※この作品はR-18です。

もう一度サッカー選手に生まれ変わったなら美女も世界一も掴み取りたい!   作:クズ吉

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132話

 2014年12月 神奈川県

 

 浦和ロートとの激戦から3日後、俺は横浜へ来ていた。

 

 今日はNリーグアウォーズの表彰式だ。

 

 「2014Nリーグ優勝チームは…名古屋アハトです!」

 

 会場では今まさにN1リーグ優勝クラブである名古屋アハトが壇上で表彰されている。

 

 前世ではNリーグMVPと得点王を獲得し表彰された。

 

 しかしN1リーグを優勝したクラブの主力の一員として表彰されるのは格別の誇らしさがあるな。

 

 本当に優勝できて良かった。

 

 続いて最優秀監督賞。これはもちろん…

 

 名古屋アハトの二階堂新太監督が受賞した。

 

 二階堂監督のスピーチも終えて…

 

 そろそろかな。

 

 「2014Nリーグベストヤングプレーヤー賞は名古屋アハト、クラウチ大雅選手です!」

 

 パチパチパチパチ!

 

 タキシードを着た俺にスポットライトが当たり会場に改めて登場した。

 

 壇上に上がって楯、賞金、副賞の贈呈を受け、スピーチを行う。

 

 「クラウチ大雅です。ベストヤングプレーヤー賞を受賞できて光栄です。僕は常日頃から試合に出る以上年齢は関係ない、ベストを尽くすだけだと思ってプレーをしてきました。しかしベストを尽くした結果がこうして一つの賞として褒めて頂く機会になったのは嬉しく思います。ありがとうございました」

 

 パチパチパチパチ!

 

 俺は壇上から降りて退場する。

 

 無難なスピーチだったが、まぁいいだろう。

 

 その理由は…

 

 「2014Nリーグ得点王は…クラウチ大雅選手です!」

 

 パチパチパチパチ!

 

 再び会場に登場しスポットライトを浴びる俺。

 

 そう、スピーチの機会などいくらでもあるのだ。

 

 「え〜再び現れましたクラウチ大雅です。N1リーグ得点王のタイトルを頂けたこと、大変光栄に思います。僕はチームを勝たせるために毎試合相手チームの得点を上回る得点を記録する事を目標にしています。もちろんそれが達成されなかった試合は今シーズン沢山ありましたが、その目標を曲げず改善し続けた事で35ゴールという結果にたどり着いたと思います。この賞は僕にボールを繋げるために守備や攻撃で沢山の貢献をしてくださったチームメイトに捧げたいです。ありがとうございました」

 

 パチパチパチパチ!

 

 「続いて2014Nリーグベストイレブンの発表です!」

 

 ベストイレブンは名古屋アハトからは俺とケリーの2人が選ばれた。

 

 そして最後に…

 

 「2014Nリーグ最優秀選手賞は…クラウチ大雅選手です!」

 

 今日何度目かの登壇。

 

 そして最後のスピーチだ。

 

 「クラウチ大雅です。最優秀選手賞を頂けてとてもうれしい気持ちです。今シーズン僕は名古屋アハトアカデミーの選手として開幕戦に出場しました。まずは僕を今まで育ててくれた名古屋アハトアカデミーの皆さんに感謝したいです。次にいつも僕を見守ってくれている両親。そして二階堂監督をはじめとしたチームの皆さん。最後にいつも僕を応援してくださっているファンサポーターの皆さん。沢山の方々に支えられて今シーズン戦い抜く事が出来ました。本当にありがとうございました。来年はNリーグを代表してアジアで戦ってきます。その先には世界が待ってますから、Nリーグ最優秀選手の名に恥じない活躍をお見せしたいです。今後ともよろしくお願いします!」

 

 バチバチバチバチ!

 

 俺がNリーグアウォーズ2014で受賞したのは以下のとおりだ。

 

 ・最優秀選手賞

 

 ・優秀選手賞

 

 ・ベストイレブン

 

 ・得点王

 

 ・ベストヤングプレーヤー賞

 

 ・フェアプレー個人賞

 

 貰った賞が多すぎて会場で一番負担が多く疲れたのは間違いなく俺だった。

 

 でも悪い疲れじゃない。

 

 来年もこの場に来て何度でも表彰されよう。

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