オリヌス伯爵領、ダヴィスの居城にて……
レヴィオス国王との面会のために出払っていたから、ダヴィスがやるべき仕事はたくさんある。
遅くまで執務を続けてから寝室に戻ると、ふたつの人影があった。
「あ、おかえりなさい」
「おっ、おかえりんささいっ!」
気楽な調子で迎えたのはマナ。緊張しているのがスレッタだ。
いちおう、身分上は奴隷ということになっている二人は、ダヴィスのそば仕えである。マナには先輩としてスレッタに何かと教えてあげるように頼んでいた。
「ふつうなら、貴族を一人で寝かせることはないんだけど……ダヴィスは大丈夫だよね」
「というか、スレッタがやりにくいだろうし……」
立ち上がったマナが部屋を辞していく。すれ違うときに、ダヴィスの頬に軽くキスをした。
「じゃあ、あとは教えた通りにがんばってね!」
すっかり慣れたもので、先輩召し使いがぱたんと扉を閉じた。よほど大声を出さない限り、外に声は漏れない。
(ちなみに、城仕えの召し使いの間では、しょっちゅう声が漏れてくることで有名だ)
「こ、今夜のお相手を務めさせていただかせておりますです!」
床の上で這いつくばるスレッタは、ごく薄いヴェールのような服をまとっている。うっすらと、小麦色の肌が透けて見える。
「そんなに緊張しなくてもいいのに」
力が入りすぎて動きがカチコチしているスレッタの姿を見ながら、ダヴィスは自分の服を脱いだ。
あっさり下着まで脱いで裸になる。股間のものはすでに硬くなっていた。……ダヴィスも、もちろんこの夜を楽しみにしていたのである。執務中もスレッタの体を味わうことで頭がいっぱいだった。
「ふわ……ぁ……♡」
少年の勃起したものを前にすると、スレッタは青みがかった目を潤ませた。
「マナに何か言われた?」
その反応を面白そうに見ながら、ベッドに腰かける。
「ここに『ご挨拶』すると喜ぶって……」
長身のスレッタがちょこちょことその足元にやってくる。大型犬を思わせるしぐさだ。
「よろしくお願いします、ご主人様……♡ ちゅうっ♡」
反り返った肉棒の先端に、ぷるんとした唇が触れる。甘いキスを受けて、ダヴィスの逸物はびくりと跳ね上がった。
「う、動いた!」
「動くものなんだ」
「はぇー……触っていいですか?」
と言いながら、スレッタはすらりと長い指をそこに絡みつかせた。
「もう触ってるだろ」
「い、いやぁー……♡ つい。……ん、っ……♡ びくびく、あつい」
照れ笑いを浮かべながら、全体をなでさするように指先が滑る。
「ん……くうっ」
びく、びく、と生理的に跳ね上がる。スレッタの指は器用に絡みつき、カリ首の裏や幹、そして睾丸まで徐々に大きな手つきで撫でまわしていく。
「ふふっ、なんだかかわいいかも……♡」
そして、ちゅ、ちゅ……と、唇を亀頭に降らせる。ぺっとりと触れさせ、柔らかく吸い上げる。
「ほんとうは……んちゅっ、ちゅっ♡ こうやって、口と手で、んちゅっ♡ ちゅっぱ……♡ 大きくしてから、はむっ……ちゅっ♡ 次の段階にする……ちゅるっ♡ つもりだったんですけど……ちゅ、はむ♡」
「しゃべるかしゃぶるかどっちかにしてくれ」
股間に押し付けた唇をせわしなく動かすスレッタに、噴き出していいやら感じ入っていいやら。
「ぷはっ……す、すみません! 癖になりそうなにおいがして、つい!」
ようやく唇を離したスレッタは、トレイに乗った小瓶を持ってきた。
「ここからが本番……です!」
妙なところで気合いを入れながら、スレッタはダヴィスの胸に手を当てる。
「ご主人様は、寝ているだけでいいですからねっ」
「お、おう」
何をするつもりなのか興味を惹かれて、ダヴィスはベッドの上に体を横たえた。
ベッドシーツはいつもと感触が違う。タオル地の生地がしきつめられていた。まるで濡れてもいいようにしているみたいだ。
「これを……んんっ、冷たい……♡」
スレッタは衣を脱ぎ、持ってきた小瓶を自分の裸身に垂らした。
とろりとした透明な液体がその体を伝う。自分自身の手で、彼女はそれを塗り広げていく。小麦色の肌はツヤツヤ……どころか、テカテカに薄灯りを反射する。赤みの強い胸の先まで、くに、くり……♡ と指で塗り込む姿は、自慰を見せつけているかのようだ。
