相棒の放浪騎士:氷と炎のパコられふたりたび 作:ハンノーナシ
僕は横スクロール系のリョナ系エロゲーとツクールエロゲーに性癖を壊されています
えっちなしかいです 飛ばしても、いいぞ。
二人の人格がわかるセリフやメイドちゃんとの会話に重きを置いています
ケイシーとアレンがペラーの邸宅にメイドとして奉仕活動を続けて約6日……もう少しで一週間が経つ頃。
そろそろ契機が満了する頃合で、二人は更にメイドとしての活動に気合いを入れ直していた。
現在二人はペラーの邸宅で入浴中、メイド達の間に混ざっての入浴中である。
二人はいつの間にかメイド達に完全の信頼を勝ち取り、重要な仕事もある程度は任されるようになっていた。
「ペラー様の就寝サポートのお手伝い、昨日はありがとうございました……!久しぶりにペラー様が性欲が無いと言われて困っていましたので……」
「全然、大丈夫さ!私は結構年下の子供とか、おばあちゃんとかおじいちゃんの面倒を見ていた時期があるから……結構、手っ取り早く就寝させる為のコツとかは掴んでるんだ」
「昔は……騎士になる前か。仕事を転々としていたからな……私達は。今も、だが」
二人は過去に思いを馳せていた時、突然ケイシーが何かを思い出したかのように言葉を紡ぎ始めた。
「そう言えば……アレン、あと一日でこのメイド活動は契機満了だったか。最後の日は特に……ペラー様からの指示は無いんだったな」
「最終日くらいは好きに活動しろって言ってたよ。あの人、言葉は強い時があるし、女癖は結構悪いけど……優しい人だよね」
二人は湯船から出ると、翌日から出ていく。
タオルを手に持ち、髪を洗い素早く着替え始める。
メイド服を着るのにも慣れた物で、初日に驚いていた下着も当たり前の様に身に付けていた。
「慣れというのは……怖くもあるな……」
「そう?私は良い事だと思うけどね。慣れて誰かに役に立てるって、嬉しい事じゃないかな?」
二人は夜間作業に手を付け、軽い掃除やペラーの帰宅前のベッドメイキングなど……メイドらしい業務をこなしていった。
今日はペラーからの夜伽の命令はあらず、ペラーは帰宅した後も一人で部屋に籠っていた。
二人は初日からずっと寝付いていたふわふわのベッドで、すぐ寝付く……と、思っていたが。
二人は少し寝付けなかったようで、少し会話をする事にした様だった。
「最近、私達の何かが変わって行ってると思うんだ……」
「……何がだ……?」
「なんか、言語化が難しいんだけど……今まで剣を振るう事位しかやってなかったじゃないか。モンスターの討伐依頼とか、懸賞首の捕獲とかさ」
「それが、当たり前だろう……私達は剣を振るう為に生まれたんだからな……子供の頃から王都を守る騎士として期待されていた」
ケイシーは何処か悲しそうな口調でそう呟いた。
アレンは軽薄に笑いながらも、そんなケイシーに深い悲しみを覚えている様だった。
「でも騎士を除名されて、冒険者になってから……色々な事を体験出来てると思わない?」
「お前は除名されたと言うより、着いてきたの方が正しいが……そうだな。散々な目に遭う事も多くなったが……人々との触れ合いや、体験しなかった出来事の連鎖が起きた」
「そう、君はそれでいいんだよ。私達はもっと、こう……本能的に、人間の女の子らしく生きて良いと思うんだ。騎士とか剣士の鎧とかじゃなく、女の子らしい格好もしてさ……メイド服とか!」
ケイシーはそう言われ、深く考え込んでいる様だった。
自らの境遇、生まれ、育てられた場所。
その全てがケイシーとアレンを女として扱う事はなかった。
一介の騎士として、戦う者として。
二人は剣を振るうだけではなく、新たな世界を見てみたいと強く願っていた。
成人向け雑誌を拾ってから、そんな願望が強くなったのだろうか。
下賎な原因だが、ケイシーとアレンの性的欲求と『女らしさ』を育てるには十分な素材だっただろう。
「これからはさ……もっと、心のままに生きてみようよ。もう一歩……もう一歩だけ歩めば、道が沢山見えてくると思うんだ」
「金銭は無いし、自由な遊び等は出来んがな……ただ、仕事の内にも出会いはあった。この……邸宅の中の様に」
