※この作品はR-18です。

魔王化した初恋の幼馴染と、ついでに世界も救うため(棒読み)、勇者の『聖剣』と彼女の『魔剣』が激しく戦います ※ただしベッドの上で毎晩   作:黒石 直

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第四話 実験!二人だけの世界で、魔王の花は決して枯れず!

 なんでもない、二人で幸せにご飯を食べる朝。ただその日は、セシリアの目がいつもよりもはるかに輝いていることだけが違った。

 

 「根本的な話として、私の魔王の魔力を、カイの勇者の魔力で中和してるのが現状なのよね?」

 

 人差し指を立てて顔の横に構えながら、俺にそう聞いてくるセシリア。

 

「つまり、普段から魔力を大量に消費すれば、魔王の影響って弱まらないかな?」

 

 確かにそれは盲点だった。魔力なんだから魔法を使えば減るはずだ。

 

「完全に魔王の血の影響を断ち切るのは難しいかもしれないけど。その、魔王の力に囚われないまま、コントロールできるようにはなりたいの」

 

 少し必死な様子で、セシリアはそう言う。

 

「ねえ、どこかで魔法を多めに使いたいからつきあってくれない?」

 

 

 

 転移魔法で街を移動しながら、冒険者ギルドで魔物が多く発生しているところはないかの情報を集めていく。

 

 そのうちに、北の方にある街ひとつの本当に小さな国が、周囲の森で魔物が大量発生し、存亡の危機にあるという情報を得た。

 

 早速その国に転移する。

 

 

 

 街の中は、絶望的な空気しか流れてなかった。

 

 まだ街への被害は出ていないのだろうが、兵士たちは疲弊し切り、目が虚ろになっている。

 

 人々に表情はない。

 

 それでも所々に、まだ瞳から光が失われていない人々もいる。

 

 そういう人に冒険者ギルドの場所を聞く。

 

「あははは……こんな滅びるしかない場所に来る冒険者かよ。そんなヤツ、ここに来るまでもなく近々死ぬわな」

 

 死んだ目をしてる酔っ払いが、大声でわめく。

 

 俺達は気にもとめず、冒険者ギルドに行き、その戸を開いた。

 

 

 

 冒険者ギルドの中は閑散としてた。

 

 そりゃそうだ、依頼を出す人も、それを受ける冒険者も、とっくに逃げ出している。

 

 ギルドの職員も多くは去ったのだろうが、それでも残っている職員の目つきは力強い。

 

 受付に唯一いる、若い女性に声をかける。

 

「こちらは冒険者ギルドですが、どんな御用でしょうか?」

 

 不審な人を見るような目で、こちらを見る。

 

 それはそうだ。こんな時にここに来る冒険者は、自殺志願者か、気が狂ってるか、火事場泥棒のいずれかだろう。

 

 まあ俺達も、魔力を使い果たす実験をする為にここまで来てるのだから、気狂いの一種には違いないだろうが。

 

 自覚はあるので、何も言わずにギルドカードを提示する。

 

 冒険者にとっての身分証明書でもあるギルドカード。そこに書いてあるSSSの文字を見て、受付の女性は怪訝そうな顔をする。

 

「SSSなんてそんなランク……いえ、ひとりだけ!そんな、まさか!?」

 

 なにかに気づいた彼女は、大声で奥にいるギルドマスターを呼んだ。

 

 

 

 

 

「まさか、勇者カイ様にこの街に来ていただけるとは……

 」

 

 ギルドマスターである40歳頃の精悍な男性が俺に頭を下げる。顔や腕に傷があり、筋骨隆々。

 

 おそらく元冒険者、それも立ち居振る舞いからかなりの実力者だったのだろうと予想が着く。

 

 だがそんな彼でも、疲れ切り、その瞳の光はかなり弱いものになっている。

 

「挨拶はいい。手っ取り早く魔物を倒したい。状況の説明をまずしてくれ」

 

 

 

 状況は、小さな国には絶望的だろう。

 

 城下町の北側に広大な森がある。当初はそこから散発的に魔物が飛び出してきてた。

 

 それでも対応に苦慮していたが、魔物たちの食料が不足するにつれ、群れを成し、この街を狙ってきた。

 

 千単位の魔物の群れが、四部隊確認できている。しかもこの状況はおそらく

 

「ここね」

 

 セシリアが地図の、森の中心付近を指さす。

 