「ぬるぬるして、気持ちいいですよ。分けてあげます♡」
そうして、体じゅうに粘液をまとわりつかせたスレッタが覆いかぶさる。
ぴとっ♡ と肌が触れ合う。今まで抱いてきた女たちより大柄な体が、ダヴィスの体をぴったりと覆う。
「あんっ♡ あったかい……♡」
ぬりゅうっ……♡ にゅち、ぬっちゅっ……♡
必然的に、たっぷりとした乳房がダヴィスの胸に押し付けられ、ぴったりと吸い付く。柔らかくも弾力のある乳房はダヴィスの胸板でむにゅりと形を変え、まとわりついたローションを塗り付けながら上下に動いた。
「くうっ……! た、しかに、気持ちいい……」
マナとはじめての経験をしたころだったら、これだけで出していても不思議ではない。女体をたっぷり押し付けられ、ぬるぬるとこすり合わせる単純な動きが、ダヴィスをさらに高めていく。
「固くなってるのが当たってる……♡」
にゅっるううううんっ♡
スレッタの体が大きく滑ると、乳房の間に肉棒がむにゅりと挟み込まれる。
「んっ……♡ はぁ……♡」
にゅるぅぅぅぅ……♡
そしてまた、スレッタの顔が近づいてくる。谷間にむにゅりと包まれたものは抜けて、今度はなめらかなおなかの上、そして股の下を通って今度はお尻の側に飛び出す。
「き、きもちいい……」
思わずうめくようにダヴィスは言った。
「えへへ、練習しましたから!」
自信満々に胸を張り、スレッタは体を起こす。
(練習って、なにしたんだよ……)
おそらくマナに何やら吹き込まれて仕込まれたのだろう。
「ここは特に念入りに……♡」
主人の上にまたがった女奴隷は、小瓶の中のローションを手にとり、ぬち……♡ と後ろ手に肉棒に触れる。
「う、くう……」
むっちりとしたお尻の谷間と、しなやかな指の感触に前後をはさまれて……
ぬっちゅっ♡ ぬちっ♡ にちっ♡ ぬっちゅっ♡
スレッタが柔軟に体を揺さぶる。ぴったりとお尻の谷間に挟み込まれたものが擦られ、指がねっとりと粘液を広げていく。
べとべとになった逸物は暴れまわるように跳ね上がる。みっちりと肉付きのいい臀部がそれを受け止めて、逃がすまいと手で押さえられているから、快感の逃げ場がない。
「で、出そうだ……」
「このまま、出しちゃってもいいですよ♡」
スレッタの小麦色の、しかも粘液まみれのテカテカ肌に浴びせた姿を想像する。それはもうさぞかし興奮するだろうが……
「中に……出したい。早くスレッタとつながりたくて、たまらないんだ」
いつもとは逆に、シーツを掴んで快感にこらえながら女を見上げた。
「……♡ うん、それじゃあ……♡」
ぬとぉ……♡ と粘液を垂らしながら、スレッタが腰を浮かせる。両ひざをベッドについて、すっかりダヴィスの腰を跨いだ格好だ。
「私も、もう……大丈夫、ですから♡ 入れちゃいます、ね♡」
くちゅり……
少年の男根を手で支え、導く。スレッタの体からは、表面に塗ったローションよりももっと熱いものがとろりと垂れて肉棒に伝った。
「んっ……んんっ……♡」
ぐ、ぷ、ずぷぷ……♡
腰の位置を下げていく。少年の野太いものを、年上少女が受け入れていく。ぷつりとした抵抗を抜けると、あとは……
ぬりゅうっ♡
「ぁあああっ♡」
亀頭が一気に内側に入り込み、スレッタは高く声を上げた。
「ふう……んんんんっ♡ はあ、はあ……入りました……♡」
うっすらと涙をにじませながら、受け入れたことをアピールするように足を広げてみせる。
太いものがずっぽりと股の間に入り込んでいる。生々しい光景を見ると、ダヴィスは男としての充実した征服感に震えた。
「ああ、ぜんぶ……入ってる」
「はい、奥まで、届いて……んんっ♡」
もぞもぞと、やはり大型犬を思わせる動作でスレッタが腰を揺らす。ぴっとりとお尻がダヴィスの腰の上に乗って、根元まで入り込んだのを感じる。
スレッタの中は熱く、少しざらついた襞が嘗め回すように絡みついてくる。ローションを塗った肌よりもなお湿りを増し、ねっとりと周囲からしゃぶりついてくるようだった。
「えへへ……気持ちいいですか?」
「ああ。たまらない……それに、この眺めも」
ダヴィスは下から手を伸ばし、テカテカと光を反射する小麦色の乳房に手を触れた。
「ひゃっ……!」
