相棒の放浪騎士:氷と炎のパコられふたりたび 作:ハンノーナシ
ダンジョン編、最後らへんです。
『さぁさ、ケイドちゃんは確保されちゃいましたよ〜!』
アナウンスが遥か空中から聞こえる、ケイシーはそのアナウンスを聞いても冷静なまま足を動かしていた。
速度増強や空中歩法は使えない物の……様々な経験から得たスタミナは途切れる事は無い。
メギラスもヴィズもアレンも同様で、簡単には捕まる事は無いだろう。
そうしてすぐさま時間は過ぎ去って行く。
結局捕まったのはケイドのみで、楽々なクリアとなった。
「ケイドくん、散々な目に遭ったみたいだね……」
「けほっ、けほっ……♡もうこりごり〜……♡」
「女になってから、私達の恥辱の後追いをしている様な形になっているな……」
ケイシーはケイドが心配なのか、おぶって歩き始めた。
その様はまるで長年連れ添った家族……いや家族であり長年連れ添った仲なのだが。
姿が変わっても対応が変わらないのは、流石と言えるだろう。
ポータルの前に着くと、ケイドの髪結びを解くと……ケイシーは手持ちの剣でケイドの髪を切り始めた。
「綺麗な髪なのに、もったいないよ〜?」
「本人のこの体の慣れに支障が出るだろう……短髪にして私の様に髪を纏めた方が、動きやすい筈だ」
ケイシーはケイドの髪を切ると、男の時の様にサイドポニーテールに髪を纏める。
「こっちの方が慣れてるや〜……ありがと〜……」
「この先も苦難が続く……早く慣れた方が良い」
「姉らしい様じゃな、ケイシー」
ケイドは地面から立ち上がると意気揚々にふんすふんすと息を鳴らしながらポータルに触れる。
ケイドに続く様に、皆もポータルに触れ……。
「今度は何〜……?」
「どうせろくな奴じゃないよ、最初ら辺の所よりかは、面白みはあるだろうけど……」
「魔王軍が関わっている様であるしな、実験場か何かにしているのかの……」
──────……
そうして、姿を表すのは……。
部屋。
四角形の形状に形作られた、真っ白な部屋。
中央には巨大なキングサイズベッド……そして、ランプ。
「どういう、部屋だ……?」
「後ろに何か文字が流れてるよ、ケイシー……というか、皆は?」
ケイシーとアレンは二人だけで部屋の中に居た。
二人は蛍光板に流れている文字を見つめる。
『セックスしないと出れない部屋で〜す♡』
「……はぁ」
「これまた、人の事を……」
ケイシーは溜息を吐き、下を見つめる。
そうして気付く。
アレンと自らが全裸であると同時に股間に、とてつもない違和感がある事に。
何かが外付けされた様な違和感。
「な、んだ……?♡」
隣のアレン……いや『女体』を見つめる度に、その違和感は大きく膨れ上がる。
そうして姿を表したのは、ちんぽであった。
女にある筈のない……睾丸と共に。
「ふーっ……♡ふーっ……♡」
「ケイシー、どうしたんだ、い……って、それっ……!」
「アレン、逃げてくれ……今の私は、制御が効かん……」
「逃げるって言ったって、ここに逃げ場はないよ、ケイシー……!ちょ、ちょっと……♡」
ケイシーは自らのふたなりちんぽを握り締め……アレンをベッド際に追い詰める。
息が触れ合う程の近さまで、顔を近付けると……ぶちゅっ♡と唇同士を勢い良く触れ合わせる。
ケイシーはアレンを強く抱き締め、逃がさないと言わんばかりに唇を強く触れ合わせる。
んちゅ♡れろぉ〜……♡ぶちゅっ♡ちゅ♡ちゅ〜……♡れぇろぉ〜……♡
アレンの口内をむしゃぶり尽くす様に舌を動かすと、そのままベッドに倒れ込む。
ケイシーはアレンを愛おしそうに撫でると、アレンのおまんこに狙いを定める。
「アレン、すき、すきだっ……♡♡♡」
「わ、私も好きだけどぉ……♡ちょ、ダメっ……お゛ッ゛ほ゛ォ゛?!!♡」
アレンのおまんこに力強くちんぽを挿入すると、へこへこ♡と必死に腰を動かすケイシー。
その様はケダモノの交尾と同様であり……辺りは興奮の蒸気に満ちる。
ばちゅんッ!♡と強く最奥に叩き付ける度「お゛ほ゛ぉ゛っ゛♡」と海老反りになりながら快楽を享受するアレン。
