二月十四日。
この世界にも、異界の文化である「バレンタイン」の熱気が満ちていた。甘いカカオの香りが風に乗って漂う昼下がり。南方の守護者たるジューチャオは、その小さな胸を期待と興奮で高鳴らせていた。
「えへへっ、これで完璧! 人間、喜んでくれるかなぁ?」
彼女の手には、不格好ながらも一生懸命に包装された小さな箱が握りしめられている。中身は、厨房で顔を粉まみれにしながら作った手作りチョコレートだ。
彼女は浮かれながら待ち合わせ場所へと急ぐ。頭の中は、大好きな「人間」にお菓子を渡し、頭を撫でてもらう幸せな未来予想図で埋め尽くされていた。
「おーい、ジューチャオ様!」
不意に声をかけられ、ジューチャオは空中で急停止する。声の主は、見知らぬ、しかし人の良さそうな笑顔を浮かべた中年男性の信民だった。
「あれ? えっと、だれだっけ? まあいいや、こんにちは!」
「こんにちは。いやあ、探しましたよ。実は人間様から『急用ができたから、こっちの倉庫に来てほしい』って伝言を頼まれましてね」
「えっ、ほんと!? 人間、倉庫にいるの? わかった、すぐ行く!」
疑うことを知らない彼女は、男が指差した寂れた資材置き場の方へ、疑念一つ抱かず飛び出した。男の口元が、三日月形に歪んだことにも気づかずに。
木造の古びた倉庫に入ると、そこは薄暗く、埃とカビの混じった湿気た臭いが充満していた。
「人間ー? おーい、どこー? チョコ持ってきたよー!」
キョロキョロと周囲を見回すジューチャオ。その背後で、重い扉が軋んだ音を立てて閉まり、ガチャリと鍵がかけられた。
「……あれ? 今の音なに? ねえ、おじさん、人間どこにいるの?」
振り返った彼女の視線の先。男は先ほどまでの柔和な笑みを消し去り、手には一本の奇妙な意匠の杖──かつて彼女を洗脳し、絶望の底に叩き落とした『正しさの杖』を握りしめていた。
「人間様はいないよ。ここにいるのは、俺と、これからたっぷりと可愛がられるお前だけだ」
「え……? な、なに言ってるの? よくわかんないけど、そういう冗談は──」
男が杖を掲げた瞬間、空間が歪むような重圧がジューチャオを襲った。
ズンッ……!
「あぐっ……!? な、なにこれ……からだ、おも……っ!?」
これまで軽やかに羽ばたいていた翼が、まるで鉛を流し込まれたかのように重くなり、彼女はその場に崩れ落ちた。膝が汚れた床板を打ち、大切に抱えていたチョコレートの箱が手から滑り落ちる。
「うそ……翼が、動かない……力が、入んないよぉ……」
「相変わらずアホで助かるなぁ。この杖の効果範囲内じゃ、お前ごとき小鳥は飛ぶことも、その馬鹿力を使うこともできねえんだよ」
「そ、そんな……返してよぉ……それ、人間のために一生懸命つくったのにぃ……」
床に落ちた箱に手を伸ばそうとするジューチャオ。しかし、その白い指先が触れるより早く、男の無骨な革靴が箱を踏みつけた。
グシャリ。
箱がひしゃげ、中から砕けた茶色の欠片と、鮮やかな赤いリボンが無残にはみ出す。
「あっ……!」
「こんなガラクタより、もっといいもんをやるよ。俺の特大のバレンタインプレゼントをな」
薄暗い倉庫の中で、男の股間から弾け出したのは、小柄なジューチャオの顔ほどもありそうな、黒々とした肉棒だった。血管が浮き上がり、先端からは既に透明な先走りの汁が滲み出ている。
それを見た瞬間、ジューチャオの瞳孔が極限まで収縮した。
「ひっ……!?」
思考回路がショートする。
記憶はリセットされているはずだった。過去に受けた凄惨な陵辱の記憶は消えているはずだった。
だが、彼女の「肉体」は覚えていた。
その形状、その威圧感、それが体内に侵入してきた時の、内臓を掻き回されるような破壊的な苦痛を。
(なに、これ……こわい、動けない……っ。足が、ガクガクする……どうして……?)
