アキラは今日も今日とてクガマヤマ都市からそう離れていない荒野の荒れ地で訓練に明け暮れていた。
強化服の着用を前提とした走行と、フォームの誤差修正。視覚情報に拡張現実のウェポンドッグを追加した訓練により、銃撃精度と不意の遭遇時における状況判断能力の向上。最近の訓練内容はそこにアルファとの格闘戦も追加されている。
それぞれにある程度の時間を
その訓練の終了時間は少し前までならばアキラの体力がギリギリ都市まで歩いて行ける程度には残る想定だったのだが、今は強化服をアルファ側から動かせるおかげで、全身が疲労で動けなくなるまでとなっていた。
アルファの過保護も入っているが、半分はアキラの
今後、原作をなぞるように行動を起こしていく場合、自らに降り掛かる
場合によってはアキラとアルファ間にある通信が途切れる可能性はゼロではない。少なくとも原作の中で地上かつ特殊な空間内でもなかった場所で、途切れている。他の要素がそれを起こしただけだと楽観視は出来ない。他の要素、つまりは他人。この東部に生きる人間は全てが全てアキラに利するようには生きていないのだ。下手な慢心で即座にお陀仏。それも可笑しくはない。
そのため、アキラは第一歩として体感時間の操作を覚えるためにと、アルファとの自分が死ぬのではと思うほどの訓練を続けていた。今のところ、動こうとしたらすでに動いている最中だった、という現象が時々発生する程度で、意図的に引き起こすことは叶っていない。
なお、アキラはこの訓練中や遺跡探索時などに於いて、幾つか絶対にしないと定めていることがある。
一つは回復薬以外の薬剤の使用だ。戦闘薬に類する加速剤などは、強化服を読み取り式にしている場合に限り、相手よりも早く状況を察知し素早い行動に出られるようになるが、問題としてそれは脳に多大な負荷を与えることに繋がる。体感時間の操作を行なえば似たような負傷を負うが、外的要因でそれが引き起こされることが問題だ。
東部に生きる人間の大半が気付けないが、脳の認識機能に超人として開花できる素質を秘めている。麻薬などの後遺症に多い認識の歪みが例として挙げれるが、似たような外的要因により脳に手を入れた結果、その使われず眠っている認識機能を壊す、或いは歪めることに繋がりかねない。
原作でヤツバヤシが言っていたように、身体機能拡張手術を受けた者がその素質を失うのと
(代表的なのだとネリアか……。飼い主がアレだっただけにアレだったが…………)
回復薬も脳機能を歪めるだろうとアキラも考えてもいるが、これについてはどうしようもない。使わなければまず死ぬのだ。使う以外に道はない。結局作中では何を基準に
そんな益体の無いことを考えている内に、アキラの身体は借りている宿の下まで歩いて帰って来た。今日も今日とて疲労で動かない身体を強化服によって動かすというあまり褒められた行為ではないものにより。
『少し動作がぎこちないわね』
『仕方が無いだろう?
『今後も要訓練ね』
何を言っても地雷のような会話を終わらせたアキラは、強化服を着ている間にAAH突撃銃の整備を済ませる。もう3ヵ月近くの付き合いであるおかげで、最初のように数時間掛かるということも無い。テキパキと分解、清掃、点検、組み立てを終わらせた。
風呂に張った湯船にアキラは全身を浸からせながら、過度な疲労で眠ろうとする頭を無理矢理起こすためにアルファと会話する。
「明日は……、久しぶりのハンター稼業だっけ?」
『ええ、そうよ』
「クズスハラ街遺跡には行かないんだろ? モンスターの分布がどうたらって言ってたし。……でもそれ以外の遺跡ってなると流石に強化服があっても遠いと思うけど?」
『そこは問題ないわ。アキラには都市からの依頼を受けて貰うの。初めての依頼ってやつね。具体的に言うなら都市周辺に生息するモンスターを駆除するための巡回依頼よ』
「……そっか。なら、さっさと寝よう。明日も、忙しそうだ……」
『アキラがハンター稼業に精力的で私はとっても嬉しいわ』
「まぁ……な…………」
『あれから何度もシェリルの徒党に泊まったりシズカにお世話になったりと時間を使ってるものね?』
「それはぁ……言わないお約束…………」
『溺れるわよ?』
疲労と睡眠欲によってアキラの身体が湯船に沈んでいく。アキラはアルファの揶揄い混じりの言葉にも、とうとう言語野が追い付いてこない事を自覚し、流石にこれ以上は不味いだろうと風呂から上がってふかふかのベッドへ身を投じた。
アルファからの慈愛の籠った言葉を契機に、アキラの意識は眠りに落ちる。
翌日、アキラは都市の外周部にある広場に訪れていた。そこには大勢のハンターが集まっている。
