猫塚ヒビキに愛されてオナホ狂いで女装癖の包茎よわよわマゾペットに躾られちゃうお話 作:瑚白糖
「~♪」
穏やかな音楽が流れるシャーレのオフィス、私は一人PCと向き合い日課の業務に取り掛かっていた。普段であれば起床と共に暴徒の鎮圧や生徒のトラブルに駆り出されているが、今日は珍しく出動要請が降りてこない。日々溜まり続けていた業務を片付けるには良い機会だった。
「そろそろかな……」
そんな穏やかな昼下がりを迎えた頃、オフィスにインターホンが鳴り響いた。職員は各々の業務に出払っている為、自分の足で来客の対応に向かった。
「はーい、どちら様でしょうか?」
「ミレニアムサイエンススクール、エンジニア部の猫塚ヒビキです」
「ヒビキ…」
「やほ、先生」
画面の先にはエンジニア部自らが取り付けたカメラに向かってひらひらと手を振っている少女が映っていた。先日やらかした彼女との情事がフラッシュバックし、全身が熱くなるのを感じる。そんな邪な感情を振り切る様に彼女の元へ慌てて駆け出した。そして、エンジニア部を名乗る少女、猫塚ヒビキをシャーレへと招き入れる事にした。
「や、やあヒビキ。久しぶり、かな……?」
「久しぶり先生。元気そうでよかった」
前回の事を引き摺ったままだった私は彼女に対しギクシャクとした受け答えをしてしまう。あの日、気を失ってから今日まで彼女の姿を見ていなかった。顔を合わせるタイミングを見失ってた私は、互いの多忙を言い訳に距離を離そうとしてしまったからだ。
「ごめんね、休日だったのに」
「気にしないでいいよ。寧ろ先生と居られる時間が出来て嬉しい」
先日の出来事、シャーレ内のとある施設が突如機能不全に陥った。職員は出払う予定だった為、自分が様子を見ておくと安請け合いをしてしまった。しかし私には手を付けられそうもない所ばかりだった為、その原因の究明、修復を喜んで来てくれるエンジニア部に頼らざるを得なくなってしまった。
「あ、この音楽」
「ヒビキの言った通り作業に集中出来るからね。有難く使わせて貰ってるよ」
尻尾が可愛らしく揺れ動いている。そんな仕草が堪らなく可愛らしかった。
「そういえばウタハとコトリは?」
「今日は私一人、必要そうなら呼んでくれって」
「そうか、気を遣わせたかな」
私とヒビキは所謂交際関係に当たるが、公にはしていない。この関係を知っているのはエンジニア部ぐらいだろう。彼女らは発明品の余計な機能でいざこざを起こす問題児。しかし、皆仕事への熱意は高く、部内の仲も良い為、非常に良好な関係を築いていると言ってもいい。特にヒビキはウタハの思想や技術に感銘を受けていて、彼女の話題を頻繁に持ち出してくる程だ。
「と、そろそろ仕事の話に移ろうか」
「そうだね、案内して欲しい」
私ら以外に誰も居ないオフィスの中を、手を繋いで案内する。この時はまだ、私の中に燻っていた情欲に気付きもしなかった。
「ここなんだけど……」
「わかった。調べてみるよ」
彼女への依頼先であるシャーレの封鎖部屋へと案内した。シャーレに所属してまだ間もない私は役割の分からない施設が沢山ある。職員から渡されたメモ書きを頼りに、2人で原因を探し回ることにした。
「どうかな?」
「うん、思ったより老朽化が激しい。けど基盤その物は傷んでないから修理すれば全然使えると思う」
「直せそう?」
「うん、部品も足りてるみたいだしすぐに直せるよ」
「良かった……、じゃあお願いするよ」
ついでに防犯機能をつけるべきだと提案されたが、任せると爆撃タレットやレーザーが暴れてくる予感しかして来ない。丁重に断ると、少しだけガッカリとしながらもヒビキは作業に取り掛かった。私は手術に付き従う看護師の如く彼女の補助役を務める事にした。
「それにしてもこの部屋、熱い……かも」
「そうだね……」
丁寧な作業により順調に進んでいるようだが、空調の効かない環境にある為、施設内は熱気を持ち始めていた。そして、その熱気にのぼせ上がった脳が私の自制心を奪っていた事に気付かなかった。