「おやおや、やっぱり身体は正直だな。震えてるじゃねえか」
「ちが、ちがうっ……こないでっ! あたし、そういうの、やだっ……!」
後ずさろうとするが、杖の影響で四肢に力が入らない。まるで悪夢の中で泥沼をもがいているような感覚。
男はゆっくりと歩み寄り、抵抗できない彼女の編み込まれた赤髪──イカリングのような特徴的な髪の束を乱暴に鷲掴みにした。
「いっ、たぁいっ! はなしてっ、髪ひっぱらないでぇっ!」
「いい声で鳴けよ。μ様がただのメスに堕ちる瞬間だ」
ビリィッ!!
「きゃあああっ!?」
可愛らしい衣装が、胸元から強引に引き裂かれる。鮮やかな赤の布地が無残に散らばり、未発達でまな板な乳房が露わになった。
ひんやりとした倉庫の空気が、無防備な肌を刺す。
「やだっ、見ないでっ! えっちなことしないでよぉっ!」
ジューチャオは必死に細い腕で胸を隠そうとするが、男の太い腕にあっさりと手首を掴まれ、頭上へとねじ上げられた。
無防備に晒された上半身。男はざらついた舌で、その薄桃色の乳首を舐め上げる。
ジュルッ、レロ……チュパッ!
「ひゃうっ!? ん、んんっ! きもち、わるいっ……! なめないでっ、そこ、変な感じするからぁっ!」
「口ではそう言っても、先っぽは正直に硬くなってるぞ?」
「ちがっ、ちがうもんっ! 寒くてなってるだけだもんっ! うぅっ、人間……たすけてぇ……」
涙目で首を振る彼女の抵抗を嘲笑うかのように、男の手は滑らかな腹部を撫で回し、さらに下へと侵攻していく。
引き裂かれたスカートの隙間から、純白のショーツが引きずり下ろされる。露わになったのは、まだ毛も生え揃っていないような、幼くあどけない秘裂だった。
「やめてよぉ……あたし、みんなを守らなきゃいけないのに……こんなことされたら、バチがあたるんだよぉ……?」
「安心しろ。俺がたっぷりと『種』を注いで、新しい生命の守り神にしてやるからよ」
その言葉を聞いた瞬間、ジューチャオの顔から血の気が引いた。
「種」という単語が、本能的な恐怖のスイッチを入れたのだ。
「た、ね……? それって、赤ちゃん……? や、やだ……!」
以前、別の村人に「腹ボコ」にされた記憶。お腹の中でドクドクと熱いものが広がり、自分の身体が自分のものでなくなる感覚。
それがフラッシュバックし、彼女は半狂乱で首を振った。
「ぜったい、やだっ! 赤ちゃんはだめっ! あたし、まだそんなの無理だよぉっ! 入んないっ、そんな大きいの、ぜったいに無理ぃっ!」
「無理かどうかは、試してみねえとわからねえだろ?」
男はジューチャオの片足を肩に担ぎ上げ、強引に股を開かせた。M字に開脚させられたその姿はあまりにも無防備で、恥辱に染まった秘所がヒクヒクと痙攣しているのが丸見えだ。
そこへ、亀頭の先端が容赦なくあてがわれる。
「ひいっ!? あ、あついっ……! 待って、お願い、待ってぇっ! こころの準備がっ!」
「準備なんざ必要ねえ。ほら、食らいなッ!」
ズプッ……ヌグググッ……!
「お"ぉ"っ、ィ……ッ!? ぁあああああああぁっ!!」
悲鳴が倉庫に響き渡る。
潤滑も十分でない狭い膣道に、凶悪な質量の肉棒が無理やりねじ込まれていく。未成熟な粘膜が引き伸ばされ、裂けるような痛みが彼女の脳髄を貫いた。
「んぐっ、おっ、くうっ……! きっつ……! なんだこの締め付けは……! まるで万力じゃねえか!」
「ぬげっ、ふぐぅっ! さ、さけるぅ……! おまた、こわれちゃうよぉ……! 抜いてぇっ、おねがい、ゆるしてぇっ!」
ジューチャオは必死に腰を引こうとするが、重い翼と杖の呪縛がそれを許さない。
男は容赦なく腰を沈め、根元まで一気に貫いた。
ドスッ!!
