相棒の放浪騎士:氷と炎のパコられふたりたび 作:ハンノーナシ
エロトラップ。
「これは……蛆虫の様にも見えるが、何かの幼体か?」
ケイシーはうねうねと足元を蠢く一体のモンスターの幼体らしき物を見る。
不穏に思いながら洞窟の先へ、先へ。
何者かの熱烈な視線を感じながらも、前に進み続ける。
「ケイド、アレン、アレク、ヴィズ……転送魔法で散り散り、か。……完全にこれは私の落ち度だな……」
意気消沈しながら、辺りを見渡す。
他人の影は一切無く、当初の目的らしい目的の探索隊の探索も難航している。
暫くして、最奥に辿り着く。
暗い影に呑まれており……視界不良も甚だしい。
「……ん?粘液が降ってきた、のか?……ッ?!」
いつの間にか、何かに足を絡め取られ……ぬるぬるとした感覚が足全体を襲う。
粘液に満ちたそれは、触手か何かだろう。
空中にX字の形で拘束され、身動き一つ取れない。
そのまま壁の方向へと引っ張られ……背がぬるりとした感覚に襲われる。
(苗床に捕まったか……炎で焼き切る術は、アレンとヴィズが、出来るだろうが……)
そのまま酸らしき物が服に吐き出され、服や鎧が段々と哀れにも溶けていく。
服や鎧だけを溶かす酸とは、なんとも都合の良い物である。
我先に、と言わんばかりに触手の一部がケイシーの乳首に吸い付く。
それはヒルが血を吸う様にケイシーの母乳を取り込んでいく。
(体液を求めているのか……はたまた、私を苗床の一部にする気か……どちらでも、絶望的状況と言って良いだろう……)
そして触手はケイシーのおまんこやアナルにも張り付き……中に細い触手を更に伸ばしていく。
何度も抽挿を繰り返し、ケイシーの快楽を刺激し……体液を流出させる。
「んぎッ……♡お゛ッ?!♡お゛ォ゛ッ……ほ゛ッ……♡」
そんな矯声と共に助けを呼ぶ声を封じる様にケイシーの顔に触手が吸い付く。
ケイシーの唾液や涙さえも餌にしようという魂胆だろう、完全にケイシーから吸い尽くすつもりだ。
「ん゛む゛ーーッ!♡む゛ッ……♡ん゛ーーッ!♡」
もう助けは絶望的、誰しもがそう思うだろうという状況に。
触手が蠢く音しか聞こえない最中、ドタドタと騒がしく走る音が聞こえる。
──────
「んへぇ、ここ何処なの……?アタシが力を開放すればイッパツだけど、力の解放の仕方、教わったっけ……?」
ヴィズはケイシーと近しい場所、はたまた経路が同じ場所で目覚めた様だった。
洞窟の様な場所の中には、白濁液のような濁った何かが溜まった水場があったり……不気味な場所なのには変わらなかった。
「なんか、どっからかうねうねした音も聞こえるし……さーいあくー!」
ヴィズは悪態を着きながらも、四人に会いたい気持ちは変わらない。
散策しながら進んでいた時……何処からか、更に強い蠢く様な音が。
「……人の気配?探索隊でも何でも、人と会えたらラッキーって感じで行こっと……」
ヴィズも最奥に辿り着いた時……頭上の気配にすぐさま気付く。
球体のように丸まった触手が、中で誰かを苗床の一部にしようとしている。
「触手には炎……ケイシーに教わったよね。大丈夫、中の人を傷付けない様に、外側をコンガリに……!」
ヴィズは炎の球体を軽く形作ると、頭上に投げる。
その炎は触手に蔓延して行き……段々と火傷跡を着けていく。
「中に人が降りてきたら、ちゃんと受け止めないと……ここら辺!」
ヴィズはどっしりと足を構え、受け止める体勢を取る。
そして……中から落ちてきた者をジャンプして軽く受け止める。
「あっ!!あいぼ〜!!!!」
「ゴホッ、ゲホッ……ヴィ、ズか……?」
「うん、アタシ!触手に捕まってたの?」
「私も、感が鈍ったな……すぐに気付く筈の物に猶予を与えて、このザマか……」
ヴィズは目をキラキラと輝かせ、頭上で燃え上がっている触手を無視して喜び続ける。
触手はその行為に激怒した様で、ヴィズに触手を伸ばす。
「……甘い」