「先生、小さい方のレンチ貰ってもいい?」
「…………あ、あぁ……」
「先生?」
私に向けて差し伸べられた掌を見た時、ある記憶が再び想起させられた。それは快楽の記憶、生徒である彼女の手により自ら精を懇願し彼女の胸の中で果てた教師に有るまじき烙印、二度と忘れることが出来ないであろう昇天の味だった。
彼女の掌の感触を思い出していしまい恍惚に浸っていた私に突然布が降り掛かってきた。人肌の温もり、私を狂わせた香りが顔中に広がってくる。彼女が肌身離さず身に付けているジャケットだった。
「ちょっ!ヒビキ!」
「ごめん、暑かったから。持ってて」
「もう……」
「♪~♪~」
抱えた劣情に苛まれる私を尻目に、ヒビキは上機嫌なまま作業を続けている。健康的で艶のある肢体、汗を拭う度に見せる脇、インナー姿となった彼女の姿は今の私にとって目に毒でしかなかった。
「次は天井の空調と照明だね。脚立はある?」
「これならどうかな」
「ちょっと古くて一人じゃ危ないかも。支えられる?」
「う、うん。わかったよ」
修理箇所に脚立を掛け、ヒビキが上で作業し、私が下で脚立が倒れないよう支える係となった。この体勢が何を意味しているのか、気付くのにそう時間はかからなかった。
「うっ……」
目の前で広がる光景に思わず息を飲んだ。私の視線は今も尚直されていく機械等ではなく、彼女の肢体に釘付けになっていた。編み込みの間から食い込まれたように見せる弾力感のある太もも、ブーツの中から漂う蒸れた足、ホットパンツ越しに伝わる柔らかそうな臀部、揺れ動く尻尾の隙間から覗かせる魅惑的な脚を前に愚かにも鼻息を荒くし、股間を硬く膨らましてしまった。
「よし、空調は完了。あとは照明だね」
「うぅ……」
この後も修理は続き、彼女の汗ばんだ肢体を前後交互に見つめさせられる、拷問のような時間を過ごす事になった。
「はぁ……はぁ……」
ふらふらとした足取りで1人廊下を歩いていた。今までに無いほどにいきり勃つ股間を慰める為だけに。
「くっ……ふぅ……」
彼女との仕事は終了し休憩に入った。汗を多くかいていたヒビキに水を手渡したのは良かったが、彼女の扇情的な所作を目にした私は、彼女に更なる欲情を抱いてしまった。液体を流し込む唇、喉を潤す脈動、傍で眺めてしまった私は堪らずトイレへと駆け込んでいた。
小便器の前に立ち、チャックを下ろし、窮屈を感じていた下半身を露出させる。ヒビキに向けていた私の情欲を可視化されたようで罪悪感が込み上げていた。
「準備万端だね、先生」
突然、恋焦がれた声が脳天に響く。女人禁制であるはずのトイレにまで侵入してきたヒビキは、焦って股間を隠そうとする私に向けて接近をしてきた。
「ちょっと待って!ここ男子トイレだよ!?」
「知ってるよ。シャーレに男の人は先生だけ、尚更都合がいい」
「つ、都合って……!あぅ…」
残った理性で必死に抵抗するも、ヒビキを前に為す術もなく接近を許してしまった。下着の上から勃起の納まっていないペニスを握られ、情けない呻き声が漏れる。零距離から漂う犬耳に蒸れた淫気が私の理性を溶かしていく。
「や、やめ……」
「ごめんね先生。私、気付いてたよ」
「な、何を…」
下着越しに撫でられ甘い快感が走る、さわさわと優しく沿わされた指遣いになすがままだった。
「興奮、してたんだよね?それも私で……」
「そ、そんな事……」
「嘘はダメだよ」
逃げ場を探して言い訳する私を叱るように、ペニスをギュッと強く握りこむ。刺激に極端に弱い私は無様にも苦悶の声を上げて助けを求めた。
「は、はい……興奮……しちゃいました…………」
「そうだよね。何処見てたの?」
「ヒ、ヒビキの……手と……脇と…」
「うん、知ってた。他には?」
「そ、その……太ももと、お尻に……」
「へぇ、そんな目で見てたんだ……。変態さんなんだね」