ケイシーは未知の快楽に打ち震えながら、愛する相棒に種付けをしているという背徳的な快楽に背筋をゾクゾク♡と震わせていた。
何度も求愛の言葉を口にしながら、必死に腰を振るう。
その求愛は、友愛が情欲から転化した物か、はたまた……。
「お゛ン゛ッ♡お゛っほ゛ッ♡」
「すきすきすきすき………♡愛している、アレン……♡」
密着しながらの腰振りは、子宮にずんと響く。
確実に種付けをするという思想が見え透いている。
興奮したケイシーの吐息がアレンの耳元に吹きかかる度、アレンもまた……ゾクゾクとした背徳感を覚えていた。
親友同士の、背徳的な性行為。
この行為は二人の仲に影響を及ぼすのだろうか……。
「射精るッ……♡受け止めろ、アレンッ……♡」
「待っ……♡お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜ッ゛?!!!♡」
解き放たれた精液の量は尋常では無く……アレンのおまんこから逆流を起こす程だった。
その時、後ろの扉が『ガチャン』と音を立てる。
「はぁ……♡はぁ……♡ケイシー、開いた、みた……いぃ゛っ゛?!♡」
「悪いが、アレン……♡止められない♡」
立ち上がろうとしたアレンにもう一度覆い被さると、またもや交尾を始めてしまう。
その行為は、ケイシーの魔法で作られた睾丸が空っぽになるまで続いた。
──────
数時間後。
ケイシーは頬を艶々と煌めかせ、むふー……と満足気であった。
一方、アレンはベッドでげっそりと横たわっていた。
普通、逆である。
ケイシーが扉を開けるとそこは、右折すると階段があり……目の前には、もう一つ扉がある。
扉の奥からは、喘ぎ声ばかり聞こえる。
それも、聞き覚えのある。
「ケイシーと同じ様に、その……なんだ、それが生えちゃったのかもね……」
「待っている間、もう一度……♡」
「断固拒否!!!!させてもらうよ!!!!」
部屋から一歩を踏み出すと、ケイシーは裸体の状態から……このダンジョンに入った時点での装備に切り替わった。
溶かされたはずなのに、何故か再現されている。
アレンも同様で、装備が元に戻った様だ。
「ふぅ、さっぱり〜!」
「さっぱり、じゃ、ないって〜……♡」
「邪神の性欲を、侮って、おった……♡」
疲労困憊の二人と、ちんぽの生えたヴィズ。
何が起きたかは明白……自明の理だろう。
「あ、装備戻った〜、ラッキ〜♡」
「アレンさんも、同じ〜……?」
「ケイシーに、してやられたよ……あはは……」
「ケイシーがどの様に乱れたか、少し興味はあるのう……」
五人はようやっと、このダンジョンの最奥らしき場所に辿り着いた様だった。
右折し、レッドカーペットの敷かれた階段を上る。
こんなクソみたいなダンジョンを作った元凶にお礼参りはできるのだろうか。
──────……
「ふわっはっはー!!よく来たな、冒険者共!吾輩のダンジョンはどうだった!」
「最低」
「塵芥」
「廃棄物」
「吐瀉の産物」
「外道」
このダンジョンを作った元凶であろう……紫髪のツインテールに、札の様な物をおまんこと乳首に貼り付けた……変態的な格好をした小さな少女が出迎えた。
ケイシーは容赦なく剣を取り出す。
「ちょ、ちょ、ちょい待て……吾輩は魔王、魔の王だぞ?!」
「それがどうした」
「長い眠りでようやく起こされた魔王じゃぞ!!もっと、畏怖とか……」
「ない」
魔王と自称する少女は、上から降ってきた鉄板を頭に食らった様な顔をすると…とぶんぶん、と左右に頭を振り気を取り直してもう一度発言する。
「ここは吾輩の新・魔王城!面白いギミック満載だったろう!」
「……それが最後の言葉でいいのか?」
「待てって!!!吾輩はようやっと異世界から魔の繁栄を支援してくれる支援者のお陰でこの魔王城を新設出来たのだ!!」
手を左右にブンブンと振り、剣を収めてくれるのを祈るばかりの魔王。
……これが、本当に魔王なのだろうか。