オアシスの宿――
砂漠地帯には、古王国の雄大な遺跡を見かけるための旅人、特に貴族のための宿がたくさんある。
一晩で平民が一冬越せるような額がかかる高級宿。貴重な水をたっぷり使って体を洗い流すと、ダヴィスはベッドの上に上がった。
「よろしくお願いします、ご主人サマ♡」
向かい合った位置で、薄衣だけを身にまとったマナが頭を下げる。
「う、うん……」
マナの秘密を探って冒険しているときは完全に忘れていたのだが、こちらの方が本来の目的だ。
それなのに、冒険を通じて、ダヴィスはこの隷祖の少女に友情のようなものを感じるようになっていた。
「ふふ……遺跡ではあんなに頼りになったのに、今はむしろかわいいかも」
「マナは……その、初めてじゃないのか?」
奴隷商人の話では、マナはまだ清らかな体であるはずだった。なのに、ベッドにあがってみるとやけに余裕を感じる口ぶりだ。
「あたしは初めてだけど、古王国の時の記憶があるから」
「神官なのに?」
「今の神官とは意味が違うの。神官だって子どもを作ってたんだよ」
「なんか、この感じだと照れるっていうか……」
最初は生意気な態度を取っていたマナは、冒険を通じて打ち解けたのだが……そうすると、主人と奴隷という関係が思い出されてしまう。
ダヴィスにとって、自分が主祖であり、従祖や隷祖を自分の手足として扱うのには慣れたものだったが、マナはただの隷祖ではない。
自分よりはるかに古い血脈を持ち、まったく違う力を操ることができる彼女をどう扱っていいかわからなくなっていた。
「じゃあ、お友達としてお話したほうがいいかな?」
そう言って、マナはダヴィスの頭を優しく撫でた。同年齢のはずなのに、妙に大人びた仕草だ。前世の記憶のせいだろうか。
「ふ、ふたりだけの時だけだぞ。人前で奴隷と話してるなんて知られるわけには……」
「貴族様は大変だよねぇ」
よしよしわかってるからねー、とでも言うように、マナはダヴィスを抱き寄せた。
ふにゅん、と柔らかな乳房に顔が埋まる。
「……!」
13歳という年齢が信じられないほど豊かな乳房はダヴィスの顔を優しく受け止めてつつみこむ。
汗を流したあとの少女の体からは甘い香りが漂い、すべすべの褐色肌は絹よりもなめらかに感じられた。
ダヴィスの若い体は目の前の女の体に一瞬にして高ぶる。母親との触れ合いの記憶もほんのわずかしかない彼は、その衝動をどうしていいかわからなかった。
気づけば、ぎゅっとマナの体に抱きつき、押し倒していた。
「きゃっ……」
と、細い悲鳴が耳に聞こえたが、止まることはできない。
マナが身にまとっている薄衣を引き剥がすように脱がせて、ふたつの果実にむさぼり突いた。
「ふうっ……はあっ……!」
たわわに弾む双丘につかみかかる。丸い乳房はむにゅりと形を変えて指を沈ませる。
まるで指の方が吸いついて離れなくなってしまうかと錯覚してしまうほどだ。
「あ、んっ……やっ……♡」
男に触れられることになれていないはずなのに、マナは甘い声をあげて体をよじらせる。その仕草がダヴィスのオスの本能をさらに駆り立てる。
「マナのおっぱい……エロすぎ……っ!」
貴族として様々な知識や語彙を学んだはずだが、それらは一瞬にして吹き飛んでしまった。
ダヴィスは夢中になって乳首に吸いつく。マナの褐色の肌の中でひときわ色濃く、サクランボのような紅色の乳首に夢中で吸いつく。
(おっぱいがふたつあって、どっちも俺の物なんて……最高だ!)
ダヴィスはすっかり興奮していた。
乳房がべっとりと唾液まみれになるまで舐め回すと、充血したマナの乳首はぷっくりと立ち上がっていた。最初の頃はぷにぷにとした感触だったはずが、芯が通ったように立ち上がって硬くなっている。
「あぁ、んっ♡ そんなに吸っても、まだ何も出ないよ♡」
くしゅ、とダヴィスの髪に指を絡ませながらマナが喘ぐ。
「出るようにしてやる!」
興奮に任せてダヴィスは叫んだ。
「そっか、あたしに赤ちゃん産ませたいんだ……♡」
ダヴィスの頭を抱えたまま、マナは囁くように言いながら、プラチナブロンドにキスをした。
「他の人に買われてたら、私の記憶を呼び戻すことなんてできなかった。だから、キミとはお友達だけど……」
くるん、と力を込めて体の位置を反転させる。ダヴィスが仰向けになり、マナが上から抱きついている。
「ん、ちゅ……」
マナがダヴィスの首筋に唇を触れさせ、そして寝間着をまくり上げながら胸、腹、臍へとキスを落としていく。
少女の柔らかな唇が触れるたび、そこがとろけてしまいそうだった。
そして、マナの薔薇のつぼみのような唇が勃起で盛り上がった股間に、服の上から触れる。
「……だけど、おちんちんには絶対服従♡」
潤んだ瞳でダヴィスを見つめながら、マナは甘い息を勃起に吹きかけた。
「キミの子どもなら、何人でも産んであげる♡」
「マナ……ぁ、うっ!」
その瞬間、溜め込んでいたものが込み上がり、ダヴィスは感じたことがないほどの衝動で腰を浮き上がらせた。
びゅるるるるるるるーーーーーーーっ!