文字通り弱みを握られ、仕事に集中していたヒビキに抱いた情欲を事細かく吐かされた。快楽と痛みによる飴と鞭で、彼女の良いように誘導されてしまう。そんな痴態に晒されているにも関わらず、羞恥心と反比例するかのように興奮を覚え、更にペニスを硬くしてしまった。
「すごいね。もうヌルヌルだよ?」
我慢汁で出来た染みをなぞるように指を沿わせる。下着越しに溢れた汁が触れたヒビキの指を汚していく。
「も、もう……」
「なに?どうして欲しい?」
絶妙に抑えられた生殺しの快楽で私を煽る。ヒビキは待っている、私からのおねだりを。私の口から懇願するまであの時の快感を得られない。そんな言葉が、私を覗き込む彼女の熱く火照った表情から察し取れた。教え子である彼女に植え付けられた羞恥心と屈辱で、視界が滲むようだった。
「気持ちよく……なりたい………。ヒビキ……お願い……」
「………うん。いいよ。それじゃあ始めよっか」
教師としてのプライドを捨て、懇願する。涙でボヤけた瞳から、妖しく舌なめずりする少女の表情が見て取れた。
「わぁ」
ヒビキの手が私の下着をずり下ろし、コンプレックスを少女を前に露わにする。女性の膣を穿ち、子を宿す為に持つ男だけの特権機能。しかしその狭過ぎる包皮に覆われた私のペニスは男としての尊厳を削ぎ落とす。
「ふふ、かわいい……」
そんな誰にも見せられない恥部をヒビキに笑われる度屈辱に震える。ドローンによって封鎖された男子便所、逃げ場のない密室空間で玩具のように弄ばれる。そんな見え透いた痴態に私は何故か期待し、胸をこれまでに無いくらい程に昂らせていた。
「先生、恥ずかしいかもだけど、少し我慢してね」
ヒビキは自身の懐に手を入れ、ある小道具を取り出した。手の平サイズ程に収まるごく普通の巻尺のようだった。
「それは……」
「うん、これはメジャー。衣装を作る時によく使ってる、私の愛用品。これで計るの、先生のペニスを」
耳に吐息がかかる程の距離で囁かれ身を震わせる。
「愛用品って……、まさか……」
「そのまさかだよ。これで皆のサイズを測ってきたよ。コトリもウタハ先輩も、ユウカ先輩にノア先輩、ヴェリタスにゲーム開発部、それに勿論、私の身体も……」
ぶらぶらと吊るされた巻尺が目に入り思わず息を飲む。ヒビキはコスプレ衣装を作る事を趣味にしている。自分だけでなく、自分以外の生徒をも対象にして沢山の衣装を作り上げてきた。そんな多くの女体を数値化してきた計測器が、今度は私のペニスに巻きついてしまうのだ。
「そんな事気にするなんて、やっぱり先生は変態さんだね」
「うぅ……」
「それで先生は自分のペニス、測ったことある?」
「ないよ……そんな事」
「ふふ、そうだよね。じゃあ知っていこ?」
直立させられたままペニスの計測が始まった。ヒビキも立ったまま、肩を抱く様な距離で寄り添ってくる。片手には巻尺を握りしめ、もう片方は私の乳首を触れている。
「先生、計るからこっち摘んで」
「は、はい………」
巻尺の先端を持たされ、ペニスの根本に押し当てられる。そうしてヒビキが巻尺を器用に操作して私のペニスへと巻き付けた。緩く締め付けられる感触に甘い声が漏れてしまう。
「ほら、これが先生の可愛いペニスだよ。ちゃんと見てる?」
「くぅ……」
屈辱的な光景耐えられず、計測結果を直視出来なかった。そうしていたら、目を逸らした先からこちらに迫ってくるドローンが目に入った。
「な、なにこれ……」
「先生が見てくれないのも想定済み、だからこうするの」
私の目の前で止まったドローンなら見覚えのある。ホログラム投影装置が作動する。そこから映し出された物は10.6cmと無機質な数値でしか無かった。
「このメジャーにはBluetooth機能がついてるの。だからこうしてホログラムに同期させられるし、データをそのまま転送出来る仕組みになってるんだよ」
