相棒の放浪騎士:氷と炎のパコられふたりたび 作:ハンノーナシ
エロいの描きてぇ……鍛錬します。
三人はメギラスの加入を祝い、一日仕事を休み……休日を設ける事にした。
まぁ、三人に働く気が無ければ毎日休日とも言えるのだが。
三人は商店街が食べ歩きや買い物を楽しむ為、久しぶりの私服に着替えた。
久しぶりの戦闘のない日なのだ、着飾った衣装でも十分だろう。
「いや〜…活気に溢れてて良いね。朝ごはんまだ食べてないし、食べ歩きでもしようよ!」
「あまり……金は使いたく無いがな……」
「ケイシーは騎士団にいた頃から節約事していたからのう……たまには奮発してみるのも、良いのではないか?」
和気あいあいと会話しながら、長い長い商店街を歩いて行く。
出店やレストラン……服屋や青果店等の店が何軒も建っている。
路地裏では冒険者達が買い食いした物を頬張って嬉しそうな顔をしていた。
「肉串だよ、肉串!今回こそは当たりだよ、絶対……!」
「前々回はパサパサで味気無し……前回は旨み皆無……三度目の正直と行くか……」
「こういった出店で買った物を買い食いするなど、初めての体験じゃ……ふふ、面白い」
ケイシーはポケットに入れていた銀貨を一つ店主に手渡すと、店主は目の前で肉を焼き始めた。
串に刺さった肉が熱された炭火で焼かれていく。
何度もクルクルと回転させ、全体に火を行き渡らせている。
時折肉汁が溢れ、炭火に落ち……更に炎が強くなる。
「絶対、当たりだよ……!うん……!」
「まだ確証を持つな……だが、期待は出来そうだな……」
「高級なレストランでも時たま使われる手法ではあるな、客の目の前で料理を進め……客の空腹感の刺激と視覚の楽しさを両立させ、暇を潰させる……良い方法じゃ」
焼き終わり、串を手渡す……と三人は思っていたが。
筒状の物に数秒三つの串を入れ、取り出すと……濃厚なタレが絡み合い染み込んだ肉串が完成した。
アレンは目を輝かせながら……口から涎が垂れており、ケイシーは目を閉じていたが涎を垂らしていた。
メギラスは愉快そうにその二人を見つめ、肉串を受け取る。
二人に手渡すと、二人は肉串を急いては口の中に頬張った。
ケイシーは柄でもないが……二人は案外食いしん坊でもあった。
騎士団の交流の場でもある食事会で、二人は節操もなく大量の注文を行い笑われていた時期があった。
「あふっ……おいひ〜♡」
「んむ……ふはい……(うむ……うまい……)」
「貴様らは本当に変わっていないな、どれ……我を味見を……」
メギラスは小さく串の一番上の肉を頬張ると、次の一口で肉の塊を一つ食べてしまった。
どうやら想定以上に美味しかったらしく、三人は立ち食いとは行かず立ち止まり肉串に夢中になっていた。
しばらくして完食すると、串を店主に返し……アレンはお腹をぽんぽんと叩いて満足感を表現していた。
「美味しかったね〜……大当たりだったよ、あはは!」
「当たって砕けろの精神は……案外、良い物だな……」
「出店など、と舐め腐っておったが……無知を恥じるべきだったな」
三人は大満足で足を進めると、次は服屋に入っていく。
服音痴なアレンとケイシーは服を見繕うのが苦手だったが、上機嫌な二人には関係がなかった。
メギラスは着れる竜人族用の服があまりなく、オーダーメイド品ばかりなので……人間用の服を見てみるのが少し楽しみな様だった。
「色々、試着してみようか!そうだな……そろそろ暖かくなる時期らしいし、湖にでも行かない?その時用に……水着でも買おうよ!」
「水着、か……あまり着た事が無い……」