「あと、ペラー様は私達をちゃんと女の子として扱ってくれるし……これからの仕事は、ちょっと遠出の依頼も受けてみない?金銭はこの仕事が終わったらかなり提供されるし、良いんじゃないかな?」
「あぁ、そうだな。……もう夜が深けてくる、そろそろ寝るぞ……」
「ふふ、そうだね。おやすみ、ケイシー」
アレンは電灯を消し、目を閉じ、ゆっくりと鼻息を立て始める。
ケイシーはそんなアレンを見つめ……ゆっくりと口を開いた。
「ありがとう、アレン……」
そんな二人のメイドとしての活動の最終日が、始まる朝が来た。
──────
「ケイシーさん、そちらの床と窓拭きをお願いします。アレンさんは……キッチンのお手伝いをお願いします!」
「任せろ、サッと終わらせて……私もキッチンの手伝いに行く……」
「ケイシー、頼んだよ!皿洗いくらいならさせて貰えるかな〜?」
「皿洗いも何も、もうメイドの皆様方はアレン様の料理の腕に信頼を置かれていますから……」
ケイシーとアレンは慌ただしい朝の波を乗りこなすかのように優雅に仕事を進めていた。
一日目は置いてけぼりだった作業も、たった5日程度で完璧にこなせると言う二人の状況把握能力と天性の才が伺える。
「ペラー様が起床なされました、皆様朝のご挨拶の準備を!」
「「「はい!」」」
メイド達は一斉に階段付近に集まると、ペラーが階段から降りてくるのを待っていた。
コツコツとゆっくりと階段を降りる足音がする。
「メイド、腹が減った……料理は出来ているか」
「出来てるよ、ペラー様」
「そうか。それと……アレン、ケイシー。ご苦労だった……また、募集をする時は……余裕があるのなら、来てくれても良い」
ペラーは寝起きで半開きの眼を指でかきながら二人に労いの言葉を送る。
二人は嬉しそうに顔を見合せ、ペラーと共にリビングに向かった。
「それと……報酬金はそこのバッグに入れてある。……決めていた報酬金より二倍程度、詰めておいた。頑張りの礼の様なものだ……受け取っておけ」
二人はぱちぱち、と眼を向け合い何度も瞬きを繰り返す。
ケイシーがアレンの頬を引っ張ると、アレンは『痛いって、ケイシー!もう……ふふ』と笑いながらお互いに嬉しそうな笑みをもう一度浮かべた。
昼頃、二人は元着ていた軽装に着替え……ペラーの邸宅の入口へと向かう。
帰り道にはメイド達が出迎え、頭を下げていた。
「今まで、短い間でしたが……ありがとうございました!」
「こちらこそ……色々と学ばせてもらったよ。ケイシー、ね?」
「あぁ、頭を下げるべきはこちらだ……本当に、ありがとう……」
二人は歩みを止め、メイド達に頭を下げる。
そしてもう一度歩き始めると、入口には王都のギルド行きの馬車が止まっていた。
ペラーが手配してくれたのだろうか、随分と大層な馬車であった。
二人がはっと後ろを振り向くと、窓際からペラーの姿が一瞬だけ見えて……姿を消した。
「あの人、恥ずかしがり屋な所があるからね……ふふ」
「だが、良い主人だ……女癖は悪いが」
「そこ引っ張るよね〜、やっぱ……」
二人は馬車に乗り込むと、ペラーの邸宅に別れを告げる。
馬車が地面の凸凹で揺れる音がやけに心地好く感じる。
軽く喋りながらの思い出話は、花が咲いたようだった。
バッグの中の大金を大事に抱えながら、ケイシーとアレンは眠りに着いた。
───────
ギルドに依頼終了の届出を出し2人は自宅に戻り、今後の作戦会議を行っていた。
「今度はどんな依頼を受けようか……久しぶりに、ダンジョン攻略とか行ってみよっか?」
「遺跡系統のダンジョンや、洞窟型……様々な形状があるが……どんな物に行くか検討をつけないとな」
目標はダンジョン探索に決めたようで、早速どんな形状のダンジョンに行くか検討をつける事にしたようだ。
すると、アレンは突然何かを思い出した様で人差し指を頬に置き話し始めた。
「最近、女冒険者が沢山行方不明になってるって言うダンジョンがあるんだけど……行ってみない?」
「……お前はいつも火に飛び込みに行く蛾になりたがるな……」