都市と荒野の接点に都市主導で作られた広場はかなり広く、多くのハンターが定期的に集まることもあって、彼らを相手にする移動店舗なども多数見掛けられた。この場のハンターの大半はハンターオフィスから依頼を受け負った者たちであり、広場は依頼受注者の集合場所。
そしてこの場に来るハンターは基本的にハンターランクが10を超えている者が基本だ。ハンターオフィスが提示する依頼の全てが基本的に請負制限が掛かっており、その最低ラインがランク10だからだ。
そしてこの場に居るハンター達はそのランク10台で燻っている者たちとなる。駆け出し未満。素人同然の評価しか受けられないハンターが請け負える依頼は、クガマヤマ都市ではこれを含めて片手で数えられる程度。ランクが高いハンターはもっと旨味の多い依頼に飛び付くため、この依頼は本当に下の下の下に当たるハンターが食い扶持を稼ぐために存在していると言って過言ではなかったりする。
そして現在その駆け出し未満でしかないランクのアキラは勿論、依頼を受けるにしてもこれぐらいしか受けれない。安全性や報酬が基本給に加えて討伐数に応じた歩合給である点を考慮したアルファの采配だった。
「並んでハンター証を提示してくれ! 指定された番号の車に乗り込むこと! 出発時刻までは好きにして構わないが、乗り遅れた場合は依頼放棄と
ハンターオフィスの職員の声が拡声器を介して、広場のハンター達へ通じる。アキラも他のハンターにならって列に並んで自分の番を待っていれば、すぐに順番が回ってきた。
「14番に乗れ! 次!」
職員に情報端末を読み取って貰ったアキラに伝えられた数字を聞いて、アキラは内心ホッとする。そのまま列から離れて14と大きく書かれた荒野仕様の大型トラックへと歩みを進めていく。
『14か。アキラらしい番号と言うべきなのかしらね』
『絶対ろくでもない意味だよな?』
『気にしないで良いわ。だって私が居るのだから!』
『それ、アルファが居ないと気にしなきゃいけないって意味だろうが!』
アルファの意味深長な発言に対して、アキラは可能な限り顔には出さないように努めつつ応対する。「どうせ銃に死を合わせた言葉遊びだろう」と溜め息を吐きつつ14番車両の荷台へと乗り込んだアキラへ視線が向いた。
値踏みや興味、関心に少しの失望と嫌悪。様々な感情の乗った視線を浴びつつも、アキラは空いている席はと探しながら荷台の中をぐるっと見回せば、そこに、これからの
(感謝するよ運命力。多分今後恨みつらみも吐くことになるだろうけどなっ!)
アキラの視界に映ったのはカツヤとその一行。ユミナとアイリ、そしてその3人の御守りをしているシカラベ。その4人を確認したアキラは彼らとは逆側の席を取った。
『見られてるわね?』
『そうだな。しかしまぁ、なんであんな強そうな奴がこんな依頼受けてんだろうな? 場違いだろ。流石に。絶対稼ぎが釣り合ってない』
アキラを見ていたのはカツヤではなく、シカラベだった。アキラが数瞬、本当に気付かれない程度に注視した結果、シカラベだけがそれに気付いたのだ。
数秒ののち、シカラベは興味を失くしたようにアキラから視線を外した。
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その後、アキラはハザワとカツヤの言い合いを確認する。
ハンターランクというハンター間の実力差を示す明確な指標で敗北。
しかし、ハザワには過去、装備を整えただけの愚か者の所為で酷い目に遭った経験があり、それが今のカツヤと重なった結果、収まりがつかなくなった。売り言葉に買い言葉。ハザワの嘲笑にカツヤが苛立ちを露わにしたところへユミナの拳が入る。
そのままユミナが冷静になるようにとカツヤを宥め、一瞬収まりを見せたところに、アイリが周囲のハンター達を纏めて雑魚と一蹴したことで、ハザワだけでなく他のハンター達も敵に回すような発言をして一触即発の空気へ変わった。
そこにシカラベがいい加減にしろと介入。この場の空気は一応沈静化した。この場に居るハンター達もランクは低いがそれでも長年の経験というものがあり、シカラベとの間にある実力差は理解している。その理解に多少のムラはあろうと、全員で掛かっても勝てないということぐらいは。
静まり返った荷台に、トラックの運転席に座るハンターオフィスの職員の声が掛かり、それで一旦置いておくこととなる。再燃するかどうかは今後次第だった。
トラックは順調に荒野を進んでいた。都市の区画を出た時点でそれぞれのルートへ分岐し、一定時間で都市に帰還する。その間に遭遇したモンスターは基本的に荷台に乗ったハンターが対処するのだ。もし敵わないようであれば、その時点で引き返し、加えて都市へ連絡を入れるなど安全策は問題無い。
