もう一度サッカー選手に生まれ変わったなら美女も世界一も掴み取りたい! 作:クズ吉
俺が考えたスキャンダルへの対応。
そもそも今回のスキャンダルで何が一番問題かと言うと、夕梨さんが未成年である俺と淫行をした末に妊娠したという事実が世間に明るみになったことだ。
これは都道府県の青少年保護育成条例などの違反になる。
既に夕梨さんを逮捕しろというネットの声も上がっている。
この声が大きくなれば警察も捜査に踏み切るだろう。
そこで俺が考えたのは、夕梨さんも俺も警察の捜査に対して協力しないこと。
夕梨さんは妊娠中、出産前後で体調が優れないことを理由に取調べに応じなければいい。
これを続ければ警察は俺と夕梨さんが性的関係を持ったことなど立証できない。
それぞれの自宅に通ったことが判明したとしても、何ヶ月も前に部屋の中で何をしていたかまでは分からないだろう。
生まれてくる子供のDNA鑑定をすれば、俺達の関係を立証出来るかもしれないが、それには俺の同意がいるはずだ。
被害者のDNAを強制的に採取するなんて聞いたことがないからな。
警察への対応はそんな感じ。
世間への対応は…先程母さんに伝えた通り、「弁護士に一任しているのでお答えできません」の一点張りだ。
これは弁護士に一任しているという言葉で何かしらの対応はしているんだなという印象を世間に与えることができるメリットがある。
デメリットは説明をしないことで社会的責任から逃げていると世間に受け取られることだ。
それには当然批判もあるだろう。そこで俺は今からこんな文をtmitterに投稿しようと思う。
『推定無罪の原則を、ぜひ思い出してください。うわさの段階で誰かを傷つけることは皆さんにしてほしくないです。』
推定無罪の原則。
俺がアビーネ監督を擁護する際に用いた「裁判で有罪になるまでは誰でも無罪である」という考え方だ。
この考え方は今回、夕梨さんの条例違反にも使えるだろう。
夕梨さんが裁判で有罪になるまでは無罪なんだから皆批判しないでね。
俺はその意味を込めてこの呟きをする。
推定無罪の原則バリアだ。
将来俺が何かやらかした時に使うつもりだったが…もう使う時が来るとはな。
俺は今回このバリアを張る事で批判がある程度減ることを望んでいる。
そして俺は2016年の夏に海外移籍するから、俺と夕梨さんの関係を警察が立証するのは難しくなる。
立証出来ないということは裁判を起こせないので、夕梨さんが有罪になる日も来ない。
推定無罪の原則バリアは永続的に発揮されることとなる。
そのまま事件が風化してくれれば万々歳だ。
俺の考えをまとめると…
1.警察に対しては捜査に協力しない。
2.世間に対しては「弁護士に一任している」の一点張りでちゃんと対応してる感を醸し出す。
3.SNSでは推定無罪の原則バリアを張り批判的意見を抑え込む。
4.2016年夏に俺が海外移籍して夕梨さんの未成年淫行問題をなぁなぁにする。
つまりは逃げるが勝ち。そういうことだ。