「ああ、そこだろうね。強大な魔力を感じる位置と一致するし、おそらくここに上級悪魔かそれと同レベルのがいる。その影響によるこの事態だろうな」

 

 ギルドの人達が頭を抱える。上級悪魔は大国が一軍を振り分けてようやく殲滅できる存在だ。この国の戦力では為す術がない。だが

 

「ちょうどいいな。雑魚が大量なら、セシリア、君の得意分野だ。そちらは任せるよ。上級悪魔らしきものは俺が狩る」

 

「あら、私でも何とか倒せるとは思うのだけれど」

 

「いや、君では危険があるのをわかってて、妻に任せっきりになんて出来ないさ。1対1なら俺の方が得意だし。せめて、少しは妻にかっこいいところ見せたいから」

 

「……そんな。カッコイイところだなんて。カイは十分……」

 

 セシリアが赤面して呟く。

 

 俺も、つい恥ずかしくなってしまう。

 

「……じゃ、じゃあ、早速出発、の前に負傷者を治していこう。セシリアも回復魔法は使えるだろ?さあ、負傷者を治療してるところに案内してくれ」

 

 照れ隠しで言って周りを見て、二人の世界に入った俺たちに周りが唖然としていることに、ようやく気づいてしまった。 

 

 

 

 

「闇よ、罪の形を成し、地を這うモノの血を地に環せ!聖者の断末(エリ・エリ・レマ・サバクタニ)!」

 

 闇が辺りに漂い、それが無数の槍となる。この魔法ひとつで、何百という魔物の命が散った。

 

「さすがに本体となると数が多いわね」

 

 そういうとセシリアは、人間には聞こえない音で魔法詠唱を始めた。

 

 そういえば仲間の魔道士 メアリーが言っていた。彼女は魔王という存在の研究の第一人者でもある。その研究の結果、魔王の血や魔力に、代々の魔王の経験や記憶が残っていると。

 

 当代の魔王はその度、ハッキリとした記憶は受け継がれずとも、魔法に関する記憶や膨大な魔力がうけつがれる。

 

 そして、これが過去の魔王の存在を魔力で再現し、同時に魔法を詠唱することで複数の魔法を同時発動する技。

 

「煉獄(ステラ・プリフィカティオニス)!/|絶対零度の風(モンド・センザ・スオーノ)!/赤眼の王の怒り(カイ・プラエシディオ・ボルンタテム)!」

 

 例えメアリーのような稀代の魔導師であったとしても、人間の身ではひとつとして扱えない魔法。それを3つ同時に発動する。

 

 勇者である俺は、魔法以外に体術や剣技にも優れている。しかし魔力が無尽蔵にあり、王たる存在である魔王は、その力が魔法に特化している。

 

 いわば魔王の血とは、何千年にもわたる稀代の魔道士たちの研究成果が余すところなく受け継がれた、生きた魔道の秘伝書なのだ。

 

 何千もの魔物の群れが、一瞬で灰燼にと帰していく。

 

「やるね、さすがセシリア」

 

「あら、勇者様にお褒めいただき光栄ですわ」

 

 おどけながらも優雅に礼をするセシリア。村娘ではあったが、その後名実ともに一国の王となったため、このような所作は板に着いている。

 

 俺達にはこんなふうにふざける余裕がある。それが今みたいに普段着で、剣を鞘に収めた状態で、強大な闇が眼前に存在している状況でも。

 

「アアアア、ニクイ、コノセカイハ、ワレワレノ」

 

「その先を言う必要はないよ」

 

 俺が剣を鞘(・)に(・)収(・)め(・)る(・)音(・)が響き、そして闇たる存在は42の肉塊に切り分けられる。

 

「ふう、終わり。セシリア、魔力の感じはどう?」

 

 セシリアは首を横に振る。

 

「減ってる感じがしないし、むしろあなたを見てたら、回復した感じすらするわ」

 

 青い瞳に、僅かに赤い光が混ざる。

 

「ええ、どうしよう」

 

「そうね、もっと大きな魔法を使って、一気に魔力を減らしてみましょうかしら?」

 

「かといって大規模な攻撃魔法を使ったら、大変なことになるよ」

 

「いえ、それ以外の魔法。実験段階の魔法だけど、一時的に我が家を世界から切り離して異空間にしてみるのはどう?」

 

「それは魔力消費が大きいの?それに安全性は?」

 

「安全性は問題ないわ。擬似的な空間断絶だから、魔力が切れれば元どうりだし。魔力消費もかなりのはずよ」

 