ケイシーはいつの間にかヴィズから離れており、向かって来た触手に相対すると、手に氷を鋭く纏わせ……触手を切り裂く。
苗床から離れた触手は切られた痛みでのたうち回り、動きを止めた。
「第二波が来るぞ……早く逃げるのが優先だ」
「OK!裸でも勇猛果敢なの、やっぱケイシーって感じだね!」
二人は苗床を尻目に勢い付け走って行く。
最奥から更に派生した道の先には、テレポーターらしき物があった。
「あの中に入るぞ、どの道……ここで何処か分からないから辞めておく、なんて選択肢は有り得ない」
「さっすがケイシー!勇気あるね〜」
二人はテレポーターの中に勢い良く飛び込むと……。
触手の追跡から逃れた様だった。
「……さて、ここは何処かな〜?」
「暗く、埃臭い……長年放置された場所か?……それにしては、随分と近未来的だ……」
「な、なんかが桃色のがこっちに近付いてきてない……?」
ケイシーとヴィズの目線の先には……桃色の光線が、まるで避け様の無い無数の列になって二人の元に近付いてくる。
「……親に感謝しないとな」
「死が脳裏に浮かんでイッパツ目それとか、優しすぎるって……で、でもなんか肌感的には死の危険は無さそうだけど、か、代わりに酷い目に合いそうな気がする……」
ケイシーとヴィズは出来るだけレーザーから距離を取ろうとするが、背後にはポータルのみ。
ポータルに入れば怒った触手に永久苗床コース2名様の未来が確約されているだけだろう。
「甘んじて受け入れるぞ、ヴィズ」
「覚悟キマリすぎ……しょーがない、アタシもバリアとか使えないし〜」
レーザーが二人に近付き、一瞬だけ肌に触れた瞬間。
「ん゛ッ゛゛ほ゛ォ゛ォ゛ォ゛〜ッ゛?!!♡♡♡」
「お゛ッ゛゛?!!!♡♡」
二人は顔を歪ませ、足をガニ股にしながら潮を吹く。
ヴィズは衣服に染みを作り、ぽたぽた♡と衣服から潮が漏れ落ちる程。
ケイシーは纏う物が一つも無いせいか、地面に直に勢い良く潮を吹き散らかす。
レーザーが二人を脳天からおまんこまでを貫く程に、二人の嬌声は大きくなっていく。
無様に顔を歪ませ、絶頂に身悶えを繰り返す。
レーザーが通り過ぎると、二人はどさっと潮まみれの床に伏し……絶え絶えな息を必死に続ける。
「ざ、ざいあ、くッ……♡んお゛っ……♡」
「ヴィズの、予感は……♡お゛ン゛ッ゛♡当たった、様だがな……♡」
ぷるぷる♡と震える腕と足で二人は立つと、てちてちとゆっくり足を進める。
このダンジョンにいる間は、こんな目に散々会い続けるだろう。
「はぁ……♡ズボンびしょ濡れ……。高かったのにぃ……」
「そう考えたら全裸も良い物か……私の鎧は何度奪われ、消されたら気が済むのか知らんがな」
二人は最悪の気分で進み続けると……。
「んぎッ……♡お゛ぉ゛っ゛……♡お゛ほ゛っ……♡」
聞き覚えのある声質の喘ぎ声が室内に響く。
目の前には、壁伝いでゆっくりと負傷者の様に歩くアレンの姿があった。
「……アレンか?」
「なんか、凄いカッコしてない……?」
二人はアレンの元に近付き、ケイシーがアレンに触れると……。
「お゛ッ?!!!!♡」
少し触れただけで潮を吹き散らかし、絶頂する。
どうやら酷い媚薬と感度増強状態になっていると瞬時に見抜いたケイシーは、触れるのを辞めずに詠唱を最速に、状態変化の解除魔法を唱える。
「お゛ぉ゛ぉ゛ッ……♡おっほ……んぇ?」
アレンはやっと二人の存在に気付いた様だった。
どうやら快感で視界さえ不良になっていた様だ。
「やっと気付いたか……何故か触れただけで……その、なんだ」
「というか、そのカッコ何……?」
「こっ、これは僕の趣味とかじゃないさ!さっきそこら辺を歩いてたら、勝手に服をこれにされて……」
「うへぇ、悪趣味すぎるって、ここ……」
ケイシー、ヴィズ、アレン。
三人合流は出来た様だ。
残るはメギラス、ケイドのみ。
一方その頃、ケイドは……。
──────
「何ここ、森〜……?さっきまで僕、洞窟に居たよね〜……?」
本格的な触手プレイは……ふふ、期待して待っててくれよ。