もし、ヒロイン達が『最後の一線♡』を超えたなら 〜キスシーンで終わり? 朝チュンでごまかす? …「お約束」で守られた純潔なんて、もう、いらない♡〜 作:のびすけ。
あたしの、生まれて初めての、精一杯のおねだり。
心臓が、口から飛び出しそうなくらい、ドキドキしてる。
お兄ちゃんは、一瞬だけ、目を丸くしてあたしを見ていた。
…やっぱり、引かれちゃった、かな…?
不安が胸をよぎった、その時。
お兄ちゃんは、なにも言わずに、あたしの身体をぎゅっと、強く、抱きしめてくれた。 耳元で、優しい声が聞こえる。
「…うん。翼のぜんぶ、俺にちょうだい」
その一言で、あたしの全身から、ふっと力が抜けていく。
よかった…。 次の瞬間、あたしの身体が、ふわりと宙に浮いた。
「えっ!?きゃっ!」 「ちょっとだけ、場所、変えような」
お兄ちゃんは、あたしのこと、正面からひょいと抱っこする。
いわゆる、お姫様だっこってやつだ。
うそ、少女漫画でしか見たことない…! 彼の首に腕を回しながら、あたしは熱くなった顔を、彼の肩にうずめた。
連れてこられたのは、お兄ちゃんの部屋。
知ってるはずの部屋なのに、なんだか、全然違う場所みたいに見える。
ベッドのそばまで来ると、彼はゆっくり、ゆっくりと、あたしをシーツの上に寝かせた。
上から、彼が覆いかぶさってくる。 ドキドキして、目をぎゅっとつぶると、唇に、優しいキスが降ってきた。
何度も、何度も、角度を変えて、啄むようなキス。
そのキスをされながら、彼の手が、あたしの服の上から、そっとおっぱいを揉んだ。
「ひゃぅっ…!♡」
変な声が出ちゃった。
直接じゃないのに、心臓まできゅーって掴まれたみたいに、身体が跳ねる。
「…つばさのおっぱい、柔らかいな」
「…や、だ…。まだ、ちいさい、もん…はずかしい、から…」
「小さいことないよ。俺は、翼のぜんぶが好き。…だから、見せてほしいな」
お願い、するみたいに、優しく言われる。
そんなの、断れるわけ、ないじゃん…。
あたしが、こくり、と頷くと、彼がゆっくりと、あたしの服に手をかけた。
一枚、一枚、服が脱がされていくたびに、心臓が大きく鳴る。
ブラとショーツだけになったあたしを見て、お兄ちゃんは「…きれいだ」って、呟いた。
「…ずっと、こうしたかった。夢にまで見てたよ」
「お兄ちゃん…」
「翼のぜんぶ、俺だけに見せて」
ブラのホックに、彼が指をかける。
パチン、と小さな音がして、あたしの胸が、完全に無防備になった。
(…みられ、てる)
小さいおっぱい。
全然、自信なんかない。
恥ずかしくて、腕で隠そうとしたら、その腕を、優しく掴まれた。
「…だめ。隠さないで。すっごく、綺麗だよ」
彼の手が、おっぱいのまわりを、ふわふわって撫でる。
それから、真ん中にある、硬くなったところ…乳首のまわりを、指の腹でくるくると、なぞった。
「んっ…ふ、ぁ…♡」
なにこれ、なんか、変な感じ…。 お腹の奥が、むずむずする。
そして、彼が、両方のおっぱいにある、その硬いところを、指で、きゅっと、同時につまんだ。
「ひゃあああっ!?」
今まで感じたことのない、鋭い感覚が、背中を駆け抜けた。
身体が、びくんっ、て大きく震える。 息が、うまくできない。
「こっちの、おっぱいは…キスしてあげる」
そう言って、彼は右胸に顔をうずめて、乳首を、ちゅ、と吸った。
「あ、あああああんっ!♡♡」
それと同時に、左のおっぱいの乳首を、指できゅっきゅって、つまんだり、弾いたり、押しつぶしたりする。
右と左から、全然違う、すごい感覚が、同時にやってくる。
「だ、だめっ…!むり、へん、になっちゃ…あ、あああああっ!」
気持ち良すぎて、もう我慢なんてできない。
頭が、真っ白になる。
自分がなんて喘いでるのかも、もう、わかんない。
(あ、あ、あ、あ…!)
その瞬間。
身体の奥の奥で、なにかが、ぱちん、て弾けた。
目の前が、キラキラした光でいっぱいになって、あたしの身体は、意思とは関係なく、びくんっ、びくんっ、て大きく痙攣した。
「はっ、はぁっ、ひぐっ、うぅ…」
痙攣が収まったあと、あたしはぐったりと、シーツに沈んでいた。
涙が、勝手に出てくる。
なに、今の? 身体が、あたしのものじゃなくなったみたいだった。
気持ち、よかった…の、かな…?