「きゃっ……♡」
目の前で大きくはね上がる肉棒の動き。そしてすぐに漂う濃いにおいにマナが歓声交じりの驚きを漏らす。
「う……」
暴発させてしまった情けなさで顔が真っ赤になる。
マナを孕ませ、自分の子どもを産ませることを想像しただけで、ダヴィスの体は興奮しきっていたのだ。
「アハッ……♡ そんなに私を妊娠させたがってるんだ……♡」
マナはダヴィスの服に手をかけて、下着ごと脱がせた。むわっ、と精液のにおいが立ちこめる。暴発した精液がべっとりと股間を汚している。
「ご、ごめん……」
「ううん、俺はこんなに出せるんだぞって教えてくれたんだよね。ほら、出したあとなのにすっごく元気♡」
射精したあとにも関わらず、ダヴィスのものは膨れ上がってお腹にくっ付きそうなほどに反り返っている。
マナはその先っぽに優しく口づけた。
「んっ……ちゅ……♡」
ちゅうっ♡ すぼめた口でストローを吸うように、尿道から精液を吸い出される。
「はうっ……!」
それは初めて味わう感触で、またもダヴィスは情けなく声をあげてしまった。
「ん……く♡ すっごく濃くて……おいしい♡」
にっこり笑顔で告げて、マナは優しく肉棒を舐めはじめた。
「れる……んちゅっ♡ れぇる……はぁっ♡ こんなにたくさん……♡」
べっとりと広がった精液を舐める彼女の表情は嬉しそうで、しかも楽しそうだった。
「ま、マナ、気持ち良すぎて……」
「出したかったら、我慢しなくていいよ」
「でも中に出さないとっ」
「アハッ、じゃあ、全部舐め取れるまでガマンしなきゃね、伯爵サマ♡」
ダヴィスはぎゅうっとシーツを握って二度目の暴発を堪えた。
甘やかな優しい奉仕も若々しい奉仕は、太ももや袋の裏側までたっぷり舐め回してからまた先っぽに戻ってきた。
「んちゅ……れりゅ……えるっ♡」
剥けきらない少年の包皮に舌を差し入れて、尖らせた舌で舐めながらおろしていく。
亀頭がぱくんと口の中に包まれる。
「あっ、く……はぁっ、マナ、口の中が温かくて、にゅるにゅるで……」
「んっ……ちゅっ、じゅる……れりゅぅ……♡」
「だ、出させようとしてるだろ!」
「あ、バレちゃった♡」
ちゅぽん♡
マナがようやく唇を離した。ペロッと口の端に突いた精液を舐め取る。
「まったく……絶対服従って言っただろ」
「えへへ、ダヴィスくんが感じてくれるから楽しくなっちゃって」
これではどちらが奴隷かわからない、なんてダヴィスは漏らしたが、おかげで暴発した恥ずかしさはすっかり消えていた。
それどころか、少年伯爵はこの触れ合いを楽しんでいた。
初体験がうまくいかず、自信を失ったり、嫌悪感を持つ貴族もいる。だがダヴィスはむしろ、気持ちいいだけでなく楽しいことなのだと感じるようになった。
二人は手をつなぎ、見つめ合ってから、姿勢を変えていった。
マナがベッドの上で足を広げる。艶やかで健康的な腿の間から、湿気がたちのぼる。
砂漠の乾燥した空気の中では、女の香りが立ちのぼるのがすぐにわかった。
「ダヴィスくんは私のこと、他の人に売ったりしないよね?」
「当たり前だ!」
反射的に叫ぶダヴィスに、マナは微笑んだ。
「じゃあ、ここはこれからずぅーっと、キミのための場所だよ♡」
足を広げ、自分の指で秘唇を広げる。とろりとした蜜がこぼれだす。目を凝らせば、その奥の処女膜まで見ることができる。
「キミのおちんちんと、キミの赤ちゃんのための、キミ専用のおまんこにちょうだい♡」
興奮のあまり後ろに倒れてしまいそうになるのをこらえて、ダヴィスは腰を進めた。
「うん、そこ、そのまま……っ」
マナの手が先端にそっと添えられ、場所を導いてくれる。
くちゅりと濡れた感触が当たる。抵抗感……純潔の証し。目を合わせると、マナは濡れた瞳のまま頷いた。
「くぅ……ぁあっ」
「んんっ……なかに、入って……ぁああああっ」
甘く上ずった声があがる。ぷつんと抵抗をやぶり、固いものが奥に押し込まれていく。
