汝(な)が癖(ヘキ)に突き刺され恥態、とヒロインは言った。 作:グリム・グリルグリン・グリーングリップ
サンプル:全Partの【 1/4 】を投稿します。
0.
あらゆる【ヒロイン】は無意識下で“あなた”という存在を追い求めている。
すべての【ヒロイン】の活動目的は“あなた”という真実に巡り合うまでの代償行動に過ぎず、“あなた”と出会わずして【ヒロイン】たちが抱える飽くなき「渇き」が本当の意味で癒されることはなく、また飽くなき「渇き」を自覚することも無ければ“真なるエンディング”を迎えることもない。
やがて無意識裡に“あなた”に恋焦がれ
今回“あなた”が【夢】の果てに繋がった【ヒロイン】の名は――
【 雨に交媾う 】
1.
重たげな灰色の雲から、ずっと降り注いでいる。
目と鼻の先に在る、黒く濡れ始めて久しい道路はひび割れており、掠れた白線には水たまりができていて、針のような雨粒が毎秒に波紋を変化させている。
停留所の長椅子に腰掛ける
人の気配はない。周辺に住宅は無く、電柱も立っていない。鬱蒼とした樹々が延々と伸びる道路の向こうは霧が掛かっていて見通せず、ただ雨の匂いと、土の匂いと、雨音だけがある。
あなたはいつからか、此処に座っていた。どうして座っていたのか、何処に行こうとしていたのかも、覚えてはいない。
雨ざらしの時刻表は錆び付いていて、路線名を解読することはできない。本来あるべき時刻は何処にも書かれておらず、変色した空白で埋められている。
「まったく、いきなり降るなんてな」
長いようで短い時間。どれだけのあいだ、ぼうとしていたのか。あなたはふと、近づいてくる足音に気付いた。
おもむろに顔を上げたとき、
霧の向こうから現れた、中性的で凛々しい美貌が、あなたの姿を目にするや、驚きに見開いた。
あなたも、思わず声を上げてしまう。
「――おまえ」
あなたは、女の名前を知っていた。
あなたは、この瞬間に思い出していた。なぜ自分が此処にいるのか。何のために自分は此処へ来たのかを。
“両儀式”
あなたが呟くと、女は、雨に冷たくなった相好を綻ばせた。
「……こんなとこで会うなんてな」
「初めまして、旦那さま。それとも、久しぶり、か?」
あなたのなかに、記憶が蘇る。感情が込み上げる。心臓が高鳴り出す。
両儀式を目にした瞬間に覚えた、この美しい女への想いが、溢れそうになる。
それは、両儀式も同様だった。
「ここは【夢】だ。オレと、おまえの。ここには、オレと、おまえしかいない」
あなたは長椅子から腰を上げると、両儀式の前に立った。
視線が絡み合い、お互いだけを映し合う。
ブーツは履いていたが、赤い革のブルゾンは着ていない。雨に濡れた着物が、彼女の身体の線を浮き立たせ、雨の匂いとも違う気配を醸し出している。
この【夢】には、あなたと、両儀式しかいない。
この【夢】がどうして成立したのかを、あなたと両儀式は理解している。
だから、あなたと彼女は、互いを認識したことで生まれた願望を、もはや隠す必要が無い。
「……どうする?」
艶めいた唇が、問いを投げかけた。
雨に湿った両儀式の肩に、あなたが手を置くと。ぴくり、と彼女のからだが反応する。
その頬に、そっと触れた。
きめ細やかな肌。黒絹のように美しい髪と、涼し気でやわらかな口元。かたちの良い
撫ぜる手を、身体の線に沿うようにゆっくり下げてゆく。肩。鎖骨。「ん……、」胸の膨らみ。両儀式は両手を下ろしたまま、あなたにされるがままに立っている。
細い眉を寄せているが、嫌がる素振りはなかった。あなたを映す双眸に、強がりを装いながらも落ち着きのない光を宿し、あなたの指が這うのを感じながら、陶器のような白い肌に朱を差している。
「…ぁ…、」
少女ではない、成熟したからだを着物の上から触っていると、両儀式の口から、微かな声がこぼれた。