相変わらずの無駄機能を嬉しそうに語り始めるヒビキ。しかし快楽と恥辱に塗れた今の私にはいつも通りに受け答え出来る余裕なんてありもしなかった。
「つまり、今ここに映し出された数値こそが、他の生徒には見せられない、先生の正体だよ」
「や、やめ…あぁ……」
抗議の言葉を許さないと言わんばかりに乳首を摘まれる。
「これは陰茎の太さ、平均値は…11cm……。良かったね先生、ちょっと小さいけど気にする程じゃないよ」
自身の無い子供をあやす様な口調で励ましてくれるヒビキに、ドキリと心を震わせる。
測定位置を何度も変えられ、その度に1mm、2mmと変動する僅かな構造までも観察、記録される恥らしさに顔を茹で上がらせる事しか出来ずにいた。
「次は長さだね。汚さないでね」
「もうやめてよ……恥ずかしい……」
「ダメだよ。先生のために必要なこと」
「うぅ……乳首、弄らないで……」
「なら言う通りにした方がいいよ。……うん、いい子だね。それじゃ、測るよ」
下着も剥がされて拒否権のない私は彼女に従うしかない。亀頭を覆う包皮の先に薄い布が触れる。こそばゆい感触と共にドローンからホログラムの数値が投射された。
「12.8cm、ギリギリ平均的……、なのかな。だけど皮が邪魔だね。厚さを考慮すると……」
ヒビキの呟きに反応したのか、計測した数値から更に差し引かれ、僅かに差をつけられた。
「最後は亀頭……だね」
「ッ!」
ヒビキの囁きに身体が跳ね上がる。包茎故に亀頭に人一倍コンプレックスを抱えているだろう私にとって耐え難い責め。暴れて拘束を振り払いてでも逃げようと試みた。
「そ、そんな!」
「ごめんね先生、それも計算済み」
乳首を弄っていた片腕が私の身体を完全に抑え込んでいた。私のコンプレックスまでも見透かされている彼女の前に無力も同然であった。
「いや!やめて!」
恥辱に耐えられなくなった私は、身動きの取れないまま身をよじらせる。どれ程威厳のない光景であろうが、もうどうでもよくなった。
「もう、なら仕方ないね」
「離してヒビキ!私はもう、んぅ…!」
突然のことだった。後頭部を撫でられる感触と共に、口の中にぬめっとした物体が入り込んだ。口内に伝うザラザラとした生暖かい感触、急速に絡めとられる舌、一瞬にして理性を溶かし尽くす甘美な味わい。癇癪を起こした子どもの様にもがく私を止めたのは、恋人による初めてのキスだった。
「んはぁ……ちゅぷっ、じゅるる」
「ん……んん……んん!」
淫らな水音が二人の口から響き渡る。舌を彼女の口内へと引きずり込まれ、彼女の味に染められ蹂躙される。たちまち脱力し、倒れ込みそうになった下半身に電流のような衝撃が走った。
「ちゅぷ、ちゅぱっ」
皮に覆われた亀頭が布に巻き付かれた。強い刺激を与えないように優しく巻きつける、ヒビキの器用な手によるものでは無い。繊細な力加減を知らない機械によるものだろう。締め付ける巻尺は亀頭にのみに収まらず陰茎をも巻き込み、ペニス全体を覆い尽くした。数多くの誘惑と恥辱を受け、溜まりきった精液を搾り出すかのような締め付けに私が耐えられるはずもなかった。
「んん!んんんんーー!」
口を犯され視界を奪われてしまい何も言えず見えないまま、惨めに白濁液を吐き出した。どくどくと流れていく精液と引き換えに得られる快楽は、これまで生きてきて味わったことの無い、昇天してしまいそうなものだった。
「んん……んはぁ……っふう…」
「はぁ……はぁ………………」
射精が収まり、ヒビキの口辱から開放される。口惜しむかのように離れる二人の舌からは、どちらから分泌されたのか分からない混ざりあった唾液が淫らに糸を引いていた。
「計測……完了……。お疲れ様……先生」
ドローンに巻き付けられた巻尺はいつの間にか外れ、ホログラム投影用のドローンも姿を消していた。ヒビキも息を荒くさせ落ち着かせるように深呼吸を続けていた。
「その………ごめん……ヒビキ……」
「………初めて……だった……」
「…………………私も」