そんなに台の上では片側でわいきゃいと騒ぐカツヤ達を恨めしそうに睨み付ける者が多く居た。理由は単純で、この場に居るハンター達が持つ銃よりも高性能な狙撃銃を持ち込んでいる所為で、その有効射程の長さで先に戦果を
更にその銃で撃つ弾丸は、銃の内部機構的にAAH突撃銃で扱う通常弾よりも高価となる。
高い銃で高い弾を使用し、カツヤ達3人で得物を独占。周りを鑑みずに歳相応の高い
だが現在は依頼中であり、そのうえシカラベという実力者が共に居る。手は出せなかった。
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トラックが巡回ルートの帰還路についている。荷台の上ではもう戦闘は無いだろうと弛緩した空気が流れていた。
アキラは原作通りハザワに絡まれた。原作アキラと同じように返そうにも、このアキラは風呂の無い宿に泊まったりはしていない。だがモンスターの集団に襲われた商人を助けた見返りだと苦々しい顔で言えば、ハザワは同情の視線で納得した。
そして流れは同じように、AAH突撃銃を使うよしみでアキラ達が居る側にモンスターが出た場合は先手を譲ると宣言。他のハンター達も数発程度ならと笑って了承し、アキラはその後に出て来た4足歩行の生物系モンスターを、アルファのサポートを受けてその眉間を1発で貫いた。
それを見ていたハンター達は一瞬驚いた顔を見せたが、すぐに止む。各々の実力からでは見抜けない要素が多分に含まれているからだ。
その結果、運が良かったなと笑う者。隠れた実力者かと疑う者。装備や義体の調整にならしとしてこの依頼を受けたのだろうと当たりを付けて興味を失くした者と、様々だった。
その後、アキラ達の側にはあまりモンスターも出ず終了。ハザワと他愛もない会話をしながら都市へ着くかモンスターが出るまでの時間つぶしをしていた。
『見られているわね?』
『なんでオレは男に何度も見られてんだ? しかも別の奴』
『そう言うフェロモンでも出てるんじゃない?』
『嫌すぎる……!』
アキラは気にしない素振りをしていたが、ジッとカツヤに見られていた。「ホモかぁ!?」と煽ると変に関係値が上昇するため、アキラは無視を決め込んでいる。シェリルを抱きつぶした後に再構築した脳内チャート的に、カツヤと仲良くなる必要性は皆無だ。寧ろ険悪な方が都合が良い。
カツヤがアキラを気にしている様子にユミナもアイリも怪訝そうだったが、それはカツヤの様子のおかしさに対してのみで、アキラに目を向けることはない。
そのまま荒野仕様の大型トラックは都市へと帰還した。
アキラの第一回都市巡回依頼は無事討伐数1という数字と共に終了する。
巡回依頼は午前に3回、午後に4回に分けて行なわれている。早朝のものを除き、アキラは残りの全てに参加する予定だ。ただし持ち込んだ弾薬が半分を切った段階で終了と決めているため、途中で継続を破棄する可能性も十分ある。
同じような理由で依頼を破棄するハンターは結構多い。弾薬不足の他にモンスターに対し恐怖を覚えて委縮する者や、モンスターの攻撃によって負傷乃至は死亡して戦闘不能状態に陥ったりなど、駆け出しハンターによくある理由だ。
ハンターオフィスはこれらの理由を区別しない。その理由が何であれ、該当のハンターの意思と実力が不足していることに違いはないからだ。
アキラは次は11時開始の依頼を受けている。弾は1発しか使っていないので、弾薬補給に向かう必要はない。次の依頼までアルファとの雑談などで暇を潰していると、偶然近くをエレナが通りかかった。アキラに気付くと笑って声を掛けてくる。
「あら、アキラ。こんにちは。ハンター稼業再開って感じ?」
「エレナか。装備の慣熟訓練がようやく終わったからな。比較的安全なやつをってことで、これを選んだんだ」
そう言ってアキラは近くのトラックへと視線を向けた。エレナもそちらへ目を向け、この依頼の危険性を考慮して確かにこの依頼なら慣らしにはピッタリかと頷く。
アキラは訓練用に銃弾を沢山使用したため、その都度カートリッジフリークへと足を運んでいた。物資補充の際、同じような理由で訪れたエレナ達と共通の友人であるシズカも交えて歓談の時間となることも多く、以前よりも仲を深めている。少なくともアキラの隠し事を半ば強引に聞き出した時のようなギクシャクしたモノからは脱却した。
そこから、エレナやサラはハンターであることから、呼び方で数瞬を使うのはどうかとエレナ側から言われたアキラは、呼び捨てとため口へと変えている。アキラも精神的年齢では歳も近いので有り難かった。なお、仲間外れにされたシズカが頬を膨らませながらアキラを後ろから抱きしめて持っていくなどの珍事があったが省略だ。