「カハッ……!?」
子宮口を亀頭で強打され、ジューチャオは声にならない呼気を漏らして白目を剥いた。
お腹の皮一枚向こうに、異物が鎮座している。そのおぞましい質量感。
「はぁっ、はぁっ……! どうだ、腹の奥までパンパンだろ? お前の狭いマンコが、俺の形に作り変えられていくぞ」
「あ、あふぅ……おなか、くるじ……い……。なんか、入ってる……おおきいの、いっぱい……」
涙で濡れた瞳が焦点定まらず彷徨う。
まだピストンすら始まっていないのに、挿入されたという事実だけで彼女の許容量は限界を超えていた。
「さて、ここからが本番だ。バレンタインのチョコの礼だ、俺の特濃ミルクをたっぷり味わえ!」
男が腰を動かし始めた。
最初はゆっくりと、しかし徐々に激しく。慈悲のないピストン運動が開始される。
グチュッ、ズポッ、パンッ! グチュッ、ズポッ、パンッ!
「あひぃっ! ん、やぁっ! うご、かないでっ! 中、こすれるぅっ! ひっ、あうっ!」
「いい音させやがって! この名器め、締まりが良すぎるんだよ!」
バチンッ! バチンッ!
男は興奮のあまり、ジューチャオの柔らかな尻肉を平手で打ち据えながら、獣のように腰を打ち付ける。
「あぐぅっ! たたかないでぇっ! いたいっ、おなか、おなかへんになっちゃうっ! んごっ、ぼえっ!」
最悪なことに、杖の影響で「快楽への耐性」までは奪われていないものの、身体の自由が利かない分、全ての感覚が下半身に集中してしまっていた。
痛みの奥から、じわじわと這い上がってくる痺れるような感覚。
「お花畑」な彼女の脳みそでは処理しきれない、暴力的な快楽の波。
(なんで……? 痛いのに……なんか、キュンキュンする……? やだ、こんなの知らない……!)
「ほらほら、中が熱くなってきたぞ? 感じてんのか? この変態鳥が!」
「ちがっ、ちがうもんっ! かんじてないっ! ただ、おしっこしたいみたいに、変な感じでぇっ……! あっ、そこ、だめぇっ! 奥、ドンドンしないでぇっ!」
子宮口を執拗にノックされるたび、ジューチャオの身体がビクンビクンと大きく跳ねる。
重いはずの翼が、痙攣して床をバタバタと叩く。その様子はまるで、瀕死の鳥が最期に藻掻いているかのようだった。
「ひグッ、イッ、あっ! あたま、おかしくなるぅっ! もうやだぁっ、ゆるしてぇっ! 人間ーっ、たすけてぇーっ!」
「あいつの名前を呼ぶな! 今お前の中にいるのは俺だ! 俺のが入ってるんだよ!」
男は嫉妬混じりの怒りで、さらに激しく腰を突き入れた。
グリグリと、子宮の入り口を亀頭のカリで抉るように捻じ込む。
「ぎぃやああああっ!! 入るっ、入っちゃうっ! そこ、だいじなとこなのぉっ!!」
ジューチャオの絶叫は、快楽と恐怖が混ざり合った独特の響きを帯びていた。
彼女の膣内は、侵入者を拒もうと収縮し、皮肉にもそれが男への極上の締め付けとなって襲いかかる。
「くっ、そ……! もう我慢できねえ……! こんな締め付けられたら、出すしかねえだろッ!」
「えっ……? だす……? うそ、やだ……やめて……!」
男の動きが小刻みになり、呼吸が荒くなる。
それは射精の合図。
ジューチャオの脳裏に、「妊娠」という二文字が巨大な警告として点滅する。
「だめっ! なかに出すのだけはダメぇっ! 赤ちゃんできちゃうっ! あたし、ママになりたくないぃっ!」
「うるせぇ! この極上の壺に種付けしてやる! ありがたく受け取りやがれッ!!」
「いやあああっ! だしてっ! ぬいてぇっ! お願いぃぃぃッ!!」
懇願も虚しく、男の腰が限界まで押し込まれ、ジューチャオの小さな身体と密着した。
ドプッ……! ドピュルルルルッ!!