亀頭が入れば、あとはぬるりとした粘膜がダヴィスを包む。きゅうきゅうと収縮し、のみこもうとするような動き。さっき抱きしめられた時に似ていた。
「マナ、中に入ってる……」
「うん、中でびくびくしてるの、分かるよ」
「痛くないか?」
「ちょっとね。でも、キミのものになった証拠だから……♡」
ダヴィスは快感のあまり腰を振りたくなる衝動を抑えた。一人でしているのとは違う。マナを傷つけたくない。
二人は呼吸を荒くしながら見つめ合った。
マナの奥から熱いものが滲み出し、つながった場所がますます温かく包まれていく。
「さっき出しといて、よかったねぇ♡」
「むぐ……」
マナはいたずらっぽく笑みを浮かべてから、いとおしそうにダヴィスの髪をなでた。
「一緒に気持ちよくなりたいもん♡」
「ま、マナ。今だって必死にこらえてるのに……」
「いいよ、動いて。何回出してもいいから……ね」
熱いささやきに誘われて、ダヴィスは腰を突き出した。
少年の反り返った形が膣内を耕すように擦っていく。
「うっ……ぁあっ……!」
「ぁ、あっ♡ いいよ、ダヴィスくんの形、感じるっ……♡」
荒い呼吸を漏らすのに必死なダヴィスに対して、マナは男を喜ばせようとしてくれていた。
余裕があるのは前世の記憶のおかげだろうか。何千年も昔に、かつてのマナを抱いた男にダヴィスはひそかに嫉妬心を燃やしていた。
――俺の方がたくさん抱いて、たくさん喜ばせて、たくさん幸せにしてやる!
「あんっ♡ くぅ……んっ♡ 分かる? 奥まで、入ってる……っ♡」
「うん、マナの中、全部……俺でいっぱいにしてやる!」
マナが首元にかじりつくように腕を回す。柔らかな乳房が少年の胸に押し当てられ、コリコリとした乳首がこすれる。
ミルクチョコレート色の肌に汗が浮かび、艶を増してダヴィスの肌に吸い付いてくる。
「マナ、もう……っ!」
「うん、私もっ♡ きて、お願い!」
少女の細い腕が絡みつく。 ぎゅっと抱きしめられる以上に、膣内は少年を求め、引き絞るように締め付けを増す。
ダヴィスは衝動をすべてぶつけるように思い切り腰を突き出し、少女の中へ熱い滾りを解き放った。
びゅるるっ! びゅぐっ! びゅううううううっ!
「んんんっ♡ ぁああああっ♡ 出てるっ♡ ダヴィスぅ……♡」
マナは快感でのけぞり、体ごとひとつになろうとするように強く抱きしめながら絶頂した。
すらりとした足が男の噴出に反応するように、ぴくん、ぴくん、と揺れる。
「はぁ……っ、はぁ……」
自分でも驚くほどの量を少女の中に吐き出しながら、ダヴィスは強烈な快感と喜びに震えていた。
目の前の乳房に顔をうずめる。
「マナ、気持ちよかった……」
「うん、私も」
昔の記憶より? と、聞き返しそうになったがぐっとこらえた。
「もっとしたい」
「うん。これからは、何回でもしていいよ」
「今からしたい」
「きゃっ……」
がばっとのしかかり、ダヴィスはさらに腰を押し付ける。
「や、んっ♡ 出したばっかりなのに、中で硬く……っ」
「もう何日も我慢してるんだっ。全部出してやる!」
「まっ、待ってっ……やっ、だめ、そこ……っ~~~~~♡」
こうしてダヴィスはファニィとベッドで過ごしたあの日以来の欲望の限りをマナに吐き出した。
正確な回数は覚えていないが、後々までマナには「少なくとも十回以上は出してたもんね♡」と、ことあるごとに言われることになったのだった。
依頼では「マナを登場させてほしい」とあったのですが、近世風の「侯爵嫡男~」の世界に古代エジプトの世界観のまま登場させるのは難しかったので、いっそ転生前の記憶を持っているということにしたらどうか、という発想になりました。
結果として、ベッドシーンで大いに活用できる設定になったと思います。
精神は経験豊富だけど肉体は純潔。これはもっといろんなところで使えると思いませんか。