眼差しが、羞恥の裏返しのように強くなる。長い睫毛が震えた。睨まれながら、次いで上質の無地の帯をした御腹、腰回り。そして臀部を
「――ぁ、…」
赤らんだ顔が近い。
目の前の女から発せられている、とろみを含んだような芳香が、あなたを深く惹きつけてゆく。
「……いいぜ」
少し、うわずった声で両儀式が言った。
沈黙が降りる。雨粒の跳ねる音を聞きながら。
あなたと両儀式のあいだで、暗黙の了解が結ばれて。
目を瞑ると、二人の距離は溶け、一つになっていた。
「―――ん、ちゅ…」
んちゅっ、ちゅ、
ちゅっ、ちゅぷ、んちゅ、
れろ…んちゅ、んぷっ、…ちゅ、ちゅう、ちゅ、ちゅぷ…♡♡
「ちゅ、んちゅっ…れろ、…んんっ…ちゅぷ…っ♡♡」
はじめは触れ合わせるだけだった唇に、おずおずと舌を割り入れる。両儀式はすぐにあなたの舌を迎え入れ、お互いの
あなたの背中に両儀式の腕が回され、あなたも両儀式の腰を抱き寄せると、よりからだを密着させながら、塞ぐように口づけを続ける。
「はむっ♡♡ …あむ…ちゅ♡♡ ちゅ…んれぇ~…れろぉ…♡♡」
あなたは唾を混ぜ合いながら、両儀式の尻肉を揉んだ。ぐに…ぐにぃ…♡♡と両手で
雨粒よりもこすれ合うキスの水音があなたの頭を満たし、両儀式のほうも、着物越しに股ぐらをあなたに擦りつけながら、
「……ん…、…は…ぁ……♡♡」
吐息が漏れる。ふっくらとした唇を、あなたの唾で濡らした両儀式は、普段の静謐さのほどけた双眸に、柔媚な光を灯している。
「……旦那さま」
両儀式の指が、あなたの大きくなった股間に伸ばされた。すり…すり…♡♡とくすぐるように撫でられる。あなたの反応を見て、悪だくみする少女のような笑みを浮かべて、囁くように言う。
「…したい、よな…?」
すり…すり…♡♡
すり…すり…♡♡
あなたの答えを聞き、両儀式が微笑んだ、そのとき。
二人しかいない停留所に、不意に影が差した。
音もなく。気配もなく。
あなたたちの視線の先には、霧から現れたように、いつの間にかバスが停まっている。
「……行こうぜ」
あなたの手を、両儀式がやさしく引いた。いきなり出現したバスを見ても、驚いている様子はない。
彼女の温かな手を握り返すと、あなたはトタン屋根の下から出て、年季の入ったステップを登った。
他の客は、誰も乗っていない。運転席を見やると、そこにも、誰の姿も無い。
あなたたちが最後尾の連結席に座ると、独りでにドアが閉じた。
濛々と煙るような霧のなかを、二人だけを乗せたバスが、ゆっくりと進み始める。
エンジンの音は静かで、シートの座り心地は、可でもなければ不可でもなかった。
「…ふふ…♡♡」
車窓から外を窺ったあなたの
すり…すり…♡♡
すり…すり…♡♡
股間を撫でられる。あっという間にファスナーを下ろされてしまい、半勃起状態だったペニスを取り出される。
しゅっ…しゅっ…♡♡
しゅっ…しゅっ…♡♡
空気に晒された肉竿は、両儀式の繊細な指遣いでシゴかれると、たちまち天を衝くように反り返った。指で作った輪っかがカリ首に引っ掛かるたびに、鈴口からは先走りの
「おっきい、ちんぽだな…♡♡」
快感に呻くあなたを下から覗き込むように確認すると、あなたの更なる欲望を見透かして微笑んだ両儀式は、雄々しいペニスに、透明感のある唇を近づけた。
亀頭に、呼気が吹きかかる。チン先から漂うつよつよなスメルを「すんすん…♡♡」と嗅いだ彼女は、顔を離すどころか近づけると、小さな口を大きく開けて。
「しゃぶってやるよ……あー…む…っ、ん♡♡ ぢゅ…ぽっ…っ♡♡」
ぬろぉ…っ♡♡と、あなたのペニスを、あたたかな口腔に呑み込んだ。
「んぢゅっ♡♡ ぢゅる…あむ、ん゛べぁ…♡♡ んぢゅっ…ぢゅちゅ、ぢゅ゛、じゅろぉ゛~~…っ♡♡」
ほかほかな粘膜に包まれ、とろとろな唾液をまぶされる。亀頭の先端に吸い付かれ、ぬめぬめの舌べろが敏感な肉竿を舐め回す。