気まずい空気が流れる。最悪なムードのまま奪い、奪われてしまった
「あ、あの…さ、ヒビキ……」
「先生……」
「は、はい……」
「こっち……きて……」
赤面した彼女に手を引かれ私はそれに従う。なすがままに誘われ、今度こそ逃げ場のない、個室の扉が閉められた。
「んむ……」
「あむ……」
男子トイレの小さな個室、そんな場違いな空間で私達は唇を重ねる。トイレ掃除は今朝に済ませていた。それにも関わらず、ヒビキと共に絶え間なく流した汗と私の撒き散らした精液のせいで、トイレ内は異様な臭気に包まれていた。
「んちゅ……ちゅぱ…はぁ……」
「ずず……ん……」
射精によって冷静さを取り戻しかけていたが、ヒビキとの悠久にも続く口付けにより、徐々に理性を奪われていくのを感じていた。
「やっとしてくれたね、先生」
「ごめん……だって……」
「うん。わかってるよ」
ヒビキは私の頭を優しく撫で、私も彼女と同じ様に撫で返す。互いに、まるで愛犬のように撫でられる感触に浸った私達は、少し恥ずかしそうにはにかんいた。赤面した彼女の笑顔が可愛らしく、更なる興奮を誘う。皆の先生として引いていた一線、コンプレックスから逃げていた女性との一線、それらが猫塚ヒビキという一人の生徒によって急速に崩されていく。そんな敗北感が至高の快楽を生み出す犯罪的なスパイスとなっていた。
「先生、して欲しい事があるの」
「いいよ。何をすれば……」
ヒビキは自身のホットパンツに手をかける。想定外の行動に言葉が詰まった。
「そんなに見られると、恥ずかしい……、かも」
「ご、ごめん……!」
彼女の脱衣を食い入るように見つめてしまった。デリカシーの無い愚行を叱られ、目を逸らす。静まった空間に布の擦れる音が際立ち、妄想を興奮を掻き立てていた。
「っ……」
突然湧き出した雌の臭いに目が眩んだ。発生源は間違いなく彼女の陰部。脱いだホットパンツの中から沸き立った淫気に私の我慢も限界に達していた。
「…………………」
ヒビキは無言のまま顔を染め上げ、乙女のような可愛らしい恥じらいを見せている。にも関わらず、私は彼女に気の利いた言葉もかけることもせず、ただ彼女の染み付いたショーツを間近で凝視していた。
「はぁ……はぁ……」
不潔なトイレの中である事も忘れ、床に膝をつき彼女の股ぐらに顔を寄せる。汗と愛液で染み付き透けたパンティからは、未だ使われてないであろう綺麗な女性器が目に入る。丁寧に整えられた陰毛からはコスプレに真剣な彼女らしさが伝わってくる。少しでも近くで彼女らしさ、彼女の「雌」らしさを感じたいとする情欲が掻き立てられた。
「あぁ………」
ヒビキは個室内の便座に座り込む。僅かに離れた陰部を求めて、私は必死に顔を埋めて行った。近付く度に襲われる顔を顰める程の強烈な臭いに、一度は萎えたペニスも再度硬度を増していくのを感じていた。
「先生、わかるよね?」
「は、はい……」
淫気に満ちた女性器に口付けしようとした矢先、待て、と静止するヒビキの言葉に憚られる。餌を目の前に見せつけられたまま待機させられた愛犬の様な扱いに、何故か悦びを感じ、堪らなく昂揚させられていた。
「偉いね、良い子」
「うぅ……」
口を入れたい欲求に抗いながら、必死になって彼女の臭いに集中する。ホットパンツの中で溜め込んだ汗臭さ、交尾を誘発させる雌臭さ、両方が混ざった特異な臭いが私の脳を腐らせていく。そんな我慢の時間も、それ程には経っていないのだろうが、今の私には無限にも続いてくかもしれないと恐怖するほどの時間を体感していた。
「それじゃあ先生、舐めていいよ」
「ッ!?」
主の一声を皮切りに、私は彼女の女性器に向けて必死にかぶりついた。パンティに吸い付き、全力で吸い上げる。布の隙間に舌をねじ込み、生の愛液を直に舐めとる。気を失いそうになる程の臭気を鼻腔に溜め込んだ。
「ふふ」
