※この作品はR-18です。

もう一度サッカー選手に生まれ変わったなら美女も世界一も掴み取りたい!   作:クズ吉

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167話

 ピーッ!

 

 後半

 

 KICK OFF!

 

 ハーフタイムに監督陣からの指示を貰って、日本ボールで後半が開始だ。

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 後半10分頃

 

 イタリアの攻撃。

 

 右FWが右サイドに流れてから右WBにバックパス!

 

 右WBからは高身長の左FWを狙った高弾道クロスが放たれる!

 

 ボンッ!

 

 

 

 

 

 ボンッ!

 

 左FWへのピンポイントクロスが通る!左FWのヘディングシュート!

 

 

 

 やられる…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バシッ!

 

 弾いた!GK神山だ!

 

 驚異的な跳躍でシュートをゴール枠外に押し出すことに成功した!

 

 しかし今度はイタリアのコーナーキック。

 

 3人のCBも合わせて長身組が日本のペナルティーエリア内にやってくる。

 

 俺はボルッティのマークにつく。

 

 防げるか?

 

 ボンッ!

 

 コーナーエリアから鋭い高弾道キック!

 

 ボルッティの前方に向かっている!

 

 つまりは俺が弾き返さねば!

 

 ドンッ!

 

 !?

 

 俺はボールに向かう前にイタリアの選手とぶつかる。

 

 ボンッ!

 

 ボールが何かとぶつかる音。

 

 

 

 

 

 

 

 

 パサッ!

 

 今度はゴールネットが揺れる音が聞こえた。

 

 イエェェェーイ! ウオオオオ!

 

 スタジアムの観客が一斉に叫び出す。

 

 やられた!?

 

 俺は立ち上がり辺りを見渡す。

 

 イタリア代表の面々は近くにおらず、コーナーエリアに向かって走り出しているのが見えた。

 

 その先頭にいるのは…ボルッティだ。

 

 ゴールを決められてしまったのか…

 

 笛は?鳴ってないか!?

 

 俺は審判の方を見る。

 

 羽賀田キャプテンをはじめとした日本代表の選手達が審判に詰め寄っているのが見えた。

 

 俺は当事者なので状況が分からなかったが、おそらく進路妨害の反則を主張してるのだろう。

 

 その後俺も審判へ相手選手のファールを主張したが、認められず、スコアは…

 

 イタリア1-0日本

 

 イタリアに先制された。

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 後半20分頃

 

 日本の攻撃。

 

 左CB米谷からCFの俺へロングフィード。

 

 ピタッ!

 

 俺は胸トラップでボールを受け、すぐさま足元に落とす。

 

 そのままタメを作って、右横に走り込んできた左IH金田にパスを送る。

 

 左WGは背番号18の碇珠生(いかりたまき)へと変わっている。その碇に金田はボールを預けた。

 

 碇の細かなドリブルから…

 

 カットインミドルシュート!

 

 ボンッ!

 

 

 

 バンッ!

 

 このボールは右CBラロッチアがシュートブロック!

 

 こぼれ球はGKブッホムがしっかりキャッチ。

 

 ブッホムは左WBへボールを投げる。

 

 左WBは左IHへ、左IHは中央でポストプレーをする左FWにパス!  

 

 左FWはDMFへボールを預け、DMFは右サイドを裏抜けした右WBにロングフィードを送る!

 

 右WBはボールを大きくトラップ!そのまま前へ前へとボールを運ぶ!

 

 そしてペナルティーエリア前でカットイン!

 

 日本DFの間でボールを受けようとする右FWにパス!

 

 右FWは自身の前へボールをトラップ!右足でシュートを放つ!

 

 ボンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 バシッ!

 

 GK神山が目一杯腕を伸ばし、セーブ!

 

 だが右FWが詰めている!

 

 ボンッ!

 

   

 

 

 

 

 

 パサッ!

 

 右FWの放ったシュートがゴールネットに突き刺さる。

 

 GOAL!

 

 イタリア2-0日本

 

 イエェェェーイ! ワアアアア! ウオオオオ!

 

 歓喜に沸くイタリア代表サポーター。

 

 イタリア代表の面々もコーナーエリアに向かいゴールパフォーマンスをする。

 

 今度は正真正銘のゴールか。

 

 疑惑のゴールから流れを持っていかれたな。

 

 悔しい。

 

 だけど俺はFWとしてしっかり役目を果たさねばならない。

 

 「まだ時間はあります!まずは1点取り返しましょう!」

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 後半35分頃

 

 左IHに背番号8の木下日和(きのしたひより)、右IHに背番号7の白河凱(しらかわがい)が入った。

 

 日本の攻撃。イタリアゴールから見て右斜40m程の地点からフリーキックだ。

 

 キッカーは白河が務める。

 

 ピーッ!

 

 主審が笛を鳴らす。

 

 ボンッ!

 

 ペナルティーエリア右にクロスボールが供給される!

 

 それに合わせるのは…

 

 もちろん俺だ!

 

 ボンッ!

 

 ゴール右上隅を狙ったヘディングシュートを放つ!

 

 

 

 

 

 

 バシッ!

 

 止めた!?

 

 ゴールマウスを守るイタリア代表ブッホムのセービングだ。

 

 だがコーナーキックのチャンスを得た。

 

 今回のコーナーキックは右WG星野が蹴る。

 

 ボンッ!

 

 コーナーエリアから俺めがけて星野が蹴ったボールが供給される!

 

 しかし俺に届く前に左CBキウェッチーニがヘディングクリア!

 

 セカンドボールのその先には…

 

 右IH白河がいる!ペナルティーエリア外からミドルシュートを放つ!

 

 ボンッ!

 

 

 

 

 バシッ!

 

 このボールもキウェッチーニが距離を詰めてシュートブロックする!

 

 イタリア代表、守備が固すぎる!

 

 これがカテナチオなのか。

 

 

 ・・・・・・・

 

 

 後半45分頃

 

 ピッ、ピッ、ピーッ!

 

 試合終了の笛が鳴る。

 

 スコアは…

 

 イタリア2-0日本

 

 負けてしまった…

 

 しかも俺は何もさせてもらえなかった。

 

 シュートを打ったのは何本だろう。

 

 俺にボールが渡る前にパスの殆どをカット、クリアされていたような気もする。

 

 親善試合とはいえこの敗戦は痛い。

 

 世界との差はまだまだあるということだ。




https://syosetu.org/novel/387672/1.html

第1話をリニューアルしました。ちょっとエピソードが変わってます。
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