和感を覚えていた下腹部の方へと視線を移す。まだ寝転んでいる為、真下の確認は出来ないが、それでも違和感の正体を見付けた。掛け布団が大きく盛り上がっているのだ。小柄な人なら収まりそうなほどに。
2日目にもあったなと思いながらも、アキラは自分の左側へと顔を向ける。そこにはシオリがアキラに寄り添うようにして眠っていた。端正な顔には僅かなあどけなさが残っていて男心を擽る。
右を見ればカナエが幸福そうな寝顔を晒していた。アキラの腕にその豊満な胸を大胆に押し付ける様にしている様子からは内心に抱える親愛が見て取れる。
だからこそこの状況は可笑しいのだが。この10日間、アキラへと身を許す2人がアキラを挟むようにして眠っている状況下、アキラの股座で好き放題している人物と言えば、もはや残っているのは1人しかいない。
(流石にやりすぎたのか……、それともよく耐えたと褒めるべきか。……まぁ、計算通りであることには変わらないんだが)
アキラの大きな陰嚢を必死に手の中に収めようとして失敗し、残念そうな声を上げた辺りでアキラが起き上がる。両腕に感じていた妙齢の女性特有の柔肌の感覚を惜しく感じつつも抜け出し、そのまま掛け布団を持ち上げた。
──
────
ホテルのベッドは基本的に宿泊費に相応しい値段で取り揃えられている。アキラ達のいる高級ホテルの品は当然高級品だ。布地どころか繊維から選び抜かれ、製造方法も考えられている。
丁寧に編み込まれたそれは寝具として、遮光性は非常に高く内部に潜っていれば外部の情報は得られないほどに。当然、朝日の光など差しはしない。
そんなところへ急に光が差し込んできたのだ。そこに居た者の意識はそっちへ向く。
(……えっ? 朝? なんでっ……? 2時だったじゃない!?)
アキラ達がチェックインしてから既に5日ほど経っている。近くにいる者ならば生活のルーティンも把握できるだろう。だからこそアキラ達の就寝時間と起床時間の間で自身をひっそりと慰めようとしていた。
だが遮光性の高い掛け布団がゆえに、この5日間ずっと目の前で行なわれてきた情事の所為で、近くに放られる使用済みのコンドームから香る臭いの所為で、正常な判断などとうの昔に蕩け切っている。
他の2人はそれを理解した上で乗っていたのだが、彼女は違う。性倫理は高くとも、性知識にはそこまで精通していない。我慢所を知らないのだ。
だから彼女は、──レイナは光を浴びる瞬間まで、時間が過ぎていたことに気付けなかった。
アキラが起きればシオリ達もそれに気付く。たとえ脳や身体がアキラに蕩けされていようとも、その心身に刻んだ技量や実力が腐ることはない。近くで異常な事や命の危険性、主の危機などを感じ取れば、否が応にも起きる。
そして見たものは、3人が起きる前に自分のベッドへ逃げようと画策しておきながら、自身の高まりすぎた性欲に支配された一匹のメスだった。
3人は彼女を急かさない。
アキラはレイナをどこかのタイミングで頂くつもりであり、今回喰えずとも味は覚えさせておくつもりだった。
カナエはどうでもいい。レイナに抱く感想はクソガキA程度。命令を下されたから護るだけであり、それが無いなら本当に気にも留めない相手だ。
シオリは目の前の情報にどう対処すべきか迷っていた。レイナを引き剥がすべきかとも考えるが、現状を誰がどう見てもアキラから強要しているようには見えない。逆にレイナが襲っている側だろう。窘めてもう十分見せただろうと、反省は促せたはずだと防壁内に帰そうにも、シオリがアキラから離れるのは契約に反する。カナエに頼もうにもここの警備は壁の外という条件下だが厳重だ。反論されて終わりだろう。それら取れる手段と取れない理由が並んでいく間、シオリはレイナを見ているしかなかった。しかしシオリは危機的状況下でもない限り、表情を表に出し過ぎないようにと訓練を積んでいる。レイナを見ている顔には無表情が映っていた。
三者共々、レイナへと視線を向けている。まるで「お前はどうしたい?」と聞くように。レイナにはその無言の圧力により、先程まで茹っていた思考回路が完全に真っ白になっていた。
ある意味では改善されたのだろう。しかし真っ白ということはそこは描き込みやすい状況でもあるということ。そしてレイナの眼前にあるのはアキラの剛直だ。「お前は逃がさない」と言わんばかりに亀頭が狙いを定めている。
目を奪われたレイナは口角を淫らに上げて決断した。
ちゅっ♡っと、レイナは服従のキスをする。
横線の間にハートマークつけるとDIO!?って思ってしまうのは私だけでしょうか