「そっか、じゃあ一刻も早く戻って、魔法使ってみよう……と言いたいところだけど、魔物を倒したと報告はしないとだな」

 

 まだ僅かに蠢く、元上級悪魔だった肉塊を、聖魔法で完全に灰にしつつ転移魔法で街に戻る。

 

 

 

 

 

 俺達はギルドに転移し、手短にだいたいの魔物の位置と数、上級悪魔がおりその影響で魔物が大量に生まれたこと、そしてその全てを倒したことを説明する。

 

「あ~、悪魔を倒したと言っても影響の残滓で多少魔物が出やすくなってるので、一応警戒は怠らないでください。多少の討ち漏らしはあるかもしれないし」

 

 ギルドの幹部たちは呆然としている。

 

 しかし、城から見える範囲の敵が一瞬で、人知を超えるレベルの強烈な魔法で全滅し、それ以上の規模の魔法が敵がいると想定される場所で何度も確認された。

 

 そしてその俺たちが衣服の汚れひとつなく、ここに居る。

 

 俺たちが本当に倒したことに疑いはないようだ。

 

「この国を救ってくれて感謝する。ここから先はもちろん我々で何とかする。だが、してくれたことに対して相応しい報酬がギルドでは……その……」

 

 セシリアが俺の耳元で小声で、「ここしばらくはギルドの活動も滞り、このギルド内の蓄えを削って何とかしていたのでしょうね」と囁く。

 

 つまり払おうにも払えるものがないということか。

 

「報酬は要らない。もし資金があるなら、この国の復興にあててくれ」

 

 当然だ。実験のために来ただけだし、金がどうこうとなると話が長くなる。俺は早くセシリアと二人きりになりたいんだ。

 

「し、しかし!それではあまりにも!」

 

「話は終わりだ、俺達は早く家に帰りたいのでな」

 

 セシリアがくすくす笑いながら「どっちがお金を払う立場なのか。普通と逆ね」と小声で呟く。

 

「それと、我が国の王が貴方にお礼を申し上げたいと、この場に参っております」

 

 王か。あの王と違い、自ら来るところは好感が持てるけど、積極的に会いたくは無いな。

 

「礼も不要。俺は」「分かりました。お会いすると勇者様は申しておりますわ」

 

 俺の言葉をさえぎり、セシリアが答える。

 

 彼女は袖口で隠しながら俺の耳元に口をよせ、小声で

 

「だめよ。王が自ら足を運び、頭を下げてきたの。しかも、この状況でもこの国には、希望を捨ててない人はそれなりに居たわ。それはこの国の王が賢く慕われている人である証。それを無下に扱うことは、あまりにも礼を失した行いよ」

 

と囁く。

 

 

 

 会議室に王が入ってくる。

 

 かなり老齢の、人の良さそうな人物だ。

 

 王は礼の口上とともに、頭を下げる。その姿に、周囲がどよめく。

 

 そりゃそうだ。一介の冒険者に王が頭を下げるなど。

 

 王への応対は、自身も王であったセシリアがすることにした。

 

「正直に言えば、勇者様は金銭等の礼は望みませぬし、できればこの国を救ったことも内密にしていただきたいと望んでいます。この国にたどり着いたのは本当に偶然ですし、むしろ救えていない人々の方が多いでしょう。あるいは、他の同じような状況下の国にとっても」

 

 セシリアの言に、周囲の人は驚きを隠さない。

 

「なので変な話、功績が広まる中で勇者カイという存在が偶像化し、救われなかった人々の恨みを、勇者様が逆に買ってしまう事態は避けたいのです。」

 

 かなり打算的な要求をしているのだけど、この会議室にいる人々は涙を流し、跪いている。

 

 金も名誉も求めない清廉な救世主、彼らの目には俺たちは、そのように映っているのだろう。 

 

 うん、面倒だから早く帰りたい。 

 

 

 

 やっと家に帰ってきた。その頃にはもう辺りはすっかり暗くなっていた。

 

「大規模魔法の実験もしたいけど、ご飯どうしよう?」

 

「先に実験をしてしまうわ」

 

 そういうと、先程と同じく人には認識できない音で魔法を唱え始めた。

 

 ひとつの魔法のために複数詠唱をするのか、それはたしかにすごい魔法だ。

 

 そして魔法が発動する。

 

 

 

 窓から外を見ると、果ての無い闇しか見えない。

 