あなたがたまらず反応すると、両儀式は笑みを深め、排泄のための器官を咥えながら頬肉をすぼめた。右手で竿元をシゴきつつ、カリ首に付着した恥垢を唾液で舐めふやかして、丁寧に舌先でこそぎ落としてゆく。
「じゅぽ、れぢゅ…っ♡♡ ぢゅちゅ゛っ、ぢゅっ、~ぢゅぽっ♡♡ ……味、すごい濃いし…♡♡ …んぢゅ、ちゅ~っ♡♡ …においも…♡♡ …これ、ちゃんと洗ってるのか…? …ちゅぽ、あむっ♡♡ んむ、ん゛ぢゅっ…んじゅ…~っ♡♡」
あなたが何か言わずとも、次いで両儀式は、より口腔の奥までチンポを導いた。ただのフェラとも違う締め付ける刺激に一物が脈打ち、声が漏れてしまう。喉肉を使ったディープな口淫をするために両儀式は完全にあなたの股間に顔を
「ぶぢゅ…ぢゅうぅ、ん゛~っぶっ♡♡ ぢゅぢれろ、じゅろぉ…れりゅうぅ、れりゅれりゅ…ちゅ゛ずす゛ぅ゛ぅ…~っ♡♡」
ベロを巻きつけ、口蓋で挟み込み、溶かすようにすすり上げる。もはやあなたのペニスで両儀式の唾液にまみれていない部分は無く、脈打つ巨大な異物を咥え込んだ両儀式の吐息は辛そうに乱れているも、あなたへのイラマチオ奉仕の熱は冷めるどころか激しさを増してゆく。
あなたは、公共の場でこっそりチンポしゃぶりしてくれる健気で従順なガールフレンドにそうするように、両儀式に感謝のほどを伝えた。
ぐっぽ♡♡ ぐっぽ♡♡
ぐっぽ♡♡ ぐっぽ♡♡
両儀式はケツ撫でセクハラを拒絶せず、むしろ押し潰れる乳首への刺激と合わせて“ぶるり♡♡”と下腹部をふるわせると、淫らな吸い付きを強めた。
「ん゛むっ、むぢゅる゛るぅぅ゛っ♡♡ ぶぼっ、えろえろえろぉ゛…♡♡ れぇろえろれろ…っ♡♡ むぢゅむぢゅむぢゅうぅ゛ぅ~~~っ…ぱぁ♡♡ …出そうなんだろ…? いいぜ、飲んでやるから…♡♡ おまえのせーえき、オレのくちマンコにぜんぶ出せ…♡♡」
やがて尿道に熱の塊が
「ん゛むぢゅ゛るうぅ゛っ♡♡ んむぢゅろっ、ぢゅぢゅっ…んふ~っん゛ぢゅ♡♡ ぢゅぼっ、ぢゅぶっ゛、ぢゅる゛ち゛ぢゅゅ゛うぅ゛うう゛~~~っ♡♡!」
あなたは両儀式の頭を押さえつけると、我慢を解放した。
びゅーっ♡♡ びゅるるるっ♡♡
どびゅ゛るるるるるる~~~っ゛っ゛♡♡♡!!
「ん゛ん゛んんん゛ぅ゛…っ゛♡♡♡!! ……っ゛♡♡ ん、んふ゛…♡♡ んふ゛………んぐっ、んぢゅっ、ん゛くっ♡♡ ん゛くっ、んぢゅ、ごく…っ………♡♡♡」
放出された濃厚な白濁を口いっぱいに受け止める両儀式は、頭を押さえつけられて立腹するでもなく、懸命にか細い喉を鳴らした。こぼれないように隙間なく頬張り、どぷっ…どぷっ…っ♡♡と注がれる傍から、あまさず胃袋へ嚥下してゆく。
あなたが手を置く両儀式の臀部は“ぴくぴく♡♡”と甘やかに弾んでおり、試しに秘所を指で突いてみると、――びくんっ♡♡――、
どゅぷるるっ…びゅるるるるっ……♡♡
…ごくっ♡♡ ごくっ♡♡ ごくっ♡♡ ごく…っ♡♡
ごくっ…………ぢゅ゛る……ぢゅる゛……ぢゅ…………ち゛…ゅっ゛……♡♡♡
「ん゛っ゛っ………♡♡」
長い吐精が終わると、鼻で大きく息をした両儀式は亀頭に吸い付いたまま、尿道に残されたザーメンをすすり上げてゆく。鼻腔と味蕾に広がるあなたの風味を堪能しながら。竿全体を舐め這わせ、丹精に唇も遣ってシゴき、隅々までしゃぶり清めると。
…ちゅぽんっ♡♡と亀頭を離し、けぽ、と小さな
「…………出し過ぎだ、ばか。……そんなに、気持ちよかったか…?」
あなたは、迷いなく首を縦に振った。
「………なら、…べつにいいけど。…………ふん…♡♡」
両儀式は、口端についていた精液をぺろりと舌で舐め取ると、照れたように唇をもにょもにょさせている。
ところであなたのペニスは、一回の射精量の多さもさることながら、復活も早かった。
一度
「…ったく…」
その様子を、赤らんだジト目で見つめていた両儀式は、じゃっかん呆れたふうに呟いた。
「……この、すけべちんぽ…♡♡」