本能に従った浅ましい私にヒビキは静かに微笑み、優しく頭を撫でた。待てを解除された犬が餌を貪る姿を主が慈しむかの様。今の私達は生徒と先生とは言えない、飼い主と飼い犬という方が正しいのかもしれない。
「そう、そこ……あっ」
ヒビキからの指南に従い舌を働かせる。次第に増えていく愛液と甘い声。主を悦ばせている幸福感に胸が満ちていくのを感じていた。
「ん!ごふっ!」
「ダメだよ先生、もうちょっとだから」
愛液の許容量を超えた私は口から離そうとした瞬間、両耳に柔らかい物体が押し付けられた。太ももに頭を固定され、愛撫を強制させられる。酸素を止められ、吸引を許可されたのは彼女の愛液と臭気のみ、窒息の危機に晒された私はさらに必死になって舐め上げる。
「あっ、んっ……、いいよ、その調子だよ、頑張って」
「ふーっ!ふーっ!」
挟み込まれた豊満な太ももを握り、短い舌でべろべろと舐めとる。胃の中も喉内も脳内も、すべてが彼女に覆い尽くされる。窒息する恐怖と彼女の物にされる快感と幸福感に包まれながら、涙を浮かべ必死になっていた。
「あっ、あっ、そのまま!先生、止めないで!あっ、いっ、いくっ!」
「ンーッ!!」
張り上げた淫らな声と共に、足を締め上げ顔を締め付けられる。そして女性器から大量の愛液が吹き出した。破裂したパイプの様に吹き上げた愛液は口内のみに押し留まず、顔全体を激しく濡らす。顔を締め付けられ、窒息状態のまま浴びせられた愛液により、溺れてしまうかのような錯覚をしてしまった。
「はぁ……はぁ…………」
「はぁ……………はぁ…………」
太ももからの力が抜け女性器から開放される。一緒になって深呼吸をするが、上手く息を整えられない。淫臭の残滓と顔にかかった愛液が正常な空気を妨害されているからだ。
「ふぅ……ありがとう、先生」
「ふぅ………ふぅ………はぁ……」
先に息を整えたヒビキが余裕を取り戻す。私は情けなくも息を荒くさせながら、犯された脳に逆らえもせず一心不乱に肉棒を扱き立てていた。
「あー、まあ、そうだよね……」
「はぁ……はぁ……ヒビキ……」
理性を失った私は自慰を抑えられそうにない。膝を着いたまま主からの褒美を懇願する私の姿を、ヒビキは困った表情で見下ろしていた。
「んー、先生も気持ちよくなりたいんだよね?」
「うん………」
「それじゃあ、どうしたい?」
「ど、どうって……」
ヒビキは指を自身の脚に置き、太もも、女性器、お腹、胸、脇、そして唇へと沿わせていった。
「先生から教えて、何処で気持ちよくなりたいの?」
「っ……」
私は涎を垂らしながら彼女の指遣いを辿っていく。極限まで磨き込まれた職人の掌、しなやかで弾力のあった健康的な太もも、雌が凝縮された極上の女性器、未だ体験の無いふくよかな胸部、愛情を確かめ合った魅惑の唇、選択を迫られてしまった。
「こういう時って舐めてあげるか、セックスって聞いたんだけど、先生はどっちも無理だもんね……」
「うぅ……」
病原菌を溜めやすい包茎で彼女の粘膜に触れさせるのは良いとは言えない。それを気にしている私に気遣ってくれた事が悔しくも、情けなくもあった。
「先生がいいって言うなら舐めてあげるし、挿れてもいいんだけど……」
「そ、それは……」
「うん。わかってるよ。だから選んで欲しい」
「…………挟んでください……太ももに……挟まれたいです……」
本能にも勝てず、誘惑にも勝てない、そんな情けなく懇願する私を前に、ヒビキは便座から立ち上がり笑って答えた。
「さ、来て。先生♡」
「ごめん!ヒビキ!」
出迎えるヒビキに招かれるまま、欲望に塗れた抱擁を交わした。いきり立ったペニスを彼女の股に差し込んでみた。
「ふふ、もう逃げられないよ」
「うぁ……!」
プレス機の様に挟み込まれたペニスはその弾力に負けビクビクと震え上がる。もぞもぞと太ももを動かし、ペニスと擦り合わされる度甘い快楽が流れ込む。私は息を跳ね上がらせ我慢する事しかできない。
「痛かったら言ってね」
「うっ……くぅ…………」