 玄関の戸を開けようにもあかない。

 

 窓は空いたが、その外に手を伸ばすと、闇の中に俺の手は消る。闇から手を出せば、元通り。

 

 たしかに空間そのものが、隔絶されたようだ。

 

「こんな魔法があるなんて、すごい!セシリア、魔力は使い果たせた?」

 

 あまりにすごい魔法に興奮しながらセシリアの方を向くと、 赤い目の彼女は既に全裸になっており、その内ももを愛液がつたい落ちていた。

 

「ええ、あの上級悪魔をあなたが倒したのを見た時から昂って。あなたを想うと魔力が回復して溢れてきて。抑えるのが大変で、早くふたりになりたかったのよ」

 

 あれえ?魔力を使い果たすという実験はどうなったの?

 

 

 

 椅子に座り、足を広げる魔王の前に跪き、奉仕をする。

 

 女性器を舐め、愛液で濡らした指でおしりの穴に触れ、触れるか触れないかの距離で内ももを撫で、女性器に指を挿入しながらクリトリスを舐める。

 

 クリトリスが勃起してきたのが見える。包皮を唇でむき、舌先で優しく先端を刺激する。

 

「あっ、いい。またイっちゃう」

 

 彼女は甘い声でそう呟き、軽く身体を震わせる。

 

「さすが私の妻。御奉仕が上手」

 

 と言っているが、本当にさっきから軽くイってるだけで、まだ余裕があるようだ。

 

 そして彼女の足が、俺のちんぽに伸びる。

 

「あっ……」

 

 彼女の足は、器用に俺のちんぽの皮を剥き、先端を足の裏でなでてくる。

 

「あいかわらずクリトリスが敏感ね」

 

 我慢汁を足の裏で亀頭全体にぬりこみ、足ではさみ、しごきあげる

 

「あっ、あああっ……」

 

「どうしたの?旦那様に対する御奉仕の手が止まってるわよ?」

 

 昨夜、セシリアに完全にメスにされた俺は、奉仕のため必死に指と口を動かす。

 

「くすっ、不満だけど、でも妻が必死に頑張ってる姿は好感が持てるわ。それに、やっぱりカイは女の子だから、動けないままイく早漏包茎ちんぽでの御奉仕よりは、快感に震えて集中できてなくても、手や口の御奉仕のが上手だし」

 

 セシリアの辱めに対して、悔しいが何も言うことができない。

 

「うふふ。あなたはもう男の人として私を感じさせることは、できないものね」

 

 だけど。

 

 それでも。

 

 俺はもう、魔王には負けないと決意したんだ!

 

 

 

「あら、勇者様はあくまでも聖剣(ちんぽ)で私に抗うのね」

 

 跪く体勢から膝立ちになり、魔王のまんこに勃起したちんぽを当てる。

 

 そして、ゆっくりと腰を前に押し出していく。

 

「あはぁ、勇者様の聖剣(おちんちん)、入ってきたぁ。一生他の女が知ることはない、私だけの聖剣(ちんぽ)」

 

 余裕そうに喜びの声をあげる魔王。しかし、もともと興奮で紅潮していたその顔が、さらに濃く色づいていくのを見逃さなかった。 

 

 最初はゆっくりと、彼女の膣の入り口付近を責める。

 

 指でする時に責める彼女の弱点のひとつ。それを挿入する時に亀頭で軽く押しながら擦り、逆に抜く時にはカリでひっかけてはじく。そうしながら、ゆっくりと抽挿を繰り返す。

 

「あはっ、勇者様はじっくり攻める戦法なの?そうよね、勢いで攻めたら早漏だからあっという間……あっ!ああっ!」

 

 余裕そうに挑発するセシリアの瞳を見ながら、突如として指では届かない彼女の奥の弱点を勢いよく攻める。

 

「あっ!あっ!あっ!そ、そこっ!」

 

 彼女は震えながら感じるが、また入口付近のゆったりとした責めに戻す。

 

「あっ!そんな!なんで!?」

 

 彼女をゆったりと責め、時々強く動き、そしてまたやったりとした責めに戻す。

 

 何度か軽く震えてイく。しかし、深くはイかせない。

 

 そうして何度も甘イキさせているうちに、ちんぽの先が今まで当たるだけだった一番奥に、強く刺激を与えられるようになってきた。

 

 ちんぽの先で、子宮口の形を感じる。

 

 セシリアもそれを感じているようだ。

 