「ん……ごぉおおおおっ!? おおぉぁ……っ!!」
太い尿道を駆け上がった精液が、勢いよく子宮口めがけて発射される。
間欠泉のような勢いで、熱ねっとりとした白濁液が、彼女の胎内を灼き尽くすように拡散していく。
「おっ、うゥ……! 出るっ、全部出るッ! 俺の遺伝子を、その子宮で育てろォッ!」
「ひぐっ、あぐっ、あぁあああっ! 入ってきてるぅっ! 熱いの、いっぱい……! おなかが、ふくらんじゃうぅっ……!」
ジューチャオは白目を剥き、涎を垂らしながらガクガクと痙攣した。
物理的な熱量と、精神的な絶望感。
自分の意思とは無関係に、身体の奥底が熱い液体で満たされていく感覚は、彼女にとって死にも等しい恐怖だった。
ドクン……ドクン……
射精が終わっても、男はすぐには抜かなかった。
余韻を楽しむように、中で脈動するイチモツを押し付けたままにする。
「はぁ……はぁ……。すげえ量だ……。こんだけ出せば、一発で孕んだかもしれねえなぁ」
「うっ、うぅ……あぅ……」
ジューチャオは虚ろな目で天井を見上げていた。
お腹の下の方が、ポッコリと重たい。
まるで、本当に生命が宿ってしまったかのような、確かな質量。
「わたしの……あかちゃん……? うそだよね……? だって、リセットしたのに……」
「リセット? 何を言ってるんだ? 今は俺の精液で満タンだぞ」
男がゆっくりと楔を引き抜くと、栓が抜かれたように、結合部から白濁した液体がトロリと溢れ出した。
赤く腫れ上がった秘唇から、粘着質な糸を引きながら垂れ落ちる「バレンタインの贈り物」。
それは、床に散らばった砕けたチョコレートの上にポタポタと落ち、甘い香りと栗の花の臭いが混ざり合う、背徳的な惨状を作り出した。
「あ……あたしの……チョコ……」
汚された身体。踏みにじられた想い。
ジューチャオの目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。
「ひぐっ……うわあああああん! ひどいよぉ! こんなのあんまりだよぉっ!」
子供のように泣きじゃくる彼女を見て、男は歪んだ満足げな笑みを浮かべた。
「うぅ……ぐすっ……。人間……チョコ……渡したかったなぁ……」
彼女の視線の先には、無残に踏み砕かれたチョコレートの残骸がある。一生懸命テンパリングして、少し焦げちゃったけれど、愛を込めて作ったハート型の欠片。それが今や、薄汚れた床の埃と混じり合っている。
「おいおい、そんなにチョコが惜しいか? まだ食えるぜ、これならな」
男は屈み込むと、床に散らばったチョコレートのペーストを指ですくい上げ、あろうことかジューチャオの涙で濡れた頬に塗りつけた。
「……んむっ!? な、なにすんのっ! べたべたするぅっ!」
「ハッピーバレンタインだろ? ほら、お前の大好きな甘い匂いだ。もっと美味しくしてやるよ」
男はその指を、今度は彼女の膨らみかけた乳房へと這わせる。
薄桃色の乳首に、茶色いペーストがねっとりと擦り付けられる。体温で溶けたチョコレートが、肌の溝に入り込み、淫靡な模様を描き出していく。
「やぁっ、つめたいっ……! そんなとこに塗らないでぇっ! あまい匂いして、変な感じになっちゃうぅっ!」
「デザートの時間だ。たっぷり味わわせてもらうぞ」
男は覆いかぶさり、チョコに塗れた乳首を乱暴に吸い上げた。
ジュポッ!! レロレロレロ……ッ!