「やっぱり強化服を使って走ったり戦ったりは結構難しい?」
「なかなかに。読み取り式でやってるのも理由の一つなんだろうけど、追従式だとなんか感覚が鈍るし違和感も酷いしな」
アキラとエレナは歓談を続けていく。エレナやサラは強化服を使っていないハンターだ。そう言った人物は少なくないが、サラの方は身体機能拡張者であるため、エレナだけが完全な素の状態で活動してると言える。しかしそろそろ生身に防護服だけでは限界も感じており、強化服の購入も検討していた。
が、やはり使用者の意見も聞きたいところ。シズカは業務上重いものを良く運ぶため強化インナーを作業着の下に着込んでいるが、戦闘面の用途は除外しているため参考にはならない。そこにアキラが居たため、丁度良いと思ったエレナは色々と聞いてみることにしたのだ。
アキラもその程度ならと答えていく。少し後にエレナが強化服を購入するのは知っているので、その後押しぐらいにしか思っていないが、エレナの生存確率に繋がるなら問題無しだ。今のところ狙っている訳でもないが、それでも良く話す仲になった相手が死んだと聞くのは嫌だという心理から。
数分後、エレナはそろそろ依頼の時間だからと話を名残惜しそうに告げる。アキラも引き止める様なことはしない。
後日時間でも作ってゆっくりと話そう。それでエレナと分かれた。
『依頼か。こんなところでか? エレナ達のハンターランクと実力なら割に合わない気がする……』
『それはアキラがさっきの巡回中1体しかモンスターを倒してない所為でしょ?』
『……それはモンスターが来なかったんだから仕方ない』
『それに、あのカツヤってハンターとそのチームの監視役か御守り役かは知らないけど強そうなのが乗ってたでしょ? そっち方面の依頼かも知れないわよ?』
『つまり教導役の依頼……か。ハンターって言っても色々あるんだな』
『組織拡大のために後進を育成って名目でね。それと、そろそろこっちの依頼も始まるわ。行きましょう』
『了解だ』
そうしてアキラはハンターオフィスの職員の下へと歩いていく。エレナ達が何をしに
ただし明文化されていない場所まではこの
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アキラは2回目の巡回依頼も無事に済ませた。
今度はトラックの周りをこれでもかという量のモンスターに囲まれることになったが、荷台の上には30人近くのハンターがいる。当然のように返り討ちにし成果へと変えた。
アキラもアルファのサポートを受けて、走行中の車両上からの銃撃を行ない、大量のモンスターを荒野に散らす。AAH突撃銃の有効射程ギリギリの距離にいるモンスターを狙った精密射撃に訝しむ者も出たが、周囲にはモンスターの群れ。そんな疑問はすぐに頭の中から追い出して引き金を引いていった。誰だって追加報酬が貰えるならば貰いたい。周囲には大量の銃弾がばら撒かれていた。
巡回を済ませたトラックが帰路に就く。帰りの道中はモンスターの反応はなく、非常に安全だ。
周囲の緩やかな空気に上機嫌になりながらも、同じ日に2度もモンスターに襲われるという経験を経たアキラは、頭の片隅で最低限の警戒を残していた。
『アキラ。時間よ。起きなさい』
アキラの脳内にアルファの声が響く。アキラにしか聞こえない声である為、何処までも大きな声を出せるアルファの大声は、即座に眠っていたアキラの目を覚ます。
そして目の前にはアラサー程度に見える男の顔がドアップで映った。
「ド級のアップ。ドアップか……」
アキラを覗き込むように見ていたキバヤシというハンターオフィスの職員が、しっかり起きたことを確認して楽し気に笑う。
「意識は問題なさそうだな。いやなに、時間までに起きなかったら叩き出そうと思ってたんだが、時間ピッタリに起きるもんだからな。良い目覚まし時計を使っているな」
「さてな……」
アキラの返しにニヤリと薄く口角を上げたキバヤシが荷台のハンター達に大声で告げる。
「時間だ! 今から出発する! これから騒ぐやつは依頼放棄と
アキラが同乗者を軽く確認するとカツヤ達の姿が映る。キバヤシの発言から自分が寝ている間にまたぞろ騒ぎでも起こしたのかと思い、巻き込まれないようにカツヤ達から視線を
キバヤシが運転席へ戻っていけば、すぐにトラックが動き始める。
(さて、関門だな……)
これから起こることを想像し、アキラは溜め息を吐いた。その音もトラックの駆動音にかき消され、荒野へと散る。
アキラの中には決意と覚悟が新たに形成されていく。
アキラの3回目の巡回依頼が始まった。