混乱しているあたしに、お兄ちゃんが、汗で濡れた前髪を優しく撫でてくれた。
「…翼。大丈夫だよ。今ね、すっごく気持ちよくなって、『イった』んだ」 「…イった…?」
聞いたこと、ある。
雑誌の恋愛特集とかで、見たことある言葉。
(そっか…。今の、キラキラしたのが、『イく』ってことなんだ…)
(うそ…。あたし、お兄ちゃんに、おっぱい触られただけで…?)
自分の身体なのに、全然知らないことばっかりだ。
でも、一つだけ、わかったことがある。
(あたしの初めては…お兄ちゃんに、イかされちゃったんだ…♡)
その事実が、恥ずかしいけど、たまらなく、嬉しかった。
あたしの初めてを、お兄ちゃんが優しく受け止めてくれる。
その事実だけで、胸がいっぱいだった。
ぐったりしているあたしの身体を、お兄ちゃんはまるで宝物みたいに、そっと撫で始めてくれる。
「…翼のぜんぶ、もっと教えて」
そう言って、彼はあたしの耳たぶに、ちゅ、とキスをした。
「ひゃっ…♡」
びく、と身体が震える。
そのまま、耳の裏側を、舌でぺろりと舐められた。
ぞわぞわーって、背中に変な電気が走る。
「ん、んぅ…♡」
彼の顔が、少し下にずれて、今度はあたしの脇の下に顔をうずめた。
くんくん、て匂いを嗅がれて、そのまま、舐められる。
(うそっ!?脇の下!?)
(きょ、今日、お風呂まだ入ってないのに…!汗の匂い、しないかな…!?)
恥ずかしくて、身体をよじって逃げようとしたけど、お兄ちゃんは「大丈夫。翼の匂い、好きだよ」って、全部お見通しみたいに笑った。
もう、なにもかも、この人には敵わないや…。
そのまま、もう一度、彼の手があたしのおっぱいに伸びてくる。
さっき、すごいことになっちゃった場所。
今度は、もっと優しく、ふわふわって揉まれる。
気持ちよくて、思わず、んぅ…♡って声が漏れちゃった。
指が、乳首のまわりを、くるくるなぞる。
あとちょっとで先に触れる、ってところで、指が離れて、また外側に戻っていく。
「ん、あ…♡」
意地悪。 すごく、意地悪だ。
でも、そのじらされてる感じが、また、お腹の奥をむずむずさせる。
何回かそれを繰り返したあと、彼はあたしの両方の乳首を、きゅっと強く吸った。
「あああああんっ!♡♡」
さっきイったばっかりなのに、また、同じようなすごい感覚が身体を突き抜けそうになる。 今度は、おへそをぺろぺろ舐められて、脇腹とか、お腹とか、ぜんぶ優しくなでなでされる。
くすぐったくて、気持ちよくて、もう、どうにかなっちゃいそう。
彼の手が、あたしのお尻を、わしづかみに揉んだ。
ぷにぷに、って柔らかい感触。
そのまま、指が、お尻の割れ目に、すーって入ってくる。
(え、え、うそ、そこは…!)
指が、お尻の穴のあたりを、きゅ、きゅ、って押す。
(だ、だめ!そこ、うんちするところ…!今日、しちゃったし…!)
パニックになって、ダメって言おうとした。 でも、指はもう、そこを優しく撫でてる。
(…恥ずかしい…)
(…けど、お兄ちゃんなら…いっか…♡)
なんだか、あたしのダメなところも、恥ずかしいところも、全部お兄ちゃんなら受け止めてくれる気がして、身体から力が抜けていった。
彼の手は、あたしの太ももをゆっくりと撫でて、何回もキスされる。
そして、ついに。
まだ履いたままだった、パンツの上に、彼の手が置かれた。
「んんっ…!♡」
手のひら全体で、あたしのいちばん大事な場所を、上から優しくこすられる。
そのまま、指が、真ん中にある、一番ぷっくりしたところに、狙いを定めた。
そこを、パンツの上から、ぐり、ぐりと押し付けられる。
びちゃ、びちゃ…。
(え…?なに、この音…)
あたしのパンツが、すごく、濡れてる。
こんなことになったの、初めて。
恥ずかしいけど、彼がそこを撫でるたびに、お腹の奥から、もっとじゅわあって、あったかいのが溢れてくる。
「あ、あ、あ…♡♡」
そこを撫でられると、すごく、気持ちいい。
そして、わかった。
さっきの、あの、キラキラした『イク』感覚が、また近づいてきてるのが。
「お、お兄、ちゃん…!また、きそう…!さっきの、キラキラしたの…!」
「うん。我慢しなくていいよ、翼。もっと気持ちよくなっていいんだ」
「…うんっ…!」
お兄ちゃんの言葉に、あたしは素直に頷いた。
彼が、指の動きを、少しだけ早くする。
「ああああああんっ!イく、イっちゃううううっ!!♡♡」
びくんっ、びくんっ!て、身体がまた痙攣する。
さっきよりも、もっと長くて、もっと深い、キラキラ。
頭の芯が、じーんって痺れてる。
(…さっきより、もっと、気持ちよかった…かも…)
二回目の絶頂の余韻の中で、あたしはぼんやりと、そんなことを考えていた。