私の持つペニスを貧弱さを学習したのか、太ももの締め付けは非常に緩かった。少しでも強く締められたら包皮が捲れ苦痛となるのを分かってくれている。まともに機能したペニスならこんな刺激快楽になるはずもない。
「締めすぎないように……、こんなんでいいんだね。どうかな、先生」
「はぁ……!ふぅ!」
今も尚垂れてくる愛液を潤滑油として、ヒビキは前後に腰を揺らしピストンを開始した。夢にまで見た主の太ももに愛される。今にも気絶しそうな快楽に悶え狂う。私も更なる快楽を求めて、彼女と同じ様に一心不乱に腰を打ち付けた。
「今の私たち、セックスしてるみたいだね」
「はぁ!はぁ!」
パンパンと肉のぶつかり合う音が木霊する。淫靡な音を立てて、汗を撒き散らしながら腰を押し付け合う。それなのに彼女は余裕の笑みを浮かべ、私は快感に身を捩らせている。このアンバランスな光景こそがただのセックスごっこでしかない証明でもあった。
「ヒビキ!ヒビキ!」
「うん。頑張れ、先生」
快楽の共有が叶わない擬似セックス。私の情けない下半身故に彼女を悦ばせられない、快楽を与えられない、彼女の余裕を剥せられない。快楽を与えられる度に加速度的に惨めさが増していく。そんな悔しさが込み上げて、少しでも気持ちよくさせようと強く打ち付ける。
「ヒビキ!ごめん!私が!私のせいで!」
「大丈夫だよ。貴方は悪くない」
涙を流しながら腰を振り続ける。そんな心境さえも見透かされ、欲した慈愛の言葉をただ一身に浴びせられる。生徒に救いを求め必死にしがみつく大人の姿。こんな大人があってたまるか。どこまでも惨めで浅ましい。自身への呪詛を込めて尚快楽を貪る腰使いは止まることはなかった。
「先生、私考えた。どうすればセックス出来るのかなって」
「はぁ!!はぁ!!」
「先生はちょっと弱くて、恥ずかしがり屋さんだったことを最近知った」
「くっ!ふぅ……!」
「それにやっぱり優しかった事も……、本当はしゃぶらせたかったのは分かってるよ。目を見れば分かる」
「あぁ!!はぁ!」
自己嫌悪と快感に押し潰されていた私に彼女の言葉は聞き取れなかった。ごちゃごちゃになった現在から逃げるように快楽を求める。言葉として聴き取らず、耳当たりの良い声として快楽に置き換える。最低の行為と言えるだろう。
「私ならどうにかしてあげられる。私はミレニアムのマイスター、困った人に力を授けるのが私達の仕事」
「ヒビキ!好きだ!!ヒビキ!」
「もうちょっとで出来るから……。だからいいんだよ。私に任せて」
調子を崩す気配が生まれることなく、限界へと向かっていく。早く気持ちよくなりたい、彼女に子種を注ぎたい。いつしか思考も消え失せ、ただ快楽と本能を求めるだけの存在へと成り下がっていた。彼女の言葉も全く聞き取れない程に。
「これは前金。私が貴方を悦ばせてあげる」
「ヒビ…!んぐっ!」
口が覆われ言葉が途切れる。酸素を求めて吸い上げると液体が喉に入り込んだ。熱いキスによる彼女からの一心の愛を受け取った私は、下半身に異常な程の熱を送り込まれた事に気が付いた。
「んんっ!いっ!ッ~~!」
どぷっ、と股間から精液が漏れだした。一度漏れたら止まらない。底の抜けたカップのように絶え間なく白濁液が流れ落ちる。腰の抜ける快感に危機感を感じ、気を持とうとするも、要領を掴んだ巧みな口内陵辱に下半身の快感を煽られ続ける。そして突然ギュッと挟み込まれた太ももにより、睾丸に残された精液が搾り出された。
「ん~~~っ!」
「んっ………っはぁ……」
何度にも続く精液絞りを体験し、体内に1滴も残らない程の白濁液を太ももに塗りこませた事でようやく解放された。立ち上がれないほどに疲弊し、またも彼女の肩を借りることになってしまった。
「頑張ったね、先生。大好きだよ」
「あぁ……うぅ……」
頬にキスを受けるもまともな言葉さえ発せない。彼女の残り香を感じながら、二人揃って異臭に包まれた男子トイレを跡にした。