「ああ、私のお腹の赤ちゃんのお部屋、下がってきてる。カイとの赤ちゃんが欲しいって、精液を迎えに行ってる」

 

 うっとりとした目で呟く。

 

「あのね、今あなたの聖剣が入ってるところは全部、あなたの指や舌や、私の指を入れて浮気してるけど。そこから先は、あなたと私の子供を授かるまでは、あなたの精液以外が絶対入らないところだから。だから、あなたの愛を1滴残らず注いで」

 

 そういってセシリアは俺を強く抱きしめる。

 

 腰を早く動かし、セシリアの一番奥を突く強さを上げる。

 

 そして

 

「あっ!あぁぁぁぁーーーーーーっ!!!!」

 

 絶頂するセシリアの一番奥に、精を放った。

 

 

 

 絶頂して脱力感に覆われる。

 

 セシリアも肩で息をしている。

 

 だけど

 

 セシリアの腟内だけが蠢いていた。

 

 

 

「待って。俺、イったばかり……」

 

 しかしセシリアは息を荒らげたまま何も答えない。

 

 ただ、初めての時、俺に抵抗の余地なくイかせた彼女の名器だけが、今回も一匹の生き物であるかのように蠢いている。

 

「ううっ……!」

 

 イッたばかりで先端は敏感なままだが、しかし彼女の名器に無理やり勃たされる。

 

「おねがい。一滴残らず、私の赤ちゃんのお部屋にかけて」

 

 セシリアの燃えるような赤い目が涙で濡れている。その光景に、もう体は抵抗できなくなった。

 

 動く余裕もなく彼女の腟内に絞られ、あるいはひだに擦り挙げられ、否応なしに感じさせられる。

 

「うっ!あぁぁぁっ!!」

 

 最初の時と同じく、動くことすら出来ないままイかされる。

 

 それでも彼女の責め手は緩まない。

 

 

 

 あれから何度もイかされた。

 

 何とか反撃を試みようと動くと、激しい責め手でイかされる。何とか耐えようと動きを止めてもイかされる。

 

 もうイきすぎてちんちんが痛い。

 

「もう許して、セシリア。これ以上は出ないよ」

 

 泣きながら許しを乞う俺に

 

「どうして?カイの腰、動いてるよ」

 

 と彼女は指摘する。

 

 もう辛いのに、もう勃たないのに。

 

 なのに無理やり勃たされて、彼女の名器が与える快感を求めることに、抗えない。

 

 泣きながら俺は、さらにイかされた。

 

 

 

 

「本当に許して、もう勃たない……」

 

 泣いて謝る俺の足首をセシリアは掴み、持ち上げた。

 

 そしておしりに指を入れ、前立腺を刺激する。

 

「ああっ!!!」

 

 無理やり勃たされたちんぽを見て

 

「大丈夫。まだ勃つから、もっとあなたの子種ちょうだい」

 

 仰向けの俺の下腹部に跨り、自ら挿入する。

 

 ただ泣くだけの俺の上で、胸を揺らしながら嬉しそうに跳ねる彼女の瞳は、俺がまばたきする度に赤にも青にも変わった。

 

 

 

 セシリアをお姫様抱っこしながらお風呂に入る。

 

 昨日は、魔王に男としての格の違いを見せつけられて、さらに魔王ではないセシリア自身にも女の子として可愛がられて、完全にメスになった。

 

 そして今日は。男として、女であるセシリアを最後まで満足させることが出来なかった。

 

 男として完膚なきまでに負けた。

 

 そう落ち込む俺とは裏腹に、セシリアは何度も好きといいながら、俺の頬や額やまぶたや唇にキスをし続ける。

 

「うれしいっ。女の子として愛されることを諦めてたのに。こんなに、力尽きるまで女の子として愛してくれて。」

 

 彼女の瞳は幸福に満ちている。

 

「世界一素敵な人に、こんなに愛されて。実感するの、私は本当に、世界一幸せな女の子なんだって」

 

 次こそは勝つと胸に誓った俺だったけど。

 

 でも、セシリアのこの笑顔を見てると、多分世界一幸せな人は、セシリアではなく俺だろうと思った。




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以下は余談ですが。
設定上勇者カイは世界最強で、実際祖国の軍が束になっても敵わないという彼のセリフは事実です。
という所を今回の第四話で出したので、オマージュとして「その先を言う必要は無いよ」というセリフを入れています(江田島塾長ですね)

以上、どうでもいい後書きでした
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