「娯楽を楽しむ為の服じゃからのう、貴様にはあまり縁が無かったであろう?今は自由じゃ、たっぷり堪能せい」
二人は水着コーナーを見ると気になった水着を手に取る。
まずはアレンが試着室に入ると、カーテンを開け水着姿を現した。
「一番これがシンプルなビキニだよ、ケイシー!これなら君でもこういうのが良いとかわかるんじゃないかな?」
「あぁ……良い見本だ。お前の水着姿は……男が見たら、喜ぶだろうな……」
「女の水着姿を見るのは男の誉れ、などと言う事をのたまう輩もおるからのう……じゃが、綺麗な姿をしておるのう……」
ケイシーはアレンの水着姿を見て、自分の着たい水着を決めたようだった。
水着を手に取り、試着室に入り……アレンと同じ様に水着姿を現した。
「うん、良いね!君は結構可愛らしいのも似合うから……そのスカート部分も凄く良いよ!」
「アレンもケイシーも、整った顔をしておるからのう……よく似合っておるぞ?」
アレンとメギラスはケイシーを褒める、ケイシーはあからさまに恥ずかしそうにじんわりと頬を赤らめた。
褒められ慣れていないのは昔からの性であり、仕方が無い所がある。
「そ、れ、で〜……メギラスさんも、着てもいいんだよ〜?」
「我に合うサイズの水着なぞ基本無い……竜人族用の物を用意してる方が珍しいと言うに……」
「大丈夫、私が見つけてきてあげるよ!ちょっと待っていてね……」
アレンはそこら中にある水着の中から、竜人族用の水着を探す。
メギラスはとうに諦めているが、ケイシーも参戦し……二人はメギラスに合う水着探しを始めていた。
しばらくすると、宝の山の中から宝箱を見つけた様な顔で水着をメギラスに差し出す二人が居た。
「本当にあるのか……存外、驚く物だ……」
「やっぱり諦めなければ物事は上手く行くんだよ、うんうん……」
「着てみて、くれ……ある程度サイズは考えてある……」
「仕方が無い……着てやろう、少し待っておれ」
3人目の挑戦者、メギラスが試着室に入り……数分経つ。
そしてメギラスはちらっとカーテンから顔を覗かせ、カーテンを開く。
珍しく恥ずかしそうにしながら。
「水着なぞ、着る機会がなくてな……少し、違和感がある」
「慣れたら良い物だよ、うん!凄く綺麗で素敵だよ、メギラスさん!」
「似合っている……」
「そう言われたら、買うしかあるまい……会計に行くぞ……」
三人はお気に入りや勧められた水着を手に取り、会計へと向かう。
銀貨三枚程度で支払い……三人は小腹を満たし、水着を買い……完璧な機嫌で商店街へと戻る。
その後も、度々立ち食いや買い物をすると……時間はすっかり夕暮れ、楽しい時間はすぐに過ぎ去る物であった。
「いや〜、満足満足……久しぶりに満足の休日になったよ!」
「たまには休暇を取るべきだな……寝るのも良いが、外に出るのも……悪くない」
「充実した一日であったぞ……感謝しよう、二人にな」
三人は帰り道を歩いていると……商店街の出口にクーポンを配っている男が見えた。
「新規のマッサージ店の特別割引券です〜、女性様限定、数量限定ですのでお早めに〜」
「ケイシーが凄い速度で取りに行った……貰える物は貰う癖、出てるね……」
「節約癖も良い所じゃな……」
ケイシーはクーポン券を三枚貰い、二人の元に戻る。
20パーセント程割引されるらしく……随分とお得だった。
「どうせなら、明日も休日にしてここにでも行く?」
「連休、と言う奴か……良い。それに、しよう……」
「人のマッサージなぞ、受けた事が無い……ふふ、少し楽しみじゃ」
明日の楽しみが増え、三人は上機嫌で家へと戻るのだった。
勿論エロマッサージですが、何か。