驚きのあまり、スレッタの中がぎゅっと締め付けてくる。それだけで達してしまいそうだ。
「おおっ……この感触も、癖になりそうだ」
強くつかもうとすると、ぬめった乳房が手のひらから逃げ出してしまいそうだ。指をひろげてたっぷりと撫でまわす。ぬるぬるとした感触を撫でまわすと、ずっしりとした重みが上下左右にたぷたぷと動き回る。
「遊ばないでください……もう、お返し、ですっ♡」
スレッタがつながったまま、お尻をひねる。ぐっちゅっ♡ と濡れた音がして、つながった場所が強くこすれた。
「くうっ……♡ いいぞ、もっとしてくれ」
「こうです、えいっ♡ えいっ……んんぅ♡」
ぐり、ぐり♡ ぐちゅぐちゅっ♡ 滲み出した愛液とローションが太ももやお尻と肌をこすれさせ、濡れた音を立てる。膣内ではいきり立った肉棒がびくびくと震え、それが締め上げられてひねられ、舐めまわされるような刺激に腰が浮きあがりそうだ。
「はあっ……はあっ、スレッタ……っ」
「私も……♡ あ、ああっ♡ おちんちん、すごい……♡ 硬くて、熱くて……あああっ♡」
ずっちゅ、ずっちゅっ♡ いつしかスレッタは腰を揺らして肉棒を味わうことに夢中になっていた。
しなやかな体ごと上下に揺らして、たぷ、たぷ、と乳房を弾ませる。そこを掴む代わりに、ダヴィスはスレッタと手をつないだ。両手の指を絡ませて握り合いながら、それを支えにますます大きく体を上下させる。
「はあっ♡ あああっ♡ 気持ちいい、私も……あああっ♡」
きゅうううっ、と収縮が強まる。女の体が、男を求めている。そうなれば、男の体もまた、女の体へ滾りをぶつけることを求める。
ずっちゅ♡ ずっちゅっ♡ ずっちゅっ♡ ずっちゅっ♡
獣のように腰を振り、お尻を腿に押し付けてぶつけ、熱い音を立てていく。膣内はぎゅうぎゅうと締め付け、ざらついた襞が肉棒を夢中でこすっていく。
「っ……ぐ、ぁあっ!」
「奥に、あついの♡ ください♡ ぁああああああんんっ♡」
びゅぐっ! どびゅるるるるっ! びゅぐっ! びゅるるるるるるっ!
「ぁあああああああっ♡ いっぱい、出てます♡ ぁ、ぁ、あああっ♡」
びっくんっ! びく、びくっ!
しなやかな体をのけぞらせて、弓なりに天井を見上げてスレッタは高く声を上げた。
廊下まで、どころか階下まで響くような絶頂の声だ。
「はあ……はあっ。もう何日もしてないんだ。一回じゃ、終わらないぞ」
「た、体力だけは自信あります!」
少々ずれたことを言うスレッタを抱き込み、今度はダヴィスから腰を揺らす。ぬるぬるの体を抱きしめる心地に酔いしれて、何度も何度も吐き出し、浴びせ、注いでいった。
そうして、念願通り胸やお尻にも白濁を浴びせた光景を楽しんでから、
「俺のものになってくれ」
「はい……♡」
すっかりとろけたスレッタと口づけを交わし、まどろみの中に落ちていった……。
「前にキスしたときは思いっきり顔に吐かれたな」
「まったく記憶にございません!」
そんなやりとりも、あった。
リクエストいただいたキャラの中で特に難しかったのがスレッタです。
貴族テーマの「侯爵嫡男~」の世界観に普通に治めるのが難しかったのはマナも同じなのですが、転生してきた設定により比較的簡単な解決ができました。
スレッタの場合、ミオリネやエアリアル、プロスペラとの関係を抜きに「らしい」キャラに見せるのが難しいと考えました。
他の2つは出しようがないので、母親に暗躍してもらうことに…。
他のキャラクターがほとんど小柄なので、ベッドシーンでは体格の良さを感じさせるように書いたつもりですが、いかがでしょう?
17~18話で気に入ったところを教えてください
-
(17話)叙勲
-
(17話)スレッタとの会話
-
(18話)導入
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(18話)フェラ描写
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(18話)ローションプレイ描写
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(18話)本番描写