「ひいぃっ!? あ、んぐぅっ! 吸わないでぇっ! 舌、ざらざらして……っ! 乳首、とれちゃうぅっ!」
甘味を貪るように、男の舌は執拗に乳首を転がし、歯を立てて甘噛みする。
敏感な先端を弄ばれる刺激が、背骨を駆け上がり、ただでさえ敏感になっている下半身へと伝播していく。
(あ、あれ……? 胸、噛まれてるだけなのに……おまたが、キュってなる……。さっき出されたのが、奥で動いてるみたい……)
「んっ、んぁっ! だめっ、そこ繋がってるのぉっ! おっぱい吸うと、おなかの赤ちゃんがビックリしちゃうからぁっ!」
「赤ちゃん気取りか? まだ受精したかもわからねえのに、気が早いメスだなぁ。だったら、確実にデキるように『追い種』してやるよ」
男は顔を上げ、再びぎらついた視線をジューチャオの下腹部に向けた。
一度の射精では飽き足らず、その肉棒は再び血液を集め、どす黒く怒張し始めていた。
「うそ……また、大きくなってる……? ねえ、さっき出したばっかりだよね? なんで?」
ジューチャオは恐怖に引きつった顔で後ずさろうとする。しかし、背中には冷たい壁、目の前には欲望の塊となった男。逃げ場など最初から存在しなかった。
「μ様の極上マンコが、俺の息子を元気にさせちまったんだよ。責任取れよ?」
「そんなの知らないよぉっ! 勝手に大きくなったんでしょ!? あたし関係ないもんっ!」
「関係大ありだ。ほら、こっちを向け」
男はジューチャオの身体を強引に裏返し、四つん這いの姿勢を取らせた。
いわゆるバックの体位。
突き出された小さな尻の間からは、白濁した精液と愛液が混ざり合った汁が、太腿を伝って床に滴り落ちている。
「いやぁっ! おしり見ないでぇっ! 汚れてるの、恥ずかしいよぉっ!」
「汚れてる? 最高にエロい眺めだぞ。中身が垂れてくるってことは、まだ入り切るスペースがあるってことだ」
男は自身の唾液を手に吐き出し、それを彼女の尻穴周辺と、精液でぬめる秘裂に塗りたくった。
ヌチャ……グチュ……
「ひぅっ!? 指、入れないでぇっ! そこ、もうヒリヒリするのぉっ!」
「力抜けよ。次はもっと奥、子宮のど真ん中まで届かせてやるからな」
男は亀頭を割れ目に押し当て、一気に腰を突き出した。
「ぎぃやぁあああああっ!! あぁ、あっ、あつぅいぃいッ!!」
二度目の侵入。
一度目よりも拡張された膣内は、抵抗なく男の巨根を飲み込んだが、その分、異物が体内で暴れる感覚がダイレクトに伝わってくる。
先ほど注がれた精液が、ピストン運動によって撹拌され、チャプチャプと卑猥な水音を立て始めた。
ズッ、パンッ! グチュ、ズポポポッ!
「あぐっ、おっ、ほげぇっ! おなか、おなかの中で音がするぅっ! ぐちゅぐちゅって、言ってるぅっ!」
「俺の精液とマン汁が混ざって、いいソースができてるじゃねえか! 最高だぞジューチャオ!」
男はジューチャオの腰を掴み、自身の股間へと強く引き寄せながら打ち付ける。
彼女の小さな身体は、男の衝撃を受け止めきれず、激しく前後に揺さぶられる。顔が床に押し付けられ、潰れたチョコレートの匂いが鼻孔を強制的に満たす。
(あまい匂い……おちんちんの臭い……汗の臭い……。あたま、くらくらするぅ……)
「んぅっ、げほっ! くるし……っ! そんなに奥まで突いたら、胃まで届いちゃうよぉっ!」
「届かねえよ! けどな、子宮口はこじ開けてやる!」
ガツンッ! ガツンッ!
容赦のない最奥への打撃。
「正しさの杖」の効果で抵抗できない彼女は、ただ無様に喘ぎ、涙を流して耐えるしかない。
翼は無意味に床を掃き、美しい赤髪は汗と体液で顔に張り付いている。
「あへっ、あぐぅっ! もう、ばかになっちゃう……! こんなの、おかしいよぉ……っ! あたし、μなのにぃ……っ!」
「μが村人の性処理係か? お似合いだぜ!」
「ちがうもんっ! 処理係じゃないもんっ! んひぃっ! そこ、グリってするのやめてぇっ!」
否定の言葉を叫ぶたび、男はそれを嗜虐の糧とし、さらに激しく腰を振る。
彼女の「アホな反論」は、この状況下では最高のスパイスでしかなかった。
永遠にも思えるピストン地獄の中、男の呼吸が再び荒くなり始めた。
絶頂の気配。
ジューチャオの身体が、本能的にそれを察知して硬直する。
「っ……! また、くる……!? おっきくなってる……!」
「おうよ、二発目だ……! さっきのが流れ出ないように、さらに奥に詰め込んでやるからなッ!」
「や、やだっ! もう無理っ! おなかパンパンだもんっ! これ以上入れたら、おなか裂けちゃうよぉっ!」
ジューチャオは首を振り乱して拒絶する。
だが、男は彼女の腰を高く持ち上げ、重力を利用して精液が逆流しない体勢──子宮へと流れ落ちやすい角度へと固定した。
「逃がさねえよ。たっぷりと孕んで、元気な村人の子供を産むんだよォッ!」
「いやああああっ! そんな呪いみたいなこと言わないでぇっ! あ、あ、くるっ、きちゃうぅぅッ!!」
根元まで叩き込まれた楔。
男の腰が痙攣し、二度目の噴出が始まった。
ドビュッ! ドビュルルルッ……!!
「んごぉおおおっ!? あッ、いやぁあっ、はぁ、ああぁっ!!」
一回目よりも濃厚で、熱を持ったドロリとした液体が、疲弊した子宮口を無理やりこじ開けて注ぎ込まれる。
まるで熱湯を腹の中に直接流し込まれているような錯覚。
ジューチャオは白目を剥き、口をパクパクと開閉させて、酸素を求めて喘いだ。
「はぐっ、あひぃっ……! いっぱい……出てるぅ……! おなかの袋が、熱いので満たされてくぅっ……!」
「うぉおおっ! 全部、全部くれてやるッ! 俺の全てを受け取れェッ!」
「むりぃっ、あふれるぅっ……! んぐ、んぅぅぅぅぅぅぅッ!!」
絶頂の時間は長く、そして残酷だった。
男がすべての欲望を吐き出し終えるまで、彼女は「人間ポンプ」のようにその全てを受け止め続けなければならなかった。
静寂が戻った倉庫。
聞こえるのは、二人の荒い呼吸音と、時折ピチャリと落ちる水音だけ。
男はゆっくりと身体を起こし、彼女から離れた。
ジューチャオはその場に崩れ落ちたまま、ピクリとも動かない。
腰だけが高く上げられた体勢のまま力尽きており、拡張されきった秘穴からは、収まりきらなかった精液が溢れ出し、白い泡を吹いている。
「あ……ぅ……。おなか……重い……」
彼女は焦点の合わない目で、自分のお腹を見下ろした。
普段はぺたんこの下腹部が、大量の注ぎ込みによって、わずかだが確実に膨らんでいるように見える。
その視覚的な情報が、彼女に決定的な敗北感を植え付けた。
「入ってる……こんなにいっぱい……。どうしよう……できちゃった、かも……」
ぽつりと漏れたその言葉は、絶望の色に染まっていた。
もし、このままリセットされなかったら?
もし、この「種」だけが体内に残ってしまったら?
お花畑な彼女の想像力は、悪い方向にだけフル回転し始める。
「人間……ごめんね……。あたし、汚い女になっちゃった……」
「汚いことあるかよ。立派な母体だぜ、ジューチャオ様」
男はズボンを履き直しながら、踏み潰されたチョコレートの箱を拾い上げ、彼女の顔の前に放り投げた。
「ほらよ、お前のチョコだ。まあ、食える状態じゃねえけどな」
「……!」
「来年もまた遊ぼうぜ。その頃には、俺の子を抱いてるかもしれねえけどな! ギャハハハハ!」
男は下卑た笑い声を残し、満足げに倉庫を去っていった。
残されたのは、精液とチョコに塗れ、翼の折れた小鳥が一羽。
彼女は震える手で、汚れたお腹をそっと撫でた。
その手には、彼女を陥れた杖があった。これを使えば膣の状態や精液をリセットできるはずだった。
「うぅっ……うわぁぁぁんっ! あああああああぁぁぁ………!!」
彼女の悲痛な叫びは、誰にも届くことなく、冷たい倉庫の壁に吸い込まれて消えた。
南方の守護者ジューチャオ。彼女の受難は、夜が明けて記憶が消えるその時まで、永遠に続くかのように思われた。
早いけどセレクトチケットが来たので
ジューチャオ引換できるので買ってほしい